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第四章・興国の王女
340.キョーダイの約束2
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「……特に跡などは無いようですね。よかった、王女殿下のご尊顔に傷が残るような事にならなくて」
「確かに、顔だとどうしても怪我って隠せないものね。どうせ怪我するなら胴体とか腕の方がいいわ」
「顔以外でも怪我なんてするな!」
「そうですよ。王女殿下の御身に傷があってはならないのです。なので怪我をなさらないようにして下さい」
急にいきり立つマクベスタとイリオーデ。特にマクベスタの気迫が凄い。
──ハァッッッ!! だからさっき、マクベスタは突然腕の傷口を舐めたのか……古来から傷口は舐めて治すものと言われてるものね!
先程のマクベスタの奇行の理由が分かり、爽快感を味わう事が出来た。そんな私の前後には変わらずマクベスタとイリオーデがいる。
前門のイリオーデ、後門のマクベスタ。本当に彼等は過保護だなぁと思っていたら、まさかの第三勢力が登場した。
「主君、何で騎士君ばかり構うんですか? 俺じゃあ駄目なんですか? 俺ならいくらでも主君の手足になりますし、都合のいい男にだってなってみせます。だから俺だけを見てください、俺だけを構ってください!」
横門のアルベルト、参戦。なんか瞳孔が四角? になってるし、頭から生えてる角が気になって気になって。
その背に生えた蝙蝠のような羽や彼の黒髪も相まって、かなり悪魔っぽいわ。執事服の悪魔……心当たりがかなりあるような。
それにしても、こんなにメンヘラっぽかったかしら、アルベルトって。
「そんな泣きそうな顔しないでよ、ルティ。貴方の事はとっても頼りにしてるし、別にイリオーデばかり構ってるという訳ではないわ」
「……本当ですか? 俺を一番可愛がって、俺を一番頼りにして、俺を一番構ってくれますか?」
「ふふっ、善処するわ」
あまりにも彼が大型犬みたいで……つい、背伸びしてまでアルベルトの頭を撫でてしまった。するとアルベルトは、誕生日のケーキを前にした子供のように瞳を輝かせて、
「……──ありがとうございます、主君。でもまだ物足りないのでもっと構ってください」
おおよそ成人男性がするものではない、乙女チックで熱っぽい笑顔を浮かべた。
なんだろうこの乙女ゲームのような状況。
今私の周りを、突然原因不明の人外化を果たした友達と部下二人が囲んでいる。それだけならまだよかったが、何せめちゃくちゃ近い。そういう儀式か何かなの? と思ってしまう程の近さである。
アルベルトは頭を撫でれば撫でる程、猫のように満足気な面持ちとなる。それに比例するかのように、マクベスタの顔は険しくなりイリオーデからは無言の圧が放たれる。
皆、もしかして撫でられたいのかな。これ撫でられ待ちの近さだったって事? 確かにこれぐらい近くないと私と彼等の身長差では頭を撫でられない。
思い返せば……ナトラやシュヴァルツもよく頭を撫でろとせっついてくる。もしや、私の手には何か不思議な力があるのでは?
ゴッドハンド疑惑のある空いた手をじっと見つめていると、忘れた頃に第四勢力が突撃してきた。
「お、ね、ぇ、ちゃーーーーんっ」
「ぐふぅっ……シュヴァルツ、頼むから、とりあえず飛びつくのはやめてくれない? いつも飛びつかれるからそろそろ骨が折れそうだわ」
これぞ四面楚歌。美形のデス・スクエアに捕らわれた私は、シュヴァルツの突撃によって少し痛んだ背中を擦りながら、シュヴァルツに苦言を呈した。
件の白い暴走列車は随分とまぁ純粋無垢な瞳でこちらを見上げてくる。なんの事? とばかりに首を傾げるんじゃない。
「あ、そうだ。シュヴァルツはマクベスタ達のこの異変について何か心当たりとかない? シュヴァルツって魔法とか色んな事に詳しいし、何か知ってたら教えて欲しいんだけど」
気を取り直して、私は話題を変える。
天使っぽいマクベスタと、顔が燃えてるイリオーデと、悪魔っぽいアルベルト。見た目だけでなく何だか中身まで変わってしまったこの異変が、気の所為で済ませられるものではない事ぐらい流石の私でも分かる。
しかし原因は全く分からない。なので魔法について一家言あるシュヴァルツに何か助言をと、そう尋ねてみたところ。
「心当たりも何も、それぼくがやった事だからね」
「へぇ、そうなんだ──……って、えぇええ?!」
「そんな驚く事?」
「いやこれはどう考えても驚くでしょう!?」
こんな事でそんなに驚かなくても。と言いたげに肩を上げ、ため息混じりに左右に小さく顔を振る。
それは、何だか無性に腹が立つ仕草だった。
「マクベスタは堕天族、イリオーデは妖魔騎士族、ルティは黒山羊族……それぞれが波長の合う魔族へと変貌した。これは、人間を魔族に変える魔人化って魔法の効果なんだよね」
何か急に色々知らない言葉が出てきたわ。いや、全部一度は聞いた事があるのだけど……まさかこんなところで聞くとは思ってなかった。
「人間を魔族に変える魔法? じゃあ、今皆は魔族になっちゃってるって事?」
「正確には魔族と人間の境界にある魔人だけどね。一時的なものだから安心してよ、もう暫くしたら勝手に元に戻るから」
「これ、勝手に戻るものなの……?」
「勝手に戻るよ。それまではこのまま理性消失本能爆発みたいな感じだけどねぇ」
ちょっとしたスパイス程度に韻を踏むんじゃない。
「……ん? 本能爆発ってどういう事?」
ちらりとマクベスタを一瞥し、シュヴァルツに更に問う。すると彼はニンマリと笑って、
「魔族ってね、基本的に理性がないの。理性ある種族と思われてる奴等のそれは、理性に見せかけた知性。だからね、人間なら理性で抑えられる筈の欲求も、魔族は抑える事が出来ない。それが魔族が本能のままに生きる種族と言われる所以なんだ」
楽しげな声で語り出した。
「だから、今のマクベスタ達は魔人化によって理性を失って本能のままに行動するようになってるの。普段は『そんな事しちゃいけない』『迷惑だから我慢しないと』って思って抑え込んできた色んな衝動やら欲求が、手綱を失って暴れ出してるんだよね!」
愉悦に歪むシュヴァルツの大きな瞳。その底意地の悪そうな笑顔は、よく見たらマクベスタ達に向けられていて。
ねぇ今どんな気持ち? と今にも言い出しそうなシュヴァルツの表情に、マクベスタ達は一瞬目を丸くした。私が、彼等の方を振り向いて「そうなの?」と聞いた瞬間。
「「「…………」」」
三人共、口を真一文字に結んだまま顔を逸らした。どうやら、シュヴァルツの言ってる事は本当らしい。
「いや何か喋ってよ。本能のままに行動って……皆して過保護になるのが本能なの? 寧ろ、普段の過保護っぷりですら実は理性で抑えられてたものだった事に驚きだわ」
「アレを過保護で済ませられるおねぇちゃんにぼくは驚きだよ」
スンッ……と急に真顔になったシュヴァルツがピシャリと言い放つ。その言葉がどうにも不服で、「何が……?」と私の口からは不満が漏れ出ていた。
「というか、何でそんな事したの?」
「何でって……そりゃあ、おねぇちゃんの為だけど。おねぇちゃんが死なないように、マクベスタ達が戦えるようにしたの。戦力は多い方がいいと思ったからね」
「私が、死なないように……」
「そうだよ。だって、ぼくもおねぇちゃんには死んで欲しくないからね」
シュヴァルツがニコリと笑う。どこか含みのある言い方に謎の不安が頭をよぎるが……その不安の正体を、私は見つけられなかった。
「確かに、顔だとどうしても怪我って隠せないものね。どうせ怪我するなら胴体とか腕の方がいいわ」
「顔以外でも怪我なんてするな!」
「そうですよ。王女殿下の御身に傷があってはならないのです。なので怪我をなさらないようにして下さい」
急にいきり立つマクベスタとイリオーデ。特にマクベスタの気迫が凄い。
──ハァッッッ!! だからさっき、マクベスタは突然腕の傷口を舐めたのか……古来から傷口は舐めて治すものと言われてるものね!
先程のマクベスタの奇行の理由が分かり、爽快感を味わう事が出来た。そんな私の前後には変わらずマクベスタとイリオーデがいる。
前門のイリオーデ、後門のマクベスタ。本当に彼等は過保護だなぁと思っていたら、まさかの第三勢力が登場した。
「主君、何で騎士君ばかり構うんですか? 俺じゃあ駄目なんですか? 俺ならいくらでも主君の手足になりますし、都合のいい男にだってなってみせます。だから俺だけを見てください、俺だけを構ってください!」
横門のアルベルト、参戦。なんか瞳孔が四角? になってるし、頭から生えてる角が気になって気になって。
その背に生えた蝙蝠のような羽や彼の黒髪も相まって、かなり悪魔っぽいわ。執事服の悪魔……心当たりがかなりあるような。
それにしても、こんなにメンヘラっぽかったかしら、アルベルトって。
「そんな泣きそうな顔しないでよ、ルティ。貴方の事はとっても頼りにしてるし、別にイリオーデばかり構ってるという訳ではないわ」
「……本当ですか? 俺を一番可愛がって、俺を一番頼りにして、俺を一番構ってくれますか?」
「ふふっ、善処するわ」
あまりにも彼が大型犬みたいで……つい、背伸びしてまでアルベルトの頭を撫でてしまった。するとアルベルトは、誕生日のケーキを前にした子供のように瞳を輝かせて、
「……──ありがとうございます、主君。でもまだ物足りないのでもっと構ってください」
おおよそ成人男性がするものではない、乙女チックで熱っぽい笑顔を浮かべた。
なんだろうこの乙女ゲームのような状況。
今私の周りを、突然原因不明の人外化を果たした友達と部下二人が囲んでいる。それだけならまだよかったが、何せめちゃくちゃ近い。そういう儀式か何かなの? と思ってしまう程の近さである。
アルベルトは頭を撫でれば撫でる程、猫のように満足気な面持ちとなる。それに比例するかのように、マクベスタの顔は険しくなりイリオーデからは無言の圧が放たれる。
皆、もしかして撫でられたいのかな。これ撫でられ待ちの近さだったって事? 確かにこれぐらい近くないと私と彼等の身長差では頭を撫でられない。
思い返せば……ナトラやシュヴァルツもよく頭を撫でろとせっついてくる。もしや、私の手には何か不思議な力があるのでは?
ゴッドハンド疑惑のある空いた手をじっと見つめていると、忘れた頃に第四勢力が突撃してきた。
「お、ね、ぇ、ちゃーーーーんっ」
「ぐふぅっ……シュヴァルツ、頼むから、とりあえず飛びつくのはやめてくれない? いつも飛びつかれるからそろそろ骨が折れそうだわ」
これぞ四面楚歌。美形のデス・スクエアに捕らわれた私は、シュヴァルツの突撃によって少し痛んだ背中を擦りながら、シュヴァルツに苦言を呈した。
件の白い暴走列車は随分とまぁ純粋無垢な瞳でこちらを見上げてくる。なんの事? とばかりに首を傾げるんじゃない。
「あ、そうだ。シュヴァルツはマクベスタ達のこの異変について何か心当たりとかない? シュヴァルツって魔法とか色んな事に詳しいし、何か知ってたら教えて欲しいんだけど」
気を取り直して、私は話題を変える。
天使っぽいマクベスタと、顔が燃えてるイリオーデと、悪魔っぽいアルベルト。見た目だけでなく何だか中身まで変わってしまったこの異変が、気の所為で済ませられるものではない事ぐらい流石の私でも分かる。
しかし原因は全く分からない。なので魔法について一家言あるシュヴァルツに何か助言をと、そう尋ねてみたところ。
「心当たりも何も、それぼくがやった事だからね」
「へぇ、そうなんだ──……って、えぇええ?!」
「そんな驚く事?」
「いやこれはどう考えても驚くでしょう!?」
こんな事でそんなに驚かなくても。と言いたげに肩を上げ、ため息混じりに左右に小さく顔を振る。
それは、何だか無性に腹が立つ仕草だった。
「マクベスタは堕天族、イリオーデは妖魔騎士族、ルティは黒山羊族……それぞれが波長の合う魔族へと変貌した。これは、人間を魔族に変える魔人化って魔法の効果なんだよね」
何か急に色々知らない言葉が出てきたわ。いや、全部一度は聞いた事があるのだけど……まさかこんなところで聞くとは思ってなかった。
「人間を魔族に変える魔法? じゃあ、今皆は魔族になっちゃってるって事?」
「正確には魔族と人間の境界にある魔人だけどね。一時的なものだから安心してよ、もう暫くしたら勝手に元に戻るから」
「これ、勝手に戻るものなの……?」
「勝手に戻るよ。それまではこのまま理性消失本能爆発みたいな感じだけどねぇ」
ちょっとしたスパイス程度に韻を踏むんじゃない。
「……ん? 本能爆発ってどういう事?」
ちらりとマクベスタを一瞥し、シュヴァルツに更に問う。すると彼はニンマリと笑って、
「魔族ってね、基本的に理性がないの。理性ある種族と思われてる奴等のそれは、理性に見せかけた知性。だからね、人間なら理性で抑えられる筈の欲求も、魔族は抑える事が出来ない。それが魔族が本能のままに生きる種族と言われる所以なんだ」
楽しげな声で語り出した。
「だから、今のマクベスタ達は魔人化によって理性を失って本能のままに行動するようになってるの。普段は『そんな事しちゃいけない』『迷惑だから我慢しないと』って思って抑え込んできた色んな衝動やら欲求が、手綱を失って暴れ出してるんだよね!」
愉悦に歪むシュヴァルツの大きな瞳。その底意地の悪そうな笑顔は、よく見たらマクベスタ達に向けられていて。
ねぇ今どんな気持ち? と今にも言い出しそうなシュヴァルツの表情に、マクベスタ達は一瞬目を丸くした。私が、彼等の方を振り向いて「そうなの?」と聞いた瞬間。
「「「…………」」」
三人共、口を真一文字に結んだまま顔を逸らした。どうやら、シュヴァルツの言ってる事は本当らしい。
「いや何か喋ってよ。本能のままに行動って……皆して過保護になるのが本能なの? 寧ろ、普段の過保護っぷりですら実は理性で抑えられてたものだった事に驚きだわ」
「アレを過保護で済ませられるおねぇちゃんにぼくは驚きだよ」
スンッ……と急に真顔になったシュヴァルツがピシャリと言い放つ。その言葉がどうにも不服で、「何が……?」と私の口からは不満が漏れ出ていた。
「というか、何でそんな事したの?」
「何でって……そりゃあ、おねぇちゃんの為だけど。おねぇちゃんが死なないように、マクベスタ達が戦えるようにしたの。戦力は多い方がいいと思ったからね」
「私が、死なないように……」
「そうだよ。だって、ぼくもおねぇちゃんには死んで欲しくないからね」
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