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3-1 『望まれた配役』
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星光祭がいよいよ近づいていた。
「今年のこの学級の出し物は演劇になりました」
担任の先生がそう発表し、教室内の生徒たちは大いに盛り上がっていた。
どうやら長ネギや他の前列の貴族様たちが自薦していたらしい。他にも喫茶店などの候補があったが、投票によって彼らの賛成多数で決定してしまった。
「これでライゼくんの主人公の物語が見れるわね」
「王子様役なんてどう?」
「いいじゃない」
主に女子貴族たちから絶大に支持されているようだ。やはりイケメンであり、温厚な性格でもあり、それでいて家の位まで高いのだから、彼女たちにチヤホヤされるのもわかる。
当のライゼは、喜んでいるのかよくわからない愛想笑いをなるたけ好印象に振りまいていて、その笑顔にまた女子貴族たちは心を射抜かれていたのだった。
ライゼの格好良い演劇が見れる。なんとも欲に溺れている意見だ。クラスの出し物をまるで私物化されているみたいで反吐がでる。
「……絶対、私の案のほうがよかったのに」
演劇や喫茶店、出店などの候補の中で、一番端っこに追いやられるように書かれた案。
――女の子はみんなコスプレして喫茶店。注釈、フェロも含む。
投票でたった一票しか――わたしだけど――入れられなかったそれを見て、私は血涙を流す気持ちで悔しがっていた。
ああ、見たかった。
リリィやスコッティがいろんな可愛い服を着る姿を。
リリィは背も低いし華奢だから、子供の用の浴衣のような可愛らしいものが似合うかしら。スコッティはあれで意外と脱ぐと豊満だから、それを大胆に魅せるバニーなんていいかもしれない。
右にも左にも、可愛らしい格好をした女の子たち。もし実現すれば私にとって最高の空間になっていたこと間違いない。
それになにより、フェロにメイドの格好をさせて侍らせたい。すでに見た目も声も女の子みたいだから、ちょっとエクステをつけただけで猛烈可愛くなること間違いなしだわ。休日の昼間に並木道を散歩して、ちょっと疲れて家に戻るとメイド服姿のフェロが冷たい水を用意してくれて、汗まで拭いてくれちゃたりして……。
「ユフィ。なんか顔がにやけてるよ」
――おっと、あぶない。こほんこほん。
フェロに顔をのぞき込まれて、私は頭の中の妄想を急いで掻き消した。心の涎はしっかり拭っておかないと。
「……私も人のこと言えないか」
「なにが?」
「なんでもないわ」
よもやお前をメイド服に着替えさせて侍らせてやろうとしてた、なんて言えるはずもない。
純真無垢に小首を傾げるフェロに、私は一抹の申し訳なさを感じながら気を取り直すことにした。
教卓の方ではさっそく演劇の話し合いが進んでいた。意見を採用されるのは基本的に前列の生徒たちばかりだ。後ろの方の生徒は気遣ってか遠慮気味になって、たまに前列から意見を聞かれると前に倣えとばかりに頷くばかり。
さらに最後列ともなれば、リリィは鞄に入れたマンドラゴラとこっそりお喋りしているのに夢中だし、ルックは分厚い本を読んでまるで話を聞いていない。スコッティに至っては、座学ではないからと隠す気もなく眠りこくっていた。
とても自由だ。
まあ、私たちより前にいる頷き人形よりは良いのかもしれないけれど。
「それじゃあ重要な役はこんなところね」
黒板につらつらと役名を書き連ねながら先生が言った。主人公とヒロイン、そして敵役。
私が変な妄想をしている間に、いつの間にかストーリーも決まっていたらしい。王都で一般的に広まっている大衆的な絵本の内容だった。
端的に言うと、風刺的な絵本だ。
主人公は貴族。
そして敵役は下級の市民。
市民は貴族を妬んで悪さをするが、それを上級貴族の主人公が勧善懲悪とばかりに成敗するものだ。
まさしく今の貴族社会をそのまま表しているようで、私はそのあらすじを聞いてげんなりした。
けれどやはり王都ではそれが一般的に普及している人気作のようで、教室の生徒たちは一様に楽しみだといった様子で喜んでいた。
「主人公はやっぱりライゼくんでしょ」
一人の女子生徒が言ったのを皮切りに、二つ、三つと、まったく同じような台詞があがる。
「異議なし!」
「それでいいんじゃない」
「それがいいって!」
圧倒的な女子からの人気だ。
それを受けたライゼは一番前の席で気恥ずかしそうに微笑んでいた。
「俺にできるかな」
「大丈夫! 私たちが手伝うから!」
「そうよそうよ!」
「ありがとう、みんな」
白い歯をちらつかせて爽やかに笑顔を振りまくと、周りの生徒たちは発作を起こしたみたいに飛び跳ねて黄色い悲鳴を上げていた。
どうにも私はそれが気障ったらしくて気に食わず、頬を膨らませながら頬杖をついていると、
「敵役はユフィーリアでいいんじゃないか」と声があがった。
突然振られたことに驚いた。
その声の方をみる。教室の前方、ライゼのすぐ近く。そこで、口元をにやつかせながら私を見ている長ネギと目があった。
「でも、敵役は男ですよ」
「いいじゃん、先生。別に男じゃないと駄目ってわけじゃないんだし。せっかくこの教室に転入してきたばかりなんだから、名前のある良い役をやらせてあげたいしさ」
もちろん口だけの方便だとわかる。彼の悪意は明確だ。
――お前にはこんな汚れ役がお似合いだよ。
長ネはそう言いたげな蔑んだ目をしていた。
長ネギも前回の葉巻の件で少しは大人しくなるかと思ったら、むしろ私を目の敵にでもするかのごとく敵意を向けてきていた。
どういう経緯かはわからないが、私が告発したことを知ったのだろう。その件についてはまったく言及してこないが、明らかに彼の態度は過激になっている。私と目が合うと決まって睨むような目つきをしてくるのでよくわかった。
そんな私だから敵役に貶めたいのだろう。
しかしただ長ネギを敵に回しただけならともかく、更に面倒なことに、それに他の女子生徒たちもこぞって同調してきたのだった。
「良いと思います」
「私も賛成ー」
どうやら温室火災の時、職員室の前で私がライゼと話しているのを見ていた生徒がいたらしい。私が彼にかなり高圧的に詰め寄っていたと受け取られ、それが女子生徒たちに広まったようだ。
おかげで私は「ライゼ様に楯突く馬鹿女」として、彼の取り巻きたち全員の敵となったのだった。
そう言う意味では皮肉なことに配役は完璧だ。
「先生もユフィーリアさんに早くクラスの一員になってほしいと思いませんか?」
「そうですよ先生」
「えっと……ライゼくん。貴方はどう思いますか」
唐突に先生はライゼへと振った。全員の視線が彼に集まる。
ライゼは私へと振り向くと、
「みんながそう言ってるんだけど、どうかな」
そう、何の邪気もなく言ってのけた。
きっと彼は、その言葉の攻撃性をまったく理解していないのだろう。もしくは、理解していてもこの場の流れに逆らえなかったのか。
私は内心呆れた。この空気に。
ふう、とため息をつく。
「まあ、いいんじゃない」
私がそう頷くと、これまた喝采とばかりに生徒たちが喜んでいた。
「よっしゃ。決まりだな」と長ネギが機嫌良さそうに騒ぐ。
ああ、なんて単純な人たちなのだろう。
私はそんな彼らをぼうっと眺めながら、相変わらずコスプレ喫茶が却下されたことをひたすら残念に思っていた。
「今年のこの学級の出し物は演劇になりました」
担任の先生がそう発表し、教室内の生徒たちは大いに盛り上がっていた。
どうやら長ネギや他の前列の貴族様たちが自薦していたらしい。他にも喫茶店などの候補があったが、投票によって彼らの賛成多数で決定してしまった。
「これでライゼくんの主人公の物語が見れるわね」
「王子様役なんてどう?」
「いいじゃない」
主に女子貴族たちから絶大に支持されているようだ。やはりイケメンであり、温厚な性格でもあり、それでいて家の位まで高いのだから、彼女たちにチヤホヤされるのもわかる。
当のライゼは、喜んでいるのかよくわからない愛想笑いをなるたけ好印象に振りまいていて、その笑顔にまた女子貴族たちは心を射抜かれていたのだった。
ライゼの格好良い演劇が見れる。なんとも欲に溺れている意見だ。クラスの出し物をまるで私物化されているみたいで反吐がでる。
「……絶対、私の案のほうがよかったのに」
演劇や喫茶店、出店などの候補の中で、一番端っこに追いやられるように書かれた案。
――女の子はみんなコスプレして喫茶店。注釈、フェロも含む。
投票でたった一票しか――わたしだけど――入れられなかったそれを見て、私は血涙を流す気持ちで悔しがっていた。
ああ、見たかった。
リリィやスコッティがいろんな可愛い服を着る姿を。
リリィは背も低いし華奢だから、子供の用の浴衣のような可愛らしいものが似合うかしら。スコッティはあれで意外と脱ぐと豊満だから、それを大胆に魅せるバニーなんていいかもしれない。
右にも左にも、可愛らしい格好をした女の子たち。もし実現すれば私にとって最高の空間になっていたこと間違いない。
それになにより、フェロにメイドの格好をさせて侍らせたい。すでに見た目も声も女の子みたいだから、ちょっとエクステをつけただけで猛烈可愛くなること間違いなしだわ。休日の昼間に並木道を散歩して、ちょっと疲れて家に戻るとメイド服姿のフェロが冷たい水を用意してくれて、汗まで拭いてくれちゃたりして……。
「ユフィ。なんか顔がにやけてるよ」
――おっと、あぶない。こほんこほん。
フェロに顔をのぞき込まれて、私は頭の中の妄想を急いで掻き消した。心の涎はしっかり拭っておかないと。
「……私も人のこと言えないか」
「なにが?」
「なんでもないわ」
よもやお前をメイド服に着替えさせて侍らせてやろうとしてた、なんて言えるはずもない。
純真無垢に小首を傾げるフェロに、私は一抹の申し訳なさを感じながら気を取り直すことにした。
教卓の方ではさっそく演劇の話し合いが進んでいた。意見を採用されるのは基本的に前列の生徒たちばかりだ。後ろの方の生徒は気遣ってか遠慮気味になって、たまに前列から意見を聞かれると前に倣えとばかりに頷くばかり。
さらに最後列ともなれば、リリィは鞄に入れたマンドラゴラとこっそりお喋りしているのに夢中だし、ルックは分厚い本を読んでまるで話を聞いていない。スコッティに至っては、座学ではないからと隠す気もなく眠りこくっていた。
とても自由だ。
まあ、私たちより前にいる頷き人形よりは良いのかもしれないけれど。
「それじゃあ重要な役はこんなところね」
黒板につらつらと役名を書き連ねながら先生が言った。主人公とヒロイン、そして敵役。
私が変な妄想をしている間に、いつの間にかストーリーも決まっていたらしい。王都で一般的に広まっている大衆的な絵本の内容だった。
端的に言うと、風刺的な絵本だ。
主人公は貴族。
そして敵役は下級の市民。
市民は貴族を妬んで悪さをするが、それを上級貴族の主人公が勧善懲悪とばかりに成敗するものだ。
まさしく今の貴族社会をそのまま表しているようで、私はそのあらすじを聞いてげんなりした。
けれどやはり王都ではそれが一般的に普及している人気作のようで、教室の生徒たちは一様に楽しみだといった様子で喜んでいた。
「主人公はやっぱりライゼくんでしょ」
一人の女子生徒が言ったのを皮切りに、二つ、三つと、まったく同じような台詞があがる。
「異議なし!」
「それでいいんじゃない」
「それがいいって!」
圧倒的な女子からの人気だ。
それを受けたライゼは一番前の席で気恥ずかしそうに微笑んでいた。
「俺にできるかな」
「大丈夫! 私たちが手伝うから!」
「そうよそうよ!」
「ありがとう、みんな」
白い歯をちらつかせて爽やかに笑顔を振りまくと、周りの生徒たちは発作を起こしたみたいに飛び跳ねて黄色い悲鳴を上げていた。
どうにも私はそれが気障ったらしくて気に食わず、頬を膨らませながら頬杖をついていると、
「敵役はユフィーリアでいいんじゃないか」と声があがった。
突然振られたことに驚いた。
その声の方をみる。教室の前方、ライゼのすぐ近く。そこで、口元をにやつかせながら私を見ている長ネギと目があった。
「でも、敵役は男ですよ」
「いいじゃん、先生。別に男じゃないと駄目ってわけじゃないんだし。せっかくこの教室に転入してきたばかりなんだから、名前のある良い役をやらせてあげたいしさ」
もちろん口だけの方便だとわかる。彼の悪意は明確だ。
――お前にはこんな汚れ役がお似合いだよ。
長ネはそう言いたげな蔑んだ目をしていた。
長ネギも前回の葉巻の件で少しは大人しくなるかと思ったら、むしろ私を目の敵にでもするかのごとく敵意を向けてきていた。
どういう経緯かはわからないが、私が告発したことを知ったのだろう。その件についてはまったく言及してこないが、明らかに彼の態度は過激になっている。私と目が合うと決まって睨むような目つきをしてくるのでよくわかった。
そんな私だから敵役に貶めたいのだろう。
しかしただ長ネギを敵に回しただけならともかく、更に面倒なことに、それに他の女子生徒たちもこぞって同調してきたのだった。
「良いと思います」
「私も賛成ー」
どうやら温室火災の時、職員室の前で私がライゼと話しているのを見ていた生徒がいたらしい。私が彼にかなり高圧的に詰め寄っていたと受け取られ、それが女子生徒たちに広まったようだ。
おかげで私は「ライゼ様に楯突く馬鹿女」として、彼の取り巻きたち全員の敵となったのだった。
そう言う意味では皮肉なことに配役は完璧だ。
「先生もユフィーリアさんに早くクラスの一員になってほしいと思いませんか?」
「そうですよ先生」
「えっと……ライゼくん。貴方はどう思いますか」
唐突に先生はライゼへと振った。全員の視線が彼に集まる。
ライゼは私へと振り向くと、
「みんながそう言ってるんだけど、どうかな」
そう、何の邪気もなく言ってのけた。
きっと彼は、その言葉の攻撃性をまったく理解していないのだろう。もしくは、理解していてもこの場の流れに逆らえなかったのか。
私は内心呆れた。この空気に。
ふう、とため息をつく。
「まあ、いいんじゃない」
私がそう頷くと、これまた喝采とばかりに生徒たちが喜んでいた。
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