公園の少女

こたつみかん

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四話

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「ね、ビックリした?」
「……あ、マユちゃん、ふざけちゃ駄目じゃないか」
「ふざけてなんかないよ……」

「じゃあどうして、こんなこと……するの?」
「マユがお兄ちゃんと、こんなことしたいって思ったから」
「こんなことって……」

「こんなこと!」

 マユは背伸びをすると、素早く僕にキスをしてきた。柔らかな唇が僕の唇に触れる。
 濡れている髪からはシャンプーの匂いがする。
 
 もう成り行きに身を任せるしかない……僕は全てを捨てる気持ちで、小柄なマユの体をぎゅっと抱きしめていた。

「……お兄ちゃん」
「どうしたの?」
「ベッドに連れてって」

 僕はマユの体を抱え上げて、部屋に連れていった。
 マユは小さな声で、お姫様みたい、と微笑む。

「お兄ちゃん、大好き……。お兄ちゃんはマユのこと、好き?」

 ベッドに横たわるマユの体……胸はそれほど膨らんでない。腰のあたりも子供っぽさのほうが強調されている。
 あそこは彫刻みたいな1本のスリット……全身のうぶ毛が蛍光燈の光にはね返ってキラキラとしていた。

「僕も、マユちゃんのことが好きだよ」
「良かった……」

「じゃあもういいよね? 早く服を着ないと風邪を……」
「……お兄ちゃん、して」

 して……ここまできたら、僕だってしたい。
 だけど、マユは本当にわかっていてこんなことを言っているのか、それとも単なる好奇心だけで言っているのか。もしこのことがマユにとってキズになるようだったら……。

「お兄ちゃん、お願い……」

 僕の迷いはマユの目に負けた。
 何を訴えているのかは分からないけれど、確かに大切なことを伝えようとしている潤んだ瞳に。

「マユちゃん……」

 再びマユとキスをする。
 今度はそっと舌を入れてみると、マユもぎこちない動きで僕の愛撫に応えてくれた。
 僕は、どこの誰だかも分からないこの少女をいとおしく思った。

「んん……」

 僕は、マユの体の滑らかさを手のひらで感じていた。華奢な太腿、小さなお尻、背中……。
 そして、割れ目を指でなぞると、マユはぴくんと体を震わせる。

「ん……そこ……」
「大丈夫……怖がらないで」
「……うん」

 ぴったりと閉じている小さな唇、そこをほぐすようにくにゅくにゅと指でなぞる。それと同時に、乳房とは呼べるか分からない胸にキスをする。可愛いらしい乳首を舌で転がす。

「ん、はぁ……」

 マユは目を閉じ、僕の指先を全身で感じていた。
 ときどき鼻にかかった声ふぁ洩れると、僕の胸は狂った鐘のように鳴り響いた。

「んん……うん……ふぅ……」

 細かいヒダになっているところを開き、そっと指を差し入れる。マユは身をよじらせて親指を軽く噛んだ。

「くはぁ……ん……」

 そのうちに、マユの少女の部分は湿り気を帯びてきた。
 初めて経験する刺激に戸惑っているのか、それとも快感に酔いしれているのか、マユは僕にされるがままだった。
 
「気持ちいい? マユちゃん……」
「……うん」

「じゃあ、脚を開いて」

 少し恥ずかしそうな仕種を見せたけど、マユは僕の言葉通りに両脚を開いていった。

「恥ずかしい」

 中学生なら、そこを人に見られてはいけないことを知っているはずだ。羞恥心に苛まれたマユは目を伏せて横を向いてしまう。

「本当にいいの? すごく痛いと思うよ……」
「平気……お兄ちゃんのなら、大丈夫」

 すでにどうしようもないくらいの高まりを感じていた僕は、指で小さな割れ目を開くと、ゆっくりと挿入していった。

「あ、あぁぁっ! ……う……」

「だ、大丈夫? 無理なんだったら……」
「ダメ! 抜いちゃダメ」

「だけど……」
「このまま……して」

 マユの膣内は僕を拒むように激しく抵抗してくる。
 僕は、やわらかな部分を傷つけないようにして、マユの深いところへ向かう。

「はぁ……んん……」

 薄い膜を突き破るような感覚があった。
 そして、さらに力を加えて奥へ進むと、いちばん深い所に到達したようだった。
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