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31話 国会演説
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31話 国会演説
多数の議員による賞賛と罵倒に辟易・・・
政治家は明確に「利権くれ」と言えんのか。
総理大臣答弁。
「平和に進むのが政府の考えであります、が
逃亡した戦力を取り戻す事に軍と共同で尽力
してまいりましたが、逃亡軍人は遠く離れて
保縛は困難。ソ連政府により正式な軍とされた
からには日本軍が関与した場合、対ソ外交に
多大なる困難と絶望的断絶に通じると想う所
であります・・・議員、政府共に共同し国難
を遠ざける事こそ寛容と考えるのであります。
よって経済的利益優先を目的に大挙し占領地
に押し入り財物資源を奪う事はこれを認めん!
欲を捨て友邦ドイツとソビエトの講和を希求
せし事こそ我が政府の姿勢であります、
世界平和の回復を共に実現しようではないか」
夜には考える・・・
大平原の戦闘は難しい。
ドイツもソ連も大戦力を投じながら大損害を
出している。数百キロの補給線は通常状態・・
どれ程巨大な輸送力を使ってるんだ・・
鉄道と河・・・
航空戦闘も広範囲で数千機が飛び交う。
とても日本軍が正面戦争出来る相手では無い。
(ソ連の工業力とバクー油田を取るには・・・)
夢想してきたが具体策と手立てを用意しないと。
兵力・・・関東軍と朝鮮軍から・・・50万。
けれど油田占領完遂まで、この軍隊は使えない。
どこかから軍隊100万を用意する・・・
経済訪問団とは特別強固な暗号で交信出来る。
ならば手は打てる。
航行中の経済訪問団に暗号通信が入電。
内容を残留した団員に送信し行動を命令。
内容はヒトラーに親書として渡された
「工業労働力として降伏ソ連軍将兵の全員を
無条件で受け入れる意志が在る。船舶は日本が
運航する。考慮の結果を残留団員に願う」
うーむ・・・うなった。
(200万になろうと言う捕虜、食料だけでも
馬鹿らしい。全員を殺す命令を決めたばかり
の所に・・・言葉を判らず農奴並みのやつらは
工場でも使い者に成らん。それを欲しい・・・
黄色いサルは猿だな、劣等感の塊で西洋人なら
全員が知能と能力は高いと判断しておる・・・
ゴミをくれてやる事で言う事を聞く馬鹿なら、
利用価値は在るか・・・収容所に捕まえた連中
も一緒に送り出してやる・・・綺麗さっぱり。
途中で気付いても船から放り込めば日本の実害
は少ない。軍人が躁船するに決まってる!
放り出すのにためらう事は無いだろう・・・)
翌日、ドイツ支配地域の全てに命令が出された。
「全ての捕虜と収容者を日本に送り出せ」
当然、日本に捕虜送致了承の言葉が伝えられた。
東条は忘れていた。
そうだ収容者問題が在るんだ・・・日本に来たら
兵器生産に使えば良い。捕虜は新設するロシア軍。
なにしろスターリンは降伏を認めていない・・・
降伏した将兵は祖国に対する裏切りと決めつける。
よほどの大戦果を上げ無いと間違いなく処刑・・
捕虜に逃げ道は無いはず。
スターリンに勝利すれば生きる場所が手に入る、
何人が来るだろう・・100万200万?
どれほど来ても対処可能。
経済封鎖で船舶は大量に余っている・・・
海軍と運輸局に輸送計画を作らせよう・・・
外務省にイギリスと難民輸送の交渉を開始させた。
運河を通れれば1カ月で航海出来る。
捕虜以外の収容者は自由意志尊重を条件に合意。
1942年7月10日 日の丸たなびく大船団がドイツ
支配下のフランスに向かった。
多数の議員による賞賛と罵倒に辟易・・・
政治家は明確に「利権くれ」と言えんのか。
総理大臣答弁。
「平和に進むのが政府の考えであります、が
逃亡した戦力を取り戻す事に軍と共同で尽力
してまいりましたが、逃亡軍人は遠く離れて
保縛は困難。ソ連政府により正式な軍とされた
からには日本軍が関与した場合、対ソ外交に
多大なる困難と絶望的断絶に通じると想う所
であります・・・議員、政府共に共同し国難
を遠ざける事こそ寛容と考えるのであります。
よって経済的利益優先を目的に大挙し占領地
に押し入り財物資源を奪う事はこれを認めん!
欲を捨て友邦ドイツとソビエトの講和を希求
せし事こそ我が政府の姿勢であります、
世界平和の回復を共に実現しようではないか」
夜には考える・・・
大平原の戦闘は難しい。
ドイツもソ連も大戦力を投じながら大損害を
出している。数百キロの補給線は通常状態・・
どれ程巨大な輸送力を使ってるんだ・・
鉄道と河・・・
航空戦闘も広範囲で数千機が飛び交う。
とても日本軍が正面戦争出来る相手では無い。
(ソ連の工業力とバクー油田を取るには・・・)
夢想してきたが具体策と手立てを用意しないと。
兵力・・・関東軍と朝鮮軍から・・・50万。
けれど油田占領完遂まで、この軍隊は使えない。
どこかから軍隊100万を用意する・・・
経済訪問団とは特別強固な暗号で交信出来る。
ならば手は打てる。
航行中の経済訪問団に暗号通信が入電。
内容を残留した団員に送信し行動を命令。
内容はヒトラーに親書として渡された
「工業労働力として降伏ソ連軍将兵の全員を
無条件で受け入れる意志が在る。船舶は日本が
運航する。考慮の結果を残留団員に願う」
うーむ・・・うなった。
(200万になろうと言う捕虜、食料だけでも
馬鹿らしい。全員を殺す命令を決めたばかり
の所に・・・言葉を判らず農奴並みのやつらは
工場でも使い者に成らん。それを欲しい・・・
黄色いサルは猿だな、劣等感の塊で西洋人なら
全員が知能と能力は高いと判断しておる・・・
ゴミをくれてやる事で言う事を聞く馬鹿なら、
利用価値は在るか・・・収容所に捕まえた連中
も一緒に送り出してやる・・・綺麗さっぱり。
途中で気付いても船から放り込めば日本の実害
は少ない。軍人が躁船するに決まってる!
放り出すのにためらう事は無いだろう・・・)
翌日、ドイツ支配地域の全てに命令が出された。
「全ての捕虜と収容者を日本に送り出せ」
当然、日本に捕虜送致了承の言葉が伝えられた。
東条は忘れていた。
そうだ収容者問題が在るんだ・・・日本に来たら
兵器生産に使えば良い。捕虜は新設するロシア軍。
なにしろスターリンは降伏を認めていない・・・
降伏した将兵は祖国に対する裏切りと決めつける。
よほどの大戦果を上げ無いと間違いなく処刑・・
捕虜に逃げ道は無いはず。
スターリンに勝利すれば生きる場所が手に入る、
何人が来るだろう・・100万200万?
どれほど来ても対処可能。
経済封鎖で船舶は大量に余っている・・・
海軍と運輸局に輸送計画を作らせよう・・・
外務省にイギリスと難民輸送の交渉を開始させた。
運河を通れれば1カ月で航海出来る。
捕虜以外の収容者は自由意志尊重を条件に合意。
1942年7月10日 日の丸たなびく大船団がドイツ
支配下のフランスに向かった。
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