田舎の町興しにダンジョン民宿を提案された件

マルルン

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1年目の秋~冬の件

9月初めの景気づけに探索依頼を受ける件

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 9月の頭に大きな台風がやって来て、稲の心配をしつつ何とかそれをやり過ごし。秋冬野菜の苗の植え付けも段々と忙しくなって来た、ある週末の事。
 香多奈も2学期が始まって、少なくとも家の生活は元のルーチンワークへと戻って行った感がある。ただし、弟子入り志願の陽菜ひなは未だに居候を決め込んでいた。

 それにより、何と言うか朝晩の賑やかさと華やかさは幾分か上昇中。そんなに喋る性格では無いのだが、やはり食卓や農業仕事で人数が増えると違いに実感が湧く。
 香多奈が学校に行ってる昼間はそうでも無いのだが、どうしてこうなったと護人の胸中。しかしまぁ、彼女の頑張りは尊重するし素直に凄いなとは思う。

 自分の探索者としての技を磨き、チームの為にと修行に出るなど若い娘としては立派だと思う。本当に、頑張り屋の姫香の友達にはピッタリかも知れない。
 そんなプチ騒乱中の来栖家の週末に、いつもの様に探索間引き依頼が舞い込んで来た。すっかり定例行事になってしまったが、地域貢献的にも断る訳に行かず。

 つまりは毎度の自治会案件で、日馬桜ひまさくら町にあるダンジョンの内の1つを指定された訳だ。その名も“栗林ダンジョン”と言うらしく、名前通りに栗の木の山中に出来たダンジョンだ。
 間引き案件としては、他と同じく約半年ぶりとの事。

 出て来る敵や中の構造も情報は揃っていて、協会の話ではD級程度でそれ程の心配も無いそうな。しかも今回は、居候いそうろう中の陽菜も同行を願い出て。
 特訓の一環とか思っているのかも、それはまぁ良いのだが。姫香も簡単に許可を出すし、今回も10層まで潜るよと血気盛んで困ったモノである。

 子供たちを仕切る立場の護人としては、はしゃぎ過ぎなのもちょっと。何しろ香多奈まで、ルルンバちゃんの新型お披露目にハイテンションなのだ。
 そんな小型ショベルと、草刈り機モードをあわせ持つ機体を車で運ぶのは大変だった。護人の所有するキャンピングカーが、改造ベースで本当に良かった。

 後部がバカっと開くタイプで、そこから強引に乗せてからの固定作業に。ちょっと大変だったが、その分ルルンバちゃんのパワーアップに期待である。
 そうして家族で、目的のダンジョンへと出発の運びに。

「陽菜も前衛だから、私と交替で戦列の役割しよっか? 護人叔父さんは盾役でリーダーだから、しっかり指示には従ってね、陽菜。
 それからハスキー軍団は割とフリーダムに動き回るから、こっちで動きを合わせて。向こうは私達をフォローしてくれるけど、陽菜は新参だし無視されるかも?
 まぁ、私や護人叔父さんがフォローするよ!」
「わ、分かった……なるほど、犬達のコンビは長年つちかって来たきずななんだな。確かに動画でも、犬達とのフォーメーションの素晴らしさは何度も取り上げられていたな。
 それを実地で学ぶのも、結構大変そうだ」
「う~ん、ウチみたいに犬猫含んだチームも珍しいそうだし、それを参考にしても難しいんじゃないかなぁ? でもまぁ、一緒に探索する中で学べることも多いのかな?
 私達も、探索ごとに色んな事を学んでは反省の繰り返しだもんね」

 紗良の言葉に、本当にその通りだねと香多奈の同意の言葉。探索へと向かう車内でも、このチームは賑やかで緊張感など欠片も無い。
 ハスキー達もリラックスして、座席の下でのんびりとくつろぎムード。ミケに至っては、姫香に抱かれて熟睡している有り様。

 老猫ミケの特技である、どこでも眠れる力は一種のスキルなのかも。そんな感じで車内で各々に過ごしつつ、やがてキャンピングカーは現場に到着した。
 とは言っても、キャンピングカーで行けるのは山の麓まで。そこから栗林を、10分以上歩かないとダンジョン入り口には到達しないとの話。

 そこからは、ルルンバちゃんを降ろしたり、荷物を取りまとめたりと忙しく準備に奔走する一行。ハスキー軍団はようやく車外に出られて、伸びをしたりその辺の臭いを嗅いだりしている。
 陽菜だけは、やや神経質にダンジョン情報を反芻はんすうしている。

 今回突入する予定の“栗林ダンジョン”だが、情報によると割と深いらしい。タイプは野外フィールド型で、出て来る敵は動物や昆虫型や獣人などバラエティに富んでいるそう。
 来栖家チームは野外タイプに潜るのは、坂下ダンジョンを含めて2度目となる。それ程に得意とは思わないが、ハスキー軍団の機動力は活かせそう。

 持って来ていた『魔素鑑定装置』で計測した数値は、相変わらず他のダンジョンと同じく高めだった。ってか町のダンジョンで低い場所は、間引き直後の場所以外は無いのかも。
 それ程の綱渡りでの管理体制で、今まで平和を維持して来た訳でもある。来栖家チームの月1での参加も、自治体にとって有り難いには違いなさげ。

 そんな感じの依頼の受諾なので、間違っても間引きに手抜きなど出来ない。そんな訳で、姫香の10層潜るよの合言葉は割と的確なのかも。
 余りにも探索に時間が掛かりそうなら、帰りは前回の探索でゲットした『帰還の魔方陣』を使えば良い。

 今回はゲストに陽菜もいるし、新生ルルンバちゃんのデビューもある。少々広いダンジョンでも、何とかなりそうな雰囲気もある。
 そんな訳で、来栖家チームは準備も万端で探索を開始した。



「わっ、前もってフィールド型って聞いてたけど、やっぱり階段を降りてこんな場所に出ると戸惑っちゃうねぇ。
 栗の木林が拡がってるね、そこは情報通りかな?」
「今回も食糧とか取れそうな場所だね、前情報ではそんなのは無かったけど」
「栗を持って帰っても、山の持ち主に怒られないよね? ちょっと時期は早いけど、たくさん取れるといいなぁ」

 自分たちは栗拾いに来たわけじゃないと、陽菜は心中で末妹にツッコミを入れる。他の家族は特に言う事も無いのか、探索に集中し始めている。
 特にハスキー軍団は、素早く周囲の安全を確認し始めていた。そして早くも、前方に敵の気配を察知して仲間たちにそれを伝える。

 それから鋭く吠えながら、3匹で固まって突進して行く。それに続く護人と家族たち、1層の最初の敵はバランスボールサイズの鳥だった。
 犬達に噛み付かれて、為すすべもなく倒されて行く大き目の鳥型のモンスター。キジか何かかなぁと、田舎住まいの姫香はその正体を陽菜に解説する。

 サイズ感が違うので、エミューに見えなくも無いその鳥型モンスター。くちばしはかなり鋭そうで、それで突かれたら怖いかも知れない。
 そしてその背後から、お次は大型のイタチが数匹出現して来た。ソイツ等も、簡単にハスキー軍団の牙の餌食になって戦闘は終了の運びに。

「ハスキー軍団が強いから、しばらくは私達の出番は無いかもね、陽菜。心配しなくても後で活躍出来るから、周囲の変化にだけは気を付けて」
「わ、分かった、姫香」

 まだ緊張気味の陽菜に声を掛けつつ、前衛を歩く姫香はリラックス模様。周囲は栗の木林が続く山間の風景で、空も窺えるし長閑のどかと言う言葉がぴったり。
 ただし、山の道は平坦な場所が無くて歩きにくい事この上ない。山の起伏も不規則で、油断すると崖にぶつかったり急な斜面を転がり落ちそうになったり。

 これは次の層への階段を探すのも、結構な苦労かも知れない。そう話し合っていると、来栖家チームの前に新たな敵の集団が出現した。
 今回はコボルトが6匹ほどで、内2匹は弓矢を装備している。そいつ等を相手に、風を巻いて襲い掛かるハスキー軍団。

 慌てる向こうの集団は、既に前衛と後衛の連携など無い様子。それを見越して突っ込んで行く護人と前衛陣、陽菜もようやくの見せ場に張り切って武器を振るう。
 もっとも1匹倒した時点で、既に他の敵は全て倒されている始末。

 そして大きな機体を操作して、器用に魔石を拾うルルンバちゃん。自分の見せ場はここだと言わんばかりに、何となく得意げでその上にご機嫌そう。
 香多奈も操縦席にミケと一緒に乗りこんで、イエ~イとか言ってはしゃいでいる。紗良も今回は、山中エリアの探索に余裕そうな表情。

 実際、前回のアスレチックコースを経験していると万倍マシな道のり。あれ以降の夕方の特訓の成果も、微妙に出ているのかも知れない。
 例えば体力アップとか、そんな感じの方向に。広いと言っても、所詮は普通のダンジョンだ。恐れる程では無い、そして見付かる2層への階段。


 ここまで約25分と、まずまず順調な道のりである。今回からは、ルルンバちゃんも自分で階段を降りれるように進歩している。
 子供達に疲れも無いし、一行は続いて2層の探索を始める。そこも似たようなフィールドで、いきなりコボルトの群れに出くわすハプニングがあったモノの。

 いつもの手順で蹴散らして、今回も前衛陣で綺麗に片が付いた。特に魔法やスキルを使う事も無く、ここまではMPも節約が出来ている。
 しばらく歩いていると、姫香が舗装こそされていないが山道を発見。幾分か歩きやすくなるが、これがどこに続いているかは全くの不明と来ている。

 協議の結果、楽に進めるルートは活用すべしとの事で。念の為にルルンバちゃんを先頭に、道を辿って進んでみる事に。
 もっともハスキー軍団は、道などはなから無視して歩いている。そして急に立ち止まるルルンバちゃん、案の定の罠があったらしい。

「やっぱりね、急に道とかおかしいと思ったんだよ……ふむふむ、古典的な落とし穴の罠かぁ。うわぁっ、これも結構深いね!
 穴の底にはご丁寧に栗のイガが敷き詰められてるよ、護人叔父さん」
「うむっ、これは何とも……竹槍よりはマシだが、これも地味に痛そうだなぁ」

 前回のダンジョンも、落とし穴には苦しめられた面々である。それぞれ底を覗き込みながら、勝手な感想を漏らしている。
 発見したルルンバちゃんは、楽しそうにアームを伸ばして端から壊し始めている。遊び感覚で、完全にその穴を埋め立てたい様子。

 香多奈が行くよと声を掛けると、名残惜しそうに再び先頭で進み始めた。そして次の罠も、ある意味この地形を存分に利用している仕様だった。
 一際大きな栗の木の下で、陣を構えて待ち構えるウッドゴーレムの集団。対戦経験のある姫香などは、見た瞬間に雑魚だなと気を緩める始末。

 しかし次の罠は、その油断を突くように設置されていた。奴らと接近した途端に、嫌な気配は何と頭上からやって来たのだ。
 そしてつぶての様に落ちて来る、ぷっくりと膨らんだイガ付きの栗の実たち。これの直撃を喰らうと、大人でも泣いてしまう痛い攻撃である。

 周囲は途端に、阿鼻叫喚あびきょうかんの地獄絵図と化してしまった。冷静に楯を傘代わりにした護人はともかく、子供たちは悲鳴を上げて逃げ惑う有り様。
 逆にウッドゴーレム軍団は、まるで平気な顔をして襲い掛かって来る。ブチ切れたレイジーの《魔炎》が、一瞬周囲を炎の色に染め上げる。

 彼女もどうやら、背中にイガ栗の直撃を受けたらしい。幾らHPをまとっていても、やはり痛い物は痛い模様でお怒りもごもっとも。
 姫香も何と、革のスーツ越しにダメージを受けてしまった模様。どうやらこの落下イガ栗、普通のモノでは無いらしい。

 貫通力と言うか、当たると麻痺効果まであるみたいで前衛陣は大わらわ。後衛は範囲には入って無いけど、助けにも行けず狼狽うろたえるばかり。
 ルルンバちゃんのみ、元気に敵をアームでノシて行っている。

 そのパワーは凄まじく、ほぼ一撃で人間サイズのウッドゴーレムは破壊されて魔石に変わって行く。向こうの攻撃は、当たってもほぼノーダメージな有り様。
 鉄製の機体はさすがの硬度を誇っており、イガ栗の落下も痛痒つうようすら与えられていない。護人の指示で、そんな小型ショベルの屋根の下へと慌てて避難する姫香。

 陽菜もそれに従って、簡易シェルターの役割すら果たすルルンバちゃんは素直に優秀過ぎる。敵の姿は、なおも栗の大木の後ろから出現して来ていた。
 そして今度は、手に竹槍を持つウッドゴーレムが半ダース追加された。その頃には、ハスキー軍団は栗の木の下から避難を終えていて罠の無効化に成功。

 前衛陣も、ルルンバちゃんの元で態勢を整え直して来栖家チームの反撃が始まる。それに香多奈の応援の効果も相まって、追加で出て来た敵はそれ程苦も無く倒す事に成功した。
 全ての脅威が去ってから、一行は早々に危険なイガ栗落下ゾーンを抜け出す。それからやっと一息ついて、紗良が治療へと走り回る流れに。

「栗のイガが当たった場所、物凄く痛かったよ! 革のスーツあるし、HPもあるから大丈夫って思ってたけど、全然効果ないじゃんっ!
 おかしいよ、これって詐欺じゃんっ!」
「レイジー達も痛がってたし、普通のイガ栗じゃ無かったのは確かだな。麻痺効果もあったのかな、当たった後の動きが皆おかしかったぞ?」

 HPを過信していた姫香だが、どうもダンジョン内においてはその効果は万能では無いらしい。新人探索者の来栖家は、まだまだ知らない事はたくさんある模様。
 そう言えば前回も大蛾の麻痺で死にそうになったし、HPは全く万能では無いようだ。下手に手遅れになる前に、それに気付いただけでも大きな進歩かも。

 ハスキー軍団も同じく、最近は過信と言うか調子に乗り過ぎな傾向が出てる気がする。ただし今回は、ツグミとコロ助の被害は微小で済んでいた。
 紗良お手製のベストの効果かも、イガ栗の凶悪な罠に対して余りダメージが入っていなかった。魔法強化の防御力って凄いのかもと、姫香が感想を漏らしている。

 そっち系の魔法アイテムが見付かったら、チームの皆に分配すべきかなと護人も思案顔。陽菜もそれを見て、仲の良さと対応力は抜群だなと感心している。
 そんな感じで、休憩中も賑やかな来栖家チームの面々。


 それから休憩後に、治療の済んだハスキー達の活躍で下りの階段とアイテム入りの大瓶おおがめが発見された。2つとも栗の大木の罠の向こう、小道の先に配置されていた。
 無駄に迷う事は無いかもだが、今後もルート通りに進むべきかは悩むところ。それでも大瓶の中身を次々と取り出して、子供たちは大喜びである。
 とは言え、中身は薬品2種と何故か竹とんぼか3つと言う結果だった。




 ――取り敢えず幸先は良い様子、このままの調子で探索は進めて行く所存。






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