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第三十三話
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本日、ようやく離婚が成立します。とてもとても楽しみです。
「やっとあの男を旦那さまなんて呼ばなくて良くなります! 嬉しいですわ!」
「もうすぐあの男がここに来て、一緒に女神像のある教会に行くんだっけか?」
「ええ! ニルは隠れていてね」
「ああ、ちゃんと見守ってるから安心してくれ」
「ありがとう! ニルのおかげで何かあっても安心だわ」
「もうすぐ解放されるな。頑張ろうぜ」
そう言って、ニルが頭を撫でてくれました。なんだか暖かくてとても心地良いです。
もっと撫でて欲しいと思っていたのに、ドタドタとした足音が響き渡りました。ニルは、すぐに姿を消します。
なんだか、寂しいです。
「おい! 離婚はやめだ!」
せっかく幸せな気持ちでしたのに、ぶち壊しです。
「ふざけないで下さいませ。書面に書いたでしょう! 離婚をしないのなら今すぐわたくしが白い結婚で離婚を申し立てます」
「ローザは、貴様が居ないと不安だそうだ。ローザの為に、離婚せずこれからも私達に仕えろ」
「嫌です。旦那さまが離婚を申し立てないなら、今すぐわたくしが離婚を申し立てます」
「そう言うと思った、だがお前に選択肢はない。おい、入れ」
沢山の屈強な男達が部屋に入ってきます。さすがに恐怖で固まってしまいます。下品な笑みを浮かべた男が、わたくしの手から書類を奪い取ります。
「返して下さいませ」
あっさり書類は取られて、燃やされました。写ですから、問題ありませんけどね。
「ダメだ。よし、これで書類はもうないな。私の書類も燃やしてある。これで、貴様との契約はなかった事になる。離婚は無しだ。おい、この女を拘束しろ」
その書類は……写なのですが……。燃やしてしまえば、分かりませんわよね。本物はお祖父様と、ニルが持っています。
男達は、わたくしを拘束しようと迫ってきます。ですが、わたくしは怖くありません。
「ちっ……そのすました顔……腹が立つ……おい! 少しくらい乱暴しても構わないから、さっさと捕まえろ」
「へへっ……アンタも大変な旦那を持ったなぁ……」
男達がわたくしに近づいて来ます。が、わたくしに触れる前に全員倒れました。ニルの眠り針です。
「なっ……おい! 何をしている!」
「無駄です。離婚しないなら帰って下さいませ」
「くそっ! なんで急に寝てるんだよ! ふざけんな! 高い金払ったんだ! 起きろ!」
「しばらく起きませんよ」
「貴様、何をした! もう良い! 私が今からお前を抱いてやる! そうすれば白い結婚にはならない!」
「おやめになった方がよろしいですよ?」
「うるさい! お前は私の所有物だ!」
「まぁ、人間を所有物扱いするなんて、なんて傲慢なのかしら? わたくしは、旦那さまの所有物ではありませんわ」
「うるさい、うるさい! おとなしく私に抱かれろ!」
「嫌です。わたくし、旦那さまが大嫌いですもの」
「私が……嫌い……?」
「ええ、大嫌いです。触れられるのも嫌ですわ」
「そんな……そんな……」
「むしろどうして好かれてると思いましたの? とにかく、わたくし今から離婚を申し立てて参ります。ローザ様とお幸せに」
「ふざけるなぁ!」
あらあら、激昂してわたくしに向かって来ましたわ。……だけど、ごめんなさい。わたくしに触れる事は不可能ですの。
「やっとあの男を旦那さまなんて呼ばなくて良くなります! 嬉しいですわ!」
「もうすぐあの男がここに来て、一緒に女神像のある教会に行くんだっけか?」
「ええ! ニルは隠れていてね」
「ああ、ちゃんと見守ってるから安心してくれ」
「ありがとう! ニルのおかげで何かあっても安心だわ」
「もうすぐ解放されるな。頑張ろうぜ」
そう言って、ニルが頭を撫でてくれました。なんだか暖かくてとても心地良いです。
もっと撫でて欲しいと思っていたのに、ドタドタとした足音が響き渡りました。ニルは、すぐに姿を消します。
なんだか、寂しいです。
「おい! 離婚はやめだ!」
せっかく幸せな気持ちでしたのに、ぶち壊しです。
「ふざけないで下さいませ。書面に書いたでしょう! 離婚をしないのなら今すぐわたくしが白い結婚で離婚を申し立てます」
「ローザは、貴様が居ないと不安だそうだ。ローザの為に、離婚せずこれからも私達に仕えろ」
「嫌です。旦那さまが離婚を申し立てないなら、今すぐわたくしが離婚を申し立てます」
「そう言うと思った、だがお前に選択肢はない。おい、入れ」
沢山の屈強な男達が部屋に入ってきます。さすがに恐怖で固まってしまいます。下品な笑みを浮かべた男が、わたくしの手から書類を奪い取ります。
「返して下さいませ」
あっさり書類は取られて、燃やされました。写ですから、問題ありませんけどね。
「ダメだ。よし、これで書類はもうないな。私の書類も燃やしてある。これで、貴様との契約はなかった事になる。離婚は無しだ。おい、この女を拘束しろ」
その書類は……写なのですが……。燃やしてしまえば、分かりませんわよね。本物はお祖父様と、ニルが持っています。
男達は、わたくしを拘束しようと迫ってきます。ですが、わたくしは怖くありません。
「ちっ……そのすました顔……腹が立つ……おい! 少しくらい乱暴しても構わないから、さっさと捕まえろ」
「へへっ……アンタも大変な旦那を持ったなぁ……」
男達がわたくしに近づいて来ます。が、わたくしに触れる前に全員倒れました。ニルの眠り針です。
「なっ……おい! 何をしている!」
「無駄です。離婚しないなら帰って下さいませ」
「くそっ! なんで急に寝てるんだよ! ふざけんな! 高い金払ったんだ! 起きろ!」
「しばらく起きませんよ」
「貴様、何をした! もう良い! 私が今からお前を抱いてやる! そうすれば白い結婚にはならない!」
「おやめになった方がよろしいですよ?」
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「私が……嫌い……?」
「ええ、大嫌いです。触れられるのも嫌ですわ」
「そんな……そんな……」
「むしろどうして好かれてると思いましたの? とにかく、わたくし今から離婚を申し立てて参ります。ローザ様とお幸せに」
「ふざけるなぁ!」
あらあら、激昂してわたくしに向かって来ましたわ。……だけど、ごめんなさい。わたくしに触れる事は不可能ですの。
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