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第一章
18.ナビは優秀でした
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「マイス、結局おやすみがおやすみじゃなくなったから申し訳ないんだけど、ナビを急いでマイスの分も作ってくれる?」
次の日、アオイさんが申し訳なさそうに言った。ナビは材料もあるし、1時間程で完成した。
「早いね?!」
「作り方わかってますし、材料もありましたからね」
「とはいえこんなに早いなんて。一日何個作れそう?」
「スムーズにいけば、100くらいでしょうか」
「多いね?!」
「まとめて作業すれば効率良いですからね。もちろん、就業時間内で作れる数ですよ。頑張れば150くらいはいけるでしょうけど」
「そんなに頑張らなくて良いよ。ナビをマイスの分も連携させるね。これで通信できるんだよね? 距離の制限ある?」
「ありません。大陸が離れていても繋がります」
「便利だね。ちょっとテストするね」
4人で離れて、通信と居場所の確認が問題なく機能する事を確認した。
「凄い! これ転移ポイントもナビで分かる!」
「うわぁ!」
アオイさんが、ぼくの所に転移してきた。っていうか、僕の上に乗ってます。僕、潰れてます! アオイさんは軽いから怪我はないですけどどうして良いかわかりません。良い匂いしますけど!
「あ、ごめん! 転移も出来るなんてすっごい便利ね! これで冒険が楽になるわ!」
ニコニコ笑うアオイさんに起こされて、回復魔法をかけてもらう。
「怪我はなかったですよ?」
「念のためってやつよ。転移はちょっとだけ位置をずらさなきゃダメね。でもこれ、かなり便利ね。別行動しても、危険があれば駆けつけられるし、離れた仲間の所にもすぐ行ける」
「アオイさんみたいに、優秀な魔術師じゃないと転移ポイントとして利用するなんて不可能ですけどね」
転移魔法を使える魔術師自体レアだ。
「ね、これもう一個作るくらいの材料ある?」
「ありますよ」
すぐに作って渡した。
「さっきより早くない?」
「複数作るかもしれないと思って、さっき作る時に材料を磨いておいたんです。まとめてやれば早いので」
「さすがね、これは連携してここに隠しておくわ。埋めたりしても大丈夫?」
「多分大丈夫ですが、テストして下さいね」
テストの結果、問題がないと分かったので、土魔法で固めて動かないように埋めた。
「これで、どこに行ってもすぐ帰ってこれるわ! 魔力消費も少ないから、これからは転移の魔道具は不要ね。材料取ってくるし、あとでまたいくつか作ってくれる?」
「わかりました。転移の魔道具なんてあったんですか?」
「遺跡で見つけたの。2つセットで、それぞれの魔道具の場所に転移するってやつ。今は片割れが街外れに隠してあるの。起動と転移に魔力を大量に消費するから、街にレナを転移させて帰りの魔力も込めたら私の魔力はすっからかん。あの日はカナも用があって転移させたから、魔力回復する為に寝てた時にマイスが来てびっくりしたわ」
「その節は失礼しました……」
「良いのよ、マイスに出会えて本当に良かったわ。ある程度ナビを作って主要な街に埋めたら、転移の魔道具は売るわ。結構高く売れるはずよっ!」
ウキウキしているアオイさんは、商売人の顔をしていた。
次の日、アオイさんが申し訳なさそうに言った。ナビは材料もあるし、1時間程で完成した。
「早いね?!」
「作り方わかってますし、材料もありましたからね」
「とはいえこんなに早いなんて。一日何個作れそう?」
「スムーズにいけば、100くらいでしょうか」
「多いね?!」
「まとめて作業すれば効率良いですからね。もちろん、就業時間内で作れる数ですよ。頑張れば150くらいはいけるでしょうけど」
「そんなに頑張らなくて良いよ。ナビをマイスの分も連携させるね。これで通信できるんだよね? 距離の制限ある?」
「ありません。大陸が離れていても繋がります」
「便利だね。ちょっとテストするね」
4人で離れて、通信と居場所の確認が問題なく機能する事を確認した。
「凄い! これ転移ポイントもナビで分かる!」
「うわぁ!」
アオイさんが、ぼくの所に転移してきた。っていうか、僕の上に乗ってます。僕、潰れてます! アオイさんは軽いから怪我はないですけどどうして良いかわかりません。良い匂いしますけど!
「あ、ごめん! 転移も出来るなんてすっごい便利ね! これで冒険が楽になるわ!」
ニコニコ笑うアオイさんに起こされて、回復魔法をかけてもらう。
「怪我はなかったですよ?」
「念のためってやつよ。転移はちょっとだけ位置をずらさなきゃダメね。でもこれ、かなり便利ね。別行動しても、危険があれば駆けつけられるし、離れた仲間の所にもすぐ行ける」
「アオイさんみたいに、優秀な魔術師じゃないと転移ポイントとして利用するなんて不可能ですけどね」
転移魔法を使える魔術師自体レアだ。
「ね、これもう一個作るくらいの材料ある?」
「ありますよ」
すぐに作って渡した。
「さっきより早くない?」
「複数作るかもしれないと思って、さっき作る時に材料を磨いておいたんです。まとめてやれば早いので」
「さすがね、これは連携してここに隠しておくわ。埋めたりしても大丈夫?」
「多分大丈夫ですが、テストして下さいね」
テストの結果、問題がないと分かったので、土魔法で固めて動かないように埋めた。
「これで、どこに行ってもすぐ帰ってこれるわ! 魔力消費も少ないから、これからは転移の魔道具は不要ね。材料取ってくるし、あとでまたいくつか作ってくれる?」
「わかりました。転移の魔道具なんてあったんですか?」
「遺跡で見つけたの。2つセットで、それぞれの魔道具の場所に転移するってやつ。今は片割れが街外れに隠してあるの。起動と転移に魔力を大量に消費するから、街にレナを転移させて帰りの魔力も込めたら私の魔力はすっからかん。あの日はカナも用があって転移させたから、魔力回復する為に寝てた時にマイスが来てびっくりしたわ」
「その節は失礼しました……」
「良いのよ、マイスに出会えて本当に良かったわ。ある程度ナビを作って主要な街に埋めたら、転移の魔道具は売るわ。結構高く売れるはずよっ!」
ウキウキしているアオイさんは、商売人の顔をしていた。
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