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第一章 健太の視点
第七話 新たな観客(2)
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「さあ、ブタ。あなたはそこで、動かず、目を離さずに見ているのよ。今日、あなたのご主人様が、裕二とどれだけ深く愛し合うかをね」
美沙様の残酷な宣告がリビングに響いた。僕は命じられるまま、彼女と裕二の目の前で正座をした。
マスクの穴から見える光景は、僕にとって地獄そのものだった。
かつての妻だった女性が、目の前で別の男に服を脱がされ、肌を重ねている。一年半前までは自分に向けられていたはずの情熱的な視線も、吐息も、今はすべて裕二のものだ。
(ああ、僕は……僕は、何を見せられているんだ……)
凄まじい嫉妬と絶望が胸を締め付ける。
けれど、それ以上に僕を支配したのは、狂気じみた興奮だった。
乳首のピアスが、僕の震えに合わせて冷たく揺れる。股間の貞操帯は、今すぐ爆発しそうな僕の欲望を無情に締め付けている。
二人が愛し合う様子を見せつけられることが、僕という存在を「ただの家畜」として決定づけていく。
二人の行為が終わった後、僕は魂が抜けたような顔で床に伏していた。しかし、美沙様の命令はまだ終わらなかった。
「ブタ。おまえのご奉仕はこれからよ。裕二さんと私のあそこを、舌で舐めて綺麗にしなさい。一滴も残さず、徹底的にね」
美沙様は冷酷な笑みを浮かべると、膝をつく僕の頭に手を伸ばした。
「その前に、その目障りなマスクを外してあげようかしら。あなたがどんなに惨めな顔をしてご奉仕するのか、裕二さんにもよく見てもらいたいもの」
背後の紐が解かれるわずかな感触が、僕には死刑宣告のように感じられた。
次の瞬間、唯一の防壁だった革のマスクが剥ぎ取られ、リビングの明るい照明が剥き出しの顔を容赦なく照らし出す。
(ああ、嫌だ……見ないでくれ……!)
一年半前まで、夫として、一人の男として愛されていたはずの顔。それが今は、涙と鼻水でぐしゃぐしゃに汚れ、情けなく口を半開きにした「家畜」の顔として晒されている。
愛人である裕二の、勝ち誇ったような、あるいは汚物を見るような冷ややかな視線が、直接僕の肌に突き刺さる。
隠す場所のない羞恥心が、熱い鉄を押し当てられたかのように顔面を焼き尽くしていく。
顔を晒され、人間としての最後の境界線を踏み越えられたことで、僕の精神はさらなる絶望の底へと叩き落とされた。
その瞬間、僕の中に残っていた「人間」の最後の一欠片が悲鳴を上げた。
愛する妻と、その愛人の行為の痕跡を、僕自身の舌で洗浄しろというのか。
あまりの屈辱に体が硬直する。しかし、美沙様は冷たく言い放った。
「どうしたの? ブタ。まだ自分の立場が分かっていないのなら、その小さなペニスにピアス穴を開けるわよ。汚れたご主人様のものを清めるのは、最高の義務でしょう?」
逆らえるはずもなかった。
僕はマスクの下で「ブヒィッ」と嗚咽を漏らしながら、四つん這いで這い寄った。
そして、自らの尊厳を完全に捨て去り、彼女たちの快楽の残滓を舐め取った。
大量の体液混じりの唾液が口いっぱいに溜まる。吐き出すことも許されない状況で、強い嗚咽を感じながら、汚物と共に、すべてを飲み込んでいった。
美沙様の残酷な宣告がリビングに響いた。僕は命じられるまま、彼女と裕二の目の前で正座をした。
マスクの穴から見える光景は、僕にとって地獄そのものだった。
かつての妻だった女性が、目の前で別の男に服を脱がされ、肌を重ねている。一年半前までは自分に向けられていたはずの情熱的な視線も、吐息も、今はすべて裕二のものだ。
(ああ、僕は……僕は、何を見せられているんだ……)
凄まじい嫉妬と絶望が胸を締め付ける。
けれど、それ以上に僕を支配したのは、狂気じみた興奮だった。
乳首のピアスが、僕の震えに合わせて冷たく揺れる。股間の貞操帯は、今すぐ爆発しそうな僕の欲望を無情に締め付けている。
二人が愛し合う様子を見せつけられることが、僕という存在を「ただの家畜」として決定づけていく。
二人の行為が終わった後、僕は魂が抜けたような顔で床に伏していた。しかし、美沙様の命令はまだ終わらなかった。
「ブタ。おまえのご奉仕はこれからよ。裕二さんと私のあそこを、舌で舐めて綺麗にしなさい。一滴も残さず、徹底的にね」
美沙様は冷酷な笑みを浮かべると、膝をつく僕の頭に手を伸ばした。
「その前に、その目障りなマスクを外してあげようかしら。あなたがどんなに惨めな顔をしてご奉仕するのか、裕二さんにもよく見てもらいたいもの」
背後の紐が解かれるわずかな感触が、僕には死刑宣告のように感じられた。
次の瞬間、唯一の防壁だった革のマスクが剥ぎ取られ、リビングの明るい照明が剥き出しの顔を容赦なく照らし出す。
(ああ、嫌だ……見ないでくれ……!)
一年半前まで、夫として、一人の男として愛されていたはずの顔。それが今は、涙と鼻水でぐしゃぐしゃに汚れ、情けなく口を半開きにした「家畜」の顔として晒されている。
愛人である裕二の、勝ち誇ったような、あるいは汚物を見るような冷ややかな視線が、直接僕の肌に突き刺さる。
隠す場所のない羞恥心が、熱い鉄を押し当てられたかのように顔面を焼き尽くしていく。
顔を晒され、人間としての最後の境界線を踏み越えられたことで、僕の精神はさらなる絶望の底へと叩き落とされた。
その瞬間、僕の中に残っていた「人間」の最後の一欠片が悲鳴を上げた。
愛する妻と、その愛人の行為の痕跡を、僕自身の舌で洗浄しろというのか。
あまりの屈辱に体が硬直する。しかし、美沙様は冷たく言い放った。
「どうしたの? ブタ。まだ自分の立場が分かっていないのなら、その小さなペニスにピアス穴を開けるわよ。汚れたご主人様のものを清めるのは、最高の義務でしょう?」
逆らえるはずもなかった。
僕はマスクの下で「ブヒィッ」と嗚咽を漏らしながら、四つん這いで這い寄った。
そして、自らの尊厳を完全に捨て去り、彼女たちの快楽の残滓を舐め取った。
大量の体液混じりの唾液が口いっぱいに溜まる。吐き出すことも許されない状況で、強い嗚咽を感じながら、汚物と共に、すべてを飲み込んでいった。
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