10 / 117
10.硬貨
しおりを挟む
「あら、シンシア、いらっしゃい。」
鈴の音を聞きつけ、奥から体格のいい女性がでてきた。おそらく店主だろう。
「こんにちは、おばさん。服を見せてくださいな。」
「ああ。好きなだけ見ていきな。」
女性はシンシアを店の奥に誘導した。ヤスオもシンシアについて行こうとする。
シンシアは立ち止まって振り返り、ヤスオの動きを遮った。
「この先の服に興味があるのでしょうけど、男物はあっち。」
そう指差し、ヤスオを追っ払おうとする。
「こ、これは失礼。」
買い物するのは、自分だけじゃないと理解し慌てて、指差した方へ歩いていく。
「見ない顔だね?新しい従業員かい?」
女性が腕組みをして珍しそうな顔で、シンシアに尋ねた。
「違います。あの服は貸しているだけです。」
女性は首を傾げた。
「貸す?制服をかい?じゃぁ、貸す前はどんな格好をしていたの?まさか、裸でうろついていたとか。」
「いいえ。裸では‥なかったです。」
顔と両手を左右に振り否定する。
シンシアの歯切れの悪い返事に、女性は考え込んだ。
一方ヤスオは、置いてあった買い物カゴを持って、店内の5分の1程の空間しかない男物売り場に寄った。
衣服はもちろん靴もあったが、種類が少ない。
選択肢がないので、あっさり買う物が決まり、次から次へと買い物カゴに商品を入れていく。
各商品には値札がついていたが読めない。いったい、いくらになるのだろうと不安になる。
「これ、ください。」
女性に声をかけ、カゴを渡した。
「おや。随分たくさん買うのだね。今、計算するよ。」
そういうと、女性は店の奥のカウンターへ行き、服を一枚一枚たたみながら、そろばんのようなものをはじいていた。
ヤスオも女性の後を追って奥のカウンターに進み待った。
女性は、すべての商品をたたみ終えて袋に入れる。同時に計算も終わる。
「初めてのお客さんだから、挨拶がわりに細かいのは負けてやるよ。金貨3枚と白銀貨1枚の35,000ドラクでいいよ。」
巾着袋を開き、中身を見ると色んな種類の硬貨が入っていて金貨がどれか分からない。
金貨と言うからには金色をしているのだろうと、それなりのものを取り出した。
「えーと、金貨というのはこれですか?」
自信がないからか、差し出した手が少し震えた。
「そうだけど。何だいあんた。お金を知らないのかい。ひょっとしてバルト大陸の外から来たのかい。」
バルト大陸というのが、よく分からないが外から来たことには違いがないから、おおむね当たっている。
「まぁ、そんなところです。」
「あぁ、それで冒険者組合から服を借りているのか。大陸外の服ってどんなものなんだい?服屋としては、気になるね。」
答えに困る。裸できたようなものだから、返事のしようがない。
「この街ではかなりの歪な格好らしくて、とても参考にはなりませんよ。事実、シンシアさんが俺を見た瞬間すぐに‥。」
その先はどう表現したらよいか分からず、言葉を失った。
女性は、目を閉じ腕組をして、うんうんと、うなずきながら
「保護したのね。」と割って入った。
このまま黙っていてもよかったのだが、勘違いされたままがなんか悔しいので、正直に言うことにした。
「いえ、ボコボコにされました。」
「はぁ?アハハハハハ。そりゃ相当変だったのだろうね。はぁそれで、組合長に怒られて案内役をやらされているのかい。ざまーないね、シンシア。」
女性はお腹を抱えて笑った。
「もう、おばさん。」
シンシアは、服を数枚広げてどれにするか悩んでいた。女性の呼びかけに気にした様子もなく一言返して、再び悩み始めた。
女性はヤスオの巾着袋と硬貨を取り上げて、巾着袋から硬貨を出した。
「これが金貨。1,2,3枚と。これが白銀貨。1枚と。これは料金としていただくよ。」
うなずいたのを確認すると、女性は引き出しを開きその中に硬貨を入れ、引き出しを閉じた。
さらに巾着袋から硬貨を出す。
「これが銀貨。白銅貨、銅貨、黄銅貨、軽銀貨。あと、この中にはないけど、白金貨があり全部で8種類だよ。」
女性は、出した硬貨を巾着袋に戻し、袋をヤスオに返した。
巾着袋には、たくさんの硬貨が残っていたので安心した。
「ありがとう。えーと店主さん?」
「あーそうだよ。あたしはこの店の店主ダナエっていう。今後とも贔屓にしておくれ。」
ダナエは、服の入った袋をヤスオに渡す。
「ヤスオです。また、来ます。」
一礼し、そのまま店を出ようと思ったが、シンシアはまだ悩んでいた。
以前知人から女性と買物に行くときは、服と革には気をつけろと教えられたことがある。
その知人が言うには、どれほど疲れていてもそれを見ると誘引され、どこに行ったか分からなくなるらしい。
それを思い出し、これは長くなるパターンではと心配になってきた。
ヤスオの心配を察したか、ダナエがせかしてくれた。
「シンシアいつまでも迷っていないで、さっさと決めちまいな。ヤスオさんの買い物は終わったよ。」
「ヤスオさん、これとこれどっちがいいと思いますか?」
シンシアは焦って、そう聞いてきた。
そんなのファッション音痴のヤスオには紺色の服と白色の服としか区別できない。
どうしていいか分からないが、ヤスオなりに真剣に考えてみた。
「俺の印象では、その紺色の服が似合っていると思いますが、今日は白色の服を選んでいただけませんか?俺が稼げるようになったら、その紺色の服をプレゼントさせてください。」
──ヒュ──。
それを聞いたダナエは口笛を吹いた。
「じゃあ、その服はしばらくキープしておいてやるよ。」
「おばさん。これを買います。」
シンシアは、白色の服を買った。耳が少し赤くなっていた。
福屋で買ったヤスオとシンシアの荷物は、シンシアが何やら呪文を唱えると消えてしまった。
収納魔法を使ったらしく、どこかに収納されたのだろう。
食器と寝具については気になることがあった。なので、先を歩くシンシアを引き止めた。
「気になったのですが、アリアドネ様の家に人が訪れることはなかったのですか?」
先に歩いていたシンシアは振り返る。
鈴の音を聞きつけ、奥から体格のいい女性がでてきた。おそらく店主だろう。
「こんにちは、おばさん。服を見せてくださいな。」
「ああ。好きなだけ見ていきな。」
女性はシンシアを店の奥に誘導した。ヤスオもシンシアについて行こうとする。
シンシアは立ち止まって振り返り、ヤスオの動きを遮った。
「この先の服に興味があるのでしょうけど、男物はあっち。」
そう指差し、ヤスオを追っ払おうとする。
「こ、これは失礼。」
買い物するのは、自分だけじゃないと理解し慌てて、指差した方へ歩いていく。
「見ない顔だね?新しい従業員かい?」
女性が腕組みをして珍しそうな顔で、シンシアに尋ねた。
「違います。あの服は貸しているだけです。」
女性は首を傾げた。
「貸す?制服をかい?じゃぁ、貸す前はどんな格好をしていたの?まさか、裸でうろついていたとか。」
「いいえ。裸では‥なかったです。」
顔と両手を左右に振り否定する。
シンシアの歯切れの悪い返事に、女性は考え込んだ。
一方ヤスオは、置いてあった買い物カゴを持って、店内の5分の1程の空間しかない男物売り場に寄った。
衣服はもちろん靴もあったが、種類が少ない。
選択肢がないので、あっさり買う物が決まり、次から次へと買い物カゴに商品を入れていく。
各商品には値札がついていたが読めない。いったい、いくらになるのだろうと不安になる。
「これ、ください。」
女性に声をかけ、カゴを渡した。
「おや。随分たくさん買うのだね。今、計算するよ。」
そういうと、女性は店の奥のカウンターへ行き、服を一枚一枚たたみながら、そろばんのようなものをはじいていた。
ヤスオも女性の後を追って奥のカウンターに進み待った。
女性は、すべての商品をたたみ終えて袋に入れる。同時に計算も終わる。
「初めてのお客さんだから、挨拶がわりに細かいのは負けてやるよ。金貨3枚と白銀貨1枚の35,000ドラクでいいよ。」
巾着袋を開き、中身を見ると色んな種類の硬貨が入っていて金貨がどれか分からない。
金貨と言うからには金色をしているのだろうと、それなりのものを取り出した。
「えーと、金貨というのはこれですか?」
自信がないからか、差し出した手が少し震えた。
「そうだけど。何だいあんた。お金を知らないのかい。ひょっとしてバルト大陸の外から来たのかい。」
バルト大陸というのが、よく分からないが外から来たことには違いがないから、おおむね当たっている。
「まぁ、そんなところです。」
「あぁ、それで冒険者組合から服を借りているのか。大陸外の服ってどんなものなんだい?服屋としては、気になるね。」
答えに困る。裸できたようなものだから、返事のしようがない。
「この街ではかなりの歪な格好らしくて、とても参考にはなりませんよ。事実、シンシアさんが俺を見た瞬間すぐに‥。」
その先はどう表現したらよいか分からず、言葉を失った。
女性は、目を閉じ腕組をして、うんうんと、うなずきながら
「保護したのね。」と割って入った。
このまま黙っていてもよかったのだが、勘違いされたままがなんか悔しいので、正直に言うことにした。
「いえ、ボコボコにされました。」
「はぁ?アハハハハハ。そりゃ相当変だったのだろうね。はぁそれで、組合長に怒られて案内役をやらされているのかい。ざまーないね、シンシア。」
女性はお腹を抱えて笑った。
「もう、おばさん。」
シンシアは、服を数枚広げてどれにするか悩んでいた。女性の呼びかけに気にした様子もなく一言返して、再び悩み始めた。
女性はヤスオの巾着袋と硬貨を取り上げて、巾着袋から硬貨を出した。
「これが金貨。1,2,3枚と。これが白銀貨。1枚と。これは料金としていただくよ。」
うなずいたのを確認すると、女性は引き出しを開きその中に硬貨を入れ、引き出しを閉じた。
さらに巾着袋から硬貨を出す。
「これが銀貨。白銅貨、銅貨、黄銅貨、軽銀貨。あと、この中にはないけど、白金貨があり全部で8種類だよ。」
女性は、出した硬貨を巾着袋に戻し、袋をヤスオに返した。
巾着袋には、たくさんの硬貨が残っていたので安心した。
「ありがとう。えーと店主さん?」
「あーそうだよ。あたしはこの店の店主ダナエっていう。今後とも贔屓にしておくれ。」
ダナエは、服の入った袋をヤスオに渡す。
「ヤスオです。また、来ます。」
一礼し、そのまま店を出ようと思ったが、シンシアはまだ悩んでいた。
以前知人から女性と買物に行くときは、服と革には気をつけろと教えられたことがある。
その知人が言うには、どれほど疲れていてもそれを見ると誘引され、どこに行ったか分からなくなるらしい。
それを思い出し、これは長くなるパターンではと心配になってきた。
ヤスオの心配を察したか、ダナエがせかしてくれた。
「シンシアいつまでも迷っていないで、さっさと決めちまいな。ヤスオさんの買い物は終わったよ。」
「ヤスオさん、これとこれどっちがいいと思いますか?」
シンシアは焦って、そう聞いてきた。
そんなのファッション音痴のヤスオには紺色の服と白色の服としか区別できない。
どうしていいか分からないが、ヤスオなりに真剣に考えてみた。
「俺の印象では、その紺色の服が似合っていると思いますが、今日は白色の服を選んでいただけませんか?俺が稼げるようになったら、その紺色の服をプレゼントさせてください。」
──ヒュ──。
それを聞いたダナエは口笛を吹いた。
「じゃあ、その服はしばらくキープしておいてやるよ。」
「おばさん。これを買います。」
シンシアは、白色の服を買った。耳が少し赤くなっていた。
福屋で買ったヤスオとシンシアの荷物は、シンシアが何やら呪文を唱えると消えてしまった。
収納魔法を使ったらしく、どこかに収納されたのだろう。
食器と寝具については気になることがあった。なので、先を歩くシンシアを引き止めた。
「気になったのですが、アリアドネ様の家に人が訪れることはなかったのですか?」
先に歩いていたシンシアは振り返る。
32
あなたにおすすめの小説
最強剣士が転生した世界は魔法しかない異世界でした! ~基礎魔法しか使えませんが魔法剣で成り上がります~
渡琉兎
ファンタジー
政権争いに巻き込まれた騎士団長で天才剣士のアルベルト・マリノワーナ。
彼はどこにも属していなかったが、敵に回ると厄介だという理由だけで毒を盛られて殺されてしまった。
剣の道を極める──志半ばで死んでしまったアルベルトを不憫に思った女神は、アルベルトの望む能力をそのままに転生する権利を与えた。
アルベルトが望んだ能力はもちろん、剣術の能力。
転生した先で剣の道を極めることを心に誓ったアルベルトだったが──転生先は魔法が発展した、魔法師だらけの異世界だった!
剣術が廃れた世界で、剣術で最強を目指すアルベルト──改め、アル・ノワールの成り上がり物語。
※アルファポリス、カクヨム、小説家になろうにて同時掲載しています。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界で家をつくります~異世界転移したサラリーマン、念動力で街をつくってスローライフ~
ヘッドホン侍
ファンタジー
◆異世界転移したサラリーマンがサンドボックスゲームのような魔法を使って、家をつくったり街をつくったりしながら、マイペースなスローライフを送っていたらいつの間にか世界を救います◆
ーーブラック企業戦士のマコトは気が付くと異世界の森にいた。しかし、使える魔法といえば念動力のような魔法だけ。戦うことにはめっぽう向いてない。なんとか森でサバイバルしているうちに第一異世界人と出会う。それもちょうどモンスターに襲われているときに、女の子に助けられて。普通逆じゃないのー!と凹むマコトであったが、彼は知らない。守るにはめっぽう強い能力であったことを。
※「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。
町島航太
ファンタジー
かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。
しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。
失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。
だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる