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序章
第14話 ライセンス登録
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「お、もう来てたのか」
「少し遅れちゃったかな~」
そう言ってギルドに入って来たのは、ゴウとルン。
2人とも俺が来ているのを確認すると、少し安堵した様子になっている。
「いや~ちゃんと来てて良かった~! 来なかったら悲しいもん~」
「ああ、ルンみたいに魔法が使える人材はあんまり居ないしな」
どうやら2人共、俺がちゃんと来てくれるか心配だったようだ。
流石に、俺はレッドストーンを貰ったしな、約束は守る。
「そう言えばこのパーティーの冒険者ランクはどれくらいなんだ?」
「私達のパーティーはB級冒険者って立ち位置よ」
「そうなのか、確か伯爵レベルの依頼が受けれるのがA級からだっけか」
「ご名答! パーティーランクを上げるためにどんどん依頼をこなしていってランクを上げていきたいの、だ、か、ら」
するとユキは顔をぐっと引き寄せて俺に聞いてくる。
「パーティーに入ってくれるよね?」
「ああ、勿論だ。レッドストーンも貰ったわけだしな」
あのレッドストーンは俺が貰っておかないと、王都で様々な事件が起きそうだったしな。
今レッドストーンは俺の邸宅にて魔力制御をした箱に入れている。
魔力が検知出来ないと、「黒神」の奴らも探す事は出来まい。
「それじゃあ、あそこの受付嬢にライセンスの登録をして来てもらえる?」
「ああ、分かった」
そう言って俺はギルドのライセンスを登録する為に、カウンターにいる受付嬢の元へ向かう。
「すみません、ライセンス登録をしたいのですが……」
「承知致しました、ではこちらの紙に書いてある質問に記入して下さい。私は魔力を測定する水晶玉をお持ち致します」
受付嬢は俺が紙に書いている間に、近くにあった棚から水晶玉を取りに行く。
「名前と……目的」
紙に書いてあるのは至ってシンプルであり、前世でいうエントリーシートと同じ感じの事が書いてある。
俺は手慣れた手つきで次々と記入欄に書いていく。
そして一通り書き終わっていると、受付嬢が水晶玉を俺の元に持って来た。
「記入が終わりましたらこちらの水晶玉の上に手の平を置いてください」
「分かりました」
俺はあんまり魔力を高めないように出来るだけ制御をする。
ここでやばい数値を叩き出したら騒ぎになりそうだしな。
「え、えっと、魔力測定が終わりました……」
「そうですか、どれくらいでしたか?」
「ま、魔力……第5級レベルです! 凄いですよ!」
(おお、ここまで抑えられたか、俺本来の魔級は第1級魔法まで扱う事が出来る。まあ、この魔法を使う時が来るのは天使か魔王との戦いだけだろうが……)
「では、こちらのステータスをライセンスに登録しますね」
そう言うと受付嬢はカウンターの引き出しからカードを取り出す。
俺が見るに、そのカードには何も書かれていないようだが。
そんな事を思っていると、受付嬢は片手をカードにかざし、魔力を注ぎ込む。
(なるほど、鑑定スキルを利用してカードに魔力を注いでいるのか)
そして数分待っていると、何も書かれていなかったカードに俺のステータスが書かれていく。
「これでライセンスの登録は終わりました! お疲れ様です!」
「ありがとうございます」
俺は受付嬢にお礼を言うと、カウンターを離れてユキ達の元に向かう。
「ユキ、ライセンスの登録が終わったぞ」
「よし! それじゃあこれから正式に仲間になる事が決まったので、一つ話したい事があります!」
「少し遅れちゃったかな~」
そう言ってギルドに入って来たのは、ゴウとルン。
2人とも俺が来ているのを確認すると、少し安堵した様子になっている。
「いや~ちゃんと来てて良かった~! 来なかったら悲しいもん~」
「ああ、ルンみたいに魔法が使える人材はあんまり居ないしな」
どうやら2人共、俺がちゃんと来てくれるか心配だったようだ。
流石に、俺はレッドストーンを貰ったしな、約束は守る。
「そう言えばこのパーティーの冒険者ランクはどれくらいなんだ?」
「私達のパーティーはB級冒険者って立ち位置よ」
「そうなのか、確か伯爵レベルの依頼が受けれるのがA級からだっけか」
「ご名答! パーティーランクを上げるためにどんどん依頼をこなしていってランクを上げていきたいの、だ、か、ら」
するとユキは顔をぐっと引き寄せて俺に聞いてくる。
「パーティーに入ってくれるよね?」
「ああ、勿論だ。レッドストーンも貰ったわけだしな」
あのレッドストーンは俺が貰っておかないと、王都で様々な事件が起きそうだったしな。
今レッドストーンは俺の邸宅にて魔力制御をした箱に入れている。
魔力が検知出来ないと、「黒神」の奴らも探す事は出来まい。
「それじゃあ、あそこの受付嬢にライセンスの登録をして来てもらえる?」
「ああ、分かった」
そう言って俺はギルドのライセンスを登録する為に、カウンターにいる受付嬢の元へ向かう。
「すみません、ライセンス登録をしたいのですが……」
「承知致しました、ではこちらの紙に書いてある質問に記入して下さい。私は魔力を測定する水晶玉をお持ち致します」
受付嬢は俺が紙に書いている間に、近くにあった棚から水晶玉を取りに行く。
「名前と……目的」
紙に書いてあるのは至ってシンプルであり、前世でいうエントリーシートと同じ感じの事が書いてある。
俺は手慣れた手つきで次々と記入欄に書いていく。
そして一通り書き終わっていると、受付嬢が水晶玉を俺の元に持って来た。
「記入が終わりましたらこちらの水晶玉の上に手の平を置いてください」
「分かりました」
俺はあんまり魔力を高めないように出来るだけ制御をする。
ここでやばい数値を叩き出したら騒ぎになりそうだしな。
「え、えっと、魔力測定が終わりました……」
「そうですか、どれくらいでしたか?」
「ま、魔力……第5級レベルです! 凄いですよ!」
(おお、ここまで抑えられたか、俺本来の魔級は第1級魔法まで扱う事が出来る。まあ、この魔法を使う時が来るのは天使か魔王との戦いだけだろうが……)
「では、こちらのステータスをライセンスに登録しますね」
そう言うと受付嬢はカウンターの引き出しからカードを取り出す。
俺が見るに、そのカードには何も書かれていないようだが。
そんな事を思っていると、受付嬢は片手をカードにかざし、魔力を注ぎ込む。
(なるほど、鑑定スキルを利用してカードに魔力を注いでいるのか)
そして数分待っていると、何も書かれていなかったカードに俺のステータスが書かれていく。
「これでライセンスの登録は終わりました! お疲れ様です!」
「ありがとうございます」
俺は受付嬢にお礼を言うと、カウンターを離れてユキ達の元に向かう。
「ユキ、ライセンスの登録が終わったぞ」
「よし! それじゃあこれから正式に仲間になる事が決まったので、一つ話したい事があります!」
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