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○2章 仲居娘たちの日常
-4 『男湯の乱入者』
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やはり旅館の醍醐味と言えば一番に思いつくのが温泉だろう。
一人暮らしのアパートでは足を伸ばしきるのも難しい。
その点、この旅館にある風呂は泳げるほどに広かった。
背中に当たる荒い石組みの浴槽も、一部を覆う木組みの天蓋も、温泉旅館にいるという非日常な特別感を与えてくれる。
しかもここに泊まっているのが自分だけで、これをたった一人で独占しているのだから殊更だ。
桶の打ち鳴らす軽い音が響く。
湧き口から湯船に温泉が注がれる音。
ゆるやかな風に撫でられて騒ぐ葉擦れ。
夜の山奥の露天風呂は、そんな些細な音すらも大きく聞こえるほどに静かだ。湯面を撫でる風は冷たく、七月の初めとは思えないほどに涼しい。
「はあ。やっぱり大きな風呂に入ってこその旅館だよなあ」
大手を広げて湯に浸かりながら、頭上に広がる満天の星空を眺める。白い湯気がコバルトブルーの夜空に立ち上っていった。
アパートでは絶対に味わえない開放感だ。
「さてと。そろそろ身体でも洗うか」
独占した露天を存分に堪能した後、俺は屋外に併設された洗い場に向かった。
二つ並ぶうちの片方に腰掛ける。
髪や身体を洗ったりしている間、ふと、俺はナユキにかき氷をもらったことを思い出していた。
雪女が作ったというかき氷。
あれは確かに美味しかった。
何か特別なことをしているのかはわからないが、雪女だけあって、綺麗な氷などの用意はできるのだろう。なにか氷を扱う知識に長けているのかもしれない。
一見すると実感があまり湧かないのだが、彼女たちは妖怪なのだ。
外見はどう見ても普通の女の子なのでついつい忘れそうになるが。
ナユキが物を凍らせるとおり雪女で、クウは物を変化させる化け狸。しかしサチは何の妖怪かわからないという。
「……あれ?」
俺はふと気づいた。
とても今更なことだが疑問に思った。
「そういえば女将さんも妖怪なのか?」
何故かまったく気にしていなかったが、ここが妖怪旅館ということは彼女もなにかしらの妖怪なのではないだろうか。
それこそ俺をやや強引にでもここへ留めようとしていた手前、人間を取って食べる山姥のような恐ろしい妖怪と言う可能性は――。
「……流石にないか」
「なにぶつくさ呟いてるのさ。気持ち悪い」
「うわぁ!」
突然に誰かの声がして、俺は素っ頓狂な声を上げて驚いてしまった。
まさか俺しか男がいないのに男湯で声をかけられるとは思わなかったからだ。
振り返ると、そこには腰にタオルを巻いただけのクウがいた。
細く綺麗な肌色が目に入り、俺は慌てて顔を背ける。
しかしクウは何を気にする様子もなく、俺の隣の椅子に腰掛けた。
「別に驚くことないだろ。ボクだって男なんだから」
「……え?」
思わず聞き返してしまう。
男、とはどういうことか。
確かに言葉遣いはやや粗暴だが、クウは見るからに女の子の顔立ちをしている。
「普段は女に変化してるんだよ。だから女物の着物も着てる。女将さんが、そうやって普段から変化してれば良い練習になるからって」
なるほど。と俺は呟いたが、いまだに頭では理解が追いついていなかった。
つまりクウは本当は男の子だが、化け狸の妖怪としての力によって女の子に姿を変えているということか。
しかしその理屈で言うと、どこからどう見ても女の子然としている今の姿は、やはり今も変化している最中ということではないだろうか。
中身が男といえど、真っ裸の女の子がタオル一枚で隣にいる事実には違いない。
しかもタオルは腰だけで上は曝け出されているのだ。
声はまだ変声期を迎えていないような高さで、肌は白くてきめ細かく、少し肉付いた四肢は女の子の丁度良いふくよかさを忠実に再現させている。まだ胸もくびれもない子どもの体型だが、さすがに見てしまうのは憚られる。
俺はロリコンではない。断じて言おう。
顔を背け、クウから意識を遠ざけるようにする。
「垢嘗めだよ。女将さん」
「なんだ、俺の独り言聞いてたのか――って何だって?!」
「垢嘗めだって言ってるだろ」
また俺はクウの気になる言葉に引っ張られ、耳を疑ってしまった。
垢嘗めとは江戸時代頃から伝わる妖怪で、名前の通り風呂場に残った人間の垢を嘗め取って食べるという変わった特徴がある。
垢嘗めぐらいの有名な妖怪ならば、オカルトサークルでいろいろと話を聞かされていたときに古い文献で見た覚えがある。
その時に載っていた資料の絵では小汚い薄着の男が長い舌を伸ばして風呂桶を嘗めているところだった。そのみすぼらしい外見を想像してしまったために、女将さんもそれだと言われてまったく合点がいかなかった。
だが垢嘗めは元来、古い風呂屋などに住まって垢を舐って生きているという。
その血を引いている女将さんが温泉旅館を営んでいても不思議ではないだろう。
「女将さんが……垢嘗め……」
あの可愛らしい容姿で、妖艶に舌を這わせる女将さんの姿をつい想像してしまう。奇妙だが、彼女の舌に触れられた浴槽が少し羨ましいと思ってしまいそうだ。
いや、待て。俺は変態じゃない。さっきの感想は無しだ。
それにしても、この旅館では俺の常識を逸脱した驚くことばかりである。だがそもそも彼女たちは妖怪なのだから、人間の尺度で物事を考えるのがそもそも筋違いなのだろう。
「妖怪の見た目なんてそれぞれだよ。アンタだって、ボクが本当は狸の子だって言われてもまったくわからないだろ。それに女将さんは人間と垢嘗めの混血らしいから、妖怪の血も薄いし。ほとんど人間と変わらないよ」
「な、なるほど。クウも変化して外見を変えてるんだもんな」
女装した狸少年ものいるのだから、垢舐めの美少女がいてもおかしくはないか。
妙に納得していると、隣でクウが深い嘆息と共に声を上げた。
「でも、女将さんに言われたとおり普段から変化してたところでまったく上手くならないし。女将さんはきっとボクを騙してるんだ」
「いや、そんなことないと思うぞ」
「どうしてそう思うのさ」
「だってこんなにしっかりと変化できてるじゃないか。肌も綺麗だし、腕や足だって本当に女の子みたいだ。顔立ちや見かけだって随分女の子らしくて可愛いじゃないか。男の俺が惚れてもおかしくない外見だぞ」
と俺はついつい隣にいたクウの腕を掴んでしまう。
本当にすべすべで、思わずその感触を味わうように手首から肘にかけて何度も摩ってしまった。
「きゃあっ!」とクウが悲鳴をあげる。
まるで女の子みたいなその声に、俺はしまったと慌てて手を引いた。
いくら本来は同性とはいえ、女の子に変化しているクウの身体をみだりに触るのはさすがにまずかったか。
すまなかった。
そう謝ろうとした俺は、しかしクウの様子がおかしいことに気づいた。
咄嗟に反対側へと身じろいだクウは、まだ湯船にも浸かっていないはずなのにまるで逆上せたように顔を真っ赤にさせていた。
急いでタオルで身体を隠す。そして上気させた顔をしかめると、
「い、いまはどこも変化させてねえよ、馬鹿!」と叫んで脱衣所へと走り去ってしまった。
気のせいか、目尻にはかすかに涙が浮かんでいたようにも見える。
突然の出来事に、俺はただ、呆然とクウの後姿を見送ることしかできなかった。
一人暮らしのアパートでは足を伸ばしきるのも難しい。
その点、この旅館にある風呂は泳げるほどに広かった。
背中に当たる荒い石組みの浴槽も、一部を覆う木組みの天蓋も、温泉旅館にいるという非日常な特別感を与えてくれる。
しかもここに泊まっているのが自分だけで、これをたった一人で独占しているのだから殊更だ。
桶の打ち鳴らす軽い音が響く。
湧き口から湯船に温泉が注がれる音。
ゆるやかな風に撫でられて騒ぐ葉擦れ。
夜の山奥の露天風呂は、そんな些細な音すらも大きく聞こえるほどに静かだ。湯面を撫でる風は冷たく、七月の初めとは思えないほどに涼しい。
「はあ。やっぱり大きな風呂に入ってこその旅館だよなあ」
大手を広げて湯に浸かりながら、頭上に広がる満天の星空を眺める。白い湯気がコバルトブルーの夜空に立ち上っていった。
アパートでは絶対に味わえない開放感だ。
「さてと。そろそろ身体でも洗うか」
独占した露天を存分に堪能した後、俺は屋外に併設された洗い場に向かった。
二つ並ぶうちの片方に腰掛ける。
髪や身体を洗ったりしている間、ふと、俺はナユキにかき氷をもらったことを思い出していた。
雪女が作ったというかき氷。
あれは確かに美味しかった。
何か特別なことをしているのかはわからないが、雪女だけあって、綺麗な氷などの用意はできるのだろう。なにか氷を扱う知識に長けているのかもしれない。
一見すると実感があまり湧かないのだが、彼女たちは妖怪なのだ。
外見はどう見ても普通の女の子なのでついつい忘れそうになるが。
ナユキが物を凍らせるとおり雪女で、クウは物を変化させる化け狸。しかしサチは何の妖怪かわからないという。
「……あれ?」
俺はふと気づいた。
とても今更なことだが疑問に思った。
「そういえば女将さんも妖怪なのか?」
何故かまったく気にしていなかったが、ここが妖怪旅館ということは彼女もなにかしらの妖怪なのではないだろうか。
それこそ俺をやや強引にでもここへ留めようとしていた手前、人間を取って食べる山姥のような恐ろしい妖怪と言う可能性は――。
「……流石にないか」
「なにぶつくさ呟いてるのさ。気持ち悪い」
「うわぁ!」
突然に誰かの声がして、俺は素っ頓狂な声を上げて驚いてしまった。
まさか俺しか男がいないのに男湯で声をかけられるとは思わなかったからだ。
振り返ると、そこには腰にタオルを巻いただけのクウがいた。
細く綺麗な肌色が目に入り、俺は慌てて顔を背ける。
しかしクウは何を気にする様子もなく、俺の隣の椅子に腰掛けた。
「別に驚くことないだろ。ボクだって男なんだから」
「……え?」
思わず聞き返してしまう。
男、とはどういうことか。
確かに言葉遣いはやや粗暴だが、クウは見るからに女の子の顔立ちをしている。
「普段は女に変化してるんだよ。だから女物の着物も着てる。女将さんが、そうやって普段から変化してれば良い練習になるからって」
なるほど。と俺は呟いたが、いまだに頭では理解が追いついていなかった。
つまりクウは本当は男の子だが、化け狸の妖怪としての力によって女の子に姿を変えているということか。
しかしその理屈で言うと、どこからどう見ても女の子然としている今の姿は、やはり今も変化している最中ということではないだろうか。
中身が男といえど、真っ裸の女の子がタオル一枚で隣にいる事実には違いない。
しかもタオルは腰だけで上は曝け出されているのだ。
声はまだ変声期を迎えていないような高さで、肌は白くてきめ細かく、少し肉付いた四肢は女の子の丁度良いふくよかさを忠実に再現させている。まだ胸もくびれもない子どもの体型だが、さすがに見てしまうのは憚られる。
俺はロリコンではない。断じて言おう。
顔を背け、クウから意識を遠ざけるようにする。
「垢嘗めだよ。女将さん」
「なんだ、俺の独り言聞いてたのか――って何だって?!」
「垢嘗めだって言ってるだろ」
また俺はクウの気になる言葉に引っ張られ、耳を疑ってしまった。
垢嘗めとは江戸時代頃から伝わる妖怪で、名前の通り風呂場に残った人間の垢を嘗め取って食べるという変わった特徴がある。
垢嘗めぐらいの有名な妖怪ならば、オカルトサークルでいろいろと話を聞かされていたときに古い文献で見た覚えがある。
その時に載っていた資料の絵では小汚い薄着の男が長い舌を伸ばして風呂桶を嘗めているところだった。そのみすぼらしい外見を想像してしまったために、女将さんもそれだと言われてまったく合点がいかなかった。
だが垢嘗めは元来、古い風呂屋などに住まって垢を舐って生きているという。
その血を引いている女将さんが温泉旅館を営んでいても不思議ではないだろう。
「女将さんが……垢嘗め……」
あの可愛らしい容姿で、妖艶に舌を這わせる女将さんの姿をつい想像してしまう。奇妙だが、彼女の舌に触れられた浴槽が少し羨ましいと思ってしまいそうだ。
いや、待て。俺は変態じゃない。さっきの感想は無しだ。
それにしても、この旅館では俺の常識を逸脱した驚くことばかりである。だがそもそも彼女たちは妖怪なのだから、人間の尺度で物事を考えるのがそもそも筋違いなのだろう。
「妖怪の見た目なんてそれぞれだよ。アンタだって、ボクが本当は狸の子だって言われてもまったくわからないだろ。それに女将さんは人間と垢嘗めの混血らしいから、妖怪の血も薄いし。ほとんど人間と変わらないよ」
「な、なるほど。クウも変化して外見を変えてるんだもんな」
女装した狸少年ものいるのだから、垢舐めの美少女がいてもおかしくはないか。
妙に納得していると、隣でクウが深い嘆息と共に声を上げた。
「でも、女将さんに言われたとおり普段から変化してたところでまったく上手くならないし。女将さんはきっとボクを騙してるんだ」
「いや、そんなことないと思うぞ」
「どうしてそう思うのさ」
「だってこんなにしっかりと変化できてるじゃないか。肌も綺麗だし、腕や足だって本当に女の子みたいだ。顔立ちや見かけだって随分女の子らしくて可愛いじゃないか。男の俺が惚れてもおかしくない外見だぞ」
と俺はついつい隣にいたクウの腕を掴んでしまう。
本当にすべすべで、思わずその感触を味わうように手首から肘にかけて何度も摩ってしまった。
「きゃあっ!」とクウが悲鳴をあげる。
まるで女の子みたいなその声に、俺はしまったと慌てて手を引いた。
いくら本来は同性とはいえ、女の子に変化しているクウの身体をみだりに触るのはさすがにまずかったか。
すまなかった。
そう謝ろうとした俺は、しかしクウの様子がおかしいことに気づいた。
咄嗟に反対側へと身じろいだクウは、まだ湯船にも浸かっていないはずなのにまるで逆上せたように顔を真っ赤にさせていた。
急いでタオルで身体を隠す。そして上気させた顔をしかめると、
「い、いまはどこも変化させてねえよ、馬鹿!」と叫んで脱衣所へと走り去ってしまった。
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