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95.私のお姫様を探し出せ
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「ちょっと、校長先生! リコが誘拐されたってどういうことですか!」
「落ちついてね。どうって言われても、そのままの意味よ」
「だって……!」
「場所もわかってるし、まぁ、大丈夫でしょ」
私は助手席から、運転している先生に問いかけた。
落ち着いた声で話してるけど、車はかなり左右に揺れている気がする。
表情に出してないだけで、慌てているのかもしれない。
校長先生ってこんなに生徒思いだった?
それにさ……。
黒髪のメガネをかけたもっと年配の鉄仮面みたいなおばさんが頭に浮かぶんだけど……なんだろうこれ。
今横にいるのは、ふわふわした金髪の……。
どうみても同い年くらいの女の子。
校長先生って……いつ変わったんだっけ。
「先生、これでも自分は一応刑事なんで。安全運転でお願いしたいですなぁ~……」
「うふふ。刑事さんも中村さんも、せっかく拾ったんだから役に立ってくださいね」
「お役にって……まぁその……警察側の不祥事で……もうしわけないですな……」
後部座席には、コートをきた丸っぽいおじさんがいる。
この人、刑事さんなんだ。
「刑事さん、リコは大丈夫なんですか!!」
「お嬢ちゃん、安心してください。無線では連絡したんで、仲間も現場に急行してますよ」
「心配ないわよ。本人に危害を加える集団じゃないわ」
――なんで私が先生の車に乗っているかっていうと。
リコから『今学校にいるよ』ってメッセージが来てて。
慌てて学校に向かってる最中に、突然車から声をかけられて。
校長先生から、スマホの音声を聞かされたから。
『刑事の鈴木さんと春ちゃん先生が仲間みたいで、私誘拐されてて……』
リコの慌てた声を思い出して、胸が締め付けられそうになる。
リコ……。
リコリコリコ、私のリコ!!
お願い……無事でいて……。
思わず目をつぶって両手を胸の前に組んだところで、再び車が大きく揺れた。
「うわわわわ」
「や、やはり安全運転でお願いしたいですな……」
「うふふ……ふ……うるっさいわね! こっちの世界の移動手段は、なんでこんなにめんどくさいのよ!」
校長先生は突然大きな声を出すと、車を急停止させた。
「せ、先生?」
「どうされました。運転かわりますかな?」
「いらないわよ。目立つからやめようと思ったけど。こんなの飛んだ方が絶対早いわ!」
彼女は運転席のドアから飛び降りると、何かをつぶやきながら空を見上げている。
なにやってるのよ、急いでるのに!!
「ちょっと校長先生、早くリコのとこに行かないと……え?」
キレイな金色の髪が揺れて……。
背中から大きな羽が現れた。
うそ……真っ白な翼がまるで……天使みたいで……。
なにこれ、現実?
「せ……先生?」
「これは……驚きましたな……」
何で気づかなかったんだろう。
風にふわりと揺れる金色の髪。
澄んだ青い瞳。
少し幼さの残る美しい笑顔。
背中の翼だけじゃなくて……ううん。翼がなかったとしても。
あまりにも美しすぎて……。
まるで……まるでさ。
ショコラの好きなアニメや漫画の世界から飛び出してきたみたい。
「ほらほら、おどろくのは後回し。さあ行くわよ」
彼女が翼をはためかせて空高く飛び上がるのと同時に、私の身体が不思議な光につつまれて空中に浮かび上がった。
あっという間に。乗っていた車も道路も近くの建物も小さくなっていって。
手を伸ばせば、雲に手が届きそう。
「はぁ? これ空を飛んでるんだけど……ウソ……どうなってるの」
「刑事になってから色々不思議な事件は経験したんですが……これはまた……すごいですなぁ……」
「さぁ、一気に愛しのショコラちゃん救出するわよ! 私の大切な後輩なんだから!!」
そうだ!
今はリコを助けないと!!
あれ? 今なにか別の名前を叫んでいた気がするんだけど。
――助けに行くのって『リコ』なんだよね?
**********
隣町のはずれにある、大きな野外ステージ。
いつもは大型イベントとかライブとかに使われる場所だけど。
地面に降り立った私たちは……ううん、違う。
空からこの景色を見た時から、何が起こったのか理解できなかった。
「なにこれ……リコはどこ?」
「なんの冗談ですかな……最近の事件はオジサンの常識が壊れそうで……年ですかなぁ……」
目の前には、真っ暗な空間が空までひろがっている。
陰になってて暗いとか、そういうレベルじゃなくて……まるで光が完全に吸い込まれたような黒。
写真からその場所だけが切り取られたようなような風景。
「意味わかんない! なんなのこれ!」
空間の周囲には、パトカーが何台か止まっているけど。
回転灯の赤い光も。
向けられている車のヘッドライトも。
黒い空間の先にあるはずの点……野外ステージを照らし出せていない。
「ちょっと、そこの君! 危ないから近づかないで!」
近くにいた警察官が慌ててかけよってくるのが見えた。
でも、そんなの気にしてる場合じゃない!
私は全速力で黒い壁に向かって走っていく。
「リコー! そこにいるのー! 今行くからね!!」
だって誓ったんだから。
――ずっとずっと守るって。
――いつも一緒にいるって。
「関係者なんだ、許可してやってくれんか」
「しかし……」
後ろから刑事さんと警察官の声が聞こえてくる。
もしかしたら止めてくれてるのかもしれない。
……あの刑事さん、エライ人だったのかな。
なんだかわからないけど、よし!!
今のうちにあの中に!!
そのままの勢いで黒い空間に走り込んだ私は、柔らかい壁のようなものに押し返された。
え。
なによこれ。
「なんで進めないのよ! リコ、聞こえる!」
今度は思い切り全身で対当りしてみる。
ダメだ……同じように跳ね返されてしまう。
「ちょっと……こんなのないよ。やっとまた会えたのに……ひどいよ……」
何が起きてるのかわからなけど。
きっとリコはこのまま帰ってこない……。
そんな気がして……心臓がつかまれたみたいにぎゅっとなる。
「空間ごと切り取るとか……こんなこと出来るのアイツだけよね……くそ上司……どこにいたのよ!!」
「……え」
大きな声に驚いて振り向くと、校長先生が怒りので暗闇を見つめていた。
「いいわよ、超絶天才女神の力を見せてあげるわ!!」
背中の翼が大きく羽ばたくと、周囲の空間が金色に光りだした。
照らし出された先にある野外ステージが……見えてくる。
舞台の上に……誰かがいる?
ここからだと遠くて……あんまりよく見えない。
周囲にはキラキラかがやく妖精のようなものが舞っていて、幻想的な景色が広がっていた。
――これ本当に、現実で起きてることなの?
ううん。
今はそれどころじゃないんだ。
早くリコを見つけないと!!
「リコ……リコはどこよ?!」
「まぁ、見ててよ。えいっ!」
彼女が両手を大きく広げると、まるでスマホのズーム機能のように目の前の景色が大きくなっていく。
ステージにいる人がはっきり見えるようになった。
ピンク色の髪をした女の子と、紫髪の女の子。
二人とも、まるでアニメの実写化みたいな美少女なんだけど。
その後ろには少女漫画に出てきそうな王子様風の男までいるしさ。
なにこれ。
コスプレ大会でもやってたの?
「誰よこれ? ……それより、リコは?」
「はぁ? 目の前に映ってるじゃない。そんなことより、どこにいやがるのよクソ上司!」
目の前って、どこよ!
……あれ……ちょっと待って。
ピンク髪の女の子が着てる服、どこかで見た事あるような……。
それに、あの見覚えのある表情と……仕草……。
「……もしかして、あの子、リコなの?!」
「うるさいわね、どうみてもショコラちゃんでしょ」
なにその名前。
でもわかる……リコだ……私の親友リコだ。
なんで姿が変わってるの?
「いいから大人しく見てなさいよ」
校長先生が、私の肩に手を乗せてきた。
三人は、誰かに向かって話しかけてるみたい。
『今のこの場所はね、アナタたちの世界と異世界との間。どちらの世界ともつながっている空間なのよ』
この声……春ちゃん先生?
「あいつだったのね……全く気付かなかったわ……」
『先生、なんで先生がそんなこと知ってるんですか?』
鈴のような可愛らしい声が聞こえてくる。
これが今のリコの声なの?
『それはね……先生が……』
春ちゃん先生とほぼ同時に、校長先生が悔しそうな声を上げた。
「こいつが……女神長だからよ!」
「落ちついてね。どうって言われても、そのままの意味よ」
「だって……!」
「場所もわかってるし、まぁ、大丈夫でしょ」
私は助手席から、運転している先生に問いかけた。
落ち着いた声で話してるけど、車はかなり左右に揺れている気がする。
表情に出してないだけで、慌てているのかもしれない。
校長先生ってこんなに生徒思いだった?
それにさ……。
黒髪のメガネをかけたもっと年配の鉄仮面みたいなおばさんが頭に浮かぶんだけど……なんだろうこれ。
今横にいるのは、ふわふわした金髪の……。
どうみても同い年くらいの女の子。
校長先生って……いつ変わったんだっけ。
「先生、これでも自分は一応刑事なんで。安全運転でお願いしたいですなぁ~……」
「うふふ。刑事さんも中村さんも、せっかく拾ったんだから役に立ってくださいね」
「お役にって……まぁその……警察側の不祥事で……もうしわけないですな……」
後部座席には、コートをきた丸っぽいおじさんがいる。
この人、刑事さんなんだ。
「刑事さん、リコは大丈夫なんですか!!」
「お嬢ちゃん、安心してください。無線では連絡したんで、仲間も現場に急行してますよ」
「心配ないわよ。本人に危害を加える集団じゃないわ」
――なんで私が先生の車に乗っているかっていうと。
リコから『今学校にいるよ』ってメッセージが来てて。
慌てて学校に向かってる最中に、突然車から声をかけられて。
校長先生から、スマホの音声を聞かされたから。
『刑事の鈴木さんと春ちゃん先生が仲間みたいで、私誘拐されてて……』
リコの慌てた声を思い出して、胸が締め付けられそうになる。
リコ……。
リコリコリコ、私のリコ!!
お願い……無事でいて……。
思わず目をつぶって両手を胸の前に組んだところで、再び車が大きく揺れた。
「うわわわわ」
「や、やはり安全運転でお願いしたいですな……」
「うふふ……ふ……うるっさいわね! こっちの世界の移動手段は、なんでこんなにめんどくさいのよ!」
校長先生は突然大きな声を出すと、車を急停止させた。
「せ、先生?」
「どうされました。運転かわりますかな?」
「いらないわよ。目立つからやめようと思ったけど。こんなの飛んだ方が絶対早いわ!」
彼女は運転席のドアから飛び降りると、何かをつぶやきながら空を見上げている。
なにやってるのよ、急いでるのに!!
「ちょっと校長先生、早くリコのとこに行かないと……え?」
キレイな金色の髪が揺れて……。
背中から大きな羽が現れた。
うそ……真っ白な翼がまるで……天使みたいで……。
なにこれ、現実?
「せ……先生?」
「これは……驚きましたな……」
何で気づかなかったんだろう。
風にふわりと揺れる金色の髪。
澄んだ青い瞳。
少し幼さの残る美しい笑顔。
背中の翼だけじゃなくて……ううん。翼がなかったとしても。
あまりにも美しすぎて……。
まるで……まるでさ。
ショコラの好きなアニメや漫画の世界から飛び出してきたみたい。
「ほらほら、おどろくのは後回し。さあ行くわよ」
彼女が翼をはためかせて空高く飛び上がるのと同時に、私の身体が不思議な光につつまれて空中に浮かび上がった。
あっという間に。乗っていた車も道路も近くの建物も小さくなっていって。
手を伸ばせば、雲に手が届きそう。
「はぁ? これ空を飛んでるんだけど……ウソ……どうなってるの」
「刑事になってから色々不思議な事件は経験したんですが……これはまた……すごいですなぁ……」
「さぁ、一気に愛しのショコラちゃん救出するわよ! 私の大切な後輩なんだから!!」
そうだ!
今はリコを助けないと!!
あれ? 今なにか別の名前を叫んでいた気がするんだけど。
――助けに行くのって『リコ』なんだよね?
**********
隣町のはずれにある、大きな野外ステージ。
いつもは大型イベントとかライブとかに使われる場所だけど。
地面に降り立った私たちは……ううん、違う。
空からこの景色を見た時から、何が起こったのか理解できなかった。
「なにこれ……リコはどこ?」
「なんの冗談ですかな……最近の事件はオジサンの常識が壊れそうで……年ですかなぁ……」
目の前には、真っ暗な空間が空までひろがっている。
陰になってて暗いとか、そういうレベルじゃなくて……まるで光が完全に吸い込まれたような黒。
写真からその場所だけが切り取られたようなような風景。
「意味わかんない! なんなのこれ!」
空間の周囲には、パトカーが何台か止まっているけど。
回転灯の赤い光も。
向けられている車のヘッドライトも。
黒い空間の先にあるはずの点……野外ステージを照らし出せていない。
「ちょっと、そこの君! 危ないから近づかないで!」
近くにいた警察官が慌ててかけよってくるのが見えた。
でも、そんなの気にしてる場合じゃない!
私は全速力で黒い壁に向かって走っていく。
「リコー! そこにいるのー! 今行くからね!!」
だって誓ったんだから。
――ずっとずっと守るって。
――いつも一緒にいるって。
「関係者なんだ、許可してやってくれんか」
「しかし……」
後ろから刑事さんと警察官の声が聞こえてくる。
もしかしたら止めてくれてるのかもしれない。
……あの刑事さん、エライ人だったのかな。
なんだかわからないけど、よし!!
今のうちにあの中に!!
そのままの勢いで黒い空間に走り込んだ私は、柔らかい壁のようなものに押し返された。
え。
なによこれ。
「なんで進めないのよ! リコ、聞こえる!」
今度は思い切り全身で対当りしてみる。
ダメだ……同じように跳ね返されてしまう。
「ちょっと……こんなのないよ。やっとまた会えたのに……ひどいよ……」
何が起きてるのかわからなけど。
きっとリコはこのまま帰ってこない……。
そんな気がして……心臓がつかまれたみたいにぎゅっとなる。
「空間ごと切り取るとか……こんなこと出来るのアイツだけよね……くそ上司……どこにいたのよ!!」
「……え」
大きな声に驚いて振り向くと、校長先生が怒りので暗闇を見つめていた。
「いいわよ、超絶天才女神の力を見せてあげるわ!!」
背中の翼が大きく羽ばたくと、周囲の空間が金色に光りだした。
照らし出された先にある野外ステージが……見えてくる。
舞台の上に……誰かがいる?
ここからだと遠くて……あんまりよく見えない。
周囲にはキラキラかがやく妖精のようなものが舞っていて、幻想的な景色が広がっていた。
――これ本当に、現実で起きてることなの?
ううん。
今はそれどころじゃないんだ。
早くリコを見つけないと!!
「リコ……リコはどこよ?!」
「まぁ、見ててよ。えいっ!」
彼女が両手を大きく広げると、まるでスマホのズーム機能のように目の前の景色が大きくなっていく。
ステージにいる人がはっきり見えるようになった。
ピンク色の髪をした女の子と、紫髪の女の子。
二人とも、まるでアニメの実写化みたいな美少女なんだけど。
その後ろには少女漫画に出てきそうな王子様風の男までいるしさ。
なにこれ。
コスプレ大会でもやってたの?
「誰よこれ? ……それより、リコは?」
「はぁ? 目の前に映ってるじゃない。そんなことより、どこにいやがるのよクソ上司!」
目の前って、どこよ!
……あれ……ちょっと待って。
ピンク髪の女の子が着てる服、どこかで見た事あるような……。
それに、あの見覚えのある表情と……仕草……。
「……もしかして、あの子、リコなの?!」
「うるさいわね、どうみてもショコラちゃんでしょ」
なにその名前。
でもわかる……リコだ……私の親友リコだ。
なんで姿が変わってるの?
「いいから大人しく見てなさいよ」
校長先生が、私の肩に手を乗せてきた。
三人は、誰かに向かって話しかけてるみたい。
『今のこの場所はね、アナタたちの世界と異世界との間。どちらの世界ともつながっている空間なのよ』
この声……春ちゃん先生?
「あいつだったのね……全く気付かなかったわ……」
『先生、なんで先生がそんなこと知ってるんですか?』
鈴のような可愛らしい声が聞こえてくる。
これが今のリコの声なの?
『それはね……先生が……』
春ちゃん先生とほぼ同時に、校長先生が悔しそうな声を上げた。
「こいつが……女神長だからよ!」
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