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第3章 公爵令嬢の選択
第34話 オルガ・フーガ
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元ポール・ルインズベリーだった魔族となった存在。
青い肉体から放たれる魔力が私たちを襲う。
私の魔力障壁とフィーリアの魔導具による結界がギリギリ間に合い、魔力を何とか飛散させた。
リョウとオルガの死闘は、流れ弾のように飛び交う魔力弾を避けながら、剣が交わり合う音を響かせている。
「次が来るわよ!」
ベレニスの警告に私は魔法の詠唱に入る。
敵の魔力量は膨大で、その数は数十発は超えていた。
リョウがオルガと剣を交えている間に、私たちは魔力障壁を張り巡らせながら、飛来する魔力弾の処理に追われていた。
第二波となる魔力を飛散させながら、やはりと感じる。
「キヒ♥ いつまで持つかなぁ? あたしはぁ、後数分にベットするから、ヒキガエルみたいにぃ惨たらしく死んでよねぇ。キャハ♥」
余裕の笑みを浮かべるジーニアだが、私は確信をもって告げる。
「見た目と魔力だけが魔族ね。……そんな存在を操って楽しいの、ジーニア?」
ジーニアからようやく笑みが消えた。
「ローゼ、それって……」
「ポールだった人間の身体を、無理矢理魔族のように変換させたってとこかな? もうあの身体に魂なんてない。……恐らく祭壇の魔法陣は、シャルロッテの魂を触媒にして魔族を動かしているのみ。他には何もしてない」
ベレニスたちにそう告げつつ、やることを決める。
「要は、でくの坊の魔族の攻撃を回避しつつ、祭壇まで駆けてジーニアを倒して、赤髪ポニーテールを救えばいいのよね! よ~し! やるわよ!」
気持ちを昂ぶらせたベレニスが、意気込みを声高に叫び、ジーニアは真顔になった顔を再び歪ませる。
「絵空事を言うエルフって、ほ~んとバカみたいだわ~。……ほ~んとウザいわ、王女様とお仲間たち。……キヒ♥ でもで~もぉ、それはあんたたちの前衛にリョウ・アルバースがいれば可能な話ぃ。そいつはもう終わったしぃ♥」
耳に聞こえた瞬間、リョウへと視線を向ける。
そこにはオルガの剣によって袈裟斬りにされ、血飛沫を上げるリョウの姿。
そして、オルガは勝利の雄叫びを上げていた……
「リョウ‼」
動かそうとする足だったが、それはフィーリアに腕を掴まれ戻された。
「自分の魔導具だけの結界では持たないっす。ローゼさん。魔力障壁の展開を継続してくださいっす!」
フィーリアに諭され、私は唇を噛む。
今、この場を動いたら魔族の攻撃で全員死ぬ。
そんなのはわかっている。わかっているけど……
オルガはリョウを倒した後、ジーニアの横まで移動した。
「あ~、戦況はこうなっているんか。リョウの野郎、強くなってたなあ。でもこれで、あんたとの取引は完了したぜ。さ~て、こっからどう動くかねえ」
それはジーニアがオルガの復讐を完遂させる条件に、リョウの始末を依頼していたのだと判明する発言。
……そういうことか。邪教がリョウの命を狙っているのは、ルシエンの件でわかっていたのに。
まさか同じアランの傭兵の、しかも手練れ中の手練れを抱き込むなんて。
私は唇を噛みながら、ジーニアの次の一手を待つしかなかった。
「キヒ♥ オルガ・フーガ。あんたが望むなら、な・か・ま・に・し・て・あ・げ・る♥ ヒャハ♥ どうせ傭兵団には戻れないでしょぉ?」
その甘言に、オルガはニヤリと笑い、剣先を私たちに向けて言い放った。
「それも悪くねえな。ポールがあんな姿になったのをずっと眺めるのも一興よ」
「……オルガ……あなたの過去には同情するけど、邪教に力を貸すなら、ここで倒す‼」
そんな私の決意にオルガはニヤリと笑い、ジーニアは吹き出した。
「この状況でぇ? ヒキガエルみたいにぃ、ズタボロで這いつくばってぇ生きているだけの雑魚がぁ、どうやってあたしを倒すのぉ? さあポールぅ。あいつらを消滅させなさぁい。キャハ♥」
祭壇に手を伸ばすジーニア。魔族からは最大級の魔力が練られていた。
そんな絶望的な状況なのに、フィーリアもベレニスも不思議そうに私を見つめてくる。
「な、何?」
「いえ、リョウ様が殺されても暴走して魔王にならないって意外だと思ったっす」
「そうよねえ。だからなんとなくわかったわ。ま、ローゼは動物的直感で感じていただけなんだろうけど」
何、動物的直感って?
私は人間だぞベレニスめ。
「魔王?」
ヴィレッタが不思議そうに顔を覗いてくる。
けど今は説明は無理!
魔力弾を防ぐのに、全力展開で魔法障壁を維持しなきゃいけないから!
それに、この魔力弾はヤバい。果たして保つのか?
「ヒャハ♥ じゃあねぇ。王女ローゼマリーに、聖女になり得たレスティア公爵令嬢様ぁ♥」
祭壇から邪悪な光が強まり、呼応するかのように魔族の魔力弾が強まる。
さすがにもう耐えきれそうにない。
もはやこれまでか、と思いながらも何故かわかる。
もう少し耐えればなんとかなると。
だから全身全霊で魔力障壁の保持を続けた。
そして……
「ハアッ⁉」
ジーニアが素っ頓狂に叫んだ。
「ハハ! てめえ、そんな手を覚えてやがったか‼」
オルガの喜びに満ちた狂気すら感じる声。
リョウの剣の一閃で祭壇が破壊され、展開されていた魔法陣が消滅し、魔族は停止して動かなくなった。
再び剣を振るい戦う2人のアランの傭兵。
瞬時にベレニスが駆け出しジーニアに斬りかかった。
「ようやく届いたわね! さあ! ビオレールでの続きをするわよ!」
「このクソエルフがあ! 舐めやがってえ!」
ベレニスに悪態をつきながら、ジーニアも漆黒の剣を手にして応戦する。
今だ!
「ヴィレッタ! シャルロッテをお願い! 私とフィーリアはベレニスに加勢するから‼」
破壊された祭壇の残骸の上で、尚も眠るシャルロッテ。
彼女が目覚める前に終わらせなきゃ!
そして、この大陸に混乱をもたらす邪教の存在を暴くのだ。
バアンと教会の扉も開く。
祭壇が壊れた影響か? 今まで全く音沙汰がなかった外の空気が、武装した王国軍の兵と共に流れ込んできた。
率いているのはアデルだ。
まるで状況を理解しているかの如く、兵を展開させている。
「邪教の魔女ジーニアとアランの傭兵オルガ! 王都に混乱を齎す大罪人! 覚悟せよ‼」
アデルに剣先を向けられるオルガだが、その瞳はすでにどうでもいいという色が宿っていた。
「邪魔すんじゃねえ! アデルの旦那ァ! 兵士を近づけてみろ! たたっ斬るぞ‼」
リョウも同じ気分なのだろう。
無言だが、血で染まる身体から溢れるのは、誰にも立ち入らせない一騎討ちを渇望するオーラ。
その戦いぶりは、兵たちが止めよと命令されても、誰も止められるわけがなかった。
「さあ、決着をつけようぜ、リョウ!」
「ああ、オルガさん。これで決着だ!」
オルガが大振りに剣を振るう。
リョウは受け流し、剣を横一閃に斬り掛かる。
リョウの攻撃を躱し、首を落とそうと振り抜かれたオルガの剣だったが、その攻撃が当たる前に反転したリョウの刃がオルガの胴を捉えた。
「かは……!」
大量の血飛沫とともに、オルガの身体から力が一気に抜け、崩れ落ちた。
リョウもよろけ、倒れそうになるのを私が慌てて抑える。
このくらいは良いよね?
ジーニアはもう、ベレニスとフィーリアに追い詰められているし、王国兵もいる。
大勢は決したのだ。
このくらいのサービスは良いよね?
もう意識を保つことすらできないほど血を失っているのだろう。
私の肩にリョウの頭が乗っかった。
「俺はいい。死ぬ怪我じゃない。オルガさんが助かるなら回復魔法を……」
ったく……リョウは。しゃあないなあ。
気絶したリョウの頭を私は撫でた。
アデルも近づいてきて、倒れているオルガへ向けしゃがみこむ。
「何故……こんなことをした?」
「……リョウたちに……理由は言ってある。……聞けばいい……さ」
「喋らないで!……私の回復魔法じゃ効果はないかも。ヴィレッタ、来て! 神聖魔法ならいけるはず!」
そんな私の声にヴィレッタが呼応して、エマさんにシャルロッテを任せて駆け寄ろうとしたが……
「ざっけんな‼ くはっ……折角死ねるんだ。……死なせろや。リョウに伝えておけ。……てめえ、仲間が全滅するかどうかで気を張りすぎてるんだよ。もっと楽に戦いな。この嬢ちゃんたちなら……安心して……背中を……まかせ……ろ……や」
オルガの瞳の色が……消えた。
***
オルガが死の間際に見たのは夢か過去の記憶か。
そこは幼い頃ポールと、妹グレテと遊んだ光景。
一面の花畑が広がっていた。
弱すぎたんだよポール。エクベルトに乱暴されているグレテを見て、震えていたのに逆らえず加わって。
この俺に後ろめたさを持ちながらグレテの葬儀もやって。
俺が気づいていないとホッとしつつもビクビクしやがって。
……………………
やがて無が、オルガを包んだ。
青い肉体から放たれる魔力が私たちを襲う。
私の魔力障壁とフィーリアの魔導具による結界がギリギリ間に合い、魔力を何とか飛散させた。
リョウとオルガの死闘は、流れ弾のように飛び交う魔力弾を避けながら、剣が交わり合う音を響かせている。
「次が来るわよ!」
ベレニスの警告に私は魔法の詠唱に入る。
敵の魔力量は膨大で、その数は数十発は超えていた。
リョウがオルガと剣を交えている間に、私たちは魔力障壁を張り巡らせながら、飛来する魔力弾の処理に追われていた。
第二波となる魔力を飛散させながら、やはりと感じる。
「キヒ♥ いつまで持つかなぁ? あたしはぁ、後数分にベットするから、ヒキガエルみたいにぃ惨たらしく死んでよねぇ。キャハ♥」
余裕の笑みを浮かべるジーニアだが、私は確信をもって告げる。
「見た目と魔力だけが魔族ね。……そんな存在を操って楽しいの、ジーニア?」
ジーニアからようやく笑みが消えた。
「ローゼ、それって……」
「ポールだった人間の身体を、無理矢理魔族のように変換させたってとこかな? もうあの身体に魂なんてない。……恐らく祭壇の魔法陣は、シャルロッテの魂を触媒にして魔族を動かしているのみ。他には何もしてない」
ベレニスたちにそう告げつつ、やることを決める。
「要は、でくの坊の魔族の攻撃を回避しつつ、祭壇まで駆けてジーニアを倒して、赤髪ポニーテールを救えばいいのよね! よ~し! やるわよ!」
気持ちを昂ぶらせたベレニスが、意気込みを声高に叫び、ジーニアは真顔になった顔を再び歪ませる。
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そして、オルガは勝利の雄叫びを上げていた……
「リョウ‼」
動かそうとする足だったが、それはフィーリアに腕を掴まれ戻された。
「自分の魔導具だけの結界では持たないっす。ローゼさん。魔力障壁の展開を継続してくださいっす!」
フィーリアに諭され、私は唇を噛む。
今、この場を動いたら魔族の攻撃で全員死ぬ。
そんなのはわかっている。わかっているけど……
オルガはリョウを倒した後、ジーニアの横まで移動した。
「あ~、戦況はこうなっているんか。リョウの野郎、強くなってたなあ。でもこれで、あんたとの取引は完了したぜ。さ~て、こっからどう動くかねえ」
それはジーニアがオルガの復讐を完遂させる条件に、リョウの始末を依頼していたのだと判明する発言。
……そういうことか。邪教がリョウの命を狙っているのは、ルシエンの件でわかっていたのに。
まさか同じアランの傭兵の、しかも手練れ中の手練れを抱き込むなんて。
私は唇を噛みながら、ジーニアの次の一手を待つしかなかった。
「キヒ♥ オルガ・フーガ。あんたが望むなら、な・か・ま・に・し・て・あ・げ・る♥ ヒャハ♥ どうせ傭兵団には戻れないでしょぉ?」
その甘言に、オルガはニヤリと笑い、剣先を私たちに向けて言い放った。
「それも悪くねえな。ポールがあんな姿になったのをずっと眺めるのも一興よ」
「……オルガ……あなたの過去には同情するけど、邪教に力を貸すなら、ここで倒す‼」
そんな私の決意にオルガはニヤリと笑い、ジーニアは吹き出した。
「この状況でぇ? ヒキガエルみたいにぃ、ズタボロで這いつくばってぇ生きているだけの雑魚がぁ、どうやってあたしを倒すのぉ? さあポールぅ。あいつらを消滅させなさぁい。キャハ♥」
祭壇に手を伸ばすジーニア。魔族からは最大級の魔力が練られていた。
そんな絶望的な状況なのに、フィーリアもベレニスも不思議そうに私を見つめてくる。
「な、何?」
「いえ、リョウ様が殺されても暴走して魔王にならないって意外だと思ったっす」
「そうよねえ。だからなんとなくわかったわ。ま、ローゼは動物的直感で感じていただけなんだろうけど」
何、動物的直感って?
私は人間だぞベレニスめ。
「魔王?」
ヴィレッタが不思議そうに顔を覗いてくる。
けど今は説明は無理!
魔力弾を防ぐのに、全力展開で魔法障壁を維持しなきゃいけないから!
それに、この魔力弾はヤバい。果たして保つのか?
「ヒャハ♥ じゃあねぇ。王女ローゼマリーに、聖女になり得たレスティア公爵令嬢様ぁ♥」
祭壇から邪悪な光が強まり、呼応するかのように魔族の魔力弾が強まる。
さすがにもう耐えきれそうにない。
もはやこれまでか、と思いながらも何故かわかる。
もう少し耐えればなんとかなると。
だから全身全霊で魔力障壁の保持を続けた。
そして……
「ハアッ⁉」
ジーニアが素っ頓狂に叫んだ。
「ハハ! てめえ、そんな手を覚えてやがったか‼」
オルガの喜びに満ちた狂気すら感じる声。
リョウの剣の一閃で祭壇が破壊され、展開されていた魔法陣が消滅し、魔族は停止して動かなくなった。
再び剣を振るい戦う2人のアランの傭兵。
瞬時にベレニスが駆け出しジーニアに斬りかかった。
「ようやく届いたわね! さあ! ビオレールでの続きをするわよ!」
「このクソエルフがあ! 舐めやがってえ!」
ベレニスに悪態をつきながら、ジーニアも漆黒の剣を手にして応戦する。
今だ!
「ヴィレッタ! シャルロッテをお願い! 私とフィーリアはベレニスに加勢するから‼」
破壊された祭壇の残骸の上で、尚も眠るシャルロッテ。
彼女が目覚める前に終わらせなきゃ!
そして、この大陸に混乱をもたらす邪教の存在を暴くのだ。
バアンと教会の扉も開く。
祭壇が壊れた影響か? 今まで全く音沙汰がなかった外の空気が、武装した王国軍の兵と共に流れ込んできた。
率いているのはアデルだ。
まるで状況を理解しているかの如く、兵を展開させている。
「邪教の魔女ジーニアとアランの傭兵オルガ! 王都に混乱を齎す大罪人! 覚悟せよ‼」
アデルに剣先を向けられるオルガだが、その瞳はすでにどうでもいいという色が宿っていた。
「邪魔すんじゃねえ! アデルの旦那ァ! 兵士を近づけてみろ! たたっ斬るぞ‼」
リョウも同じ気分なのだろう。
無言だが、血で染まる身体から溢れるのは、誰にも立ち入らせない一騎討ちを渇望するオーラ。
その戦いぶりは、兵たちが止めよと命令されても、誰も止められるわけがなかった。
「さあ、決着をつけようぜ、リョウ!」
「ああ、オルガさん。これで決着だ!」
オルガが大振りに剣を振るう。
リョウは受け流し、剣を横一閃に斬り掛かる。
リョウの攻撃を躱し、首を落とそうと振り抜かれたオルガの剣だったが、その攻撃が当たる前に反転したリョウの刃がオルガの胴を捉えた。
「かは……!」
大量の血飛沫とともに、オルガの身体から力が一気に抜け、崩れ落ちた。
リョウもよろけ、倒れそうになるのを私が慌てて抑える。
このくらいは良いよね?
ジーニアはもう、ベレニスとフィーリアに追い詰められているし、王国兵もいる。
大勢は決したのだ。
このくらいのサービスは良いよね?
もう意識を保つことすらできないほど血を失っているのだろう。
私の肩にリョウの頭が乗っかった。
「俺はいい。死ぬ怪我じゃない。オルガさんが助かるなら回復魔法を……」
ったく……リョウは。しゃあないなあ。
気絶したリョウの頭を私は撫でた。
アデルも近づいてきて、倒れているオルガへ向けしゃがみこむ。
「何故……こんなことをした?」
「……リョウたちに……理由は言ってある。……聞けばいい……さ」
「喋らないで!……私の回復魔法じゃ効果はないかも。ヴィレッタ、来て! 神聖魔法ならいけるはず!」
そんな私の声にヴィレッタが呼応して、エマさんにシャルロッテを任せて駆け寄ろうとしたが……
「ざっけんな‼ くはっ……折角死ねるんだ。……死なせろや。リョウに伝えておけ。……てめえ、仲間が全滅するかどうかで気を張りすぎてるんだよ。もっと楽に戦いな。この嬢ちゃんたちなら……安心して……背中を……まかせ……ろ……や」
オルガの瞳の色が……消えた。
***
オルガが死の間際に見たのは夢か過去の記憶か。
そこは幼い頃ポールと、妹グレテと遊んだ光景。
一面の花畑が広がっていた。
弱すぎたんだよポール。エクベルトに乱暴されているグレテを見て、震えていたのに逆らえず加わって。
この俺に後ろめたさを持ちながらグレテの葬儀もやって。
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