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○2章 手汗魔王と天才少女
-9 『茂みにおかしな少女が生えていました』
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エイミのツガイムシを頼りに、町の外を歩く。
直線的にしか誘導してくれないせいか、山林の獣道を分け入ったりと道のりは険しい。茂みは深く、長い上りの傾斜が続く。
野山を歩き慣れていない女の子たちの疲労は大きかった。
頭上の太陽も頂点を過ぎた頃、ひとまず休憩を取ることになった。
朝ごはんしか食べていなかったため小腹もすいている。簡単な昼食を用意することになり、率先してミレーナが腕をまくった。
「わらわに任せるのじゃ」
焚き火を囲んで、干し肉や野菜などを手際よく刻んで調理していく。
さすがは飯店の娘というだけあって、幼いながらも手際はいい。
道中の旅ご飯ということで出来上がったのは簡単なスープだったが、以前にリリオが作ってくれたものよりも味はしっかりしていて、スープのしみこんだ干し肉と、水面に浮かんだ香草の香りがほどよく食欲を掻き立ててくる。
口をつけるとやはり期待通り味は格別で、ボクは思わずだらしなく顔を破顔させてしまった。
「……この子、うちの料理番にほしいわね」
なにやらエイミが真剣な顔で呟いている。聞こえなかったことにしよう。
だがエイミの料理から逃げられるならボクもその意見にはやぶさかではない。
「すっごく美味しいでございますですよー」
「や、やめるのじゃ。抱きつくでない。スープがこぼれ……きゃあっ。駄目だってばぁ」
隣に座るリリオに頬ずりされ、ミレーナが逃げるように顔を背ける。
しかし顔はどこか褒められて嬉しそうなあたり、歳相応に素直で無邪気だ。先ほどまでの必死の形相も今では少し解れている。
気分転換させようというリリオの意図もあるのだろう。
気を張り詰める事態の最中だが、美味しい食べ物で腹が満たされて、心も少し落ち着けた気がした。
――ぐう。
ふと、お腹のなる音が聞こえた。
ボクではない。
食べたばかりで一杯だし、腸が活発に動いた感じもない。
他の誰かかと思ったが、三人とも、所在ない様子でお互いを見合っていた。
みんなも違うようだ。じゃあ誰が。
――ぐううう。
また、今度は大きめに音が聞こえてくる。
「向こうだ」とボクが近くの茂みを見た瞬間、
「はわっ」と声が聞こえ、その茂みががさりと動いた。
誰かがいる。
野盗か。
それともボクたちの追跡に気づいた、あの外套の男たちの仲間か。
みんなに目配せをし、警戒する。
「近づくわ。攻撃する準備をしといて頂戴」
「わかった」
息を呑み、エイミと一緒にその茂みへと近づいた時だった。
茂みの間から、丸い曲線を描いた何かがはみ出していることに気づいた。
丸まった輪郭。
肌色に表面に、中央には白い逆三角形が見える。それはまるで、女の子のお尻みたいだった。
いや、それはまさしく、
「お、おし……」
ボクが思わず言おうとした瞬間、エイミが身を前に乗り出す。そして何の躊躇をすることもなく流れるような所作でその丸い何かを蹴り飛ばした。
「――ひゃん!」
茂みの向こうから短い悲鳴が上がる。
そしてその丸い何かが引っ込むと、その奥からばさりと人影が飛び出してきた。
「な、なにするんですかー!」
姿を見せたその人影は、両手を上に持ち上げ、激昂するようにそう言ってきた。
鈴のように綺麗な女の子の声。
そこにいたのは金色の髪をした少女だった。
綺麗な空色の瞳はぱちりと真ん丸く、端正な顔立ちをしている。輪郭が細くすらりとしていて、スタイルも抜群だ。少女が叫ぶのと同時にたわわに揺れた胸は、風船が詰まっているのかと思うほどに豊穣だった。
チッ、と隣から舌打ちが聞こえたような気がしたのはきっと気のせいだろう。
そんな突然現れた少女は、白い絹の服を身に纏い、背中から大きな白い翼を生やしていた。
天使族と呼ばれる人種である。
獣人よりもずっと珍しく、神の使いであると言われている神聖な種だ。
世界を平和に導く存在である天使族がどうしてこんなところにいたのだろうか。しかも尻を茂みから出して。
「ううう、痛いです。お尻がひりひりします。誰ですか、私のお尻を蹴った人は!」
目尻に薄っすらと涙を浮かべながら、天使の少女が訴える。
「ごめんなさい。こんなところにまさかお尻が転がってるなんて思わなかったから。狸か何かかと思って蹴り飛ばしちゃった」
弾んだ声で茶目っけを見せるエイミ。
絶対嘘だ。
わかってて躊躇無く蹴っただろう。
「ううう。しっかり隠れてたのに。どうしてバレたんですか?!」
「へえ、わたしたちから隠れてたの。どうしてバレたらまずいのかしら?」
「えっ……あ、いや。それは……パーシェルは何も言ってないですから!」
慌てて否定する天使の少女。
顔を出した瞬間こそは美人な顔立ちに知的さと品行さを醸し出していたのに、そのイメージはほんの数瞬で簡単に崩れ去っていた。
あたふたとテンパっていて、目を回していそうなほど動揺している。
なんだか酷く残念美人といった雰囲気だ。
「あら。貴方、パーシェルっていうのね。それでわたしたちにどういう用件なのかしら」
「ひゃあっ! ち、違うんです。パーシェルはパーシェルなんていう名前じゃないんです」
「あらそう。パーシェルじゃないパーシェルちゃん。貴方はどうしてこんなところにいるのかしら」
「べ、別に何もしてなかったです。茂みの中で日光浴するのが大好きなんですよ」
言い訳にしては無理があるだろう、と傍で聞いているボクも苦笑してしまう。
「へえ、日光浴をしていたの。それじゃあ、その足元に落ちているメモ帳はなにかしらね」
「ふぇっ?! こ、これは――あっ」
天使の少女――パーシェルが慌てて拾うよりも先にエイミが掴み取る。
ボクも中を覗き見ると、
『○月×日。
朝・宿屋を発つ
・お買いもの。
・変なのに絡まれる
昼・町を出る
・ご飯。美味しそうな香りがする。
・甘いものがたべたい。
・おなかすいた』
まるでボクらの今日の一日の様子を書き写したようなことが書かれていた。
いや、最後の方は自分の心の声みたいになってるけど。
他のページを見てみても、やはり同じように、ボクたちの行動履歴が書かれている様子だった。
「これはいったいどういうことかしら」
エイミが冷ややかな視線をパーシェルに向ける。
「ち、違うんです! 決して『森の魔王』の動向を監視して報告しろとか言われてたわけじゃないんです!」
「へえ」
「世界の均衡が崩れると一大事だから、要注意人物の監視は必要だって天使長様に命令されたとか、そんな変なことは決して無いのです!」
「そうなの」
「だから私は、普通の、通りすがりの天使なんです!」
沸騰して湯気が出そうなほど顔を上気させてパーシェルは必死に言う。
――うわー。絶対その通りなんだろうなー。
聞いてもないことまで詳しく言ってくれるなんて、なんというか、うん。
「この子、さてはアホね」
ずばりと冷静にエイミが言ってしまった。
せっかく遠慮して喉の奥に引っ込めたのに。
ふと、やっと言葉を止めて冷静になったパーシェルが、自分の過ちに気づいたのか、頭をグルグル回して呻き始める。そしてぴたりと動きを止めたかと思うと、
「いまの、全部嘘ですから!」
苦し紛れにきりりと顔を引き締めて彼女は言った。
だが、もはやそれを信じる人なんて誰もいないのである。
額に汗を流して自分の失態に青ざめる天使の少女を見つめながら、エイミは面白おかしそうに笑いを堪えていた。
直線的にしか誘導してくれないせいか、山林の獣道を分け入ったりと道のりは険しい。茂みは深く、長い上りの傾斜が続く。
野山を歩き慣れていない女の子たちの疲労は大きかった。
頭上の太陽も頂点を過ぎた頃、ひとまず休憩を取ることになった。
朝ごはんしか食べていなかったため小腹もすいている。簡単な昼食を用意することになり、率先してミレーナが腕をまくった。
「わらわに任せるのじゃ」
焚き火を囲んで、干し肉や野菜などを手際よく刻んで調理していく。
さすがは飯店の娘というだけあって、幼いながらも手際はいい。
道中の旅ご飯ということで出来上がったのは簡単なスープだったが、以前にリリオが作ってくれたものよりも味はしっかりしていて、スープのしみこんだ干し肉と、水面に浮かんだ香草の香りがほどよく食欲を掻き立ててくる。
口をつけるとやはり期待通り味は格別で、ボクは思わずだらしなく顔を破顔させてしまった。
「……この子、うちの料理番にほしいわね」
なにやらエイミが真剣な顔で呟いている。聞こえなかったことにしよう。
だがエイミの料理から逃げられるならボクもその意見にはやぶさかではない。
「すっごく美味しいでございますですよー」
「や、やめるのじゃ。抱きつくでない。スープがこぼれ……きゃあっ。駄目だってばぁ」
隣に座るリリオに頬ずりされ、ミレーナが逃げるように顔を背ける。
しかし顔はどこか褒められて嬉しそうなあたり、歳相応に素直で無邪気だ。先ほどまでの必死の形相も今では少し解れている。
気分転換させようというリリオの意図もあるのだろう。
気を張り詰める事態の最中だが、美味しい食べ物で腹が満たされて、心も少し落ち着けた気がした。
――ぐう。
ふと、お腹のなる音が聞こえた。
ボクではない。
食べたばかりで一杯だし、腸が活発に動いた感じもない。
他の誰かかと思ったが、三人とも、所在ない様子でお互いを見合っていた。
みんなも違うようだ。じゃあ誰が。
――ぐううう。
また、今度は大きめに音が聞こえてくる。
「向こうだ」とボクが近くの茂みを見た瞬間、
「はわっ」と声が聞こえ、その茂みががさりと動いた。
誰かがいる。
野盗か。
それともボクたちの追跡に気づいた、あの外套の男たちの仲間か。
みんなに目配せをし、警戒する。
「近づくわ。攻撃する準備をしといて頂戴」
「わかった」
息を呑み、エイミと一緒にその茂みへと近づいた時だった。
茂みの間から、丸い曲線を描いた何かがはみ出していることに気づいた。
丸まった輪郭。
肌色に表面に、中央には白い逆三角形が見える。それはまるで、女の子のお尻みたいだった。
いや、それはまさしく、
「お、おし……」
ボクが思わず言おうとした瞬間、エイミが身を前に乗り出す。そして何の躊躇をすることもなく流れるような所作でその丸い何かを蹴り飛ばした。
「――ひゃん!」
茂みの向こうから短い悲鳴が上がる。
そしてその丸い何かが引っ込むと、その奥からばさりと人影が飛び出してきた。
「な、なにするんですかー!」
姿を見せたその人影は、両手を上に持ち上げ、激昂するようにそう言ってきた。
鈴のように綺麗な女の子の声。
そこにいたのは金色の髪をした少女だった。
綺麗な空色の瞳はぱちりと真ん丸く、端正な顔立ちをしている。輪郭が細くすらりとしていて、スタイルも抜群だ。少女が叫ぶのと同時にたわわに揺れた胸は、風船が詰まっているのかと思うほどに豊穣だった。
チッ、と隣から舌打ちが聞こえたような気がしたのはきっと気のせいだろう。
そんな突然現れた少女は、白い絹の服を身に纏い、背中から大きな白い翼を生やしていた。
天使族と呼ばれる人種である。
獣人よりもずっと珍しく、神の使いであると言われている神聖な種だ。
世界を平和に導く存在である天使族がどうしてこんなところにいたのだろうか。しかも尻を茂みから出して。
「ううう、痛いです。お尻がひりひりします。誰ですか、私のお尻を蹴った人は!」
目尻に薄っすらと涙を浮かべながら、天使の少女が訴える。
「ごめんなさい。こんなところにまさかお尻が転がってるなんて思わなかったから。狸か何かかと思って蹴り飛ばしちゃった」
弾んだ声で茶目っけを見せるエイミ。
絶対嘘だ。
わかってて躊躇無く蹴っただろう。
「ううう。しっかり隠れてたのに。どうしてバレたんですか?!」
「へえ、わたしたちから隠れてたの。どうしてバレたらまずいのかしら?」
「えっ……あ、いや。それは……パーシェルは何も言ってないですから!」
慌てて否定する天使の少女。
顔を出した瞬間こそは美人な顔立ちに知的さと品行さを醸し出していたのに、そのイメージはほんの数瞬で簡単に崩れ去っていた。
あたふたとテンパっていて、目を回していそうなほど動揺している。
なんだか酷く残念美人といった雰囲気だ。
「あら。貴方、パーシェルっていうのね。それでわたしたちにどういう用件なのかしら」
「ひゃあっ! ち、違うんです。パーシェルはパーシェルなんていう名前じゃないんです」
「あらそう。パーシェルじゃないパーシェルちゃん。貴方はどうしてこんなところにいるのかしら」
「べ、別に何もしてなかったです。茂みの中で日光浴するのが大好きなんですよ」
言い訳にしては無理があるだろう、と傍で聞いているボクも苦笑してしまう。
「へえ、日光浴をしていたの。それじゃあ、その足元に落ちているメモ帳はなにかしらね」
「ふぇっ?! こ、これは――あっ」
天使の少女――パーシェルが慌てて拾うよりも先にエイミが掴み取る。
ボクも中を覗き見ると、
『○月×日。
朝・宿屋を発つ
・お買いもの。
・変なのに絡まれる
昼・町を出る
・ご飯。美味しそうな香りがする。
・甘いものがたべたい。
・おなかすいた』
まるでボクらの今日の一日の様子を書き写したようなことが書かれていた。
いや、最後の方は自分の心の声みたいになってるけど。
他のページを見てみても、やはり同じように、ボクたちの行動履歴が書かれている様子だった。
「これはいったいどういうことかしら」
エイミが冷ややかな視線をパーシェルに向ける。
「ち、違うんです! 決して『森の魔王』の動向を監視して報告しろとか言われてたわけじゃないんです!」
「へえ」
「世界の均衡が崩れると一大事だから、要注意人物の監視は必要だって天使長様に命令されたとか、そんな変なことは決して無いのです!」
「そうなの」
「だから私は、普通の、通りすがりの天使なんです!」
沸騰して湯気が出そうなほど顔を上気させてパーシェルは必死に言う。
――うわー。絶対その通りなんだろうなー。
聞いてもないことまで詳しく言ってくれるなんて、なんというか、うん。
「この子、さてはアホね」
ずばりと冷静にエイミが言ってしまった。
せっかく遠慮して喉の奥に引っ込めたのに。
ふと、やっと言葉を止めて冷静になったパーシェルが、自分の過ちに気づいたのか、頭をグルグル回して呻き始める。そしてぴたりと動きを止めたかと思うと、
「いまの、全部嘘ですから!」
苦し紛れにきりりと顔を引き締めて彼女は言った。
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