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しおりを挟む私が産んだのは女の子だった。
父親が誰なのか私自身も分からないけど、恋人達の一人である事は確かだから美人になる事間違いなし!
私の願い通り、娘は美人に育ったの。
あれは・・・娘が公爵令嬢として社交界にデビューする数日前だったかしら?
恋人達なんか足元にも及ばない、男の色気がダダ漏れしている細マッチョな超イケメンが私の両親と姉夫婦達、恋人達の両親と家族と思しき女性と子供達、そして陛下が私と恋人達が暮らしている屋敷を訪ねて来たの。
両親と姉夫婦達、恋人達の家族が私達の顔を見るなり責め立てたわ。
『お前は何て事をしてくれたんだ!!!』
『お前のせいで贅沢が出来なくなった!!!』
『お前のせいで我等は破滅する事になった!!!』
『お前のせいで私達は奴隷ではなく家畜になるしかなくなったのよーーーっ!!!』
って。
両親達が何の事を言っているのか分からない私と恋人達は首を傾げたわ。
そんな私達に男の色気がダダ漏れしている超イケメンが懇切丁寧に答えてくれたの。
『私はショート家の借金と再建する為の資金を立て替えただけであって与えたのではない』
『それだけならまだしも、シナモン=ミルクティーの妻でありながら結婚した時からストロベリーは屋敷に何人もの男を連れ込んでいるだけではなく、彼等に金銭を貢いでいた』
『挙句の果てに情夫の一人との間に出来た子供を私自身が認知していないにも関わらず、ストロベリーと情夫達は公爵令嬢として育てていた』
『私が立て替えた分と、ストロベリー達が使い込んでいた金を今すぐに一括で払って貰おう』
って。
シナモン=ミルクティー?
えっ?
超イケメンの名前が汗かきのキモデブと同じってどういう事?
ま、まさか・・・っ!
これがキモデブの本当の姿だったの?!
何で超イケメンなのにキモデブになっていたの!?
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