130 / 151
第百三十話
しおりを挟む
食堂を始めて3週間ほど経つが評判は上々だ。当初の予定を上回り1日平均100人以上の客が安定して来るようになった。
今の所小麦粉の値段が安定しないので麺類だのは出せないが、ご飯物の人気は割と高い。パンが高いと言う理由もあるが、ご飯は腹持ちが良いので、労働者や冒険者には受けが良い。
また、通常こう言う店は定休日を持たない所が多いのだが、リュートは週に1日は休みを取っている。これは料理の研究や関連施設の見回りの為だ。
実際、リュートの持つ調味料のレシピなどは耳の早い商会などが聞きつけて買いに来ていたりするのだが、リュート自身がまだ納得できていないので販売はもう少し先になるだろう。
安価な卵が手に入る事になってマヨネーズが作成できるようになった。今の所サラダにしか使って居ないが、タルタルソースが出来れば色々と使用頻度が高くなるだろう。今度ミックスフライ定食でも作ってみるか。
朝市には3日に一度くらいのペースで通って居る。リュートは気に入った素材があると買い占めるので客にも店主にも顔を覚えられてしまった。
海には週に1度のペースで通って居る。海の魚は卸が居ないので自分で獲るしかない。また、出汁に使う昆布も定期的に確保している。
ちなみに小魚の煮干しは味がイマイチだった。やはり、カツオ、サバ、トビウオに似た魚が欲しい所だ。
店は朝7~9時、夕方6~9時と言う2部制なので朝の9時から夕方の6時までは空いている。その間に仕込みなどもするが、リュートは良く商店街に顔を出す。
商店街で面白い食材が見つかるとメニューに加わったりする事が多い。
今日は肉屋でグレートボアが大量に入荷したらしい。
「グレートボアか。普通はどうやって食うんだ?」
「やはりステーキだろうな。グレートボアは若干固いが、味がしっかりしていて噛めば噛むほど旨味が出るぜ。」
「ふむ、若干固いのか?お年寄りでも食える位の固さか?」
「肉が締まってるからな。オークに比べると若干固いって程度だ。」
「解った。100キロ貰おう。」
「そうこなくちゃ。」
グレートボアの肉は100キロで銀貨3枚だった。かなりの高級肉だな。
若干固いってのが引っかかるが、あの料理法なら問題無いだろう。そうなるとソースが必要だな。
八百屋に行ってトマトと玉ねぎを大量購入した。
店に帰り、仕込みを始める。大量のトマトでトマトソースを作る。そこへとんかつソースを少しづつ加えて、デミグラスソースもどきを作る。赤ワインと調味料で味を調えて完成だ。
次にグレートボアの肉を粗目のひき肉にしていく。ミンサーが無いので包丁でひたすら叩く。
ひき肉が出来たら次は玉ねぎをみじん切りにして炒める。炒めなくても良いと言う人も居るが、俺は炒める派だ。玉ねぎが透き通って来たら一度ボールに上げて粗熱を取る。つなぎのパン粉は少なめにする。ヤギのミルクでパン粉を湿らせる。
準備はOKだ。この世界の住人は良く食うから普通は150グラム位で作るのだが、180グラムで形を作って行く。バットに並べて50個位作った。残ったタネはアイテムボックスに入れて置く。リロルが興味深そうに見てたので、1個焼いてみる。店が始まったら食べる時間が無いからな。
両面に綺麗な焼き目が付いたら。火を弱めて蓋をして蒸し焼きにして行く。竹串を刺して、濁った脂が出て来なければ完成だ。完成したハンバーグにフライドポテトを添えてソースをたっぷりとかける。
「これはハンバーグと言う料理だ。パンにもご飯にも合うぞ。今日はおにぎりにした。」
「食べて良いんですか?」
「ああ、賄いだから問題無い。おまけにこれも付けよう。」
そう言ってプリン改をだす。今回のはカラメルソース付きだ。
リロルは作る過程を見ていたので、グレートボアの肉だと言う事は解っている。それなのに一口食べて驚いた顔をした。
「これ?グレートボアですよね?こんなに柔らかくてジューシーでしたっけ?」
「味はどうだ?ちゃんとグレートボアの味が出てるか?」
「はい、とても美味しいです。」
「良かった。今日のおすすめは、これにしようと思う。おすすめを聞かれたら『グレートボアのハンバーグ』と答えてくれ。」
「解りました。でも半日だとあまり出ないかもしれませんね。夕方は呑みに来る客も多いし。」
「構わないさ、明日もお勧めにすればよい。」
「ところで、このプルプルのは販売しないのですか?」
「それは甘味だからね。食堂で甘味は売らないでしょ?」
「大将、まだ美味しい物隠してるでしょ?」
「隠している訳では無いんだよ、材料の問題で再現出来て無い物が多いんだ。」
これは本当だ。材料さえこの世界で揃えられれば作りたい物は沢山ある。
夕方からの営業でハンバーグは20個近く出た。常連さんが気にしていたので明日もおすすめで出しますよと言って置いた。
7時を過ぎるとエリシアたちがやって来る。最近の3人はここで食事を取る事が多い。思い思いのメニューを注文するスタイルが良いのだそうだ。最近ハマってる日本酒もあるしね。最後にプリン改を3人に出すと周りの常連が騒ぎ出す。
「これは商品じゃないんですよ。この子たちのデザートです。」
と言ったが金は払うと言う客が何人か居た。どうやら甘味に飢えているのは皆一緒の様だ。もう少し砂糖が量産出来たら、何か考えよう。
帰り際エリシアが後で話があると言って居た。何だろう?
9時まで営業して、店を閉める。リロルに明日も頼むよと言って別れる。家に入ると既にミントとシーネは寝てるそうだ。エリシアも寝てても良かったのに。
「で、話って何だ?」
「今日で冒険者を止める事にした。リュートには苦労を掛けるかもしれないが、暫くはのんびりするつもりだ。」
「良いと思うよ。お金はあるし、時間があれば俺が狩りに出るしね。」
「実はな、子が出来た様だ。」
「え?」
「まだ、調べた訳では無いが、多分間違いない。」
「避妊の魔法を掛けてたのでは?」
「あれは半年前から使ってない。」
この世界には避妊の魔法と言うのがある。これは冒険者が覚えるスキルの様な物で、他人や魔物に犯される危険のある女冒険者には必須の魔法だ。
「本当に本当?」
「本当に本当だ。」
「鑑定掛けても良い?」
「構わんぞ。」
エリシアに鑑定を掛ける。確かに状態が妊娠中になっている。
「本当だ。妊娠している。」
「だろう?20歳になる前に子供が欲しかったんだ。」
「そっか、おめでとう。」
「リュートは私に女の幸せを色々とくれた感謝してもし切れない。」
「はは、夫婦間で水臭いぞ。」
「しかし、2人して引退すると収入がかなり減るのでは無いか?」
「確かに1時的には減るが、10年位は遊んで暮らせるだけの蓄えはある。心配するな。それに俺の仕事も軌道に乗りつつあるしな。」
「それにミントとシーネをどうするか決めかねている。」
「あの2人もああ見えてSランクだ。俺は弟子を取らせたらどうかと考えている。」
「あの2人に弟子を?」
「ああ、弟子を取ると色々と判る事も多い。話してみたらどうだ?」
「そうだな、何時までも甘やかすばかりが師では無いか。」
と言う事で翌朝、3人で家の中であれこれと話し合いをした様だ。ミントとシーネは独立しこの近くに家を借りるそうだ。それから弟子を取る事も決めた様で有望そうな新人が居たら声を掛けると言って居た。まあ、これは後からエリシアから聞いたんだけどね。
俺は3人がまだ寝ている時間に朝市に来ていた。運よく卵売りが来ていたので全部買った。少し歩くとヤギの乳売りも居たので全部買う。
「毎朝来てるのか?」
「ああ、ヤギは毎日乳を搾らないと病気になるんだ。」
そういうものなのか?
更に歩いていると。チーズとヨーグルトの中間の様な物を売ってるのを見つけた。
「これは何に使うんだ?」
「これは酪と言って、パンに混ぜると美味いんだ。」
「ほう?ちなみにチーズは無いのか?」
「チーズと言うと粉にして肉に掛ける奴か?」
「良く解らんが多分それだ。」
「それなら家に帰ればあるぞ。」
「どの位ある?」
「100キロ近くはあると思うぞ。」
「全部買うから家に案内してくれないか?」
「構わんが40分くらい掛かるぞ。」
「問題無い。」
こうして俺はこの世界で初めてチーズを手に入れた。ヤギの乳のチーズだが若干癖がある物の色々な用途に使えそうだ。
この日、エリシアの懐妊記念として店の客全員にプリンを振舞った。
今の所小麦粉の値段が安定しないので麺類だのは出せないが、ご飯物の人気は割と高い。パンが高いと言う理由もあるが、ご飯は腹持ちが良いので、労働者や冒険者には受けが良い。
また、通常こう言う店は定休日を持たない所が多いのだが、リュートは週に1日は休みを取っている。これは料理の研究や関連施設の見回りの為だ。
実際、リュートの持つ調味料のレシピなどは耳の早い商会などが聞きつけて買いに来ていたりするのだが、リュート自身がまだ納得できていないので販売はもう少し先になるだろう。
安価な卵が手に入る事になってマヨネーズが作成できるようになった。今の所サラダにしか使って居ないが、タルタルソースが出来れば色々と使用頻度が高くなるだろう。今度ミックスフライ定食でも作ってみるか。
朝市には3日に一度くらいのペースで通って居る。リュートは気に入った素材があると買い占めるので客にも店主にも顔を覚えられてしまった。
海には週に1度のペースで通って居る。海の魚は卸が居ないので自分で獲るしかない。また、出汁に使う昆布も定期的に確保している。
ちなみに小魚の煮干しは味がイマイチだった。やはり、カツオ、サバ、トビウオに似た魚が欲しい所だ。
店は朝7~9時、夕方6~9時と言う2部制なので朝の9時から夕方の6時までは空いている。その間に仕込みなどもするが、リュートは良く商店街に顔を出す。
商店街で面白い食材が見つかるとメニューに加わったりする事が多い。
今日は肉屋でグレートボアが大量に入荷したらしい。
「グレートボアか。普通はどうやって食うんだ?」
「やはりステーキだろうな。グレートボアは若干固いが、味がしっかりしていて噛めば噛むほど旨味が出るぜ。」
「ふむ、若干固いのか?お年寄りでも食える位の固さか?」
「肉が締まってるからな。オークに比べると若干固いって程度だ。」
「解った。100キロ貰おう。」
「そうこなくちゃ。」
グレートボアの肉は100キロで銀貨3枚だった。かなりの高級肉だな。
若干固いってのが引っかかるが、あの料理法なら問題無いだろう。そうなるとソースが必要だな。
八百屋に行ってトマトと玉ねぎを大量購入した。
店に帰り、仕込みを始める。大量のトマトでトマトソースを作る。そこへとんかつソースを少しづつ加えて、デミグラスソースもどきを作る。赤ワインと調味料で味を調えて完成だ。
次にグレートボアの肉を粗目のひき肉にしていく。ミンサーが無いので包丁でひたすら叩く。
ひき肉が出来たら次は玉ねぎをみじん切りにして炒める。炒めなくても良いと言う人も居るが、俺は炒める派だ。玉ねぎが透き通って来たら一度ボールに上げて粗熱を取る。つなぎのパン粉は少なめにする。ヤギのミルクでパン粉を湿らせる。
準備はOKだ。この世界の住人は良く食うから普通は150グラム位で作るのだが、180グラムで形を作って行く。バットに並べて50個位作った。残ったタネはアイテムボックスに入れて置く。リロルが興味深そうに見てたので、1個焼いてみる。店が始まったら食べる時間が無いからな。
両面に綺麗な焼き目が付いたら。火を弱めて蓋をして蒸し焼きにして行く。竹串を刺して、濁った脂が出て来なければ完成だ。完成したハンバーグにフライドポテトを添えてソースをたっぷりとかける。
「これはハンバーグと言う料理だ。パンにもご飯にも合うぞ。今日はおにぎりにした。」
「食べて良いんですか?」
「ああ、賄いだから問題無い。おまけにこれも付けよう。」
そう言ってプリン改をだす。今回のはカラメルソース付きだ。
リロルは作る過程を見ていたので、グレートボアの肉だと言う事は解っている。それなのに一口食べて驚いた顔をした。
「これ?グレートボアですよね?こんなに柔らかくてジューシーでしたっけ?」
「味はどうだ?ちゃんとグレートボアの味が出てるか?」
「はい、とても美味しいです。」
「良かった。今日のおすすめは、これにしようと思う。おすすめを聞かれたら『グレートボアのハンバーグ』と答えてくれ。」
「解りました。でも半日だとあまり出ないかもしれませんね。夕方は呑みに来る客も多いし。」
「構わないさ、明日もお勧めにすればよい。」
「ところで、このプルプルのは販売しないのですか?」
「それは甘味だからね。食堂で甘味は売らないでしょ?」
「大将、まだ美味しい物隠してるでしょ?」
「隠している訳では無いんだよ、材料の問題で再現出来て無い物が多いんだ。」
これは本当だ。材料さえこの世界で揃えられれば作りたい物は沢山ある。
夕方からの営業でハンバーグは20個近く出た。常連さんが気にしていたので明日もおすすめで出しますよと言って置いた。
7時を過ぎるとエリシアたちがやって来る。最近の3人はここで食事を取る事が多い。思い思いのメニューを注文するスタイルが良いのだそうだ。最近ハマってる日本酒もあるしね。最後にプリン改を3人に出すと周りの常連が騒ぎ出す。
「これは商品じゃないんですよ。この子たちのデザートです。」
と言ったが金は払うと言う客が何人か居た。どうやら甘味に飢えているのは皆一緒の様だ。もう少し砂糖が量産出来たら、何か考えよう。
帰り際エリシアが後で話があると言って居た。何だろう?
9時まで営業して、店を閉める。リロルに明日も頼むよと言って別れる。家に入ると既にミントとシーネは寝てるそうだ。エリシアも寝てても良かったのに。
「で、話って何だ?」
「今日で冒険者を止める事にした。リュートには苦労を掛けるかもしれないが、暫くはのんびりするつもりだ。」
「良いと思うよ。お金はあるし、時間があれば俺が狩りに出るしね。」
「実はな、子が出来た様だ。」
「え?」
「まだ、調べた訳では無いが、多分間違いない。」
「避妊の魔法を掛けてたのでは?」
「あれは半年前から使ってない。」
この世界には避妊の魔法と言うのがある。これは冒険者が覚えるスキルの様な物で、他人や魔物に犯される危険のある女冒険者には必須の魔法だ。
「本当に本当?」
「本当に本当だ。」
「鑑定掛けても良い?」
「構わんぞ。」
エリシアに鑑定を掛ける。確かに状態が妊娠中になっている。
「本当だ。妊娠している。」
「だろう?20歳になる前に子供が欲しかったんだ。」
「そっか、おめでとう。」
「リュートは私に女の幸せを色々とくれた感謝してもし切れない。」
「はは、夫婦間で水臭いぞ。」
「しかし、2人して引退すると収入がかなり減るのでは無いか?」
「確かに1時的には減るが、10年位は遊んで暮らせるだけの蓄えはある。心配するな。それに俺の仕事も軌道に乗りつつあるしな。」
「それにミントとシーネをどうするか決めかねている。」
「あの2人もああ見えてSランクだ。俺は弟子を取らせたらどうかと考えている。」
「あの2人に弟子を?」
「ああ、弟子を取ると色々と判る事も多い。話してみたらどうだ?」
「そうだな、何時までも甘やかすばかりが師では無いか。」
と言う事で翌朝、3人で家の中であれこれと話し合いをした様だ。ミントとシーネは独立しこの近くに家を借りるそうだ。それから弟子を取る事も決めた様で有望そうな新人が居たら声を掛けると言って居た。まあ、これは後からエリシアから聞いたんだけどね。
俺は3人がまだ寝ている時間に朝市に来ていた。運よく卵売りが来ていたので全部買った。少し歩くとヤギの乳売りも居たので全部買う。
「毎朝来てるのか?」
「ああ、ヤギは毎日乳を搾らないと病気になるんだ。」
そういうものなのか?
更に歩いていると。チーズとヨーグルトの中間の様な物を売ってるのを見つけた。
「これは何に使うんだ?」
「これは酪と言って、パンに混ぜると美味いんだ。」
「ほう?ちなみにチーズは無いのか?」
「チーズと言うと粉にして肉に掛ける奴か?」
「良く解らんが多分それだ。」
「それなら家に帰ればあるぞ。」
「どの位ある?」
「100キロ近くはあると思うぞ。」
「全部買うから家に案内してくれないか?」
「構わんが40分くらい掛かるぞ。」
「問題無い。」
こうして俺はこの世界で初めてチーズを手に入れた。ヤギの乳のチーズだが若干癖がある物の色々な用途に使えそうだ。
この日、エリシアの懐妊記念として店の客全員にプリンを振舞った。
1
あなたにおすすめの小説
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
まったく知らない世界に転生したようです
吉川 箱
ファンタジー
おっとりヲタク男子二十五歳成人。チート能力なし?
まったく知らない世界に転生したようです。
何のヒントもないこの世界で、破滅フラグや地雷を踏まずに生き残れるか?!
頼れるのは己のみ、みたいです……?
※BLですがBがLな話は出て来ません。全年齢です。
私自身は全年齢の主人公ハーレムものBLだと思って書いてるけど、全く健全なファンタジー小説だとも言い張れるように書いております。つまり健全なお嬢さんの癖を歪めて火のないところへ煙を感じてほしい。
111話までは毎日更新。
それ以降は毎週金曜日20時に更新します。
カクヨムの方が文字数が多く、更新も先です。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
召喚失敗から始まる異世界生活
思惟岳
ファンタジー
庭付き一戸建て住宅ごと召喚されたせいで、召喚に失敗。いったん、天界に転送されたジュンは、これからどうしたいかと神に問われた。
「なろう」さまにも、以前、投稿させていただいたお話です。
ペンネームもタイトルも違うし、かなり書き直したので、別のお話のようなものですけれど。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる