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1.無理矢理犯す編 -6※
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南は自身をタオルで拭き、ベッドサイドにローションやコンドームを置く。その様子は軽やかで楽しそうだ。
「そうだな。せめて暗くしてやるよ。」
機嫌が良いのか。夜景を楽しむ為か。ベッドサイドの淡いライトを残して照明が落とされる。
南がベッドに上がり、濡れている大和の身体をうつ伏せにひっくり返す。脚を折り四つん這いにさせて、尻に一物を這わせたら「ヒッ」と声と共に身体が大きく弾んだ。
「寝てたんじゃないか。俺のこれ。チンコ挿れるからな。」
「っ…………、むり……、」
「そりゃ今は入らねえから、慣らすから。俺も初めてこんなとこ触るし、抵抗したら裂けるからな。」
「……!」
暗いからか、反応が顕著だ。壁に取り付けられている鏡には、微かに照らされる大和の表情が映し出されている。本人はそれどころでなく全く気付いていないのだろうが。
「……じゃ、投入――……」
尻穴にコンドームを嵌めてローションを纏わせた指を挿し込んでいく。先程風呂場での行為で一本はそれほど抵抗なく入ってしまった。
暗い部屋の中で、南の口角は上がりっぱなしだ。指を進めるごとに背中が、尻が怯えたようにビクビクと震える。決して快感を拾っているわけではないのはわかる。切羽詰まった息遣いも徐々に荒くなっている。
「……にほんめ。」
わざと、南はよく聞こえるようにはっきりと宣言した。足の指が丸まっている。股の間のモノは可哀想な程萎えている。縮こまっているとも言うかも知れない。
「……ふっ、くそ…………、」
押し殺した声も南にとってはスパイスでしかない。前戯をこんなにしっかりとしたことなどはない。今まで相手した女は漏れなく準備万端で、または恥じらいがあっても軽く触ってお構いなしに挿入した。
今は、前戯だけで楽しくて仕方がない。外ではしっかりと仕事をして妹に頼られる男が禄に抵抗もできずに屈辱に震えている。その姿を見る度にゾクゾクと腰から背に何かが這い上がり、昂りは抑えられない。
「時間掛かんな。」
「じゃあっ」
「止めねえよ。」
南は得たばかりの知識を思い出しながら指を動かす。痛がる声が少なくなってきたのを確認して、指を増やした。
「はッ、はあ……! くっ……そ、」
「後悔してんのか? ……今更、やめてやんねえけど。」
「うるっ、せえ…! ……ぐ、おぇっ……」
「嘔吐きそうな程嫌か。はっ……」
小刻みに指を動かしながら拡張する様はセックスというより作業に近い。しかし三本目を挿入れてからは大和からの悪態が増えてきた。単純な苦しさに加えて、準備が整いつつあることを感じて無意識に抵抗しているのか。
「あ――――――、挿入れてえ――――――――………………」
ぐちゅぐちゅと湿った音は休みなく響いている。粘液は継ぎ足されて渇くことはない。その音を断つ為か、大和は自身で片耳を抑えていた。
「はやく、おわれ………………」
「ん、なんか言った? 言っとくけど、自分の意志で来たのは忘れんなよ。それに俺、明日久々の休みなんだよ。せいぜい楽しませろよ。――――大事な妹のために。」
ずっと、喉から何かが迫り上がってきている感覚に見舞われている。何も食べずに来て本当に良かったと大和は思う。そしてこれが妹で、相手が自分より一回り、ふた回りも年上の男だったらと考えゾッとした。
「そろそろ良いか…………。」
その呟きを捉えて身体が強張った。
「あー締まった。ほら深呼吸して――、マジで裂けんぞ――」
「ふっ……、くそ…………」
嫌な行為を進めるのに協力しなければいけないなんて嫌で堪らない。嫌だが、こんなことで怪我など絶対にしたくない。苦渋の表情で大和は身体の力を抜いた。
「くっ……、ふっ…………、は、あ……」
無理矢理息を吸い、吐く。その様子がまた南を刺激する。
「はあっ…………、あ、? あ、」
「続けて。」
大和の尻にその先端が押し付けられる。それが何か、わかりたくもないが鼓動が激しく暴れ回る。
「あ、はッ、はあッ……あ、嫌だ、」
「ほら吸って、吐いて。」
お構いなしにそれはゆっくりと侵入してきた。キツイのは大和自身感じ取れている。このまま進められたら裂けてしまうかも知れないという恐怖から、無理矢理息を吐き、吸って何とか脱力するように努める。
そんな大和を見て、南は腰を進めて止まり、様子を見てまた進むということを繰り返した。異性を相手している時を思えば驚くほど時間が掛かっているが、南のそれは衰えることがない。
「……これくらいか。」
ゆっくりと押し進めてやっと南の腰が止まった。その呟きを聞いて安心したのか、僅かにソレが締め付けられた。南が笑って口を開く。
「言っとくけど、これで半分だからな。次回以降で全部埋めてやるから。」
次はぎゅうっと締め付けられ、南は口角を上げながら顔を歪めた。
「力抜けよ。」
「む、り……っ、はあっ、きもちわり……ッ」
「はっ……ひどい言いようだな。」
動いていないが、呼吸に合わせてぎゅうぎゅうと締め付けられるのは悪くない。――いや、射精に向けた快感としては弱いが、その反応だけで何かが満たされるような感覚に陥る。本当は抜き差しして突きたいところだが、南も男を相手するのは初めてでこれ以上やって良いものかと進めずにいた。興奮と新たな刺激を求めてここまで突き進んだが、ヒトの尻の穴にこんなモノが挿入るのかと信じられない気分でもあった。
「そうだな。せめて暗くしてやるよ。」
機嫌が良いのか。夜景を楽しむ為か。ベッドサイドの淡いライトを残して照明が落とされる。
南がベッドに上がり、濡れている大和の身体をうつ伏せにひっくり返す。脚を折り四つん這いにさせて、尻に一物を這わせたら「ヒッ」と声と共に身体が大きく弾んだ。
「寝てたんじゃないか。俺のこれ。チンコ挿れるからな。」
「っ…………、むり……、」
「そりゃ今は入らねえから、慣らすから。俺も初めてこんなとこ触るし、抵抗したら裂けるからな。」
「……!」
暗いからか、反応が顕著だ。壁に取り付けられている鏡には、微かに照らされる大和の表情が映し出されている。本人はそれどころでなく全く気付いていないのだろうが。
「……じゃ、投入――……」
尻穴にコンドームを嵌めてローションを纏わせた指を挿し込んでいく。先程風呂場での行為で一本はそれほど抵抗なく入ってしまった。
暗い部屋の中で、南の口角は上がりっぱなしだ。指を進めるごとに背中が、尻が怯えたようにビクビクと震える。決して快感を拾っているわけではないのはわかる。切羽詰まった息遣いも徐々に荒くなっている。
「……にほんめ。」
わざと、南はよく聞こえるようにはっきりと宣言した。足の指が丸まっている。股の間のモノは可哀想な程萎えている。縮こまっているとも言うかも知れない。
「……ふっ、くそ…………、」
押し殺した声も南にとってはスパイスでしかない。前戯をこんなにしっかりとしたことなどはない。今まで相手した女は漏れなく準備万端で、または恥じらいがあっても軽く触ってお構いなしに挿入した。
今は、前戯だけで楽しくて仕方がない。外ではしっかりと仕事をして妹に頼られる男が禄に抵抗もできずに屈辱に震えている。その姿を見る度にゾクゾクと腰から背に何かが這い上がり、昂りは抑えられない。
「時間掛かんな。」
「じゃあっ」
「止めねえよ。」
南は得たばかりの知識を思い出しながら指を動かす。痛がる声が少なくなってきたのを確認して、指を増やした。
「はッ、はあ……! くっ……そ、」
「後悔してんのか? ……今更、やめてやんねえけど。」
「うるっ、せえ…! ……ぐ、おぇっ……」
「嘔吐きそうな程嫌か。はっ……」
小刻みに指を動かしながら拡張する様はセックスというより作業に近い。しかし三本目を挿入れてからは大和からの悪態が増えてきた。単純な苦しさに加えて、準備が整いつつあることを感じて無意識に抵抗しているのか。
「あ――――――、挿入れてえ――――――――………………」
ぐちゅぐちゅと湿った音は休みなく響いている。粘液は継ぎ足されて渇くことはない。その音を断つ為か、大和は自身で片耳を抑えていた。
「はやく、おわれ………………」
「ん、なんか言った? 言っとくけど、自分の意志で来たのは忘れんなよ。それに俺、明日久々の休みなんだよ。せいぜい楽しませろよ。――――大事な妹のために。」
ずっと、喉から何かが迫り上がってきている感覚に見舞われている。何も食べずに来て本当に良かったと大和は思う。そしてこれが妹で、相手が自分より一回り、ふた回りも年上の男だったらと考えゾッとした。
「そろそろ良いか…………。」
その呟きを捉えて身体が強張った。
「あー締まった。ほら深呼吸して――、マジで裂けんぞ――」
「ふっ……、くそ…………」
嫌な行為を進めるのに協力しなければいけないなんて嫌で堪らない。嫌だが、こんなことで怪我など絶対にしたくない。苦渋の表情で大和は身体の力を抜いた。
「くっ……、ふっ…………、は、あ……」
無理矢理息を吸い、吐く。その様子がまた南を刺激する。
「はあっ…………、あ、? あ、」
「続けて。」
大和の尻にその先端が押し付けられる。それが何か、わかりたくもないが鼓動が激しく暴れ回る。
「あ、はッ、はあッ……あ、嫌だ、」
「ほら吸って、吐いて。」
お構いなしにそれはゆっくりと侵入してきた。キツイのは大和自身感じ取れている。このまま進められたら裂けてしまうかも知れないという恐怖から、無理矢理息を吐き、吸って何とか脱力するように努める。
そんな大和を見て、南は腰を進めて止まり、様子を見てまた進むということを繰り返した。異性を相手している時を思えば驚くほど時間が掛かっているが、南のそれは衰えることがない。
「……これくらいか。」
ゆっくりと押し進めてやっと南の腰が止まった。その呟きを聞いて安心したのか、僅かにソレが締め付けられた。南が笑って口を開く。
「言っとくけど、これで半分だからな。次回以降で全部埋めてやるから。」
次はぎゅうっと締め付けられ、南は口角を上げながら顔を歪めた。
「力抜けよ。」
「む、り……っ、はあっ、きもちわり……ッ」
「はっ……ひどい言いようだな。」
動いていないが、呼吸に合わせてぎゅうぎゅうと締め付けられるのは悪くない。――いや、射精に向けた快感としては弱いが、その反応だけで何かが満たされるような感覚に陥る。本当は抜き差しして突きたいところだが、南も男を相手するのは初めてでこれ以上やって良いものかと進めずにいた。興奮と新たな刺激を求めてここまで突き進んだが、ヒトの尻の穴にこんなモノが挿入るのかと信じられない気分でもあった。
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