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episode X . ギュスターヴの場合 / 性奴隷虐めの代償
Gustave 007. 廊下にて
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エドガーは目がさめました。
長いことかつての恋人と寄り添いあっていたのです。
エドガーが即興で歌い、それに合わせて彼が踊り、
野の花があたたかなお日さまの光をあびて、いきいきと、美しい色に咲いていました。
うつくしい夢はかげもかたちもなくて、
これなりもう、あれほどやさしくしてくださった恋人の顔をみることはできなくなるのです。
いまにも胸がちぎれそうに、かなしみがこみあげて来ました。
鞭で打たれた背中や腕や腰と、
暴かれ引き裂かれた秘密の器官が、
痛みのアラームとなり、
現実に起きた出来事を思いだしエドガーは、灰色の目のなかに涙がわきだして来ました。で、泣きたいだけ泣くと、かえって心持がはっきりして来ました。
エドガーは、あんなことをされたのにも拘わらず、
驚くべくポジティブな動きで、クローゼットから麻のズボンとシャツを取り出し、極上の肌触りのそれらを手早く身に付けた。
そして、丸二日以上も何も食べていないために ぺちゃんこに痩せてしまった腕を伸ばし、ドアを開けた。
廊下の窓は、濃厚なブルーに染まっており、
リンチを受けて意識を手放してからとても長い時間が経過していたことに気がついた。
だめだ、やっぱりこのまま命くらい夜にささげてしまうがましか。 未来はやみだ。
人間に肉体というものがなければな。からだは休ましておいて、心だけとびあるくことができたらいいさ。
エドガーは裸足で施設内をあてもなく歩いたが、あまりにも気配が無いために、
憩いのスペースで談笑している若い性奴隷たちも、
カフェテリアで夜食を頬張る食いしん坊の性奴隷も、
図書室で調べ物をしているインテリの性奴隷も、
まるで彼に気がつかなかった。
どこか、飛び降りれる高いところはないか、
首を括れる長いものはないか、
鋭利なナイフのようなものでもよい
エドガーは、果物を探すショウジョウバエのようにふわふわふわふわさ迷っていた。
エドガーは、通ったことのない廊下にでた。
そこは涼しい風が吹いていて、冷えたリノリウムを歩くと、小川で足を洗っているような心地よさだった。
すると、目の前になんとも麗しい男性が二人現れ、
二人共真っ白な出で立ちであったために、低血糖を極めたエドガーの夢現脳には森にエルフが佇んでいる風に映っていた。
(なんと美しい、遂に私は肉体を離れ天国に来れたのだ)
エドガーのそんな思いを、
悲鳴が打ち消した。
悲鳴の主は、美貌の性奴隷のフェリシアンであった。
彼は、真っ白なシルクのレースがふんだんにあしらわれた下着姿でslaveの金色の刻印入りのホワイトレザーの首輪をつけており、まるで妖精のような出で立ちであった。
しかし、可憐な見た目でありながら
お尻の穴に深々と、パールがびっしりついたディルドを埋め込んでおり、お散歩調教にすっかり没頭し感じいってしまっていたために、垂直に勃起したぺニスがショーツをめくりあげて外気に曝されている状態だった。
廊下という背徳的なシチュエーションでは在ったが頼もしい調教師が側にいる安心感で
「ぁぁ…っ、あぁん…」
と、くねくね悩ましく鳴いていたところを、
幽霊のようなエドガーに鉢合わせたため
驚愕の
「ひ、」という喉笛に次いで
羞恥心が爆発したための
「キャアアアアッ」という金切り声を張り上げ
その場にしゃがみこんでしまった。
もう一人の男性は
ブラウスもデニムもオールホワイトコーデでキメた
長身細身男性のハニーブロンドヘアの調教師であったが、不穏な驚きで揺れる影が真っ白な体の上で忙しなく動いた。
エドガーは、フェリシアンには眼もくれず調教師に向かってまっしぐらに駆け寄り、
「エルフさま…!!それをお貸しくださいまし…!!」
と、
フェリシアンの首輪から伸び調教師が緩やかに握っていたリードに飛び付いた。
「後生ですから、その美しい組紐で僕の首を絞めて…」
哀願しながら
すがるように伸ばされたか細い腕を調教師の手が捕らえた。
調教師はしなやかな動きでエドガーを静止させたが、
どういう艱難辛苦をすればこのような有り様になるのかと驚愕した。
涙をだして、しくんしくんやりながら、
「エルフさま、どうぞお助けくださいまし」
とすがりつかれ、調教師は小さく舌打ちした。
エドガーはいよいよ錯乱を極めた。
耳を塞ぎ、眼を隠して、見たり、聞いたり、しないようにしていたが、それでも、耳の中では、恐ろしい暴風の音が響き、眼の中では、まるで電光のように、燃えたり、光ったりしていました。
「しッ、だまってエドガー」と、調教師はいいました。「おさわぎでない、だいじょうぶ。調教室のC室においでなさい」
調教師は、一旦立ち上がると、
目の前で繰り広げられたエドガーと調教師のやり取りに混乱し萎えて、長い手足で自分を守るように小さくなってしまった
フェリシアンに駆け寄った。
手早く首輪を外してやり、
「すっかり怯えてしまったね、フェリシアン。お前はここでしばらくお待ち。すぐに職員さんを迎えに寄越しますからね…ごめんね…日を改めてじっくり調教するからね。そのときはうんと沢山射精もさせてあげる。だから、許しておくれ」
と、言い聞かせ、
アヌスに納めてあったディルドをやさしく抜いた。
調教師は、
「ンンン…」
その感触に可愛らしく鼻を鳴らすフェリシアンの頬に口づけを落とすと、
エドガーの元へ戻った。
エドガーは、目眩と現実をさ迷っている様子だったが、
実のところ、調教師がフェリシアンを愛情深く介抱する様子があまりにも美しく、甘い気持ちになっていた。
調教師の長い腕に抱き上げられ、
調教室へ運ばれる道すがらは、
ふわふわと、
まるで雲に乗って旅をしているかのようでした。
長いことかつての恋人と寄り添いあっていたのです。
エドガーが即興で歌い、それに合わせて彼が踊り、
野の花があたたかなお日さまの光をあびて、いきいきと、美しい色に咲いていました。
うつくしい夢はかげもかたちもなくて、
これなりもう、あれほどやさしくしてくださった恋人の顔をみることはできなくなるのです。
いまにも胸がちぎれそうに、かなしみがこみあげて来ました。
鞭で打たれた背中や腕や腰と、
暴かれ引き裂かれた秘密の器官が、
痛みのアラームとなり、
現実に起きた出来事を思いだしエドガーは、灰色の目のなかに涙がわきだして来ました。で、泣きたいだけ泣くと、かえって心持がはっきりして来ました。
エドガーは、あんなことをされたのにも拘わらず、
驚くべくポジティブな動きで、クローゼットから麻のズボンとシャツを取り出し、極上の肌触りのそれらを手早く身に付けた。
そして、丸二日以上も何も食べていないために ぺちゃんこに痩せてしまった腕を伸ばし、ドアを開けた。
廊下の窓は、濃厚なブルーに染まっており、
リンチを受けて意識を手放してからとても長い時間が経過していたことに気がついた。
だめだ、やっぱりこのまま命くらい夜にささげてしまうがましか。 未来はやみだ。
人間に肉体というものがなければな。からだは休ましておいて、心だけとびあるくことができたらいいさ。
エドガーは裸足で施設内をあてもなく歩いたが、あまりにも気配が無いために、
憩いのスペースで談笑している若い性奴隷たちも、
カフェテリアで夜食を頬張る食いしん坊の性奴隷も、
図書室で調べ物をしているインテリの性奴隷も、
まるで彼に気がつかなかった。
どこか、飛び降りれる高いところはないか、
首を括れる長いものはないか、
鋭利なナイフのようなものでもよい
エドガーは、果物を探すショウジョウバエのようにふわふわふわふわさ迷っていた。
エドガーは、通ったことのない廊下にでた。
そこは涼しい風が吹いていて、冷えたリノリウムを歩くと、小川で足を洗っているような心地よさだった。
すると、目の前になんとも麗しい男性が二人現れ、
二人共真っ白な出で立ちであったために、低血糖を極めたエドガーの夢現脳には森にエルフが佇んでいる風に映っていた。
(なんと美しい、遂に私は肉体を離れ天国に来れたのだ)
エドガーのそんな思いを、
悲鳴が打ち消した。
悲鳴の主は、美貌の性奴隷のフェリシアンであった。
彼は、真っ白なシルクのレースがふんだんにあしらわれた下着姿でslaveの金色の刻印入りのホワイトレザーの首輪をつけており、まるで妖精のような出で立ちであった。
しかし、可憐な見た目でありながら
お尻の穴に深々と、パールがびっしりついたディルドを埋め込んでおり、お散歩調教にすっかり没頭し感じいってしまっていたために、垂直に勃起したぺニスがショーツをめくりあげて外気に曝されている状態だった。
廊下という背徳的なシチュエーションでは在ったが頼もしい調教師が側にいる安心感で
「ぁぁ…っ、あぁん…」
と、くねくね悩ましく鳴いていたところを、
幽霊のようなエドガーに鉢合わせたため
驚愕の
「ひ、」という喉笛に次いで
羞恥心が爆発したための
「キャアアアアッ」という金切り声を張り上げ
その場にしゃがみこんでしまった。
もう一人の男性は
ブラウスもデニムもオールホワイトコーデでキメた
長身細身男性のハニーブロンドヘアの調教師であったが、不穏な驚きで揺れる影が真っ白な体の上で忙しなく動いた。
エドガーは、フェリシアンには眼もくれず調教師に向かってまっしぐらに駆け寄り、
「エルフさま…!!それをお貸しくださいまし…!!」
と、
フェリシアンの首輪から伸び調教師が緩やかに握っていたリードに飛び付いた。
「後生ですから、その美しい組紐で僕の首を絞めて…」
哀願しながら
すがるように伸ばされたか細い腕を調教師の手が捕らえた。
調教師はしなやかな動きでエドガーを静止させたが、
どういう艱難辛苦をすればこのような有り様になるのかと驚愕した。
涙をだして、しくんしくんやりながら、
「エルフさま、どうぞお助けくださいまし」
とすがりつかれ、調教師は小さく舌打ちした。
エドガーはいよいよ錯乱を極めた。
耳を塞ぎ、眼を隠して、見たり、聞いたり、しないようにしていたが、それでも、耳の中では、恐ろしい暴風の音が響き、眼の中では、まるで電光のように、燃えたり、光ったりしていました。
「しッ、だまってエドガー」と、調教師はいいました。「おさわぎでない、だいじょうぶ。調教室のC室においでなさい」
調教師は、一旦立ち上がると、
目の前で繰り広げられたエドガーと調教師のやり取りに混乱し萎えて、長い手足で自分を守るように小さくなってしまった
フェリシアンに駆け寄った。
手早く首輪を外してやり、
「すっかり怯えてしまったね、フェリシアン。お前はここでしばらくお待ち。すぐに職員さんを迎えに寄越しますからね…ごめんね…日を改めてじっくり調教するからね。そのときはうんと沢山射精もさせてあげる。だから、許しておくれ」
と、言い聞かせ、
アヌスに納めてあったディルドをやさしく抜いた。
調教師は、
「ンンン…」
その感触に可愛らしく鼻を鳴らすフェリシアンの頬に口づけを落とすと、
エドガーの元へ戻った。
エドガーは、目眩と現実をさ迷っている様子だったが、
実のところ、調教師がフェリシアンを愛情深く介抱する様子があまりにも美しく、甘い気持ちになっていた。
調教師の長い腕に抱き上げられ、
調教室へ運ばれる道すがらは、
ふわふわと、
まるで雲に乗って旅をしているかのようでした。
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