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第三章 騎士学校、留学(?)編
第12話 魔法基礎学①
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ゴーンと始業のチャイムが鳴り響く。生徒達の顔はみなエネルギーに満ち溢れていた。これから始まる学校生活に、期待を抱いているのは僕も同じ。帝国騎士学校は、今日から後期日程が始まる。僕は時期的に実際の後期日程から少し遅れてしか参加することができなかったために、今月からの途中編入となった。
ざわつく生徒達は、僕の顔をジロジロと見る。うーん、なんだか嬉しいような、恥ずかしいような…
先生が手を叩き、皆話すのをやめた。
「皆さん、今月から新しくクラスに加わる生徒を紹介するわ。……タガル君、黒板に名前を書いて自己紹介を簡単にお願いします。」
「はい。」
黒板にチョークを使い、自分の名前を書いた。…そうだ、そういえば僕はズール帝国の言語が分かるけど、他のみんなはどうなんだろう?あまり積極的に外国と関わることはないだろうから、もしかしたらタールランドのユスティニ語が分からないかもしれない。とりあえず、ズール文字でも書いとくか。黒板に、二種類の名前を書いた。それを見て、生徒達はまたざわつく。ふっ、僕の博学さに驚いているのかな…悪い気分ではないな(照)
「僕は、タガル・カムチャと言います。出身はタールランド王国です。まだ帝国に来たばかりで、慣れないことばかりですが、よろしくお願いします。」
パチパチと、拍手をしてくれた。
「では、タガル君に質問のある人は?」
男子生徒が手を上げる。
「タガル君は、貴族なの?」
「どうしてそう思ったの?」
「帝国で二つの言語を操れるのは、この学校に通う四年生か、卒業生、そして貴族や商人の子供だけなんだ。」
なるほど。どうやらこの国では、他国の言語を習得する機会がないらしい。これだけ高水準の設備が整っているのに、これでは勿体ない気がする。
「僕は、貴族ではないよ。」
別に嘘はついてない。僕は貴族じゃなくて王族だから。
「他には?」
今度は女子生徒が手を上げる。
「得意魔法属性は?」
「実は僕……魔法を使えないんだ。」
「えっ!?」
クラスはまたざわめき出す。そりゃあそうだ。この学校に通う生徒は、九割方魔法が使える。というか、使えなければ本当は入学などできない。魔法が使えずに合格ができるのは、特待生しか不可能だ。だけれども、僕は普通に合格したのみ。だから、みな騒いでいるのだ。別に僕も魔法が使えないわけではないのだが、他者に魔力を依存して使役しているから、実質僕の力ではないわけだ。ジョンネルにも、あまり根源魔法のことは口外しないほうが良いと言われた。何故かは、この後の授業で学べと言われたけど。
「質問はここまでしましょう。とりあえずみんな席について! 授業を始めるわよ。」
先生が生徒達を手で制する。
「そうだ、タイ…タガル君にはまだ私のことを詳しくは言っていないわね。魔法学の教師を務める、シーナ・ハイヘルンよ。ヨロシクね♪」
シーナは、手を差し出す。
「こちらこそよろしくお願いしますよ、シーナ大臣。」
「タイト、それは内緒の約束じゃなかったっけ?」
「スミマセン!」
僕も、手を差し出し、握手をする。
この女教師、ズール帝国で若者育成を推進する、文部大臣なのだ。実は、シーナには去年までタールランドの内政を補佐してもらっていたが、帝国に一人いる母親の体調が悪化したために、ズール帝国に戻ったのだ。今は母親が元気になったために、ズール帝国で再び政治に関わる職業に就いたというわけだ。今現在は、サガミの潜入捜査に協力しているらしい………けど、こいつに人を教えることができるのだろうか。
「今、凄い失礼なこと考えてなかった?」
「い、いえ。滅相もございません!」
「ここでは、私は教師であなたは生徒。つまり、いつもと立場が逆というわけです。タールランドで押し付けられた仕事の分、みっちりと指導しますから、そのおつもりで…」
かけている眼鏡の奥に光る瞳………恐怖しかない。
「とりあえず、時間がないから席について。あなたの席はあそこの右から二番目よ。」
「あ、はい。」
今のところ、不安要素しかなかった。確かに、潜入捜査だよ。でもさ、楽しい楽しいキャンパスライフ位送らせてくれよ…
「じゃ、始めるわよ。後期日程の生徒は、ここ一週間はHRばかりで退屈だったと思うけど、今日から本格的な授業が始まるわ。帝国最高峰の指導が、我々の誇りであり、信念なの。ついていけない生徒は、即刻切り離すので、そのつもりで取り組むように。」
生徒はまたざわめく。帝国騎士学校は、大陸三本の指にはいる名高き名門。その指導はまさに、エリート育成のためのもので、凡人だと判断された者は例え特待生であっても、学校の利益のために切ってしまうそうだ。そこまでするからこそ、卒業生は多方面において素晴らしい活躍をしているそうだが…
「教科書の三ページを開いて。みんなは、魔法の歴史を知ってる?」
「魔法という概念を作ったのは、クレオス教授だと聞いています。」
男子生徒が答える。そう、まだ魔法という考え方がなかった時代に、魔物や魔族達が使役していた方法、というところから名前をとって、魔法と名付けたらしい。
「その通りよ。じゃ、タイ………じゃなくて、タガル。魔法は一体どういう基準で分けられている?」
「確か、魔法使役に必要な魔素という物質が空気中に浮いていて、人それぞれ持つとある臓器にそれを呼吸で少しずつ取り込んで、その臓器の力で魔素を集合させて、実体化させたもの、だったような…」
「そうね。ちなみに魔素は、もともとこの世界にはないものだったの。」
黒板に、魔素の基本情報を書く。
「その魔素が入ってくるきっかけは……みな、知ってるよね?」
「第一回四陣営大戦ですね?」
「そう。その時に、魔族の力の一部がこの世界に流れ込んできて、それが何らかの形で人間の体に溜まるようになった。それを初めて解放し、その条件や方法、人によって違う臓器の作りで、今メインとなっている五つの属性に分かれたの。」
また黒板に、火属性、水属性、風属性、岩属性、身体強化呪文と書く。
「この頃は、まだ光属性と闇属性はなかったの。もともと、これらは、神々や精霊、それに魔物や魔族が扱うものだったからなんだけど……これが、とあるきっかけで我々の世界にやって来たのよ。」
「きっかけ…?」
「三陣営協定よ。」
ざわつく生徒達は、僕の顔をジロジロと見る。うーん、なんだか嬉しいような、恥ずかしいような…
先生が手を叩き、皆話すのをやめた。
「皆さん、今月から新しくクラスに加わる生徒を紹介するわ。……タガル君、黒板に名前を書いて自己紹介を簡単にお願いします。」
「はい。」
黒板にチョークを使い、自分の名前を書いた。…そうだ、そういえば僕はズール帝国の言語が分かるけど、他のみんなはどうなんだろう?あまり積極的に外国と関わることはないだろうから、もしかしたらタールランドのユスティニ語が分からないかもしれない。とりあえず、ズール文字でも書いとくか。黒板に、二種類の名前を書いた。それを見て、生徒達はまたざわつく。ふっ、僕の博学さに驚いているのかな…悪い気分ではないな(照)
「僕は、タガル・カムチャと言います。出身はタールランド王国です。まだ帝国に来たばかりで、慣れないことばかりですが、よろしくお願いします。」
パチパチと、拍手をしてくれた。
「では、タガル君に質問のある人は?」
男子生徒が手を上げる。
「タガル君は、貴族なの?」
「どうしてそう思ったの?」
「帝国で二つの言語を操れるのは、この学校に通う四年生か、卒業生、そして貴族や商人の子供だけなんだ。」
なるほど。どうやらこの国では、他国の言語を習得する機会がないらしい。これだけ高水準の設備が整っているのに、これでは勿体ない気がする。
「僕は、貴族ではないよ。」
別に嘘はついてない。僕は貴族じゃなくて王族だから。
「他には?」
今度は女子生徒が手を上げる。
「得意魔法属性は?」
「実は僕……魔法を使えないんだ。」
「えっ!?」
クラスはまたざわめき出す。そりゃあそうだ。この学校に通う生徒は、九割方魔法が使える。というか、使えなければ本当は入学などできない。魔法が使えずに合格ができるのは、特待生しか不可能だ。だけれども、僕は普通に合格したのみ。だから、みな騒いでいるのだ。別に僕も魔法が使えないわけではないのだが、他者に魔力を依存して使役しているから、実質僕の力ではないわけだ。ジョンネルにも、あまり根源魔法のことは口外しないほうが良いと言われた。何故かは、この後の授業で学べと言われたけど。
「質問はここまでしましょう。とりあえずみんな席について! 授業を始めるわよ。」
先生が生徒達を手で制する。
「そうだ、タイ…タガル君にはまだ私のことを詳しくは言っていないわね。魔法学の教師を務める、シーナ・ハイヘルンよ。ヨロシクね♪」
シーナは、手を差し出す。
「こちらこそよろしくお願いしますよ、シーナ大臣。」
「タイト、それは内緒の約束じゃなかったっけ?」
「スミマセン!」
僕も、手を差し出し、握手をする。
この女教師、ズール帝国で若者育成を推進する、文部大臣なのだ。実は、シーナには去年までタールランドの内政を補佐してもらっていたが、帝国に一人いる母親の体調が悪化したために、ズール帝国に戻ったのだ。今は母親が元気になったために、ズール帝国で再び政治に関わる職業に就いたというわけだ。今現在は、サガミの潜入捜査に協力しているらしい………けど、こいつに人を教えることができるのだろうか。
「今、凄い失礼なこと考えてなかった?」
「い、いえ。滅相もございません!」
「ここでは、私は教師であなたは生徒。つまり、いつもと立場が逆というわけです。タールランドで押し付けられた仕事の分、みっちりと指導しますから、そのおつもりで…」
かけている眼鏡の奥に光る瞳………恐怖しかない。
「とりあえず、時間がないから席について。あなたの席はあそこの右から二番目よ。」
「あ、はい。」
今のところ、不安要素しかなかった。確かに、潜入捜査だよ。でもさ、楽しい楽しいキャンパスライフ位送らせてくれよ…
「じゃ、始めるわよ。後期日程の生徒は、ここ一週間はHRばかりで退屈だったと思うけど、今日から本格的な授業が始まるわ。帝国最高峰の指導が、我々の誇りであり、信念なの。ついていけない生徒は、即刻切り離すので、そのつもりで取り組むように。」
生徒はまたざわめく。帝国騎士学校は、大陸三本の指にはいる名高き名門。その指導はまさに、エリート育成のためのもので、凡人だと判断された者は例え特待生であっても、学校の利益のために切ってしまうそうだ。そこまでするからこそ、卒業生は多方面において素晴らしい活躍をしているそうだが…
「教科書の三ページを開いて。みんなは、魔法の歴史を知ってる?」
「魔法という概念を作ったのは、クレオス教授だと聞いています。」
男子生徒が答える。そう、まだ魔法という考え方がなかった時代に、魔物や魔族達が使役していた方法、というところから名前をとって、魔法と名付けたらしい。
「その通りよ。じゃ、タイ………じゃなくて、タガル。魔法は一体どういう基準で分けられている?」
「確か、魔法使役に必要な魔素という物質が空気中に浮いていて、人それぞれ持つとある臓器にそれを呼吸で少しずつ取り込んで、その臓器の力で魔素を集合させて、実体化させたもの、だったような…」
「そうね。ちなみに魔素は、もともとこの世界にはないものだったの。」
黒板に、魔素の基本情報を書く。
「その魔素が入ってくるきっかけは……みな、知ってるよね?」
「第一回四陣営大戦ですね?」
「そう。その時に、魔族の力の一部がこの世界に流れ込んできて、それが何らかの形で人間の体に溜まるようになった。それを初めて解放し、その条件や方法、人によって違う臓器の作りで、今メインとなっている五つの属性に分かれたの。」
また黒板に、火属性、水属性、風属性、岩属性、身体強化呪文と書く。
「この頃は、まだ光属性と闇属性はなかったの。もともと、これらは、神々や精霊、それに魔物や魔族が扱うものだったからなんだけど……これが、とあるきっかけで我々の世界にやって来たのよ。」
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「三陣営協定よ。」
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