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第一章
11.お休みは何をします?
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「マイス、この魔道具って増やすのどれくらいかかる? あと、材料も教えて」
アオイさんに聞かれた。本当に売るつもりなんだ。
「作り方は確立したから、そんなにかからないと思いますけど……材料はここにあるリストの通りです。親方から貰った道具箱に入ってた材料を使いました。あと数個は作れますよ」
材料は、
魔鳥の羽
魔法水
銀
少しの金
ゴーレムコアの欠片
「魔法水は出せるし、金と銀も買える。魔鳥の羽とゴーレムコアの欠片かぁ……今度取ってくるね」
「そうですか、やっぱり皆さんは冒険者なんですね。アオイさんなんてエルフだし、宮廷魔術師とかも狙えるのに」
「やーよ、めんどくさい。私たちは、ここに街を作ろうと思ってるの。冒険者で稼ぎながらね。ほら、この世界って開拓した町は自分らのものに出来るじゃない?」
「あぁ、そんな法律ありましたね。ある程度大きくなると納税の義務はありますけど、他にしがらみはないですから自由に統治できますもんね。住民100人以上なら納税の義務ありでしたっけ? まさか町を作ろうとされてるとは思いませんでした」
「ふふふ、結構稼いでるから給与の心配はいらないわよ。住民100人なんてなるわけないし。実は私、動物と話せるの! だからここに動物の町を作るんだ」
動物の町かぁ。確かにここに来た時、いっぱい動物いたもんな。
「素晴らしいですね。ここが町になるんですか」
「ま、当分は住人は4人、あとは動物だけどね」
ここが町かぁ。なんだかワクワクしてくるなぁ。町ならもっと建物欲しいよね。
「明日と、明後日はゆっくりしてね。どっか行きたいところある?」
「そうですねぇ、ナビの機能を見に街に行くのも良いですけど……僕の分無いですしね」
「それは休み明けにでも作ってよ。おやすみは仕事しなくて良いからさ」
「わかりました。でも2日も道具触らないと腕が落ちます」
「じゃあ、仕事じゃなくて作業するのは止めないわ。でも、お仕事はしないで無理もしないでね。今後も休みはあるから、おやすみは好きな事しましょ」
「好きなことですか……ものづくり以外は思いつかないですね」
なんだかんだで好きなんだよな。
「とりあえず、ゆっくり寝てみたら?」
グータラかぁ。それもいいなぁ。でも、ちょっと気になってる事があるんだよね。
「アオイさん、おうちの修理しませんか?」
「それはお仕事になっちゃうでしょ」
「いや、これは僕の趣味ですよ」
「むぅ……マイスは案外頑固よね。まぁいいわ。小屋とか私が呼び出したゴーレムで作ったから雑な作りなのよね。確かに気になってたし、私たちもやるから色々教えてくれる?」
「ゴーレム使えるなら、ゴーレムコア無いんですか?」
「働かせすぎて粉々」
どれだけ働かせてたんだろう。まぁいいや、
「僕は見習いだったのでうまく教えられるかは分からないですけど、色々やってみましょうか」
「マイスは一流の職人だよ。それは私が保証する」
見習い卒業の試験は受けられなかったけど、雇い主からは一流の職人という最高の褒め言葉を貰えた。
アオイさんに聞かれた。本当に売るつもりなんだ。
「作り方は確立したから、そんなにかからないと思いますけど……材料はここにあるリストの通りです。親方から貰った道具箱に入ってた材料を使いました。あと数個は作れますよ」
材料は、
魔鳥の羽
魔法水
銀
少しの金
ゴーレムコアの欠片
「魔法水は出せるし、金と銀も買える。魔鳥の羽とゴーレムコアの欠片かぁ……今度取ってくるね」
「そうですか、やっぱり皆さんは冒険者なんですね。アオイさんなんてエルフだし、宮廷魔術師とかも狙えるのに」
「やーよ、めんどくさい。私たちは、ここに街を作ろうと思ってるの。冒険者で稼ぎながらね。ほら、この世界って開拓した町は自分らのものに出来るじゃない?」
「あぁ、そんな法律ありましたね。ある程度大きくなると納税の義務はありますけど、他にしがらみはないですから自由に統治できますもんね。住民100人以上なら納税の義務ありでしたっけ? まさか町を作ろうとされてるとは思いませんでした」
「ふふふ、結構稼いでるから給与の心配はいらないわよ。住民100人なんてなるわけないし。実は私、動物と話せるの! だからここに動物の町を作るんだ」
動物の町かぁ。確かにここに来た時、いっぱい動物いたもんな。
「素晴らしいですね。ここが町になるんですか」
「ま、当分は住人は4人、あとは動物だけどね」
ここが町かぁ。なんだかワクワクしてくるなぁ。町ならもっと建物欲しいよね。
「明日と、明後日はゆっくりしてね。どっか行きたいところある?」
「そうですねぇ、ナビの機能を見に街に行くのも良いですけど……僕の分無いですしね」
「それは休み明けにでも作ってよ。おやすみは仕事しなくて良いからさ」
「わかりました。でも2日も道具触らないと腕が落ちます」
「じゃあ、仕事じゃなくて作業するのは止めないわ。でも、お仕事はしないで無理もしないでね。今後も休みはあるから、おやすみは好きな事しましょ」
「好きなことですか……ものづくり以外は思いつかないですね」
なんだかんだで好きなんだよな。
「とりあえず、ゆっくり寝てみたら?」
グータラかぁ。それもいいなぁ。でも、ちょっと気になってる事があるんだよね。
「アオイさん、おうちの修理しませんか?」
「それはお仕事になっちゃうでしょ」
「いや、これは僕の趣味ですよ」
「むぅ……マイスは案外頑固よね。まぁいいわ。小屋とか私が呼び出したゴーレムで作ったから雑な作りなのよね。確かに気になってたし、私たちもやるから色々教えてくれる?」
「ゴーレム使えるなら、ゴーレムコア無いんですか?」
「働かせすぎて粉々」
どれだけ働かせてたんだろう。まぁいいや、
「僕は見習いだったのでうまく教えられるかは分からないですけど、色々やってみましょうか」
「マイスは一流の職人だよ。それは私が保証する」
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