攻略本片手に異世界へ 〜モブは、 神様の義祖母 〜

出汁の素

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少女編

第8話 僕の夏

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「ジェシカさん。」

 終業式の後、僕はジェシカさんに声をかけてた。最近、ジェシカさんと、良い感じだ。邪魔者アーサーがいるが、護衛の様なものだ。宮中の話、ご学友の話、父上の話等だ、僕の偉大さを理解してくれるし、平民にすら慈悲深い心を待っている。平民なんて皇族の奴隷でしかないのに。その辺は後々調教してあげなければ。

「なんですか?バルバロッサ様?」
「ジェシカさん。ジェシカさんは、夏休み何をやるご予定なのですか?受験に向けたお勉強を一緒にしませんか?」

 僕が、受験勉強に誘ってみた。。

「ごめんなさい。神聖王国とか、ちょっと世界を回らないといけないので・・・。」

 こ、断られた?学院の受験なんて、ジェシカさんには簡単すぎるのか?神聖王国とか、って、帰国するのか?王家の方なら、王家の方とお会いするはずだ。僕は無いが、アーサーとかは公務をしてるらしいし、公務かな?と遠回しに聞いてみた。

「王族の方とかですか?」
「ええ、巫女様とか、いくつかの王家の方とはお会いしますが・・・・。」
「そうですか、でしたらしょうがないですね・・・。」

 やっぱ公務か、じゃしょうがない。納得した顔をしていると、流石ぼくの嫁。

「では、来学期に。」

 来季も戻って来るのか、僕は、彼女を婚約者にすべく動かないとな。

「ジェシカさんもそれまでご壮健で、それまでに、色々ちゃんとしておきますから。」
「では頑張ってくださいね。」(ニコッ)

 笑顔、正に以心伝心。待っていてね、ジェシカちゃん。

 僕は、休みに入ると、早速行動を開始した。まずは、婚約者候補達の排除だ。僕の婚約者候補は、次の通り。

バネット・ハミルトン侯爵令嬢
ベッキー・ハードヴィタ侯爵令嬢
サイレス・ミンダリン辺境伯令嬢
バッリー・ポートナム王女
シリーズ・ヘーゼル伯爵令嬢
サマンサ・ギンガダム伯爵令嬢

 の6人。バネット、シリーズ、サマンサが2つ年上で学院本科の2年生、バッリーが1つ年上で、バッリーは、今年から学院に留学している、学院本科の1年生。サイレスは、同い年で、予科3年で、アーサーと同じクラス。ベッキーは、1つ下で予科2年生。みんな僕にメロメロで、ウザったい。コイツらを自分から辞退させていかないといけない。

「まずは、手下となる者達を揃えないと、」

 僕は呟くと、良い考えが浮かんだ。

「リシャラン。」

 そう呼ぶと、執事長がやってきた。当家の暗部を纏めている男だ。

「リシャラン。お、お、俺専用の暗部が欲しいんだが。」
「は?ぼっちゃま専用ですか?」
「そうだ。」
「何にお使いに?」
「いや、」

 やばい、考えて無かった。僕は強がりながら

「いや、父上を超える為には、俺の手足となる組織が必要だ。初めは父上の力を借りるが、自分で育てないと。」

 そう言うと、リシャランは、泣き出した。

「ぼっちゃま、成長されましたね。わかりました。予算と、人員は手配します。」
「ありがとう。」
「あと、ぼっちゃまに俺は似合いませんよ。」
「うぬぬぬ。」

 そう言って、リシャランが用意してくれたのは、10人の若手の暗部と、その取りまとめ役の、上級執事バーダウェイ。リシャランの娘婿だ。

「ぼっちゃま、まずは何を。」
「そうだな、帝都の闇組織について教えてくれ。」
「はっ」

 教えて、貰ったのは、こんな内容だ。闇組織は、所謂犯罪ギルド、暗殺ギルド、闇貿易ギルド、人身売買ギルドの4種類の組織が大小100以上あり闇ブローカーが繋いでいる。闇ブローカーを通すと、コストは1.5倍から2倍になるが、足が付かなくなる為、使っている貴族や、大商人が多い。最近、クリーンな商人が増えてきた為、闇組織全体は弱体化している。父上は、闇組織を嫌っている。学院内にも闇ブローカーは何人かいるはずだ。
 とのことだった。

 闇ブローカーなんて、どこ探せばいいんだよ。

「学院に闇ブローカーだと、学院はそれを放置しているのか?」
「はっ、基本的に、闇ブローカーを捕まえる法律はございませんので。ブローニング行為が発覚しない限りは。」
「そうか、一応、監視が必要だ、少なくとも、当家に害があることを受けない様に。誰が闇ブローカーか確認しろ。」
「はっ。」

 3日後、闇ブローカー2人を報告してきた。1人は、学院本科3年生バアンドラ・ロバリョータ子爵家四子。もう1人は、予科3年同じクラスのロッチマル・ハイダー伯爵家分家子。ロッチマルは、ギリギリ俺のクラスにいるガリ勉君で、分家も貧しいらしい。俺は何度か貧乏弄りをしてしまった。恨まれて無いか怖いが、逆に言えば、金で抑えられるはずだ。
 2日後、勉強の為と言い学院に行き、図書館に向かった。学院内には基本的に、護衛や暗部は付いてこない、俺は堂々と、ロッチマルに声をかけた。

「ロッチマル。ここ良いか?」
「あ、バルバロッサ殿下。私の隣でなくとも、空いておりますが。」
「いいんだ。」
「は?」

 少ない沈黙が流れた。

「お前の小遣い稼ぎの件だが」
「小遣い稼ぎですか。殿下その、あの」

 あからさまに動揺している。

「いや、君を責める気は無い。俺も皇族だ。力を貸してもらう事もあるだろう。」
「つまり、殿下の下につけと。」
「そうだな、あからさまは良く無いか。貴族でも。」
「そうですね。殿下のいいまでを考えると。」

 俺は悩んだ。ある意味虐めていた相手と、仲良くする。どうしたら良いか。そう言って思い出した。

「今日たまたま会って、2人で受験勉強をして、仲良くなった。そこで、君の境遇を知り、援助を始めた。でどうだ。」
「どうだと言われても私に拒否権は。」
「ある訳ないだろう。」
「わかりました。」
「依頼はどうしたらいい?」
「そうですね。私は依頼を聞く気はありませんので、依頼を封筒に入れて、私にお渡し下さい。元締めに渡して、依頼料を確認して、ご報告します。その額で納得いただけるのであれば、その金額をお出し下さい。」
「わかった。」

 その後、2人で学生らしく勉強に勤しんだ。

翌日、俺は父上に呼ばれた。
「バルバロッサ、そう言えば、ジェシカとか言う娘は、どんな女だ。落としたか?」
「大丈夫です。」
「そうか、その娘の調査は?」
「いえ、大丈夫です。」
「そうか?」

 父上は、怪訝そうな顔をした。

「殿下、こちらが報告書です。」
「おう。」

 横からリシャランが、報告書なるものを、父上に差し出した。父上は、報告書をゆっくりと読み、読み終えたところで、報告書を閉じた。

「そうか。良かろう。頑張ってジェシカ殿で進めるが良い。」
「父上、ありがとうございます。」

 何を報告したかわからないが、リシャラングッジョブだ。

「お前は、これを読んだか?」
「大丈夫です。」
「そうか?無茶はするなよ。」

 父上は、訝しげな顔をしたが、俺は、父上に認められた嬉しさで一杯だった。

 翌日、僕の側近達を呼び出した。側近と言っても、将来皇族として、政務を行なって行く上で、支えになるだろう、貴族の若者の中から選ばれた学友と言うやつだ。

「殿下、ただいま参りました。」
「ハインツか?」
「はっ。」

 必ず5分前に来る、ニヤケ顔の優男。ハインツ・シーマニー。四大財閥の一つシーマニー財閥の御曹司。歯ブラシから軍艦まで扱う帝都屈指の財閥で、金や、遊ぶ女の融通をしてくれる。最近は、15日会や、ガルガンディア商会に押されて大変らしく、最近の媚び方が酷くなってきている。一応、シーマニー家は男爵位の相続権を得て貴族の一員となっている。多分、ジェシカさんと同じくらいの金持ち。予科の同学年だが、クラスは違う。

「殿下、何事でしょうか?」
「ルーシャル。よくきた。」
「はっ」

 堅物デブちん。ルーシャル・ビギニング。ビギニング侯爵家の次男。文官の系譜で、ビギニング侯爵は、農務大臣の地位についている。最近の、流通の発達で、所領から帝都に大量の農作物の輸出が可能となり、多大な富を築いている。融通が効かないが、勉強や、政務が出来るので、側に置いてやっている。多分、ジェシカさんと並ぶほど頭がいい奴だ。同い年だが飛び級で、本科一年。

「でーんかー。今日はどこに遊びに~。」
「今日は行かん。」
「えー。」

 チャラ男。レイザー・ボロン。ボロン子爵家の三男。ボロン子爵は、上級宮廷魔導師で、炎系魔法のスペシャリスト。フェニックスフレイムを使える天才魔導師だ。レイザーも、神童と言われているが、最近は修行をサボり遊び呆けているらしい。多分ジェシカさんと、同レベルに魔法が使える筈だ。予科2年つまり、1つ下の学年だ。

「サーリウム、参りました。」
「うむ」

 ゴッツイ巨人。サーリウム・ベンザム。ベンザム伯爵家の長男。ベンザム伯爵は、父の側近で、第三騎士団団長。たしか中将だった筈。第三騎士団は、王都周辺の警護を担当している。実直な系譜で、堅物。僕に対する父の監視役に近い。一つ年上で、騎士学院を卒業し、近衛騎士団所属の少尉。半分は俺の護衛役で、俺が学院にいる時は、騎士団でトレーニングしている。

「お疲れ様でおじゃる。」
「ハミンズか。お疲れ。」

 やる気の無いオーラ満載の神官。ハミンズ・レイディノフ。レイディノフ大司教の長男で、既に神殿の侍祭の資格を持っている。大司教は、歴代最高の生臭坊主と呼ばれる位俗物で、帝国の力を借り、神聖王国に対立をしている、帝国神殿派のトップだ。ある意味、ジェシカさんの敵だが、予科で同級生だが対立したことは無い。


「なんの様だ。」
「フレアか、よく来た。」

 このむかつく言い方するのが、フレア・フランドル。フランドル公爵家の三男で、跡取りとして育てられている、剣の天才。一つ年上で、中央学院一年だが、近衛騎士団で、正騎士の資格を得ている。大尉の階級を持っており、真面目にやって少尉のサーリウムを馬鹿にしている。父が無理矢理学友にしたが、俺の言うことは基本的に聞かない。リーディングの学友であるアレックスが少佐になり、最年少佐官として、話題になっており、比較されることに苛立ち持っている。

「皆んなよく来てくれた。」

 ゆっくり、みんなを見回すと、真面目に見ているのは、サーリウムと、ルーシャル位だ。まあ良いと思い、話を始めた。

「今日集まって貰ったのは、相談があってのことだ。知っての通り、俺は、婚約者を決めないといけない。」
「は?女の話か、下らん。帰る。」
「フレア」

 そう言って、フレアは、出て行ってしまった。想定の範囲で誰も止めなかった。

「まあいい。」
「バルバロッサ様、で、どの候補に決められたのですか?」

 サーリウムが、候補から決めるのが当然の様に聞いてきた。

「いや、候補者からじゃなく、同級生を婚約者にしようと思う。どうしたらいい?」

 僕の言葉にすぐに答えたのはハミンズだった。

「そんなの、パパーンに頼んで、婚約天命書を作らせて、神の思し召しです。とやれば良いんじゃない?」
「でも、婚約天命書の偽造なんてバレたら死罪だよ。」
「バレないバレない。神が否定しに出て来るって言うの?巫女が否定でもされない限り、誰も信じちゃうでしょう。」
「どうですか?殿下。」

 ハミンズとルーシャルの議論の末、私に振ってきた。

「うーん。彼女は神聖王国の関係者だ。」
「「じゃ、ダメかー。」」

 ハインツが、ふとした疑問を呈してきた

「閣下、その娘は、閣下のことが好きなんですか?」
「「「「「えっ 」」」」」
「いやー」

 そう言えば、確認してなかった。多分大丈夫だろう。俺の魅力と、帝室に連なる魅力、両方合わせたら、勝てないものは、無いだろう。ここは、自信を持って

「当然、大丈夫だ。安心しろ。」
「良かったです。相手の家は?」
「うーん。」

 調整に時間がかかるだろうし、軍務を統べる父上に反感を持たれてたら大変だ。
「分からん。調整に時間がかかり、場合によっては、分からん。」
「そうですか。ではでは私の案を説明します。」

 そう言って、説明した内容はシンプル。神殿から婚約証明書を取得。本来は両人に確認して、恋愛の神キューピー様に願い、神が認めれば、祝福を得られ、立ち会った神官が婚約証明書を発行できる。婚約証明書を持てば、立ち会った神官の階位以上の神官以外は、棄却できない。レイディノフ大司教の婚約証明書を否定できるのは、巫女様位なので、これをもって、閣下の彼女を婚約者にして、両親を説得させる。この証明書は、婚約天命書と違って、両人の申し出で作成するので、バレても死刑になることは無い。そもそも、勝手に作るなんてことは無いものだ。これは、ハミンズが担当する。面倒くさいのは、婚約者候補達、閣下が、婚約者候補を無下にして、婚約証明書を取りに行けば大問題となる。したがって、全ての婚約者候補を辞退させる必要がある。これは、色々やましいこともやっていかないといけないので、ハインツとレイザーとで担当し、ロッチマルを加える。後、懸念は一つだ

「あとは、少し邪魔なアーサーを遠ざけたい。何か案はあるか?」
「さすれば、外遊に行かせれば良いでしょう。」
「外遊だと、」

 ルーシャルの言葉に、ハッとした、その手があったかと。

「皇子であれば、公務に着かれるのが必定。その為の外遊を勧められれば良いのでは。」
「何処に?」
「世界を回られるのは如何かと。例えば、リーゼンハルト皇子と、その家臣が我が国と外交関係が薄い国との国交を強め、大陸周辺で国交が無いのは一国のみ。リーゼンハルト皇子の家臣から、国交のある国を取りまとめ、帝国を中心とした会議の設立をという奏上があったと聞きます。その交渉でアーサー皇子に回って頂けば、相当な時間を稼げるかと・・・・。」
「そうだな、ルーシャル、サーリウム調整を頼む」
「「ハッ」」

 そして、僕は行動を開始していった。
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「アーサー、そちに世界連合の設立に関する、各国調整を含めて設立全般の指揮を命じる。得たいものがあれば、実績で示せ。それまで待ってやろう。ルイや、外務卿、加えて今回要となるジェシカ准将、いや少将か、素案を調整し、冬までに外遊に入れるようにな。」

 父上の指示を受けて、準備を始めた。
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