異世界探訪!~VRMMOプレイ記~

劉竜

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第8章

4話~華燐がチートクラスの強さだった件について・2~

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 俺とミユのPvPが始まり、今一進一退の状況が続いていた。一進一退の状況が続いていた理由は、回復、支援のみ行っている華燐がとてつもない性能の補助魔法を使ってくるからだ(ちなみに華燐には戦闘前に回復のみお願いといったら駄々をこねたので「じゃあ支援もお願い」と言ったら駄々をこねるのをやめた。全くもって不思議だなぁ。あ、サイズは五十センチ程度の大きさになってもらえた。本人は「コレガゲンカイダ。スマヌ」と言っていた)。
 その補助魔法と元々の防御の高さでダメージは一桁。おまけに一。じゃあなんで一進一退なのかっていうと、攻撃が当たらないことが理由。どんなに攻撃しても後ろにさがろうとするので、互いに決定的な攻撃が与えられない状態が続いてる。ん?『光反砕』使えよって?いや、使ったら勝ち確だもの。え?前使ったろうがって?気のせい気のせい。第一、あのときのは、鈴さんが種を知らなかったから通用したわけで。わかってる相手には通用しないことはわかるでしょ?あ、先に言っておく。『守護の王』も使わないことにしてる。『守護の王』つかったらダメージが通らないし。そういった相手への対策をするなら全員で集まってするよ。その方が効率はいいしな。
 長々と話していたが、現状はさっきまでと変わり無し。なので魔法を使うことにした。メイも使ってたホーミング性能のある魔法である『ブラストレーザー』を使う。そしてその結果は…ミユにヒット。体力を二割ほど削った。まあ、当たったのは流れ弾なんだが。しかしこれは以外と使えるので連続で使用。そのお陰でミユに一発だけクリーンヒットした。流れ弾は…大体三割くらいが明後日の方に行った。内一割弱がほぼ真横の方面に飛んでいった。最後に『メテオバーン』を使い、一気に決めにかかる。詠唱時間がかかるので、その間にミユも攻撃を仕掛けてくるが、馬鹿みたいにあげられた防御でほぼ無傷。詠唱が止められるようなダメージではなかった。
 詠唱が完了し『メテオバーン』を発動。発動と同時に空から百にもなりそうな数の隕石が落ちてきて、ミユの回りに落ちていく。まさに流星群!なんていってる暇ができるほどの威力。破壊力。そして、派手。とまぁ、隕石の落下がおさまって煙が晴れてくると、ミユは倒れていた。体力ゲージ的にはほぼからだったので、降参を薦める。勿論、範囲魔法の詠唱を完了させて。
 幸い、ミユが降参したので悪党的なことはせずに済んだ。本当はやりたくなかったことだからな、良かった良かった。
 次はゴロウ、カナ。で、最後にシノンとミユ。
一気に話が飛ぶが、PvPの結果はゴロウ対カナはゴロウの勝利。ゴロウが常に間合いを詰めてゴリ押しで勝っていた。シノン対ミユは以外にもミユの勝利。しょっぱなでっかい魔法を撃ったんだけど、クリティカルだーなんだーがついてミーちゃんが一瞬にしてノックアウト。こうなれば勝つのはどっちかは見えている。しかし、完全に運が悪かった、としか言いようがない
 で、ここで全勝した同士でPvPをすることになった。発案者は華燐。本気で戦いたい!ということなので、俺が後方からの支援にまわる。元々、こういう役回りもこなす必要があったタイプのキャラだったから良いんだがね。えーと、ソーサラーは…ホーリーナイトほど強力ではないけど回復魔法も一応あるから、それを引っ張り出して使う。あとは簡単なバフ。デバフは…正直言って今後も使うことがなさそうなので放置。あくまでも個人の経験値を増やそうってことだから。後方での立ち回りもできた方が他のパーティと大きなパーティを組むときにやることが増えるだろう。前も後ろもこなせるなら万が一ヒーラー役が倒れてもパーティ内の回復を担える。ちなみにソーサラーは一応蘇生魔法もある。しかし、詠唱が全魔法の中で最も長く、消費するSPも多い。その代わり、蘇生確定、蘇生後攻撃上昇の恩恵があるが。ただ、クールタイムや詠唱時間、SP消費、蘇生確率を考えるとホーリーナイトの蘇生魔法には劣るだろう。ホーリーナイトのものは、蘇生率九割のかわりに、詠唱時間は数秒、クールタイムも一次職の魔法使いの最長詠唱時間の一分である。更に蘇生後体力全回復、防御上昇の恩恵がある。守りか攻めか、どちらかに特化したためのものなんだろうな、きっと。
 メイも華燐も俺も準備が整ったので、PvPを始める。五、四、三、二、一…スタート!
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