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生まれたての弱者
アシュリーは女騎士に憧れてる
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「早速ですが進化に移りたいと思います」
「どこ向いてんだてめぇ」
木に向かって話しかけるスケルトンに苛立ちながらそう言ったアラック。
「嫌だなぁ、ジョークですよジョーク」
「はぁ、そういえば進化ってどうやってるんだ?」
「簡単よ、レベルが規定値に達するとテキストウィンドウが出てきてそこに進化できる種族が書かれるの」
「じゃあそれを選べば進化できるのか」
「もちろん」
「ふーん、で、お前にはなにが出てるんだ?」
「えっと、全部で4つ出てるわ」
テキストウィンドウを確認しながらそう答えるアシュリー。
アラックも近づいて見てみる。
「どれどれ…骸骨戦士階位E、骸骨剣士階位D、深紅の骸骨階位C、骸骨・亜種階位Eと…これ迷う必要無くね?」
「そう?」
「いや、明らかにこのクリムゾン・スケルトンって奴が一番だろ。名前からしてもこれが絶対良いって」
「でも種族の説明には深い赤色をした骸骨って書いてあるのよねー。あんまり可愛くないって言うか…」
「モンスターの癖にいっちょまえに可愛いとか美意識を持つな」
「あっ、そういえば私職業をとったのよね、剣士。これがあるからスケルトン・ソルジャーが出たんだと思うわ」
「…なに?まさかとは思うけどスケルトン・ソルジャーになりたいの?」
「そう、私は女剣士…そして上り詰めて女騎士。なんて甘美な響き…」
ナニイッテンダコイツ。
とは言うもののこればかりは本人の意思でないと決められない。
俺に出来るのはこっちの方がいいと思うよと助言することだけである。
しかし助言はスルーされそうであった。
「うん、私スケルトン・ソルジャーになる!」
「そう、お前がそれでいいならそうしたら?」
「やった!」
アシュリーは意気揚々とスケルトン・ソルジャーを選択した。
…結論から言うと俺にはどう変わったのかわからなかった。
そこにはいつもどおりのアシュリーがいるだけである。
「もう進化したのか?」
「バッチリよ!」
そういうとアシュリーはステータスを見せてくる。
名前「アシュリー・リテスノーモ」
種族「スケルトン・ソルジャー」レベル「1/30」
職業「剣士」レベル「3/10」
状態「正常」
体力「331/331」
魔力「32/32」
筋力「77」
耐久「85」
敏捷「59」
幸運「31」
階位「D」
技能「■■■」「中位斬撃耐性」「打撃攻撃脆弱」「中位刺突耐性」「神聖攻撃脆弱」「下位斬撃補正×2」
「おお、結構変わるもんだな」
「どうやら進化するとその分ステータスも上がるみたいよ。種族によってはスキルも増えるみたい。私はダブってるけど…」
確かに下位斬撃補正に×2と表記がある。
これは剣士とスケルトン・ソルジャーが互いにこのスキルを持つ故かもしれない。
とは言うものの斬撃耐性と刺突耐性は中位に上がっているので硬さも上がっていることだろう。
「あーあ、俺も早く進化したいなー」
「あれ?戦ってたけど経験値入ってないの?」
「俺が戦ってたのはゴブリン・メイジ、あいつは死んでないから経験値は0ですよー」
もし倒していたらきっと進化出来たに違いない。
なにせレベルは9なのだから。
あと1だけである。
「そこらへんに良い獲物とか落ちてないかなー」
「いやいや、流石に無理があるわよ」
アシュリーは手を振るう。
「わかってるよ、けどアシュリーだってその力を早く試してみたいんじゃないのか?」
「確かに…よし、獲物を探すわよアラック!」
「急にやる気出しやがって…よし、獲物を探すぞ!」
斯く言う俺も同じであった。
「どこ向いてんだてめぇ」
木に向かって話しかけるスケルトンに苛立ちながらそう言ったアラック。
「嫌だなぁ、ジョークですよジョーク」
「はぁ、そういえば進化ってどうやってるんだ?」
「簡単よ、レベルが規定値に達するとテキストウィンドウが出てきてそこに進化できる種族が書かれるの」
「じゃあそれを選べば進化できるのか」
「もちろん」
「ふーん、で、お前にはなにが出てるんだ?」
「えっと、全部で4つ出てるわ」
テキストウィンドウを確認しながらそう答えるアシュリー。
アラックも近づいて見てみる。
「どれどれ…骸骨戦士階位E、骸骨剣士階位D、深紅の骸骨階位C、骸骨・亜種階位Eと…これ迷う必要無くね?」
「そう?」
「いや、明らかにこのクリムゾン・スケルトンって奴が一番だろ。名前からしてもこれが絶対良いって」
「でも種族の説明には深い赤色をした骸骨って書いてあるのよねー。あんまり可愛くないって言うか…」
「モンスターの癖にいっちょまえに可愛いとか美意識を持つな」
「あっ、そういえば私職業をとったのよね、剣士。これがあるからスケルトン・ソルジャーが出たんだと思うわ」
「…なに?まさかとは思うけどスケルトン・ソルジャーになりたいの?」
「そう、私は女剣士…そして上り詰めて女騎士。なんて甘美な響き…」
ナニイッテンダコイツ。
とは言うもののこればかりは本人の意思でないと決められない。
俺に出来るのはこっちの方がいいと思うよと助言することだけである。
しかし助言はスルーされそうであった。
「うん、私スケルトン・ソルジャーになる!」
「そう、お前がそれでいいならそうしたら?」
「やった!」
アシュリーは意気揚々とスケルトン・ソルジャーを選択した。
…結論から言うと俺にはどう変わったのかわからなかった。
そこにはいつもどおりのアシュリーがいるだけである。
「もう進化したのか?」
「バッチリよ!」
そういうとアシュリーはステータスを見せてくる。
名前「アシュリー・リテスノーモ」
種族「スケルトン・ソルジャー」レベル「1/30」
職業「剣士」レベル「3/10」
状態「正常」
体力「331/331」
魔力「32/32」
筋力「77」
耐久「85」
敏捷「59」
幸運「31」
階位「D」
技能「■■■」「中位斬撃耐性」「打撃攻撃脆弱」「中位刺突耐性」「神聖攻撃脆弱」「下位斬撃補正×2」
「おお、結構変わるもんだな」
「どうやら進化するとその分ステータスも上がるみたいよ。種族によってはスキルも増えるみたい。私はダブってるけど…」
確かに下位斬撃補正に×2と表記がある。
これは剣士とスケルトン・ソルジャーが互いにこのスキルを持つ故かもしれない。
とは言うものの斬撃耐性と刺突耐性は中位に上がっているので硬さも上がっていることだろう。
「あーあ、俺も早く進化したいなー」
「あれ?戦ってたけど経験値入ってないの?」
「俺が戦ってたのはゴブリン・メイジ、あいつは死んでないから経験値は0ですよー」
もし倒していたらきっと進化出来たに違いない。
なにせレベルは9なのだから。
あと1だけである。
「そこらへんに良い獲物とか落ちてないかなー」
「いやいや、流石に無理があるわよ」
アシュリーは手を振るう。
「わかってるよ、けどアシュリーだってその力を早く試してみたいんじゃないのか?」
「確かに…よし、獲物を探すわよアラック!」
「急にやる気出しやがって…よし、獲物を探すぞ!」
斯く言う俺も同じであった。
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