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スライムだってよ
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休憩には早すぎるとライラに反対されもうしばらく行った所で休憩する事になった。
ヘドロの水辺に着陸した俺たちは各々休憩を取る事にした。
しかし何もない所だな… 周りには枯れ木とヘドロの沼他は何もない、生物の気配も感じない、何かとても寂しい感じがする。
「マナブ様、急に落ちて行ったから心配しましたよ! 」
「いやライラに落とされたんだよ! あのチビ××××」
「意味はわかりませんが…… ダメですよそんな事言ってわ」
シャーレはマナブの放送禁止用語に何となく気がついたようだ。
「それより本当此処はなんもないな…… 」
「此処はとても大きな大陸なのですが、
大きさの割に住んでいる生物は少ないのですよ、
勿論シャーレ達みたいに地下で生活する者や、
大木の中で生活する者、
それぞれ工夫して生きています、地上で生活する者はほとんどいません。
かつての呪いこそもう無いのですが、既に大地は死んでおります
」
「そうか… 先ず水を探すのも大変そうだな。
こんな死んだ沼では……
この沼さえ回復すればあらゆる生物が戻って来そうだよな」
でもこんな沼地どうすれば綺麗な水にろ過出来るんだかわからん、自慢じゃないが俺は学が無い、これはすでに科学の実験… うん無理だ。
「我が主! リーフピアが有れば沼が綺麗な水になると聞いた事がありますぞ! 」
「リーフピアってなんだよアビル? 」
「リーフピアは浄化の石です! 死んだ沼地に一つ入れれば数時間で水は綺麗になると噂で聞きましたぞ、我が主よ 」
「なんだ噂かよ、そんな便利グッズあるわけねーだろ。」
「あるよ」
「ん?誰今喋った奴? 」
周りに居た者は皆顔の手前で手を横に振っている。
「マッマナブ様!! あれ! 」
シャーレが驚いたような顔で枯れ木の先を指指している、その先に、視線を、送るとうねうねと動くジェル状の物がこっちに近づいて来ていた。
「マナブ様スライムです! 後ろに下がってください!」
瞬時に皆戦闘体制に入っていた、凄い頼もしい奴らである。
「まて! お前ら、よぉ~スライム!
さっき話しかけてきたのお前か?? 」
「……そうだよ」
陰気臭い声してんな……
「リーフピアがあるって本当か? 」
「……本当さ、ぼくが持っているよ」
「本当か! それを譲ってくれはしないか? 勿論タダとは言わねー! なんか欲しい物はあるか? 」
「……僕の仲間が誤って食べてしまって
……本来水色のスライムが透明になってしまったんだよ。
……何でも貰えるのかい? 」
「あぁ! モノによるが何かあるのか? 」
「……じゃ僕に丈夫な身体をくれないかい?
…… 僕も君達みたいに歩いてみたいんだよ。 」
身体ときたか……
マナブは昔ホラー漫画でお前の身体をよこせ!! ってありきたりな奴思い出して少し震えたが、お前の身体だ!!ナナルはすこしとは言われてない事に少し安心した。
器の身体は作れるが…そこにこいつの魂的な物をうつすなんて出来るのか? いや無理だよな。
「……すまん、身体は用意出来るがお前の魂をうつすなんて事出来ないんだよ、他に欲しい物は無いのか?」
「……大丈夫だよ。
……身体さえあれば
……僕は移ることが出来る」
「マナブ様、このスライムが言う通りスライムは身体を食べた後その身体を乗っ取る事が出来ます!
まースライムに食べられる種族なんてそうそう居ないので普通はこのスライムの形態なんですけどね。」
「そうなのかシャーレ? へー
じゃ身体は用意する! 石を見せてくれないか? 」
「……本当かい?
……凄い嬉しいよ
……ちょっとまっててよ」
スライムはそう言うとどこかへ行ってしまった。
「誰か本物のリーフピアを見た事ある奴いるか? 」
「はっ!! わわわわたくしが
みみみた見た事 ございます!! 」
亜人族達の奥から少女の声が聞こえたが、前の男達に遮られて全く本人が見えない。
「おーい? 今の誰だー? 」
「わわわわたしです!!! うーーーんしょ」
亜人族の男達の間を無理矢理挟まれながら必死に出ようとしてる少女の顔が見えた。
「…はふぅー。
やっと出れました
あっ!!
わわわたしはナナルと申しまつ!」
「う…うん、ちょっと落ち着いてよナナル、
本当にリーフピアを知ってるのか? 」
「はっ、はひぃ!!
秘石全書に乗っていたので間違いないです!はい!
」
です!はい!ってなんだよ
「勇者様、ナナルはいつも拾ってきた本ばっかり読んで全然働かないが、頭は良い子です、嘘はつかないでしょう」
ナナルはすこし不満げだが族長が入ってきてナナルの言葉の信憑性を高めた。
「ナナル、じゃ見れば分かるな?
スライムが持って来たものが本物か一緒に確認してくれ! 」
「はっ、はひぃ!!! 」
すげー緊張してるな。
俺そんな怖いかな? まぁ今はナナルに頼るしかないか、確認のしようがないしな。
ヘドロの水辺に着陸した俺たちは各々休憩を取る事にした。
しかし何もない所だな… 周りには枯れ木とヘドロの沼他は何もない、生物の気配も感じない、何かとても寂しい感じがする。
「マナブ様、急に落ちて行ったから心配しましたよ! 」
「いやライラに落とされたんだよ! あのチビ××××」
「意味はわかりませんが…… ダメですよそんな事言ってわ」
シャーレはマナブの放送禁止用語に何となく気がついたようだ。
「それより本当此処はなんもないな…… 」
「此処はとても大きな大陸なのですが、
大きさの割に住んでいる生物は少ないのですよ、
勿論シャーレ達みたいに地下で生活する者や、
大木の中で生活する者、
それぞれ工夫して生きています、地上で生活する者はほとんどいません。
かつての呪いこそもう無いのですが、既に大地は死んでおります
」
「そうか… 先ず水を探すのも大変そうだな。
こんな死んだ沼では……
この沼さえ回復すればあらゆる生物が戻って来そうだよな」
でもこんな沼地どうすれば綺麗な水にろ過出来るんだかわからん、自慢じゃないが俺は学が無い、これはすでに科学の実験… うん無理だ。
「我が主! リーフピアが有れば沼が綺麗な水になると聞いた事がありますぞ! 」
「リーフピアってなんだよアビル? 」
「リーフピアは浄化の石です! 死んだ沼地に一つ入れれば数時間で水は綺麗になると噂で聞きましたぞ、我が主よ 」
「なんだ噂かよ、そんな便利グッズあるわけねーだろ。」
「あるよ」
「ん?誰今喋った奴? 」
周りに居た者は皆顔の手前で手を横に振っている。
「マッマナブ様!! あれ! 」
シャーレが驚いたような顔で枯れ木の先を指指している、その先に、視線を、送るとうねうねと動くジェル状の物がこっちに近づいて来ていた。
「マナブ様スライムです! 後ろに下がってください!」
瞬時に皆戦闘体制に入っていた、凄い頼もしい奴らである。
「まて! お前ら、よぉ~スライム!
さっき話しかけてきたのお前か?? 」
「……そうだよ」
陰気臭い声してんな……
「リーフピアがあるって本当か? 」
「……本当さ、ぼくが持っているよ」
「本当か! それを譲ってくれはしないか? 勿論タダとは言わねー! なんか欲しい物はあるか? 」
「……僕の仲間が誤って食べてしまって
……本来水色のスライムが透明になってしまったんだよ。
……何でも貰えるのかい? 」
「あぁ! モノによるが何かあるのか? 」
「……じゃ僕に丈夫な身体をくれないかい?
…… 僕も君達みたいに歩いてみたいんだよ。 」
身体ときたか……
マナブは昔ホラー漫画でお前の身体をよこせ!! ってありきたりな奴思い出して少し震えたが、お前の身体だ!!ナナルはすこしとは言われてない事に少し安心した。
器の身体は作れるが…そこにこいつの魂的な物をうつすなんて出来るのか? いや無理だよな。
「……すまん、身体は用意出来るがお前の魂をうつすなんて事出来ないんだよ、他に欲しい物は無いのか?」
「……大丈夫だよ。
……身体さえあれば
……僕は移ることが出来る」
「マナブ様、このスライムが言う通りスライムは身体を食べた後その身体を乗っ取る事が出来ます!
まースライムに食べられる種族なんてそうそう居ないので普通はこのスライムの形態なんですけどね。」
「そうなのかシャーレ? へー
じゃ身体は用意する! 石を見せてくれないか? 」
「……本当かい?
……凄い嬉しいよ
……ちょっとまっててよ」
スライムはそう言うとどこかへ行ってしまった。
「誰か本物のリーフピアを見た事ある奴いるか? 」
「はっ!! わわわわたくしが
みみみた見た事 ございます!! 」
亜人族達の奥から少女の声が聞こえたが、前の男達に遮られて全く本人が見えない。
「おーい? 今の誰だー? 」
「わわわわたしです!!! うーーーんしょ」
亜人族の男達の間を無理矢理挟まれながら必死に出ようとしてる少女の顔が見えた。
「…はふぅー。
やっと出れました
あっ!!
わわわたしはナナルと申しまつ!」
「う…うん、ちょっと落ち着いてよナナル、
本当にリーフピアを知ってるのか? 」
「はっ、はひぃ!!
秘石全書に乗っていたので間違いないです!はい!
」
です!はい!ってなんだよ
「勇者様、ナナルはいつも拾ってきた本ばっかり読んで全然働かないが、頭は良い子です、嘘はつかないでしょう」
ナナルはすこし不満げだが族長が入ってきてナナルの言葉の信憑性を高めた。
「ナナル、じゃ見れば分かるな?
スライムが持って来たものが本物か一緒に確認してくれ! 」
「はっ、はひぃ!!! 」
すげー緊張してるな。
俺そんな怖いかな? まぁ今はナナルに頼るしかないか、確認のしようがないしな。
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