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『当然、クランジャンと言う事になるだろう。』
ここからが問題だった。クランジャンの目的はお金ではなく、3姉弟の子と自身の子を売り払うこと自体が目的と思える。みんな問題なく暮らしていて、お金に困っている様子もなかったのになぜ、そんな非道な事をする必要があったのだろうか?それが、分からない。
(欲張って売り払おうとしているけど、ようは、子供達に消えて欲しいのよねぇ。特に自分の子が消えて欲しい。それって、自分に子供がいる事が知られたくない人がいるからよね。)
──そうか、自分の過去を清算しようとしているのか。
「ひょっとして、ですけど。最近、貴族様の中で結婚される、又はされた女性はいませんか?」
「いや、騎士団には、おらんが。」
「衛士隊に女はおらん。」
「それなら、衛兵団の侍女兼衛兵見習いが来月結婚する予定だが。」
「やはり、いましたか。その方と相手の方の身元を教えて頂いてもいいですか。」
「侍女は先ほど、ヤスオ殿に無礼を働いた、ソミュア・ダ・ルノーだ。衛兵団の副団長の娘で、相手は確かジャハット・ダ・オランと言う貴族の息子らしい。」
──はぁ?
ヤスオは憤りを感じた。自分は来月結婚するのに、チャーフィーとの関係に焼きもちを焼き、わさび紅茶を飲ませていたのか。
──何という自分勝手で、わがままな奴だ。
そのわがまま娘の親である、副団長の顔が見たくなっていた。そういえば最近、自分勝手でわがままな奴を別に見た気がする。そう、あのお嬢様冒険者パーティーだ。この世界の若い娘はみんなあんな感じなのだろうかと心配になる。アイルやマリナは、しっかりした女の子なのに、どう成長すれば、こうなるのか研究したくなった。まぁ、それよりまずはジャハットだ。
「そのジャハットと、会ったことはありますか?」
「いや、ないが。…まさか、ジャハットとクランジャンが同一人物と言いたいのではないだろうな?」
「そう考えれば辻褄が合います。クランジャンは、自身の淫らな過去を清算しようとしていたのでは?」
「よし、では行くか。」
マークはお茶を一気に飲み干すと、立ち上がり剣を握ると腰に装備した。
「衛士長、どこにいくのだ?」
「クランジャンの奴を捕まえに行くに決まっておる。詳しい事は本人に聞けばいいだろう。」
「そうだな。行くかぁ。ヤスオも行くだろ?」
マチルダはお茶菓子を口いっぱいに頬張ると、紅茶で流し込む。立ち上がり剣を握るとヤスオにも立ち上がるよう催促した。
「ちょっと二人共、それは衛兵団の仕事でしょ。」
「今から、身柄拘束隊を編成していたら、遅くなってしまうだろう。この4人だったら、衛兵数名を連れて行くだけで済む。」
「そうだ、さっさと終わらせて我々の午後からの仕事に集中させてくれ。」
「あぁぁ、分かった。行こう。」
チャーフィーも立ち上がり、お茶菓子を口に詰めると紅茶で流し込み剣を持った。チャーフィーを先頭に部屋から出ると、通りすがりの衛兵2名について来るよう指示した。6人は城を出ると、クランジャンがいつもたむろしている、サプサン通りの酒場を目指した。
貧民街はサプサン通りとペルミ通りで構成された地域で、目指す酒場は治安が悪い。クランジャンの家は貧民街から離れた場所にあるが、いつもそこに通いゴロツキ達とつるんで悪巧みや賭け事をしたり、2階に数部屋ある休憩室を利用したりしていた。
酒場に着くとチャーフィーは躊躇することなく、店内に入って行く。そして店内を見渡しクランジャンを探した。突然の衛兵団の登場に店内のゴロツキ達は殺気だった。
「そこの、衛兵の姉ちゃんよ。ここは、あんたらが来て無事に済む場所じゃねえ。とっとと帰りな。」
「用が済んだら帰る。邪魔をするな。」
中にはゴロツキが20人以上いる。ヤスオ達は6人なので、ゴロツキ達は完全に舐めてかかってきた。さらに、女性がいる事で、眼に血管を浮かび上がらせ、鼻息を荒くした。ちなみにゴロツキ共は、衛士や騎士の制服をよくわかっていない。衛兵3人と調査員3人が来ていると思っていた。
「用だってぇ。それは休憩室で俺達を気持ちよくしてくれることかぁ?」
「いいねーそれ。歓迎するよ。力づくでもそうしてもらうぜ。」
「おい、もう1人いるぞ。2人を置いて後は帰りな。でなきゃ、生きて帰れねぇぜ。」
ゴロツキ達全員が立ち上がり、襲いかかろうと近寄ってくる。1人が酒瓶を割って、割った先をチャーフィーの喉付近に突き付けた。
衛兵2人は覚悟を決め、チャーフィーの前に出ようとするが、ヤスオが両手を横に遮り、首を左右に振る。衛兵はお互いの顔を見合い、何かあると判断して、とりあえずヤスオの指示に従った。
「さあ、姉ちゃん。2階まで、一緒に来てもらうぜ。」
男は舌なめずりをしながら、チャーフィーの胸元に、いやらしい視線を送る。チャーフィーは、そんな視線を気にする事なく、クランジャンを探した。
「それで、クランジャンはどいつだ。」
「この中には、いないようだ。」
マークとチャーフィーは男を無視して普通に会話をしていた。
その会話を聞いた男は、イラついた。
「またクランジャンかよ。奴は今、2階でお楽しみ中だ。今日は俺達で満足してもらうぜ。」
「そうか。情報提供に感謝する。」
「感謝?つまり観念したのか?まぁいい。2人共、“年増”だから、その辺は技でカバーしてもらうぞ。」
『あぁ?』
──ぐぉぉぉぉぉぉ。
チャーフィーの右足が男の股間を蹴り上げていた。男は蹴り上げられ宙に浮くと、持っていた酒瓶を放り投げ、その場で股間を抑えながら、ピョンピョンと飛び跳ねていた。さらにチャーフィーは拳を握りしめ、男の顔面を狙った。男は慌てて両腕で顔を覆い殴打に備えた。
──ぐがぁぁぁぁぁ。
マチルダが横に1回転し、無防備になった股間を蹴り飛ばした。男は後方へうつ伏せ状態で飛ばされ顔面で着地させられた。シャクトリムシのような態勢で、白い眼と白い泡を出しピクピクと小刻みに体を震わせ、意識を失っていた。
一瞬の出来事にヤスオの顔面の上半分が青くなり、気づけば両手で股間を抑えていた。それはヤスオのみならず、その場の男達全員がそうなっていた。
ここからが問題だった。クランジャンの目的はお金ではなく、3姉弟の子と自身の子を売り払うこと自体が目的と思える。みんな問題なく暮らしていて、お金に困っている様子もなかったのになぜ、そんな非道な事をする必要があったのだろうか?それが、分からない。
(欲張って売り払おうとしているけど、ようは、子供達に消えて欲しいのよねぇ。特に自分の子が消えて欲しい。それって、自分に子供がいる事が知られたくない人がいるからよね。)
──そうか、自分の過去を清算しようとしているのか。
「ひょっとして、ですけど。最近、貴族様の中で結婚される、又はされた女性はいませんか?」
「いや、騎士団には、おらんが。」
「衛士隊に女はおらん。」
「それなら、衛兵団の侍女兼衛兵見習いが来月結婚する予定だが。」
「やはり、いましたか。その方と相手の方の身元を教えて頂いてもいいですか。」
「侍女は先ほど、ヤスオ殿に無礼を働いた、ソミュア・ダ・ルノーだ。衛兵団の副団長の娘で、相手は確かジャハット・ダ・オランと言う貴族の息子らしい。」
──はぁ?
ヤスオは憤りを感じた。自分は来月結婚するのに、チャーフィーとの関係に焼きもちを焼き、わさび紅茶を飲ませていたのか。
──何という自分勝手で、わがままな奴だ。
そのわがまま娘の親である、副団長の顔が見たくなっていた。そういえば最近、自分勝手でわがままな奴を別に見た気がする。そう、あのお嬢様冒険者パーティーだ。この世界の若い娘はみんなあんな感じなのだろうかと心配になる。アイルやマリナは、しっかりした女の子なのに、どう成長すれば、こうなるのか研究したくなった。まぁ、それよりまずはジャハットだ。
「そのジャハットと、会ったことはありますか?」
「いや、ないが。…まさか、ジャハットとクランジャンが同一人物と言いたいのではないだろうな?」
「そう考えれば辻褄が合います。クランジャンは、自身の淫らな過去を清算しようとしていたのでは?」
「よし、では行くか。」
マークはお茶を一気に飲み干すと、立ち上がり剣を握ると腰に装備した。
「衛士長、どこにいくのだ?」
「クランジャンの奴を捕まえに行くに決まっておる。詳しい事は本人に聞けばいいだろう。」
「そうだな。行くかぁ。ヤスオも行くだろ?」
マチルダはお茶菓子を口いっぱいに頬張ると、紅茶で流し込む。立ち上がり剣を握るとヤスオにも立ち上がるよう催促した。
「ちょっと二人共、それは衛兵団の仕事でしょ。」
「今から、身柄拘束隊を編成していたら、遅くなってしまうだろう。この4人だったら、衛兵数名を連れて行くだけで済む。」
「そうだ、さっさと終わらせて我々の午後からの仕事に集中させてくれ。」
「あぁぁ、分かった。行こう。」
チャーフィーも立ち上がり、お茶菓子を口に詰めると紅茶で流し込み剣を持った。チャーフィーを先頭に部屋から出ると、通りすがりの衛兵2名について来るよう指示した。6人は城を出ると、クランジャンがいつもたむろしている、サプサン通りの酒場を目指した。
貧民街はサプサン通りとペルミ通りで構成された地域で、目指す酒場は治安が悪い。クランジャンの家は貧民街から離れた場所にあるが、いつもそこに通いゴロツキ達とつるんで悪巧みや賭け事をしたり、2階に数部屋ある休憩室を利用したりしていた。
酒場に着くとチャーフィーは躊躇することなく、店内に入って行く。そして店内を見渡しクランジャンを探した。突然の衛兵団の登場に店内のゴロツキ達は殺気だった。
「そこの、衛兵の姉ちゃんよ。ここは、あんたらが来て無事に済む場所じゃねえ。とっとと帰りな。」
「用が済んだら帰る。邪魔をするな。」
中にはゴロツキが20人以上いる。ヤスオ達は6人なので、ゴロツキ達は完全に舐めてかかってきた。さらに、女性がいる事で、眼に血管を浮かび上がらせ、鼻息を荒くした。ちなみにゴロツキ共は、衛士や騎士の制服をよくわかっていない。衛兵3人と調査員3人が来ていると思っていた。
「用だってぇ。それは休憩室で俺達を気持ちよくしてくれることかぁ?」
「いいねーそれ。歓迎するよ。力づくでもそうしてもらうぜ。」
「おい、もう1人いるぞ。2人を置いて後は帰りな。でなきゃ、生きて帰れねぇぜ。」
ゴロツキ達全員が立ち上がり、襲いかかろうと近寄ってくる。1人が酒瓶を割って、割った先をチャーフィーの喉付近に突き付けた。
衛兵2人は覚悟を決め、チャーフィーの前に出ようとするが、ヤスオが両手を横に遮り、首を左右に振る。衛兵はお互いの顔を見合い、何かあると判断して、とりあえずヤスオの指示に従った。
「さあ、姉ちゃん。2階まで、一緒に来てもらうぜ。」
男は舌なめずりをしながら、チャーフィーの胸元に、いやらしい視線を送る。チャーフィーは、そんな視線を気にする事なく、クランジャンを探した。
「それで、クランジャンはどいつだ。」
「この中には、いないようだ。」
マークとチャーフィーは男を無視して普通に会話をしていた。
その会話を聞いた男は、イラついた。
「またクランジャンかよ。奴は今、2階でお楽しみ中だ。今日は俺達で満足してもらうぜ。」
「そうか。情報提供に感謝する。」
「感謝?つまり観念したのか?まぁいい。2人共、“年増”だから、その辺は技でカバーしてもらうぞ。」
『あぁ?』
──ぐぉぉぉぉぉぉ。
チャーフィーの右足が男の股間を蹴り上げていた。男は蹴り上げられ宙に浮くと、持っていた酒瓶を放り投げ、その場で股間を抑えながら、ピョンピョンと飛び跳ねていた。さらにチャーフィーは拳を握りしめ、男の顔面を狙った。男は慌てて両腕で顔を覆い殴打に備えた。
──ぐがぁぁぁぁぁ。
マチルダが横に1回転し、無防備になった股間を蹴り飛ばした。男は後方へうつ伏せ状態で飛ばされ顔面で着地させられた。シャクトリムシのような態勢で、白い眼と白い泡を出しピクピクと小刻みに体を震わせ、意識を失っていた。
一瞬の出来事にヤスオの顔面の上半分が青くなり、気づけば両手で股間を抑えていた。それはヤスオのみならず、その場の男達全員がそうなっていた。
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