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プロローグ
しおりを挟む「乙女ゲームや漫画に似た世界に生まれ変わるって、ラノベではよく見かけたけど・・・・・・」
まさか自分がBLゲームの、しかも後にギュスターヴの皇后となる女に転生するなんて夢にも思わなかった・・・
主人公にして異母弟であるイシュティアだけを愛し、他の者は虫けら以下の存在でしかないと日頃から豪語する、傲慢で冷酷なギュスターヴのせいで悲惨な人生を歩む事になってしまうフェリシアという王女に生まれ変わってしまった花園 沙織という日本人として生きた前世を思い出してしまった幼女。
「このまま行動を起こさなかったら私に待っているのは、死亡エンドのみじゃないの!!!」
どうやってギュスターヴとの結婚を回避しようかと頭を悩ませるのだった。
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