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20.予想外の答え
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『幸せ会議』当日、先に食卓についたのはカミロだった。
だがいつもの堂々とした姿はそこにはなく、落ち着きなく体を揺らしながら座っていた。
「カミロ様、お早いですね。お待たせしてしまい申し訳ございません」
「いや、私が早く来ただけだ。気にしないでくれ」
その場が明るくなるような華やかな黄色のドレスを纏ったベリーナは、そんなカミロの様子に少し困惑しながらも、綺麗な所作で席に座った。
今まで待たされることはあっても、カミロが先に来ることなどほとんどなかったのだから彼女が困惑するのも当然だ。
しかし、食卓にガレッティ渾身の料理が運ばれると、ベリーナの戸惑いは跡形もなく消え去ってしまった。
「わぁ、なんて鮮やかなお色のスープかしら。今日の私のドレスそっくりだわ」
満面の笑みを浮かべながら、彼女は目の前のスープをじっと見つめた。
「今日のスープは、ニンジンポタージュでございます。柔らかく煮て丁寧に裏漉ししておりますので、口当たりもまろやかです。ぜひお楽しみください」
「ありがとう、いただくわ」
微笑んだベリーナは、優雅にスプーンを手にすると、綺麗な仕草でスープを口に含んだ。
「……美味しい。さすが、ガレッティ様だわ」
「恐れ入ります」
「どうぞ、カミロ様も早くお試しになって」
「あぁ」
ベリーナに促され一口飲んだカミロが、一瞬にして表情を変えた。
「美味しいな。いつものポタージュも最高だが、こちらもなかなか」
「ありがとうございます。では、私はキッチンに戻りますのでゆっくりお楽しみください」
ガレッティは満足そうに微笑んでから、深く頭を下げ部屋を後にした。
「次は何が出てくるんでしょう、楽しみですね」
「そうだな、スープがこれだけ美味しければ期待ができる」
「楽しみだわ……今日はカミロ様もご一緒できるのですか?」
「私が食べられるようになったものから作るよう頼んである。もしかしたら貴女には物足りないかもしれないが」
「そんなことありませんわ。一人で食べるより二人で食べる方が楽しいに決まってますもの」
弾けるように笑ったベリーナの様子に、ジョルジュが目で合図を送る。
『今です、旦那様!』
その視線を受けわざとらしく咳払いをしたカミロは、大きく息を吐いてから意を決して口を開いた。
「ベッ、ベリーナ! 今日は少し相談があるんだが」
「ご相談事ですか、カミロ様からなんて珍しい。でも、こういう時こそ力になるのが妻ですから、何でも仰ってくださいませ」
「ありがとう……相談というのは、その、二人のことなんだ」
「二人ですか?」
不思議そうに辺りを見渡し、首を傾げたベリーナ。
「カミロ様、申し訳ございません。そのお二人というのは、どちらに……」
「ベリーナ、二人とは貴女と私のことだよ」
「私達でございますか?」
予想外の答えに、ベリーナは目を丸くしたままカミロを見つめた。
「もしかして貴女も忘れていたのか? 一年経ったらまた改めて今後のことを話し合おうと言っていたじゃないか」
「確かにそのようなお約束をしておりましたが、すっかり忘れておりました」
困ったように笑ったベリーナの姿を前に、カミロはなぜか「彼女が自分と同じ想いである」という自信を持っていた。
だがその自信が錯覚だったことを、彼はこの後身をもって知ることとなる。
「実は私もそのことをすっかり忘れていたんだ。ジョルジュに言われて、そろそろきちんと話し合わなければいけないと思って」
「そうですね。では、まずカミロ様のお考えをお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「私か?」
「ええ、この結婚をご提案いただいたのはカミロ様ですので、ご意向をお伺いしたいんです」
ベリーナは穏やかに微笑みながらカミロを見つめた。
そのあまりにまっすぐな視線に戸惑いながらも、彼もベリーナを見つめ返した。
「私は……このままずっとベリーナと共に暮らしていきたいと思っている」
「このまま、ですか?」
ベリーナがそう問いかけた瞬間、カミロのそばに控えていたジョルジュが天を仰いだ。
「あぁ、私と貴女は今とてもいい関係を築けていると思っている。だからこそ、このままずっと互いの幸せを願える関係でいたんだ。それともう一つ……」
「何でしょうか?」
「先延ばしにしていた後継ぎの件だが……その、ベリーナさえよければ、私達二人で考えていけたらと思うんだが、どうだろうか」
不安げに瞳を揺らすカミロ。そして、その横で目頭を押さえ俯くジョルジュの姿を横目に見ながら、ベリーナはいつになく真剣な表情でカミロをまっすぐ見据えた。
「カミロ様のご希望はわかりました。ですが、私からの返事は少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」
「……それはどういうことだ?」
思いがけない彼女の返事に、カミロは慌てて椅子から立ち上がった。
その拍子にテーブルのポタージュが溢れそうなほど激しく揺れた。
「申し訳ございませんが、少し一人になって考えたいことがあるんです。わがままを言ってすみませんが、お願いいたします」
立ち上がり深々と頭を下げたベリーナに、カミロは力なく椅子に沈んだ。
「わかった……では、来週の会議でなら返事を聞かせてくれるか」
「はい、必ず……すみませんが、残りの食事は部屋で摂らせていただいてもよろしいですか?」
「あぁ、ガレッティに伝えておく」
「ありがとうございます。では、失礼いたします」
ベリーナは改めてカミロに深々と頭を下げると、一度も振り返ることなく部屋を出ていった。
だがいつもの堂々とした姿はそこにはなく、落ち着きなく体を揺らしながら座っていた。
「カミロ様、お早いですね。お待たせしてしまい申し訳ございません」
「いや、私が早く来ただけだ。気にしないでくれ」
その場が明るくなるような華やかな黄色のドレスを纏ったベリーナは、そんなカミロの様子に少し困惑しながらも、綺麗な所作で席に座った。
今まで待たされることはあっても、カミロが先に来ることなどほとんどなかったのだから彼女が困惑するのも当然だ。
しかし、食卓にガレッティ渾身の料理が運ばれると、ベリーナの戸惑いは跡形もなく消え去ってしまった。
「わぁ、なんて鮮やかなお色のスープかしら。今日の私のドレスそっくりだわ」
満面の笑みを浮かべながら、彼女は目の前のスープをじっと見つめた。
「今日のスープは、ニンジンポタージュでございます。柔らかく煮て丁寧に裏漉ししておりますので、口当たりもまろやかです。ぜひお楽しみください」
「ありがとう、いただくわ」
微笑んだベリーナは、優雅にスプーンを手にすると、綺麗な仕草でスープを口に含んだ。
「……美味しい。さすが、ガレッティ様だわ」
「恐れ入ります」
「どうぞ、カミロ様も早くお試しになって」
「あぁ」
ベリーナに促され一口飲んだカミロが、一瞬にして表情を変えた。
「美味しいな。いつものポタージュも最高だが、こちらもなかなか」
「ありがとうございます。では、私はキッチンに戻りますのでゆっくりお楽しみください」
ガレッティは満足そうに微笑んでから、深く頭を下げ部屋を後にした。
「次は何が出てくるんでしょう、楽しみですね」
「そうだな、スープがこれだけ美味しければ期待ができる」
「楽しみだわ……今日はカミロ様もご一緒できるのですか?」
「私が食べられるようになったものから作るよう頼んである。もしかしたら貴女には物足りないかもしれないが」
「そんなことありませんわ。一人で食べるより二人で食べる方が楽しいに決まってますもの」
弾けるように笑ったベリーナの様子に、ジョルジュが目で合図を送る。
『今です、旦那様!』
その視線を受けわざとらしく咳払いをしたカミロは、大きく息を吐いてから意を決して口を開いた。
「ベッ、ベリーナ! 今日は少し相談があるんだが」
「ご相談事ですか、カミロ様からなんて珍しい。でも、こういう時こそ力になるのが妻ですから、何でも仰ってくださいませ」
「ありがとう……相談というのは、その、二人のことなんだ」
「二人ですか?」
不思議そうに辺りを見渡し、首を傾げたベリーナ。
「カミロ様、申し訳ございません。そのお二人というのは、どちらに……」
「ベリーナ、二人とは貴女と私のことだよ」
「私達でございますか?」
予想外の答えに、ベリーナは目を丸くしたままカミロを見つめた。
「もしかして貴女も忘れていたのか? 一年経ったらまた改めて今後のことを話し合おうと言っていたじゃないか」
「確かにそのようなお約束をしておりましたが、すっかり忘れておりました」
困ったように笑ったベリーナの姿を前に、カミロはなぜか「彼女が自分と同じ想いである」という自信を持っていた。
だがその自信が錯覚だったことを、彼はこの後身をもって知ることとなる。
「実は私もそのことをすっかり忘れていたんだ。ジョルジュに言われて、そろそろきちんと話し合わなければいけないと思って」
「そうですね。では、まずカミロ様のお考えをお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「私か?」
「ええ、この結婚をご提案いただいたのはカミロ様ですので、ご意向をお伺いしたいんです」
ベリーナは穏やかに微笑みながらカミロを見つめた。
そのあまりにまっすぐな視線に戸惑いながらも、彼もベリーナを見つめ返した。
「私は……このままずっとベリーナと共に暮らしていきたいと思っている」
「このまま、ですか?」
ベリーナがそう問いかけた瞬間、カミロのそばに控えていたジョルジュが天を仰いだ。
「あぁ、私と貴女は今とてもいい関係を築けていると思っている。だからこそ、このままずっと互いの幸せを願える関係でいたんだ。それともう一つ……」
「何でしょうか?」
「先延ばしにしていた後継ぎの件だが……その、ベリーナさえよければ、私達二人で考えていけたらと思うんだが、どうだろうか」
不安げに瞳を揺らすカミロ。そして、その横で目頭を押さえ俯くジョルジュの姿を横目に見ながら、ベリーナはいつになく真剣な表情でカミロをまっすぐ見据えた。
「カミロ様のご希望はわかりました。ですが、私からの返事は少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」
「……それはどういうことだ?」
思いがけない彼女の返事に、カミロは慌てて椅子から立ち上がった。
その拍子にテーブルのポタージュが溢れそうなほど激しく揺れた。
「申し訳ございませんが、少し一人になって考えたいことがあるんです。わがままを言ってすみませんが、お願いいたします」
立ち上がり深々と頭を下げたベリーナに、カミロは力なく椅子に沈んだ。
「わかった……では、来週の会議でなら返事を聞かせてくれるか」
「はい、必ず……すみませんが、残りの食事は部屋で摂らせていただいてもよろしいですか?」
「あぁ、ガレッティに伝えておく」
「ありがとうございます。では、失礼いたします」
ベリーナは改めてカミロに深々と頭を下げると、一度も振り返ることなく部屋を出ていった。
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