【館】 House of Sex Slaves

館 yakata

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episode J. ジョセフの場合 / ラブレターズ

Joseph 003 . 二十一歳の君へ (前

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ジョセフは、窓に彫られたルネ・ラリックのレリーフの隙間から紺色に染まった街を眺めている。
柱、扉、窓枠まで楓材で統一された美しい部屋に
不釣り合いな、ぺちゃぺちゃ…下品な水音が響いている。

ジョセフは、日勤帰りに館に来ていた。
浮き足立ってそわそわすると人命に関わる仕事だから、
今日は、冷静さを保つのにとても苦労した。
今も、窓ガラスに染みる夜気で頭を冷やしているところだ。
まったく、自分が自分じゃなくなったみたいだ。

ぺちゃぺちゃ…
これは、椅子に座るもう一人の旦那さまが 肉便器にフェラチオをさせている音。市松張りの床に涎が垂れている。
ジョセフも普段ならばさせていたが、今日はあの子にしか興味が湧かなかった。

あれから、何度もささやかなプレゼントと片道切手のラブレターを送りつづけた…
今日は、いよいよ あの子に会えるのだ。
ジョセフは、この瞬間のために生きてきたといっても過言ではないほど待ち焦がれていた。
経験の浅い性奴隷のプレイルームは少人数しか立ち入れないため、予約抽選の当選告知が届いた時は 年甲斐もなく跳び跳ねて喜んだ。


ドアが開く音に、ジョセフの心が弾む。
調教師に連れられ、ジーノが入って来た。

とても小さな体がこちらにやってくる。上半身を拘束しているハーネスも、股間を覆っているローライズビキニも白で統一されていて眩しい。

部屋の中央まで来ると、恥ずかしそうに伏せていた瞼が開いた。ジーノの潤んだ夜の海のような漆黒の目、想像以上だ。

調教師が、挨拶と命令を兼ねた言葉を発する。
「ジョセフさま、カルロさま、お待たせいたしました。性奴隷のジーノを連れてまいりました。
ジーノ、さっそくアレを旦那さま方にお見せしなさい」
ジーノは、口を噛み、鼻からため息を吐きながら後ろを向く。
「本日 お二方に遊んでいただく道具を、このようにお持ちしました」
調教師が、足を開かせ尻肉をぐいと持ち上げると正面からは気付けなかった卑猥な仕掛けが明らかになった。
Oバックで剥き出しになっている、アヌスに二本の筆の持ち手部分が突き刺さっていた。アクリル製の透明な棒だ。
アヌスの縁からは高粘着質なローションが少し垂れている。きっと排泄してしまわぬよう括約筋をキュッと締めながらここまで来たに違いない。

「ジーノ、お尻を振ってごらん。さっき練習したように」
ジーノは、うぅぅと唸りながらも命令に従う。ぷるぷると小ぶりな尻が揺れ、筆が尻尾のように振られ、棒が数センチ排出された。
「それから、どうするんだっけ?」
「うぅぅ…ッ、ぁ…ッ、旦那さま、ジーノのヴァギナから筆を抜いてください…ッ」
ジョセフが初めて生で聞くジーノの声は、哀願だった。庇護欲を猛烈にそそられたジョセフは、直ぐに両膝をつき腫れ物を扱う仕草で筆を一本抜いてやった。
小さなひくつく穴をずっと眺めたかったが、隣で息を荒げているカルロにもう一本の筆を譲った。

「んん…ッ、ぁ、ァ…ッ見んな、バカ」
「ああ、これが生意気ジーノだね。君の動画見てるよ」
カルロは、抜き取った筆でジーノのアヌスを擽った。
「ひ…ッ、」
ジーノの体がぶわりと粟立つ。
調教師が、ふたりの旦那さまに提案する。
「どうぞ、お好きなところをその筆でお撫でくださいませ。この子が生意気な口を叩けぬよう徹底的に…」
調教師が、言い終えぬ内に、ふたつの筆が動いた。
カルロの筆は、背中や脇、尻肉の割れ目を這う。
ジーノの目をどうしても見たいジョセフは、前から責めた。
「ぁぁ、ッ…ッひ、ひ、」
乳輪をくるくる撫で、乳頭をつつき、時折気まぐれに耳や臍を擽り、また 乳首に戻りながら、黒い瞳が歪むのを観察した。
「いやぁだ…ッ、もう、やだよぅ…んひッ」
「イヤじゃないだろう」
調教師の手が、ビキニを太股まで脱がすと
勃起したぺニスが勢い良く飛び出した。
ああ、ここを苛めたら、この瞳はどうなるんだろう。
ジョセフは 好奇心の赴くまま、形の良い若々しいぺニスに筆を走らせた。
「んあぁ…あ」
裏筋を上下に、亀頭を左右に、睾丸で円を描き、尿道を優しくくりゅくりゅと。筆先は愛液ですっかり濡れそぼってしまった。
「んあぁ、アッアッアッ…!」
いつの間にか、筆が増えている。カルロもこちらを攻めに来たのだ。一本は先っぽを、もう一本は根元を 同時に擽った
芋虫のように逶り捻れるジーノの体。
それは、不憫な蛹になった。

調教師が、無防備なアヌスにディルドを挿入したからだ。
「んああぁぁ…ッ!んんんんあぁぁ…アッ!アッ…ん~、見ん…な、こっち見んな…ッ!バカ!クソジジイ…うあ、うあ、ぁぁ」

調教師が、ジーノの体を跪かせ、ふっくらした頬を 大きな手で強く掴み、無理矢理口を開けさせる。
「もっと、お仕置きを。躾を。カルロさま、ジョセフさま。二本のぺニスで 口ヴァギナを塞いであげてください」
躊躇する旦那さま方を説得する。
「大丈夫。噛みついたりはしません。ジーノはぺニスが好きで好きで堪らないのですから!」
ジョセフは、調教師の言うものとは別の意味の畏怖を、ジーノに覚えていたが、ガウンの前を開けぺニスを崇高な唇につけた。
カルロも同様にぺニスを近づけると、ジーノは本当に美味しそうに 二本のぺニスを頬張り舐め食み始めた。
腹を空かせた餓鬼のようなピュアな唇が、涎を垂らし、使い込まれた大人のぺニスを味わいつくす光景は、居たたまれなさを含んだ興奮を誘う。
「むふぅ…ふごぉ…うんぅ…」
ベテラン性奴隷のようなテクニックは皆無だが、無我夢中のフェラチオに、
ジョセフは 捕食されているような錯覚に陥り くらくらした。

すると、二本のぺニスから溢れる汁を交互に啜りながら、ジーノが 突然泣き出した。



「ぺニスが欲しい」



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