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episode X . ギュスターヴの場合 / 性奴隷虐めの代償
Gustave 009. 審判
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調教師は、性奴隷には嘘はつかない。
今回も調教師の言ったことは、嘘ではなかった。
エドガーがぬくいベッドで調教師の手でぺニスを包んでもらいやさしく射精させてもらい、
雲煙模糊の世界へ漂った
三日後
所長は革ばりの、恐ろしく旧式の椅子にギュスターヴを座らせた。
ギュスターヴの険しいブルーアイは緊張のためにしつこく動いていた。
性奴隷収容施設はエドガーには、誰も何も白状させなかった。
これからセラピストがトラウマを取り除くために何かを告白させるかもしれないが、今の彼にはそれをするための体力が無い。エドガーはあれから平穏に眠る訓練と美味しく食べる訓練に専念していた。
だが、エドガーが口を開けずとも、
あらゆる証拠が集まり、机いっぱいに並んだ。
憩いのスペースでギュスターヴがエドガーにした仕打ちを、その場に居合わせた性奴隷たちがこぞって告白したし、
ギュスターヴがコンピューターから消した足跡は、
天才ハッカーの性奴隷・アンディがいとも容易く復元してしまったのだ。
それらを突き付けられた
ギュスターヴは、エドガーに対する虐待について話をはじめた。
しかし、話をしはじめるやいなや全くどぎまぎするのを止めて、冷静に覚悟を決めたように見えた。
「所長さま、わたくしの中に悪魔が住み着いてるのに違いありません。
自分は誰よりも卑劣な人間で、気丈な者や社交的な者を避け、ひとり淋しそうに過ごしていたか弱いエドガーをターゲットに致しました。
どうか、私を警察につきだして告発してくださいまし。罰をあまんじて受け、出直しますから」
ギュスターヴは、あまりの恥ずかしさといたたまれなさから、一刻もこの場所を離れたく思い、一呼吸でそれを述べた。
しかし、所長はこのギュスターヴの思惑を叶えなかった。
「私はとても怒っています。大切な息子を傷つけられたからです。この施設に収容されている性奴隷は皆私の息子です」
所長の言葉を聞きながらギュスターヴは、片手で自分の眼を覆い隠した。
「そして、あなたが自分を欺いていることにも怒っております。あなたも、また、私の息子ですから」
所長は言葉を続けながら、ギュスターヴの眼から手を剥がし、その手の甲に三度接吻をした。
「ここに来る前に勤めていた刑務所では受刑者を寛大に指導していたと報告が入っています。社会復帰を果たした者へ手紙を書いたり、刑期の長い者を根気強く励ましたり、
待遇の改善に尽力なさったと。
此所での性奴隷への憎しみと仕打ちは、一時的な発作でしょう」
所長は、本当に心から悲しそうな表情を浮かべ続けた。
「あなたの変化に気がつくことができず申し訳なく思います。ところで、相手の痛みを推論することができるか、相手の悲しみを話すことができるかではなく、あなたが苦しむ能力を持っているかが問題なのです。
しかし、お前自身ががおおよその見当をつけているよりもお前の中の悪魔は、はるかに無邪気で単純なものである。われわれはお前の若さと純粋さに賭けてみることにしました」
所長の言い渡しは、こうであった。
素晴らしい想像力が有りながらも忘れてしまった
お前は
その身で経験してきなさい
いたいけな性奴隷たちが
旦那さま方の前で無防備な格好でひれ伏しぬかずくことが如何に強い精神力を必要とし、膨大なエネルギーを消耗しているのか
そして、
「ご心配なされますな。全てうまくいきます」
と、柔らかな笑顔を浮かべ締めくくった。
寛大・寛容という名の斧が振り下ろされたせいで、ギュスターヴは裁判所で有罪を言い渡されるよりもはるかに激しく、心を乱した。
果たして、ギュスターヴの仕置きは
美しく澄み渡った晴朗な日和に執行された。
今回も調教師の言ったことは、嘘ではなかった。
エドガーがぬくいベッドで調教師の手でぺニスを包んでもらいやさしく射精させてもらい、
雲煙模糊の世界へ漂った
三日後
所長は革ばりの、恐ろしく旧式の椅子にギュスターヴを座らせた。
ギュスターヴの険しいブルーアイは緊張のためにしつこく動いていた。
性奴隷収容施設はエドガーには、誰も何も白状させなかった。
これからセラピストがトラウマを取り除くために何かを告白させるかもしれないが、今の彼にはそれをするための体力が無い。エドガーはあれから平穏に眠る訓練と美味しく食べる訓練に専念していた。
だが、エドガーが口を開けずとも、
あらゆる証拠が集まり、机いっぱいに並んだ。
憩いのスペースでギュスターヴがエドガーにした仕打ちを、その場に居合わせた性奴隷たちがこぞって告白したし、
ギュスターヴがコンピューターから消した足跡は、
天才ハッカーの性奴隷・アンディがいとも容易く復元してしまったのだ。
それらを突き付けられた
ギュスターヴは、エドガーに対する虐待について話をはじめた。
しかし、話をしはじめるやいなや全くどぎまぎするのを止めて、冷静に覚悟を決めたように見えた。
「所長さま、わたくしの中に悪魔が住み着いてるのに違いありません。
自分は誰よりも卑劣な人間で、気丈な者や社交的な者を避け、ひとり淋しそうに過ごしていたか弱いエドガーをターゲットに致しました。
どうか、私を警察につきだして告発してくださいまし。罰をあまんじて受け、出直しますから」
ギュスターヴは、あまりの恥ずかしさといたたまれなさから、一刻もこの場所を離れたく思い、一呼吸でそれを述べた。
しかし、所長はこのギュスターヴの思惑を叶えなかった。
「私はとても怒っています。大切な息子を傷つけられたからです。この施設に収容されている性奴隷は皆私の息子です」
所長の言葉を聞きながらギュスターヴは、片手で自分の眼を覆い隠した。
「そして、あなたが自分を欺いていることにも怒っております。あなたも、また、私の息子ですから」
所長は言葉を続けながら、ギュスターヴの眼から手を剥がし、その手の甲に三度接吻をした。
「ここに来る前に勤めていた刑務所では受刑者を寛大に指導していたと報告が入っています。社会復帰を果たした者へ手紙を書いたり、刑期の長い者を根気強く励ましたり、
待遇の改善に尽力なさったと。
此所での性奴隷への憎しみと仕打ちは、一時的な発作でしょう」
所長は、本当に心から悲しそうな表情を浮かべ続けた。
「あなたの変化に気がつくことができず申し訳なく思います。ところで、相手の痛みを推論することができるか、相手の悲しみを話すことができるかではなく、あなたが苦しむ能力を持っているかが問題なのです。
しかし、お前自身ががおおよその見当をつけているよりもお前の中の悪魔は、はるかに無邪気で単純なものである。われわれはお前の若さと純粋さに賭けてみることにしました」
所長の言い渡しは、こうであった。
素晴らしい想像力が有りながらも忘れてしまった
お前は
その身で経験してきなさい
いたいけな性奴隷たちが
旦那さま方の前で無防備な格好でひれ伏しぬかずくことが如何に強い精神力を必要とし、膨大なエネルギーを消耗しているのか
そして、
「ご心配なされますな。全てうまくいきます」
と、柔らかな笑顔を浮かべ締めくくった。
寛大・寛容という名の斧が振り下ろされたせいで、ギュスターヴは裁判所で有罪を言い渡されるよりもはるかに激しく、心を乱した。
果たして、ギュスターヴの仕置きは
美しく澄み渡った晴朗な日和に執行された。
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