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シーズン2 Ready Freddie?-愛という名の欲望-
15 酒池肉林の夜
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そんな会話を数分ほど交わし、キズナは無駄に装飾鮮やかな校門前にたどり着いた。
気温はなんと3度。大慌てでメントからストッキングを借りたが、それでも寒い。朝方はすこし足回りが熱いくらいだったが、この驚異的な寒さの前には無意味だ。
それに、一応見た目が女子なので、パンツを見られないように動かないといけない。階段を上るとき、スカートを抑える羽目になるとは思ってもなかった。
「って、なんで帰ってないのさ。アーテル先輩」
「き、キズナちゃんといっしょに帰りたかったから……」
ロスト・エンジェルスではある意味珍しい、黒髪ロングヘアの少女アーテル・デビルは、寒波に悶えながらキズナを待っていたらしい。
「そりゃ嬉しいけど、風邪引くよ? 屋内で待っていれば良かったのに」
「居場所がないんだもん……」
「たくさん教室あるんだから、空き部屋くらいあるでしょ? 入学2日目だから分かんないけどさ」
「や、イブさんの派閥メンバーが睨んでくるから、胃がキリキリして……」
「難しい話だねえ……」目を細めた。
一問一答で終わる話でもなさそうだ。
本当はアーテル、あるいはイブから関係が険悪になった理由を聞かないと動きようがない。しかし、アーテルにその話をさせるのはすこし酷だろう。いまだって顔面蒼白状態なのに。
「まあ良いや。さみぃし早くバス乗ろうよ」
「う、うん」
*
いつも通りパーラとメントの家へ帰ってきたキズナ。ただ、リビングがすこし騒がしい。パーラとメントが(ただでさえでも声が大きいのに)、楽しそうに談笑しているからだ。
(誰か来てるのかな?)
キズナはリビングのドアを開け、「ただいま」と伝える。
暖炉の熱波が冷え切った足を温め、かじかんだ手を解く。なんとありがたいことだろうか。
そして、パーラとメントが騒がしい理由も分かった。きょうの朝に出会った、スクールカウンセラー志望のホープが尋ねてきているからだ。
「おかえり~!! キズナちゃん!!」
「おお、生徒が帰ってきたぞ! ホープ先生!」
すでに酒を手に持っているのは気の所為に違いない。キス魔とすぐ絡み酒してくるヒトが、2日連続で飲んでいるなんてありえないはずだ。
「あっ、お邪魔してます。キズナさん」
ホープは申し訳無さそうにペコリと頭を下げてくる。それにつられ、キズナも頭を下げた。
「遠慮するなよ~ホープ~。ほら、キズナも座りな~」
ダイニングテーブルに座る。きょうの夜飯はオートブルのようだ。皿とナイフとフォークがすでに用意してあったので、とりあえず食べてみる。
「うまい」
「でしょ! ホープちゃんが来るから気合い入れたんだ!」
「ほへー。ところで、失礼かもしれないですけれど、ホープ先生はなにをしに来たんですか?」
確かに失礼だぞ、キズナ。
「いやー、アーテルちゃんとイブちゃんの両者から話訊くと、キズナさんの話ばかりだったからさ。そこらへんを話しておこうと思ってね~」
確かに気になる話だ。自分への評価はよほどひどくない限り関係ないし、もし最悪なものであればホープがわざわざ話すわけもない。
「まず、アーテルちゃんからかな。あの子、キズナさんに片思いしてるみたいだよ~」
「片思い」
「そーそー。まあラブではなく、ライクだね。KOM学園内で初めて自分の相手してくれた、優しい子だって。きのうもオンライン面談したけど、どうやったらキズナさんと仲良くなれるかって質問ばかりだったよ~」
「アーテル先輩って他に友だちいないんですか? あ、いや、すげえ失礼な言い方だけど」
「んー。そこは本人が一番気にしてると思うよ。KOM学園の評定金額の序列第1位だし、内向的な性格の所為で誰にも声かけられないくらいだし、勇気出して話しかけてもビビられるだけだってね」
よくよく考えてみると、アーテルの評定金額を知らないキズナは、「アーテル先輩って、“評定金額”いくらなんですか?」と訊いてみる。
「んー、2億5,000万メニーだね」
「へ?」
「3,000人いる学校の第1位ともなれば、それくらいの値札ついてるものだよ」
政府が算出したキズナの価値が7,000万メニー。その3倍以上の評定をくだされているわけだ。
「マジかよ。あたしより1億5,000万メニー高けえの?」
パーラとおしゃべりに勤しんでいたメントが反応した。
「“評定金額”は、なにも強さだけで演算されるものじゃないしね~。メントちゃんの魔術は破壊力抜群だけど、それ以外の評価は低めに出てるはず。それに、防御力や機動力も加味すれば、アーテルちゃんの金額はむしろ安いくらいだね」
メントは無言でウイスキーをコップいっぱいに入れ、飲み干した。
「チクショウ!! 高校生に負けるなんて!」
「メントちゃん、お酒弱いんだからそんな飲み方したら駄目だよ~」
パーラがそう言ってメントを諫める。
「まあまあ、落ち着いてよ。うちのほうが、メントちゃんより更に“評定金額”低いんだしさ」
「それでも負けるのは嫌いなんだよー!! チクショウ! まだ酒足んねえぞぉ!!」
これは駄目なヤツだ。このあとパーラといっしょに絡み酒してくる未来が見える。
と、思いつつ、キズナはホープとの会話を再開する。
「アーテル先輩がぼくと仲良くなりたいのは分かりました。ぼくもあのヒトは好きなので……上から目線な言い方になりますけれど、先輩・後輩の垣根を越えて仲良くしたいですね」
「うんうん。仲良くしてあげて。んで、イブちゃんのことも言っておかないとね」
「イブ先輩なら、デートする約束しちゃいましたけど」
「へ~! 良いじゃん! ならそのとき心境を語ってくれるかもね」
「けど、ホープ先生」
「な~に?」
「アーテル先輩とイブ先輩の間には、なんのトラブルがあったんでしょうか? アーテル先輩が昔は仲良かったって言ってたから」
「あー、それか。ゴメンだけど、その話はふたりから口止めされてるからさ」
やはりというか、その話はふたりだけの秘密らしい。ただ、ふたりの相談役であるホープはすべて知っているようだ。
キズナも深掘りしたところで答えは帰ってこないと知り、「分かりました。いつか当人たちに訊いてみますよ」と返事しておく。
「そうしてあげて~。ただね、キズナさん」
「なんですか?」
「アーテルちゃんとイブちゃんとの間に入るつもりなら、かなり大変だよ? こじれてるのは事実だしね」
「でしょうね。だけど、ぼくはもうふたりと仲良くなりつつあるんで」
そう答えた頃には、メントがキズナと肩を組み始めていた。
「キズナ~! 暗い顔するなよ~!! 困ったことあれば、あたしたちに話してくれよな~!!」
同時にパーラの目がトロン、と蕩けている。肩を組まれて動けないキズナに、パーラが近づいてディープキスしてきた。
「キズナちゃん、可愛い~!!」
「ああ、うん。ありがとう」
(酒臭いなぁ)
酒池肉林。そんな夜が過ぎ去っていく。
*
「ねむっ。てか、身体痛い」
ホープを除く3人は、(床を靴で歩くというのに)地面に雑魚寝していた。
気がついたときには、メントの抱きまくらになっていたキズナは、なんとか腕を動かして携帯電話を確認しようとする。
が、スマートフォンはだいぶ離れた場所にある。メントを振りほどかないと、たどり着けないだろう。
(メントさん、力持ちだからなぁ)
170センチをゆうに超える高身長と、筋肉質な身体つき。野球部所属で、ロスト・エンジェルスにおいては花形とされる、3番ショートを務める運動神経抜群な大学生女子。そんなヒトの腕を振り払え、というのが無理難題だ。
そこまで考えたところで、キズナはなんとなく思い出す。そういえば、サキュバスと人間のハーフは高層ビルをも片手で壊せる怪力が備わっているとかいないとか、といった話を。
(試しに軽く押してみよう)
そっと、手に力を入れてメントを振り払うように押す。
そうしたら、メントは本棚の方向まで吹き飛んでいってしまった。かろうじて棚は倒れなかったものの、ビクッとなるような音が響いた。
「え、これでも起きないの?」
それでもメントは眠り続ける。ひょっとしたら死んでいるのではないか、と訝るほどに。
というわけで、キズナは十数メートル離れたメントに近寄って死んでいないか確認する。
(ああ、普通にいびきかいて寝てる。良かった)
まあ、頑丈なのだろう、とキズナは身体を伸ばしながら思った。
そんなわけで、みんなが寝静まった深夜4時に、キズナは携帯を見る。
「あした、休みなんだ」
きのう連絡先を交換したイブからメッセージが来ていた。どうやら本当にデートへ行くつもりらしい。
「了解です、楽しみにしてます、と」
デートプランは彼女が考えてくれるようなので、あとは待ち合わせ場所に遅刻せず向かうだけだ。
またもや睡眠時間が6時間に満たない、中学1年生の半サキュバス少女キズナは、サングラスを外してロスト・エンジェルスの言語を学び始めるのだった。
気温はなんと3度。大慌てでメントからストッキングを借りたが、それでも寒い。朝方はすこし足回りが熱いくらいだったが、この驚異的な寒さの前には無意味だ。
それに、一応見た目が女子なので、パンツを見られないように動かないといけない。階段を上るとき、スカートを抑える羽目になるとは思ってもなかった。
「って、なんで帰ってないのさ。アーテル先輩」
「き、キズナちゃんといっしょに帰りたかったから……」
ロスト・エンジェルスではある意味珍しい、黒髪ロングヘアの少女アーテル・デビルは、寒波に悶えながらキズナを待っていたらしい。
「そりゃ嬉しいけど、風邪引くよ? 屋内で待っていれば良かったのに」
「居場所がないんだもん……」
「たくさん教室あるんだから、空き部屋くらいあるでしょ? 入学2日目だから分かんないけどさ」
「や、イブさんの派閥メンバーが睨んでくるから、胃がキリキリして……」
「難しい話だねえ……」目を細めた。
一問一答で終わる話でもなさそうだ。
本当はアーテル、あるいはイブから関係が険悪になった理由を聞かないと動きようがない。しかし、アーテルにその話をさせるのはすこし酷だろう。いまだって顔面蒼白状態なのに。
「まあ良いや。さみぃし早くバス乗ろうよ」
「う、うん」
*
いつも通りパーラとメントの家へ帰ってきたキズナ。ただ、リビングがすこし騒がしい。パーラとメントが(ただでさえでも声が大きいのに)、楽しそうに談笑しているからだ。
(誰か来てるのかな?)
キズナはリビングのドアを開け、「ただいま」と伝える。
暖炉の熱波が冷え切った足を温め、かじかんだ手を解く。なんとありがたいことだろうか。
そして、パーラとメントが騒がしい理由も分かった。きょうの朝に出会った、スクールカウンセラー志望のホープが尋ねてきているからだ。
「おかえり~!! キズナちゃん!!」
「おお、生徒が帰ってきたぞ! ホープ先生!」
すでに酒を手に持っているのは気の所為に違いない。キス魔とすぐ絡み酒してくるヒトが、2日連続で飲んでいるなんてありえないはずだ。
「あっ、お邪魔してます。キズナさん」
ホープは申し訳無さそうにペコリと頭を下げてくる。それにつられ、キズナも頭を下げた。
「遠慮するなよ~ホープ~。ほら、キズナも座りな~」
ダイニングテーブルに座る。きょうの夜飯はオートブルのようだ。皿とナイフとフォークがすでに用意してあったので、とりあえず食べてみる。
「うまい」
「でしょ! ホープちゃんが来るから気合い入れたんだ!」
「ほへー。ところで、失礼かもしれないですけれど、ホープ先生はなにをしに来たんですか?」
確かに失礼だぞ、キズナ。
「いやー、アーテルちゃんとイブちゃんの両者から話訊くと、キズナさんの話ばかりだったからさ。そこらへんを話しておこうと思ってね~」
確かに気になる話だ。自分への評価はよほどひどくない限り関係ないし、もし最悪なものであればホープがわざわざ話すわけもない。
「まず、アーテルちゃんからかな。あの子、キズナさんに片思いしてるみたいだよ~」
「片思い」
「そーそー。まあラブではなく、ライクだね。KOM学園内で初めて自分の相手してくれた、優しい子だって。きのうもオンライン面談したけど、どうやったらキズナさんと仲良くなれるかって質問ばかりだったよ~」
「アーテル先輩って他に友だちいないんですか? あ、いや、すげえ失礼な言い方だけど」
「んー。そこは本人が一番気にしてると思うよ。KOM学園の評定金額の序列第1位だし、内向的な性格の所為で誰にも声かけられないくらいだし、勇気出して話しかけてもビビられるだけだってね」
よくよく考えてみると、アーテルの評定金額を知らないキズナは、「アーテル先輩って、“評定金額”いくらなんですか?」と訊いてみる。
「んー、2億5,000万メニーだね」
「へ?」
「3,000人いる学校の第1位ともなれば、それくらいの値札ついてるものだよ」
政府が算出したキズナの価値が7,000万メニー。その3倍以上の評定をくだされているわけだ。
「マジかよ。あたしより1億5,000万メニー高けえの?」
パーラとおしゃべりに勤しんでいたメントが反応した。
「“評定金額”は、なにも強さだけで演算されるものじゃないしね~。メントちゃんの魔術は破壊力抜群だけど、それ以外の評価は低めに出てるはず。それに、防御力や機動力も加味すれば、アーテルちゃんの金額はむしろ安いくらいだね」
メントは無言でウイスキーをコップいっぱいに入れ、飲み干した。
「チクショウ!! 高校生に負けるなんて!」
「メントちゃん、お酒弱いんだからそんな飲み方したら駄目だよ~」
パーラがそう言ってメントを諫める。
「まあまあ、落ち着いてよ。うちのほうが、メントちゃんより更に“評定金額”低いんだしさ」
「それでも負けるのは嫌いなんだよー!! チクショウ! まだ酒足んねえぞぉ!!」
これは駄目なヤツだ。このあとパーラといっしょに絡み酒してくる未来が見える。
と、思いつつ、キズナはホープとの会話を再開する。
「アーテル先輩がぼくと仲良くなりたいのは分かりました。ぼくもあのヒトは好きなので……上から目線な言い方になりますけれど、先輩・後輩の垣根を越えて仲良くしたいですね」
「うんうん。仲良くしてあげて。んで、イブちゃんのことも言っておかないとね」
「イブ先輩なら、デートする約束しちゃいましたけど」
「へ~! 良いじゃん! ならそのとき心境を語ってくれるかもね」
「けど、ホープ先生」
「な~に?」
「アーテル先輩とイブ先輩の間には、なんのトラブルがあったんでしょうか? アーテル先輩が昔は仲良かったって言ってたから」
「あー、それか。ゴメンだけど、その話はふたりから口止めされてるからさ」
やはりというか、その話はふたりだけの秘密らしい。ただ、ふたりの相談役であるホープはすべて知っているようだ。
キズナも深掘りしたところで答えは帰ってこないと知り、「分かりました。いつか当人たちに訊いてみますよ」と返事しておく。
「そうしてあげて~。ただね、キズナさん」
「なんですか?」
「アーテルちゃんとイブちゃんとの間に入るつもりなら、かなり大変だよ? こじれてるのは事実だしね」
「でしょうね。だけど、ぼくはもうふたりと仲良くなりつつあるんで」
そう答えた頃には、メントがキズナと肩を組み始めていた。
「キズナ~! 暗い顔するなよ~!! 困ったことあれば、あたしたちに話してくれよな~!!」
同時にパーラの目がトロン、と蕩けている。肩を組まれて動けないキズナに、パーラが近づいてディープキスしてきた。
「キズナちゃん、可愛い~!!」
「ああ、うん。ありがとう」
(酒臭いなぁ)
酒池肉林。そんな夜が過ぎ去っていく。
*
「ねむっ。てか、身体痛い」
ホープを除く3人は、(床を靴で歩くというのに)地面に雑魚寝していた。
気がついたときには、メントの抱きまくらになっていたキズナは、なんとか腕を動かして携帯電話を確認しようとする。
が、スマートフォンはだいぶ離れた場所にある。メントを振りほどかないと、たどり着けないだろう。
(メントさん、力持ちだからなぁ)
170センチをゆうに超える高身長と、筋肉質な身体つき。野球部所属で、ロスト・エンジェルスにおいては花形とされる、3番ショートを務める運動神経抜群な大学生女子。そんなヒトの腕を振り払え、というのが無理難題だ。
そこまで考えたところで、キズナはなんとなく思い出す。そういえば、サキュバスと人間のハーフは高層ビルをも片手で壊せる怪力が備わっているとかいないとか、といった話を。
(試しに軽く押してみよう)
そっと、手に力を入れてメントを振り払うように押す。
そうしたら、メントは本棚の方向まで吹き飛んでいってしまった。かろうじて棚は倒れなかったものの、ビクッとなるような音が響いた。
「え、これでも起きないの?」
それでもメントは眠り続ける。ひょっとしたら死んでいるのではないか、と訝るほどに。
というわけで、キズナは十数メートル離れたメントに近寄って死んでいないか確認する。
(ああ、普通にいびきかいて寝てる。良かった)
まあ、頑丈なのだろう、とキズナは身体を伸ばしながら思った。
そんなわけで、みんなが寝静まった深夜4時に、キズナは携帯を見る。
「あした、休みなんだ」
きのう連絡先を交換したイブからメッセージが来ていた。どうやら本当にデートへ行くつもりらしい。
「了解です、楽しみにしてます、と」
デートプランは彼女が考えてくれるようなので、あとは待ち合わせ場所に遅刻せず向かうだけだ。
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