『神遊び』

Haru,d

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3話【戯れがすぎて...】

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【半兵衛】
いや~、それにしても、ひろい神社だの~。
あちらに見えるのは、池か! ひぃ、ふぅ、みぃ、
8つに分かれた島みたいになっておるのか、ははっ!面白いの~!
それに、この大木! ご神木といったところか。立派なもんじゃ。

手入れをしたら、さぞ立派な神社になるだろうに。
まぁ、かような下野の古びた神社に、金を落とすものなどおらんだろうし。
…お前はこの神社が寂れるのをみとったのか? 寂しかったろうなぁ。

さて、次はいよいよ、あそこじゃな!
鬼が出るか、蛇が出るか、、、それとも神がいたりしてな。。はは~!
【うた】
・・・ふぅ。
・・・・ど、どう・・・でしたか?
私ができるのはコレくらいです。

【ヤマト】
………

【うた】
や、ヤマト様…?
(やっぱり下手だし、面白くなかったよね…)

あっ、あの、私、下手でごめんなさいっ!

【ヤマト】
…… ふっ、ふふふふっ!
……ははははっ! いや~、ゆかい! 面白かったぞ!
出来が悪い? そんなこと気にすることはない!

たしかに、鍛錬を積んだものが、いまの歌舞伎とやらをやればなおいいだろう!
だが、先ほどのお前の詩には、
この場で、どんなものより大切なものがあった。

なにかわかるか、うた?

【うた】
…わか…りま…せん。

【ヤマト】
昔、ほとんどのものが「願いを叶えてくれ」とやってくる時もあった。
一度願いを叶えてやったものは、次の時には、今度はコレを叶えてくれ。と、
己の欲望をむき出しにして、ここにやってきた。
本来、神社というものは神を祀るところ、願いを叶えてもらうところではない。
いまここにいられることへの「感謝の気持ち」が大切なのだ。
いくら小手先の「神遊び」を見せたところで、神には伝わらん。
だが、うた。 お前の気持ちは伝わってきたぞ。憂い奴だ。
【うた】
は…い?

【ヤマト】
願いを叶えてやったんだから、お礼を言うのは当然。ということだな。

【うた】
あぁ、なるほど!

【ヤマト】
して、うた。礼だ。なにか叶えてほしいことはあるか?

【うた】
えぇ!そんな、畏れ多いです。もう十分です。私はたくさんいただきました。
それに私、そんなつもりじゃ、、、

【ヤマト】
気にするな。私がやりたいから、やるのだ。

【うた】
でも、、、

【ヤマト】
(息)まぁ無理強いはせんが、自分で言うのもなんだが、もったいないぞ?

【うた】
でも、、、私、、、ほんとに、、、

【ヤマト】
目の不自由を治すこともできるぞ?

【うた】
えっ…!? (回想いれる) ・・・いいえ、それは大丈夫です! 
あのっ! お願い…しても、、、いいですか!?
【ヤマト】
あぁ。
【語り部】
うたは、少し遠慮しながら お願い事を口にしました。
このお願いには、神様も拍子抜けした様子でした。

【ヤマト】
そんなことでいいとは、欲がないな。

【うた】
いいえ、私にとっては、とても大切なことなんです。
なので、なんとお礼をいったらいいか、、、

【ヤマト】
よい、感謝の気持ちが大切だといったろう? 

【うた】
はい、、何度も、本当にありがとうございます。

…なんだか、ヤマト様って思ったより怖くないんですね。

【ヤマト】
どうしてだ?

【うた】
だって、ここにいるのは、目が四つあって、人を食べる鬼って噂だったから
私てっきり、なにかあったら食べられちゃうかも。って、、、

【ヤマト】
ふふっ、それはまた面白い話だな。
「鬼にもなれば、仏にもなる」という言葉もあるが
…その姿かもしれんぞ?

【うた】
からかわないでくださいっ!

二人、笑う。

【半兵衛】
お~~~~い!!
誰かいるのか~~!?

もし誰かいるなら、今晩、宿としておかりしたい。 (し~ん)
おかしいな、話し声が聞こえた気がしたんだが、、、

いや~、しかし、、、なかなかのボロだの。

【うた】
誰か来たみたいですね。
では、私はこれで。
あのっ、本当にありがとうございました。

【ヤマト】
また顔を見せにこい、うた。
私はずっとここにいる。

【うた】
はい、失礼いたします。

【半兵衛】
ん? 足音。
やはり人がいたか。

【うた】
あっ、あの、、

【半兵衛】
(娘か)おぬし、こんなところで何をしてた?
この土地のものか?
【うた】
はい。 なにというわけではないですが、その。お祈りを。

【半兵衛】
おい、オレはこっちだぞ。
【うた】
あっ、すみません、、ちょっと暗くて、、、えへへ。。

【半兵衛】
(そうか、目が…)
お祈りというと、この奥には仏様があるのか?

【うた】
はっ、はい。

【半兵衛】
おお!
これだけ立派な神社だ、荒らされててもおかしくはないのに、
まだ仏様がいるなんて、
こりゃあかえって、縁起がいいかもしれん!

【うた】
あの、もういいでしょうか? 私、帰らないと。

【半兵衛】
おっと、まて、まて。
おぬし、一人か?

【うた】
?? はい…?

【半兵衛】
いや~、なに、
ここに入るとき、誰かと話しているような声が聞こえたもんだから
てっきり、もう一人いるもんだと思っとった!
引き留めて、すまん。すまん。

【うた】
では。


【半兵衛】
オレの気のせいか?
もう一人いたと思ったが、、、

【うた】
はぁ~、、、びっくりした。まさか人がくるなんて。
このあたりの人は、ここには寄り付かないから、旅の人かな?
それにしても、誰かと話してたか。って、
神様と話してました。なんて話しても信じてもらえないだろうし、
また変なやつ。って思われたくないもんね。
あっもう、陽が落ちちゃうよ~。早く帰らなきゃ。

【半兵衛】
う~む。仏様を拝みに奥にきてみたが、確かに誰もいなそうだ。
で、、、どれどれ、仏様は?
おほ~!こりゃあすごい!
手入れはされておらんから、さびやらなにやらあるが、
見事な仏様じゃぁ!

やはりここは、名のある神社に違いない!
いいのう!いいのう!
こりぁあ、ここで宿をとらせてもらえば、
ツキが回ってくるかもしれん!
へへっ!そうと決まればさっそく、おねがいじゃ!

え~、かみさま。
願わくば、一晩だけ宿をお貸しいただくことをお許しください。。

私は代々、日ノ本を歩いて回る、物売りでございます。名は半兵衛と申します。
物が売れなければ、明日をしのぐことも叶いません。
きっとこれまで生きてこれたのも、神様がたの見守りあってのことでしょう。
どうか、明日もお守りください。

・・・はぁ~! しっかし、腹が減ったのぅ!
物が売れて、久しぶりに原いっぱいメシを食いたいの~!
・・・寝るか!
【ヤマト】
おい、お前。

【半兵衛】
ん…ん~。。へへっ、まいど~。
そんななに慌てなすんなって。。

【ヤマト】
おい、目を覚ませ。

【半兵衛】
ん~~? なんだ、まだ暗いじゃないか。。。 だれか呼んだか?

【ヤマト】
ようやく起きたか。

【半兵衛】
だれだ!?      どこにいる~?

【ヤマト】
こっちだ。男。

【半兵衛】
こっち…って、仏様~?
・・・はは~ん、わかったぞ!
先ほどの娘と、やはりもう一人おったか!
仏様の後ろに隠れて、おれの荷物を盗むつもりだったな!
そうはいくか!
さぁ、でてこい、怪しいやつめ!

・・・でてこんか、、、なら、こっちからいくぞ!

って、おや?
だれもおらんぞ?
・・・となると、、、キツネか、タヌキに化かされておるか、、
もしや、、、本当に幽霊か!? なんまいだぶ、なんまいだぶ~
【ヤマト】
何を一人で騒いでおる、忙しいやつめ。
余はずっと、ここにおる。

【半兵衛】
だから、どこだと聞いておるぅ!

【ヤマト様】
ここだ。まったくわからないやつめ。
うたの方が何倍も賢いぞ。

【語り部】
ヤマトがそう言うと、仏様が ぽぅ っと光りました。

【半兵衛】
なんと,,,。仏様が光っておる…
まっ、まさか、この神社の神様・仏様であられますか?!
だとすると、おれはとんだ失礼を!
しかし、、、失礼を承知で申し上げますが、
かような古びた神社に神がまだおられるとは思いませぬ。
キツネタヌキや、妖怪の類でないというのであれば、
ぜひ、そのありがた~いお姿を、このしがない物売りの前に
お見せいただけませぬか?

【ヤマト】
おぬしが思う神の姿とはなんだ?

【半兵衛】
へっ? そりゃあ、白い装束で
神々しい光をまとって、雲に座っているとか、そのようなものですが、、、

【ヤマト】
はっはっは!
それこそ、キツネタヌキや、もののけの姿であろう。
神の姿は一様にはとらえられん。まぁ良い、信じるも信じぬも人次第。
話しやすいように人の姿で相手をしてやろう。
【語り部】
仏様の光は すぅ と浮き上がり、半兵衛の前までくると、
さらに強く輝きました。
ほんの数秒でしたが、
半兵衛は眩しさのあまり、目をつむりました。

光が収まり、半兵衛が目を開けると、
仏様の前に、白い装束をまとった、
少年とも少女ともとれるような、
人 の よ う な も の が、あぐらをかいて座っていました。

【ヤマト】
ほれ、これでよいか?

【半兵衛】
おと、、こ? いや、、、おなごか?

【ヤマト】
おぬしにはそう見えるのだな。
どうだ?これで納得いったか?

【半兵衛】
(にわかには信じがたいが、、、信じるしかあるまい)

ははっ。
神様、疑ったご無礼、何卒お許しくだされ!
それで、、神様。
なぜ、私の前に姿を現してくださったんでしょう?

【ヤマト】
お前が呼んだのだ。

【半兵衛】
と、申しますと?


【ヤマト】
はぁ。(ため息)
面白そうな男だと思ってでてきてみれば、これか。
…目先を変えれば、面白い男ではあったな。

【半兵衛】
あれっ? 馬鹿にされてる?

【ヤマト】
起こして悪かった。

【半兵衛】
ちょちょちょちょちょ、、お待ちを!
あなたは神様なんでしょう?

でしたら、私の願い、叶えてくださいませぬか?
なんでも致します。

【ヤマト】
面白いものを見せろ。
話はそれからだ。

【半兵衛】
ははっ。しかし、私は観ての通り、何の取り柄もない、ただの物売り。
そんな面白いものなど…

【ヤマト】
…そうか。それは悪かった。

【半兵衛】
ちょちょちょちょちょちょと、ちょと、わかりました!
やります! やりますから、消えないでください!

(くっそ~、、、どうする、どうするぅ~… なにか~、なにかないか~)


【ヤマト】
はやくしろ、

【半兵衛】
はっ、はい! ただいま~!
(くっそ~、、ええい、もうやぶれかぶれだ)

え~、では、こちらの傘と桝を使いまして、、
よっ、ほっ、あそれっ! と、

【語り部】
どうにもいかなくなった半兵衛は、売り物の和傘と桝を使って
器用に傘の上で桝を転がしてみせました。

【ヤマト】
おおっ! みごと みごと!

【半兵衛】
ど、どうです!? いつもより多めに回してます!

【ヤマト】
次は?

【半兵衛】
へっ?

【ヤマト】
それで終わりか?

【半兵衛】
(えええええ~、おいおいおいおい、もう何もできねぇぞ。こうなったら、、、)

いえいえ!そんなことはありません!
これはまだほんの一部でございます!
今日はこの辺でお開きにして、また明日にでもご覧にいれましょう!

【ヤマト】
そうか、では、明日だな。

【語り部】
そういうと、ヤマトは ぽうっ と、仏様に戻っていきました。

【半兵衛】
はぁ~、、、(ため息) ありゃぁ本当に神様じゃあ。
いるんじゃの~、神様って。

にしても、、、明日はどうするか、、、腹ぁ減ったぅ。。。

【ヤマト】
ふふっ、なかなか面白い男だ。 どれ。

【半兵衛】
あ~、どうするどうする。
とりあえず、町に来たものの今日も売れにゃあ、
ほんとに死んでしまうぞ。
それに神さんのこともあるし、

【蕎麦屋】
あぁ、困った。これでは屋台があけられん。

【半兵衛】
う~~ん?どうした、そこの人。なにか困りごとか?

【蕎麦屋】
あぁ、、私は移動しながら、屋台で蕎麦を振る舞っておるのだが、
蕎麦をよそう器が割れてしまってな。これではどうにも商売ができん。

【半兵衛】
おぉ、そうか、実は俺も旅をしながら物を売っていて、
その気持ちはよ~くわかる。ちょうど売り物に器が、ひぃ、ふぅ、みぃ、と、
そんなに数はないが、それでよければお譲りしよう。
・・・ちとなんだが、その変わりに、、、
【半兵衛】
いや~、食った食った!まさか天麩羅までつけてくれるとは!
たまにはいいことをしてみるもんじゃの~!

【朝吉】
お~い、うた!うた! 聞いてくれよ!

【うた】
どうしたの?あさちゃん。

【朝吉】
どういうわけかさ、
親父が俺が15になったら、ハサミを買ってくれるっていうんだよ!
あんなに俺に持たせるは嫌がってたくせに。
ようやく俺の腕を認めたってことかな?かな? くぅ~!やったーーー!

【うた】
(あさちゃん、とっても嬉しそう。。。)
良かったね、あさちゃん!

【半兵衛】
お~い、そこの娘。

【うた】
えっ?

【朝吉】
誰だ、あいつ?

【半兵衛】
奇遇だの~。ほれ、昨日神社で会った。

【うた】
あっ、ああ。旅の人ですね。


【朝吉】
うた、お前、また神社に。
あそこはコイツみたいな変な奴がいるかもしれないから
気を付けろっていっただろ。

…それで、うたに何の用です?

【半兵衛】
おいおい、そんなに冷たくするな。
用というわけではないが、うたちゃんと話がしたいと思ってな。
なぁに、すぐすむ。ちょっといいかい?

【うた】
あさちゃん、私は平気だよ。

【朝吉】
俺から見えるところにいろよ。

【うた】
うん。

【半兵衛】
(信用されてないの~。)

【うた】
あの、それで、なんでしょうか?

【半兵衛】
聞きたいことがあってな。
おぬし、あの神社でなにか見たことはあるか?

【うた】
えっ? その、私。目が悪くて、、、あまり見えないんです。すみません、えへへ。

【半兵衛】
あっ、そんなつもりじゃ、、、気を悪くしたならすまん。
【半兵衛】
なら、なにか不思議な声を聴いたとか、おかしなことはあるか?

【うた】
あっ。(もしかして、この人。)

【半兵衛】
あるんじゃな。

【うた】
あの、、信じてもらえるかわからないんですけど、
奥の部屋でお祈りをしていたら、仏様が光ったような気がして、
それで不思議な声が聞こえました。
えっと、それで、、、

【半兵衛】
それで、何か面白いことをしろ。と。

【うた】
えっ!?そうです。
それで、満足がいったら願いをきいてやると。

【半兵衛】
(やはり。昨日のあれは本物のようじゃの)

【朝吉】
お~い、うた~。もういいか~!

【うた】
あっ、あさちゃんが呼んでる、、、
私の話はこれで終わりです。では、、、

【半兵衛】
最後に一つ。。その願いは叶ったのか。


【語り部】
うたは、会釈と合わせて、こくりと小さく頷くと、朝吉のもとに向かいました。

(大丈夫だったか、うた。変なことされなかったか? あいつ怪しいもんな。
大丈夫だよ、あさちゃん。たしかに怪しいけど、悪い人じゃないよ、きっと。
うたはお人好しすぎるんだよ。)

【半兵衛】
もしこれが本当ならすごいことになるぞ!

【語り部】
半兵衛は歩きだすと、はやる気持ちを抑えきれず、一歩、また一歩と、
一目散に幽霊神社に向かいました。

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