28 / 69
○2章 手汗魔王と天才少女
-12『前代未聞のピンチです』
しおりを挟む
声の主は、やはりというか、ミレーナだった。
リリオは不安に尻込み、パーシェルは「謀反ですかぁ」と怯えながら涙目を浮かべている。そんな中、ミレーナだけはその瞳を伏せさせずにいた。
「どんな悪党も、わらわが最強の魔法でこってんぱんに薙ぎ倒して見せるのじゃ」
自前の杖を老人へと向ける。
「超級魔法! グレートファイヤー!」
ミレーナの叫び声が響く。
だが何も起こることはなかった。
「出るのじゃ。グレートファイヤー! グレートファイヤー!」
必死に唱えようとする。しかしその魔法が出る気配は一向にない。
魔法は誰にでも使える汎用的なものではない。
そもそも生まれ持ったセンスがなければ初級魔法すら扱えないものだ。
「ええい、わらわの言うことの聞くのじゃ。出よ、グレートファイヤー!」
必死にキャラを作って自分を奮い立たせようとしているのだろう。だがその滑稽さを見て、老人は面白おかしそうに笑うばかりだった。
「微笑ましいな。孫を見ているような気分だ。いや、私にはおらんが」
嘲笑。
絶対的優位を確信した者の余裕。
それを向けられ、一向に出ようとしない魔法にミレーナの焦燥は募っていく。
ボクは、そんな彼女の手をそっと握った。
「な、なにを」
「落ち着いて。深呼吸して」
「こんな時にどうして」
「ボクのもう片方の手はエイミに繋がってる。ボクはね、エイミと手を繋いでると不思議と落ち着くんだ」
「だからなに」
「大丈夫。心を集中して。頭の中で思い描くんだ。魔法が出ているその光景を」
「集中……」
ミレーナがすっと息を整える。
一度深く深呼吸。またまっすぐに前を見据え、そして、杖を掲げた。
「きたれ、灼熱の炎――グレートファイヤー!」
途端、彼女の杖の先から渦巻くような炎が放出された。
それは周囲に熱風を振りまき、氷の壁を溶かしていく。
決して大きくはない火球だったが、それは外套の老人へ向かって一直線に氷の壁を貫いていた。
「やったねミレーナ」
まさか本当に魔法が扱えるとは。
火球魔法を放ったミレーナ自身が一番驚き、手を震わせていた。
しかし彼女の魔法は老人へ届く前に消えてしまう。
威力が足りなかったようだ。しかし彼らの虚をつくには十分だった。
「リリオ!」
「はいです!」
エイミが指示を出す。
意図を汲んだリリオは咄嗟に背中の荷物を下ろし、砲丸投げのようにぶんぶんと振り回した。
彼女の獣人の怪力と遠心力によって、焼けただれ薄くなった氷の壁は見事に打ち砕かれた。
これで外に出れる。
「むう。クロスボウを放て。奴らを逃がすな!」
ようやっと老人の余裕は崩れ、檄が飛ぶ。
しかし火球に溶かされた氷による水蒸気で視界はぼやけ、その隙にボクたちは物陰へと飛び込んでいた。
男たちが今度は短剣を抜いて追撃に迫ってくる。
しかし、
「謀反はいけませんよ!」とパーシェルが白い翼を広げると、何もない空間から槍のような武器を取り出した。そしてそれをしなやかに振るうと、流れるような手さばきで男を薙ぎ払い倒したのだった。
「ご、ごめんなさい! 怪我はないですか?!」
自分で思いきり叩きのめしておいて、慌てた様子で心配している。
相変わらずどこか抜けているが、その近接戦闘力はなかなかのものだった。天使族の主席というのもあながち馬鹿に出来ないのかもしれない。
――心の中で『頭がパー……しぇる』って言葉を思い浮かんでてごめんなさい。
パーシェルの華麗な槍捌きによって、向かい来る男達は瞬く間に制圧され、残るは外套の老人だけとなっていた。
あっという間の形勢逆転。
そう思ったが、しかし老人の表情に浮かぶ余裕の色はまだ褪せていない。
「もうおぬしだけなのじゃ!」
「おや、そのようだ」
「アミーたちを解放するのじゃ」
「ううむ。そういうわけにはいかないんだが」
不自然すぎるほどの余裕。
しかし調子付いたミレーナは立て続けに言葉を責める。
「今すぐ解放すれば悪いようにはしないのじゃ」
「解放しなければ?」
「わらわの最強魔法で木っ端微塵にしてやるのじゃ!」
「じゃあ、そちらで」
舐められたと思ったのか、ミレーナは不満に顔をしかめる。
そして杖をかざすと、
「くらえ、グラートファイヤー!」とまた火球を飛ばした。
やはり威力は弱い小さな火だが、生身の人間が受ければ無事ではないだろう。
しかし老人は外套の中に手足を忍ばせたまま、身動き一つせずそれを受けた。
いや、正確には彼に届く直前で霧散したのだ。
「なんで?!」
素の口調になったミレーナが驚きの声を上げる。
しかしボクには見えていた。
彼の目の前に障壁のようなものが存在し、それが魔法を阻んだのだと。
「それなら!」ともう一度火球を出す。
しかしやはり、それが老人の下へ届くことはなかった。
「そんな……」
おそらく高位の魔法だ。
相手の魔法を吸収しているのだろう。
こうなると彼への魔法攻撃は意味を成さないかもしれない。
だが、それ以上に不味い状態であると気づいたのはエイミだった。
「――アンセル、無詠唱魔法よ」
「ほう、気付いたか」
老人が不敵に笑む。
彼の隠された手元、外套の下で、魔術書に手を這わせているのが覗き見えた。
無詠唱魔法。
口で詠唱をするのではなく、魔術書に書かれた文字をなぞることで発動させる。
ミレーナが火球を飛ばしている間、障壁で時間を稼ぎ、それをずっと袖の下で唱え続けていたというわけだ。
氷壁の魔法すら詠唱もなく唱えられる彼がそれほど時間をかけて唱える魔法。
おそらく、超上級魔法。
辺り一体を塵に還すほどの威力を持った魔法だ。
もしそれをこんな狭い坑道の中で使われれば、あっという間にボクたちは全滅だろう。
エイミが不機嫌に鼻を鳴らす。
「この際、商売道具もまとめて葬ろうってつもり?」
「心配なく。商品には傷をつけないように放つので」
「あらそう、ご親切にどうも。パーシェル、あいつに詰め寄って攻撃なさい」
「えっ、あ、はい!」
命令を受け、慌てた様子でパーシェルが向かう。
しかしそれを予期していたのか、老人は短い詠唱を口にする。
すると彼の身体がふわりと宙に浮き、ドームの天井付近へと浮かび上がってしまった。
「あ、あれじゃあ届きませんよー」
見上げたパーシェルが泣きたそうな声で呟く。
「飛べばいいじゃない。天使でしょ」
「あ、これ飾りみたいなものなんです。パーシェルはまだまだ子供なんで。鳥じゃないんですから、そんな簡単に飛べるわけないじゃないですかー。あははー」
「あいつは飛んでるじゃない」
「あ、そうですねー。すごいです」
素直に感心した風にパーシェルは見上げていた。
使えねー、とおそらくここにいる全員が内心で肩を落としたことだろう。
その間も老人の無詠唱は続いている。
「このぉ、グレートファイヤー!」
またミレーナが火球を飛ばすが、やはり障壁に阻まれて消滅してしまう。
「下りてくるですー!」
リリオがやけくそに、足元に落ちていた小石を投げつける。それは老人のマントの裾に当たり、しかし空しくパサリと音を立てて落下した。
魔法を撃っても障壁で阻まれる。
物理攻撃をしようにもあそこまでは槍も届かない。
もはやなすすべがない。
このままエイミたちを連れてすぐに逃げるべきか。
いや、でもそれじゃあアミーたちを見捨てることになりかねない。なにより背中を見せたボクたちに彼が容赦しないだろう。
かといって手を離すべきか。ボクの無差別オーラの影響範囲を考えれば、この狭い空間の端にまで逃げなければ影響が及びかねないだろう。
どうすればいい。何かないか。
あの老人を止める手段が、何か――。
ふと、エイミと目が合った。
彼女の瞳はまったく輝きを失せていない。
「アンセル、アレを使うわ」
彼女は冷静に言った。それでボクも気が付く。
「アレって、本当にアレを使うの?」
「ええ。リリオ、手伝って」
「はいです!」
「ミレーナは可能な限り魔法で牽制を」
「了解なのじゃ」
「パーシェルは――」
期待まじりにパーシェルが振り返る。
「まあ何かやってなさい」
「雑すぎませんか?!」
文句をぶうたれるパーシェルを余所に、エイミは全員に目配せをする。
「行くわよ、みんな!」
「「おおー!」」
状況を打破する決死の作戦、開始である。
リリオは不安に尻込み、パーシェルは「謀反ですかぁ」と怯えながら涙目を浮かべている。そんな中、ミレーナだけはその瞳を伏せさせずにいた。
「どんな悪党も、わらわが最強の魔法でこってんぱんに薙ぎ倒して見せるのじゃ」
自前の杖を老人へと向ける。
「超級魔法! グレートファイヤー!」
ミレーナの叫び声が響く。
だが何も起こることはなかった。
「出るのじゃ。グレートファイヤー! グレートファイヤー!」
必死に唱えようとする。しかしその魔法が出る気配は一向にない。
魔法は誰にでも使える汎用的なものではない。
そもそも生まれ持ったセンスがなければ初級魔法すら扱えないものだ。
「ええい、わらわの言うことの聞くのじゃ。出よ、グレートファイヤー!」
必死にキャラを作って自分を奮い立たせようとしているのだろう。だがその滑稽さを見て、老人は面白おかしそうに笑うばかりだった。
「微笑ましいな。孫を見ているような気分だ。いや、私にはおらんが」
嘲笑。
絶対的優位を確信した者の余裕。
それを向けられ、一向に出ようとしない魔法にミレーナの焦燥は募っていく。
ボクは、そんな彼女の手をそっと握った。
「な、なにを」
「落ち着いて。深呼吸して」
「こんな時にどうして」
「ボクのもう片方の手はエイミに繋がってる。ボクはね、エイミと手を繋いでると不思議と落ち着くんだ」
「だからなに」
「大丈夫。心を集中して。頭の中で思い描くんだ。魔法が出ているその光景を」
「集中……」
ミレーナがすっと息を整える。
一度深く深呼吸。またまっすぐに前を見据え、そして、杖を掲げた。
「きたれ、灼熱の炎――グレートファイヤー!」
途端、彼女の杖の先から渦巻くような炎が放出された。
それは周囲に熱風を振りまき、氷の壁を溶かしていく。
決して大きくはない火球だったが、それは外套の老人へ向かって一直線に氷の壁を貫いていた。
「やったねミレーナ」
まさか本当に魔法が扱えるとは。
火球魔法を放ったミレーナ自身が一番驚き、手を震わせていた。
しかし彼女の魔法は老人へ届く前に消えてしまう。
威力が足りなかったようだ。しかし彼らの虚をつくには十分だった。
「リリオ!」
「はいです!」
エイミが指示を出す。
意図を汲んだリリオは咄嗟に背中の荷物を下ろし、砲丸投げのようにぶんぶんと振り回した。
彼女の獣人の怪力と遠心力によって、焼けただれ薄くなった氷の壁は見事に打ち砕かれた。
これで外に出れる。
「むう。クロスボウを放て。奴らを逃がすな!」
ようやっと老人の余裕は崩れ、檄が飛ぶ。
しかし火球に溶かされた氷による水蒸気で視界はぼやけ、その隙にボクたちは物陰へと飛び込んでいた。
男たちが今度は短剣を抜いて追撃に迫ってくる。
しかし、
「謀反はいけませんよ!」とパーシェルが白い翼を広げると、何もない空間から槍のような武器を取り出した。そしてそれをしなやかに振るうと、流れるような手さばきで男を薙ぎ払い倒したのだった。
「ご、ごめんなさい! 怪我はないですか?!」
自分で思いきり叩きのめしておいて、慌てた様子で心配している。
相変わらずどこか抜けているが、その近接戦闘力はなかなかのものだった。天使族の主席というのもあながち馬鹿に出来ないのかもしれない。
――心の中で『頭がパー……しぇる』って言葉を思い浮かんでてごめんなさい。
パーシェルの華麗な槍捌きによって、向かい来る男達は瞬く間に制圧され、残るは外套の老人だけとなっていた。
あっという間の形勢逆転。
そう思ったが、しかし老人の表情に浮かぶ余裕の色はまだ褪せていない。
「もうおぬしだけなのじゃ!」
「おや、そのようだ」
「アミーたちを解放するのじゃ」
「ううむ。そういうわけにはいかないんだが」
不自然すぎるほどの余裕。
しかし調子付いたミレーナは立て続けに言葉を責める。
「今すぐ解放すれば悪いようにはしないのじゃ」
「解放しなければ?」
「わらわの最強魔法で木っ端微塵にしてやるのじゃ!」
「じゃあ、そちらで」
舐められたと思ったのか、ミレーナは不満に顔をしかめる。
そして杖をかざすと、
「くらえ、グラートファイヤー!」とまた火球を飛ばした。
やはり威力は弱い小さな火だが、生身の人間が受ければ無事ではないだろう。
しかし老人は外套の中に手足を忍ばせたまま、身動き一つせずそれを受けた。
いや、正確には彼に届く直前で霧散したのだ。
「なんで?!」
素の口調になったミレーナが驚きの声を上げる。
しかしボクには見えていた。
彼の目の前に障壁のようなものが存在し、それが魔法を阻んだのだと。
「それなら!」ともう一度火球を出す。
しかしやはり、それが老人の下へ届くことはなかった。
「そんな……」
おそらく高位の魔法だ。
相手の魔法を吸収しているのだろう。
こうなると彼への魔法攻撃は意味を成さないかもしれない。
だが、それ以上に不味い状態であると気づいたのはエイミだった。
「――アンセル、無詠唱魔法よ」
「ほう、気付いたか」
老人が不敵に笑む。
彼の隠された手元、外套の下で、魔術書に手を這わせているのが覗き見えた。
無詠唱魔法。
口で詠唱をするのではなく、魔術書に書かれた文字をなぞることで発動させる。
ミレーナが火球を飛ばしている間、障壁で時間を稼ぎ、それをずっと袖の下で唱え続けていたというわけだ。
氷壁の魔法すら詠唱もなく唱えられる彼がそれほど時間をかけて唱える魔法。
おそらく、超上級魔法。
辺り一体を塵に還すほどの威力を持った魔法だ。
もしそれをこんな狭い坑道の中で使われれば、あっという間にボクたちは全滅だろう。
エイミが不機嫌に鼻を鳴らす。
「この際、商売道具もまとめて葬ろうってつもり?」
「心配なく。商品には傷をつけないように放つので」
「あらそう、ご親切にどうも。パーシェル、あいつに詰め寄って攻撃なさい」
「えっ、あ、はい!」
命令を受け、慌てた様子でパーシェルが向かう。
しかしそれを予期していたのか、老人は短い詠唱を口にする。
すると彼の身体がふわりと宙に浮き、ドームの天井付近へと浮かび上がってしまった。
「あ、あれじゃあ届きませんよー」
見上げたパーシェルが泣きたそうな声で呟く。
「飛べばいいじゃない。天使でしょ」
「あ、これ飾りみたいなものなんです。パーシェルはまだまだ子供なんで。鳥じゃないんですから、そんな簡単に飛べるわけないじゃないですかー。あははー」
「あいつは飛んでるじゃない」
「あ、そうですねー。すごいです」
素直に感心した風にパーシェルは見上げていた。
使えねー、とおそらくここにいる全員が内心で肩を落としたことだろう。
その間も老人の無詠唱は続いている。
「このぉ、グレートファイヤー!」
またミレーナが火球を飛ばすが、やはり障壁に阻まれて消滅してしまう。
「下りてくるですー!」
リリオがやけくそに、足元に落ちていた小石を投げつける。それは老人のマントの裾に当たり、しかし空しくパサリと音を立てて落下した。
魔法を撃っても障壁で阻まれる。
物理攻撃をしようにもあそこまでは槍も届かない。
もはやなすすべがない。
このままエイミたちを連れてすぐに逃げるべきか。
いや、でもそれじゃあアミーたちを見捨てることになりかねない。なにより背中を見せたボクたちに彼が容赦しないだろう。
かといって手を離すべきか。ボクの無差別オーラの影響範囲を考えれば、この狭い空間の端にまで逃げなければ影響が及びかねないだろう。
どうすればいい。何かないか。
あの老人を止める手段が、何か――。
ふと、エイミと目が合った。
彼女の瞳はまったく輝きを失せていない。
「アンセル、アレを使うわ」
彼女は冷静に言った。それでボクも気が付く。
「アレって、本当にアレを使うの?」
「ええ。リリオ、手伝って」
「はいです!」
「ミレーナは可能な限り魔法で牽制を」
「了解なのじゃ」
「パーシェルは――」
期待まじりにパーシェルが振り返る。
「まあ何かやってなさい」
「雑すぎませんか?!」
文句をぶうたれるパーシェルを余所に、エイミは全員に目配せをする。
「行くわよ、みんな!」
「「おおー!」」
状況を打破する決死の作戦、開始である。
0
あなたにおすすめの小説
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
【完結】悪役に転生したのにメインヒロインにガチ恋されている件
エース皇命
ファンタジー
前世で大好きだったファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・ヒーロー』の悪役、レッド・モルドロスに転生してしまった桐生英介。もっと努力して意義のある人生を送っておけばよかった、という後悔から、学院で他を圧倒する努力を積み重ねる。
しかし、その一生懸命な姿に、メインヒロインであるシャロットは惚れ、卒業式の日に告白してきて……。
悪役というより、むしろ真っ当に生きようと、ファンタジーの世界で生き抜いていく。
ヒロインとの恋、仲間との友情──あれ? 全然悪役じゃないんだけど! 気づけば主人公になっていた、悪役レッドの物語!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる