葉玲夢中学校に入学したら起こること

シャープローズ

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1.入学初日

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「初めまして。東京都春日第五小学校からやってきた××です。よろしくお願いします」
入学式後の教室であいさつすると、ひときわ注目を浴びる。

今年、葉玲夢中学の新入生は5人しかいない。ほかの4人は女子生徒で、男子生徒はxxだけである。
注目を浴びた理由は、唯一の男子だからという理由だけではない。ほかの4人は近くの野菊山小学校から進学しているため、都会から引っ越してきたxxはいわば部外者なのである。

東京はどんなとこ?
芸能人とか街を歩いてるの?
大きなビルはいっぱい建ってるの?

自己紹介が終わると、早速質問責めに遭った。
東京へのイメージがかなり肥大化しているらしい。
一つひとつの質問に答えていく。
正直田舎の中学校でなじめるか不安だったが、心配は杞憂に終わった。

ホームルームが終わると、帰宅となる。
家の場所を教えると、ミナミとヒロエが同じ方向ということで一緒に帰る流れとなった。
「みんな仲良さそうだね?」
「そっかなぁ。普通だと思うけど」
ミナミがかばんを背負いなおす。
ホームルームの延長のように、東京についての質問を答えていると、あっという間に自宅が見えてきた。
「××君ここに引っ越してきたんだ!」
ヒロエが2階建ての家を指さす。
この家は15年前くらいに建てられたらしい。元々住んでいた家族が高校進学と共に引っ越したため、しばらく空き家になっていたというが、築15年とは思えないほどきれいな内装である。
「私の家はここだよ」
ミナミが隣の2階建てを指さす。隣とはいっても、50メートルくらいは離れている。都会ではありえない贅沢な土地の使い方をしている。
ヒロエは、ミナミの向かいの家を指して私の家だと教えてくれる。ちなみに、学校を挟んで反対側にあるカナとミツキの家も隣り合っているらしい。
「じゃあね」
といってそれぞれの家に入っていく。

初日から同級生全員の名前を覚えることができ、不安は大分解消された。
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