異世界探訪!~VRMMOプレイ記~

劉竜

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第8章

6話~地下ダンジョンにて~

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 反省会が終わりログアウトした翌日。早速クリメトス城地下ダンジョンで二人一組でダンジョンを進んでもらう。昨日の通り、俺とミユ、メイとゴロウ、シノンとカナの三組で進む。
 三組に別れて進むこと数分。現在、三つの集団と戦闘をした。まぁ、最初はソロで挑んだこともあるから二人になるだけでかなり楽だ。ミユの方は人数が減ったから戦いにくそうだが。ここが元々ソロ目線でやってたかパーティ目線でやってたかの違いだよな、なんてことを考えながら今戦闘をしているカエルのモンスター五体を葬る。
「そろそろ休憩するか?大丈夫ならもう少し進むが」
「大丈夫、まだいけるよ。ただ、お腹は空いたけど…」
むむ、今料理なんて無いんだが…ん、まてよ、ラビットンの肉ならあるな…よし、華燐に協力してもらおう。
「なあ、華燐。料理する程度の火は出せるか?」
「イマノジョウタイナラバカノウダ。ナニヲスルノダ?」
「いや、肉を焼こうと思って。包丁代わりならこれがあるし」
そう言って取り出したのは以前龍の巣窟にて手にいれた鱗。以外と鋭いので包丁代わりに使えそうだったから持っていた。
 てなわけで、調理開始。といっても、スジ切りをして焼くだけなので省略。で、完成したのはラビットンのステーキ。簡易皿にのせてミユに差し出すと、かなりの勢いで平らげてしまった。いや、さ?ゲームだから分かるよ?でも、なんか、もうちょっと食べ方ってない?
「おいしかったー。じゃ、次もよろしくね」
いやいやいやいや、まてこら。次もってなんだ?次もって?
 そんな心の中で突っ込みを入れながらも先に進む。お次に出てきたのは、クモ。特にこれといって使えるアイテムを落とさないお邪魔モンスター的立場を獲得しつつあるモンスターで、毒攻撃や天井から攻撃をしてくる。動きも早く、まさに厄介なお邪魔モンスター。
 今回はミユによって焼かれたけど、ソロだと苦戦するんだよな。前衛でも早い動きにヒットさせるのはなかなか難しい。そのかわり体力は無いに等しいが。後衛の場合、距離を詰められて叩かれるので厄介である。今回みたいに前衛と後衛が揃っていれば楽な相手でもある。揃っていれば、の話だけどね。
 そうこうしている内に先に進むこと数分。カエルやらウサギやらなんやらが合わせて十八体いる団体にぶつかり、苦戦中。一体ずつ確実に処理してはいるんだけど、いかんせん数が多い。だって、こちらの九倍はいるからね、モンスター共。ただ、あまり強くはないので、苦戦しているといっても、じきに持ち直せる。実際、あともうちょっとで倒せそうだし。
 十八体の団体さんは最後は燃やされて終わった。いや、数の暴力だって、あれは。今回は質でどうにかなったけど新しく追加されたダンジョンではこうはいかないんだろうなぁ。

 こんなことを現実の時間で一週間、みっちりとやったせいか、ゴロウらも動きが良くなっていた。特に成長がいちじるしかったのはシノンのようで、ミーちゃんに各種強化魔法をかけ、自身も攻撃に参加することで総合的な火力の上昇に成功していた。これで「良かった良かった」で済めば良かったのだが、これでパーティ内の前衛後衛のバランスを少しいじらないといけなくなった。こういうとき、パーティリーダーって大変だよね…ま、愚痴っても仕方無いし、配置は考えときますか。
 勿論、シノンだけではなく、他のやつらもそれぞれ火力の上昇に成功していたり、立ち回りを理解して動けるようになったりとパーティ全体のレベルアップには成功したわけだから、後は実際に六人での連携を確認するだけで良いな。さて、明日からは最高難易度のダンジョンの浅いところで連携の確認を含めた訓練だな。
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