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第2章 英雄の最期
第23話 ヘクターを口説く者
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ルシエンがビオレールに到着した日。
丁度、商人としてダーランドのハンセン商会に潜り込んでいる同胞、ヘクター・ロンメルが商隊と一緒に現れた。
ヘクターが乗る馬車から小柄な少女が飛び降り、心を許した会話を交わし、別れを告げている。
馬車はビオレールの商人ギルドや、宿が立ち並ぶ中央通りをゆっくりと進んでいった。
「久しぶりだな。ヘクター」
御者を務めるヘクターの隣に座り、誰にも気づかれぬよう結界魔法を張るルシエン。
ヘクターは横目でルシエンを見て、小さく笑った。
「何か用か? 今は俺はハンセン商会の下っ端商人なんだが」
「冒険者として潜入していたが、ダーランドではアランの傭兵どもにやられたそうだな」
「お陰で俺は商人よ。ま、気に入ってるからいいけどな」
「サリアが死んだと聞いた」
「ああ、アレクシアとかいうアランの副団長にバッサリとな。それがどうした? 哀悼ならダーランドでやってくれや」
「……サリアを殺したのはリョウ・アルバースだとする」
「あん? リョウ・アルバースって、アラン傭兵団の若い黒髪の奴か。ヒューイットの馬鹿を殺して名を挙げたねえ。麻薬戦争の勲功第一、それは素晴らしい英雄の誕生ってな。……ちっ、暗示をかけたな。そうするほどかよ」
「……気づく貴様も異常だが、そのままにしておけ。仲間に嘘を見破れる精霊使いのエルフがいる」
「はいはい、言う通りにしますぜ」
ヘクターは、ルシエンに逆らうつもりは毛頭ない。
なにせこれから語られる内容が仕事なのだと、理解したからだ。
「そのリョウ・アルバースが、今はビオレールに滞在している」
「ほう? つまり俺にサリアの仇討ちとして奴を討てってか?」
「いや、保険だ。私は剣は不得手だ。不意に接近され、剣を抜かれては負ける」
「……成程。ただの暗殺じゃなく制限があるみたいだな。それで俺に協力を求めたか」
「話が早くて助かる。ハンセン商会離脱後の身の振り方は、私が責任を持ってやる」
ルシエンの申し出にヘクターはニヤリと笑う。
その笑みを見てルシエンは内心、やはりこの男は信用出来ると確信した。
そしてヘクターも、この魔女が自分を利用するだけ利用して切り捨てるような真似はしないと確信していた。
だがそれは互いに口にしない。
それは2人にとって信頼関係などではなく、利害関係の一致に過ぎないのだから。
だがそれは、標的の警戒心から脆くも崩れ去る。
気づかれたと察したヘクターは、標的に真っ向勝負を挑み、結果として敗北した。
ハンセン商会に戻るヘクターの選択を止める術はない。
(まあいい。機会はいずれある。それは時が経てば経つほどこちらに利がある。……成程、ローゼマリー王女はリョウ・アルバースにご執心か。なかなか良い情報を仕入れた)
ルシエンはそう考え、決して気取られぬよう標的から距離を置いた。
***
ビオレールに戻り、すでにハンセン商会が帰国の途についているのを確認したヘクター。
まあ一杯やってから俺も帰国するかと、賑わっている酒場でエールを注文した。
そのヘクターの隣のカウンター席に、1人の女が座る。
手には水晶。フードを被っているが、占い専門の魔女かと、ヘクターは警戒しながら酒を口にした。
女も酒を注文すると、ヘクターに顔を向ける。
「少しお話いいかしら? ヘクター・ロンメルさん」
「どこかで会ったことがあったかい? 別嬪さんよ」
ヘクターはジロリと女を見る。
フードの下から見える、整った容姿と薄紫色の巻き毛。
この魔女が己を操る邪教の関係者かと考えたからだ。
「ヘクター・ロンメル。ダーランドの東にある小さな街の孤児。保護された修道院が邪教崇拝に染まり、駒として育てられた者」
ヘクターは内心で舌打ちした。
それは己の過去であり、誰にも知られたくない恥部であったから。
ヘクターは特に邪教に関心はない。
ただ正義感もない。
力を誇示する気もない。
大金持ちになり、人を使う立場になる野心もない。
なぜ生きているかと問われれば、夜の一杯のためと答えるだろう。
ただ時折現れる邪教の連中にそっと手を貸す。
これまでもそうだったし、これからもそうだろう。
ならばこの初めて見る邪教の魔女かもしれない女が、己を操ろうとしているならば、逆にその目的を探るのも一興と考えた。
ヘクターは酒の入ったコップを手にすると、一気に飲み干して女を見た。
そしてニヤリと笑う。
「趣味が悪いねえ占い師さんよお。俺なんか調べてどうするんで?」
「クスクス。成長した貴方はダーランドでも指折りの冒険者として活躍する。麻薬戦争では運悪くヒューイット将軍側に雇われ、戦後は冒険者は廃業、ハンセン商会に護衛兼商人見習いとして潜り込む。ここまで合っているかしら?」
「潜り込むって人聞きが悪いねえ。俺はちゃんと恩赦で釈放されたんだぜ?」
ヘクターは肩を竦めてみせるが、女に動揺した様子はない。
ただフード越しでヘクターを見てくる。
その態度は己を操ろうとするというより、自分に興味を持っているようだとヘクターは考えた。
(さてと……こいつをどうする? 殺るのは簡単……と! そういえば剣は持てねえんだっけか)
フィーリアに付けられた盟約の指輪を、そっと撫でながらヘクターは考える。
そして、この魔女が何を知りたいのかを見極める事にした。
「で、何が知りたいんで?」
「クスクス、そう警戒しないでくださいな。私はディアナと申しますわ」
「ディアナ? 先日ビオレール城で騒ぎを起こし、領外追放になった魔女と同じ名だな」
「あら? 他国の人なのによくご存知で」
「商人は情報に敏感なんでね。それで? 魔女様の目的は? ここにいていいのかい?」
ヘクターは酒のおかわりを注文し、ディアナも酒を注文する。
「クスクス、細かいことは気にしたら負けですわよ? ヘクターさん」
そして酒を二杯、グラスに注ぐと一つをヘクターの前に置いた。
(本物か? 容姿は別嬪さんぐらいってしか聞いてなかったのはしくじったな。……ジーニアの名前でも出して反応を見るか? いや、手配されている奴の名を出した所で意味ねえか)
ディアナは微笑みグラスを手にする。
ならばと、ヘクターもグラスを持ち上げる。
カチンとグラスがぶつかる。
そして2人は同時に酒を飲み干した。
「ヘクターさんはこれからどうするのかしら?」
「さてね。そろそろ東に戻ろうと思ってるが」
「あら? 南じゃないの?」
「南なんて山しかねえよ。盗賊も魔獣も多いって聞くしな」
「クスクス、たった今、南から戻ってきたって言わないのね」
この魔女め、と内心舌打ちするヘクター。
だが表情は変えない。
グラスに二杯目を注ぎ、酒で喉を潤す。
「戻ってきたばかりの俺が、また南に行く理由はないだろ? それとも何かい? 俺が何しに南へ行ったかも、あんたには筒抜けなのかい?」
口にしてから、挑発に乗ってしまったかと後悔する。
ディアナは、クスクスと楽しそうに笑うだけだった。
それでヘクターは確信した。
この女は全てを知っていると。
だが、それを知ってどうする? とも考えた。
この魔女が、何を知りたがっているのかがわからないからだ。
「……あんたの事情は知っている。表の情報も裏の情報もな。俺をどうしたいか知らんが、もし裏切れだの、協力しろだの言うなら俺はこの席を立つぜ?」
「あら? どうしてそう思ったのかしら?」
「ジーニアやうちの連中から少しは聞いてるんだろ? 俺等の事を。なら、そう思っただけさ」
「クスクス、頭も切れて鋭いですわね。でもそこまでは求めませんので、どうぞご安心なさって」
「……ならいい加減教えてほしいなあ。時は金なりだぜ? まあ、俺はいつでも金に困っているが」
「リョウ・アルバースの仲間の、ローゼと名乗る魔女を利用するのに力を貸してほしいの」
「……恨みからか?」
「クスクス、違うわ。貴方は知らないようだから教えてあげるわ。魔女ローゼは、10年前に死んだとされるローゼマリー王女なの。それなのに、この国の現状を放置して、ただの冒険者をしている。……いけないことだと思わないかしら?」
ディアナの妖艶な笑みに、ヘクターの眉毛がピクリと動く。
酒場の喧騒が遠くなる感覚を、ヘクターは覚えた。
丁度、商人としてダーランドのハンセン商会に潜り込んでいる同胞、ヘクター・ロンメルが商隊と一緒に現れた。
ヘクターが乗る馬車から小柄な少女が飛び降り、心を許した会話を交わし、別れを告げている。
馬車はビオレールの商人ギルドや、宿が立ち並ぶ中央通りをゆっくりと進んでいった。
「久しぶりだな。ヘクター」
御者を務めるヘクターの隣に座り、誰にも気づかれぬよう結界魔法を張るルシエン。
ヘクターは横目でルシエンを見て、小さく笑った。
「何か用か? 今は俺はハンセン商会の下っ端商人なんだが」
「冒険者として潜入していたが、ダーランドではアランの傭兵どもにやられたそうだな」
「お陰で俺は商人よ。ま、気に入ってるからいいけどな」
「サリアが死んだと聞いた」
「ああ、アレクシアとかいうアランの副団長にバッサリとな。それがどうした? 哀悼ならダーランドでやってくれや」
「……サリアを殺したのはリョウ・アルバースだとする」
「あん? リョウ・アルバースって、アラン傭兵団の若い黒髪の奴か。ヒューイットの馬鹿を殺して名を挙げたねえ。麻薬戦争の勲功第一、それは素晴らしい英雄の誕生ってな。……ちっ、暗示をかけたな。そうするほどかよ」
「……気づく貴様も異常だが、そのままにしておけ。仲間に嘘を見破れる精霊使いのエルフがいる」
「はいはい、言う通りにしますぜ」
ヘクターは、ルシエンに逆らうつもりは毛頭ない。
なにせこれから語られる内容が仕事なのだと、理解したからだ。
「そのリョウ・アルバースが、今はビオレールに滞在している」
「ほう? つまり俺にサリアの仇討ちとして奴を討てってか?」
「いや、保険だ。私は剣は不得手だ。不意に接近され、剣を抜かれては負ける」
「……成程。ただの暗殺じゃなく制限があるみたいだな。それで俺に協力を求めたか」
「話が早くて助かる。ハンセン商会離脱後の身の振り方は、私が責任を持ってやる」
ルシエンの申し出にヘクターはニヤリと笑う。
その笑みを見てルシエンは内心、やはりこの男は信用出来ると確信した。
そしてヘクターも、この魔女が自分を利用するだけ利用して切り捨てるような真似はしないと確信していた。
だがそれは互いに口にしない。
それは2人にとって信頼関係などではなく、利害関係の一致に過ぎないのだから。
だがそれは、標的の警戒心から脆くも崩れ去る。
気づかれたと察したヘクターは、標的に真っ向勝負を挑み、結果として敗北した。
ハンセン商会に戻るヘクターの選択を止める術はない。
(まあいい。機会はいずれある。それは時が経てば経つほどこちらに利がある。……成程、ローゼマリー王女はリョウ・アルバースにご執心か。なかなか良い情報を仕入れた)
ルシエンはそう考え、決して気取られぬよう標的から距離を置いた。
***
ビオレールに戻り、すでにハンセン商会が帰国の途についているのを確認したヘクター。
まあ一杯やってから俺も帰国するかと、賑わっている酒場でエールを注文した。
そのヘクターの隣のカウンター席に、1人の女が座る。
手には水晶。フードを被っているが、占い専門の魔女かと、ヘクターは警戒しながら酒を口にした。
女も酒を注文すると、ヘクターに顔を向ける。
「少しお話いいかしら? ヘクター・ロンメルさん」
「どこかで会ったことがあったかい? 別嬪さんよ」
ヘクターはジロリと女を見る。
フードの下から見える、整った容姿と薄紫色の巻き毛。
この魔女が己を操る邪教の関係者かと考えたからだ。
「ヘクター・ロンメル。ダーランドの東にある小さな街の孤児。保護された修道院が邪教崇拝に染まり、駒として育てられた者」
ヘクターは内心で舌打ちした。
それは己の過去であり、誰にも知られたくない恥部であったから。
ヘクターは特に邪教に関心はない。
ただ正義感もない。
力を誇示する気もない。
大金持ちになり、人を使う立場になる野心もない。
なぜ生きているかと問われれば、夜の一杯のためと答えるだろう。
ただ時折現れる邪教の連中にそっと手を貸す。
これまでもそうだったし、これからもそうだろう。
ならばこの初めて見る邪教の魔女かもしれない女が、己を操ろうとしているならば、逆にその目的を探るのも一興と考えた。
ヘクターは酒の入ったコップを手にすると、一気に飲み干して女を見た。
そしてニヤリと笑う。
「趣味が悪いねえ占い師さんよお。俺なんか調べてどうするんで?」
「クスクス。成長した貴方はダーランドでも指折りの冒険者として活躍する。麻薬戦争では運悪くヒューイット将軍側に雇われ、戦後は冒険者は廃業、ハンセン商会に護衛兼商人見習いとして潜り込む。ここまで合っているかしら?」
「潜り込むって人聞きが悪いねえ。俺はちゃんと恩赦で釈放されたんだぜ?」
ヘクターは肩を竦めてみせるが、女に動揺した様子はない。
ただフード越しでヘクターを見てくる。
その態度は己を操ろうとするというより、自分に興味を持っているようだとヘクターは考えた。
(さてと……こいつをどうする? 殺るのは簡単……と! そういえば剣は持てねえんだっけか)
フィーリアに付けられた盟約の指輪を、そっと撫でながらヘクターは考える。
そして、この魔女が何を知りたいのかを見極める事にした。
「で、何が知りたいんで?」
「クスクス、そう警戒しないでくださいな。私はディアナと申しますわ」
「ディアナ? 先日ビオレール城で騒ぎを起こし、領外追放になった魔女と同じ名だな」
「あら? 他国の人なのによくご存知で」
「商人は情報に敏感なんでね。それで? 魔女様の目的は? ここにいていいのかい?」
ヘクターは酒のおかわりを注文し、ディアナも酒を注文する。
「クスクス、細かいことは気にしたら負けですわよ? ヘクターさん」
そして酒を二杯、グラスに注ぐと一つをヘクターの前に置いた。
(本物か? 容姿は別嬪さんぐらいってしか聞いてなかったのはしくじったな。……ジーニアの名前でも出して反応を見るか? いや、手配されている奴の名を出した所で意味ねえか)
ディアナは微笑みグラスを手にする。
ならばと、ヘクターもグラスを持ち上げる。
カチンとグラスがぶつかる。
そして2人は同時に酒を飲み干した。
「ヘクターさんはこれからどうするのかしら?」
「さてね。そろそろ東に戻ろうと思ってるが」
「あら? 南じゃないの?」
「南なんて山しかねえよ。盗賊も魔獣も多いって聞くしな」
「クスクス、たった今、南から戻ってきたって言わないのね」
この魔女め、と内心舌打ちするヘクター。
だが表情は変えない。
グラスに二杯目を注ぎ、酒で喉を潤す。
「戻ってきたばかりの俺が、また南に行く理由はないだろ? それとも何かい? 俺が何しに南へ行ったかも、あんたには筒抜けなのかい?」
口にしてから、挑発に乗ってしまったかと後悔する。
ディアナは、クスクスと楽しそうに笑うだけだった。
それでヘクターは確信した。
この女は全てを知っていると。
だが、それを知ってどうする? とも考えた。
この魔女が、何を知りたがっているのかがわからないからだ。
「……あんたの事情は知っている。表の情報も裏の情報もな。俺をどうしたいか知らんが、もし裏切れだの、協力しろだの言うなら俺はこの席を立つぜ?」
「あら? どうしてそう思ったのかしら?」
「ジーニアやうちの連中から少しは聞いてるんだろ? 俺等の事を。なら、そう思っただけさ」
「クスクス、頭も切れて鋭いですわね。でもそこまでは求めませんので、どうぞご安心なさって」
「……ならいい加減教えてほしいなあ。時は金なりだぜ? まあ、俺はいつでも金に困っているが」
「リョウ・アルバースの仲間の、ローゼと名乗る魔女を利用するのに力を貸してほしいの」
「……恨みからか?」
「クスクス、違うわ。貴方は知らないようだから教えてあげるわ。魔女ローゼは、10年前に死んだとされるローゼマリー王女なの。それなのに、この国の現状を放置して、ただの冒険者をしている。……いけないことだと思わないかしら?」
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