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第十二魔法;騙し騙されるオネストフィーリングズ
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チャミスが人間界へ行ってから、五分経過した。相変わらずリズミールさんは真っ青な顔をしている。姉ちゃんも、変わらず人間界へ続く扉を調べている。え?俺は何をしてるかだって?答えは簡単。放心してるんだよ。
「カルトさん…大丈夫…?」
リズミールさんが、真っ青を超えて、緑の顔で聞いてくる。
「俺は平気だよ。…リズミールさんこそ大丈夫?」
リズミールさんも可哀そうに。チャミスの巻き添えを喰らってさ、カメレオンみたいになっちゃってる。
「私は大丈夫!…ただ、チャミスが心配なだけ。チャミスが安全か知りたい…。」
この人、どこまでお人好しなんだろう。心配してる相手は、自分を巻き込んだ奴なんだぞ?
「あのさ、リズミールさんはこれからどうするの?」
緑の顔が、青に戻ったところで聞く。リズミールさんは少し考えて、言った。
「チャミスを連れ戻す方法を見つける。」
…意外だった。まだ知り合って三日目なのに、そこまでするのか。
「カルトさんは?」
難しい質問をしてくる。本音を言うと、チャミスをそこまで助けたいとは思わない。だって、あいつは自ら人間界へ行ったんだ。余計なお世話になる。でも、こんなことをリズミールさんに言ったら、ややこしくなりそうだ。上手く話題を反らすか。
「…まだ、分からない。それより、後悔はしてないの?」
「え?」
リズミールさんは驚いた顔をした。戸惑うことは予想してたが、聞いてしまった。(好奇心旺盛というやつだ)
「後悔…カルトさんはしてるの?」
質問を質問で返された。さすがに、リズミールさんに本音を伝えるのは良くないか…。でも、嘘をつくのは苦手だ。また話題を変えるか。
「いや、やっぱり何でもない。」
「そう…。」
リズミールさんが、暗い声で言う。少し空気が悪くなった。いや、とても悪くなった。居たたまれない気持ちで胸がはち切れそうになった時、救いの声が響く。
「よし、私は家にある資料で調べに帰る。カルトも手伝え。」
姉さんはそう言って、大聖堂の入り口の方へ歩いて行った。
「それじゃ、また。」
リズミールさんの方を少し見た後、姉さんを追いかけた。早歩きでも間に合ったけど、なぜか走ってしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お前にしては、珍しいな。」
帰り道。夕日が沈みかける頃、姉さんが話した。
「どうして?」
「いつも気楽そうなお前が、難しい顔してるからだよ。」
流石姉さん。俺よりも表情を読むのがうまい。(いつも気楽?…よし、気にしないでおこう)
「だって、今日は色んなことがあったから…。」
隠滅された歴史、チャミス転生事件、どれも衝撃な事実だ。むしろ、平常心を保っていられる姉さんがおかしいと思う。
「本当に、衝撃な事実だけがお前の表情を変えているかな?」
どういうことだ?隠滅された歴史とチャミス転生事件、この他に何か衝撃的なことがあったっけ?…もしかして、夕食に俺の嫌いな物が出る話をしてるのか?フッ、だとしたら、姉さんの予想は外れだ。僕はたいして、夕飯を重視してない。
「姉さん。夕飯は別に、気にしてないよ。」
「はぁ?何言ってんだ?…とうとう馬鹿になっちまったか…。」
姉さんは、ポケットからハンカチを取り出して目元を拭く。し、失礼だ!心外だ!
「じゃぁ、何だよ!」
姉さんが、ハンカチで目元を拭くのをやめる。拭きすぎて、目元が赤くなっている。(そんなにバカみたいな発言だったのか…。)
「チャミスだよ。私の後輩が心配なんだろ?」
…二つ疑問がある。一つは、なんで知り合って三日目のヤツを心配するのか、ってこと。もう一つは、チャミスを「私の後輩」と呼んでいるところ。
「チャミスは、私の学部に転学してくる予定だ。」
なるほど。あいつ、思い切った行動するな~。人間界にも行って…?
「あいつ、人間界にいるのに、転部する予定なのか?!」
姉さんは、ニヤリと笑った。こういう顔をする姉さんは、「計画通り」を呟く黒幕だ。
「フッ。気になるか?」
「あぁ!」
こう返事をすると、姉さんは不気味に笑った。なんだ?今のやり取りに、何か仕掛けてあったのか?冷汗が首筋を通る。
「そうか、”心配してないヤツ”のことに興味深々だな。」
あ…。いや、まだ巻き返せる!
「違う!俺が気になったのは、人間界からどうやって、魔法界の学校に来るのか、ってことだ!チャミスは心配してない!」
「じゃぁ、チャミスは連れ戻さなくていいのか?」
え…。いや、罠にはまるな!というか、人間界へ行ったのはチャミスが自ら選んだことだ!俺が選ぶことじゃない!そもそも、会ってまだ三日のやつに、そこまでする余地はない!
ふぅ~、少し早口になってしまった。まぁ、要約すると、チャミスと俺はまだ友達とも言えない仲。だから、助ける貸しも作らないし、借りもいらない。ひどいとリズミールさんに言われるかもしれないが、これが本音だ。
「自分に嘘ついて満足か?」
はぁ?
「チャミスが心配なら、そう吐き散らせば良い。助けたいなら、私に土下座してでもお願いしろ。いずれも、自分に嘘をつくよりは楽だ。」
「俺は、自分に嘘なんてついてない。それに、チャミスとはまだ会って三日目だ。友達とも言えないヤツに、助ける方が余計なお世話だと思う。」
姉さんが、またポケットに手を伸ばしてハンカチを取ろうとする。その手を、〇.一秒で弾き返す。
「痛ッ…。はぁ、いつからそんなお人好しになったんだ?」
…どういうことだ?非難されると思ったのに、褒められた?姉さん、狂った?しかし、こんなことを考えてると殺気を感じるので、すぐに取り消す。
「チャミスの都合ばかり考えて…。自分のことは考えないのか?」
だから、どういうことだよ…。もっとわかりやすい説明をしてくれよ…。
「チャミスにとって余計な世話になる、と言っているが、お前はどうなんだ?余計な世話になりたくないとしか思ってないのか?」
多分、それだけだと思う。余計な世話になりたくないのは、本音のはずだ。いや、絶対本音だ!
「もう一度会いたいと思わないのか?」
え?…姉さん、チャミスに会いたいと思ってるのか?
「みんな、お前みたいにずっと他人のことを考えてる訳じゃない。私は、あいつを後輩にするために魔法界へ連れ戻す。リズミールは、…多分会いたいんじゃないか?」
俺がずっと、考えていたのは、チャミスの都合だったのか?だとしたら、すごくムカつく。どうして俺が、あいつの都合を考えないといけないんだよ!
「フッ。今更気づいたか。私たちはチャミスの都合を考える程お人好しではない。むしろ、自分の願望に従っていただけだ。」
つまり、俺はチャミスのせいで自分の願望に嘘をついたのか?だとしたら、あいつに何か仕返しをしたい!
「その仕返しだが、あいつの気持ちを考えずに、魔法界へ連れ戻すのはどうだ?」
おぉ!確かに、それは良い案かも!
「流石姉さん!よし、そうときたら早速、連れ戻す方法を調べるか!」
姉さんが微笑んでいる。いや、ニヤニヤしているのか?まぁ、どっちでもいいや。今はスッキリした気分だから、なんでもいいや。自分の家に向かって、スキップをした。夕日が、いつもより明るかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ホントにカルトは騙しやすいな…。」
ニヤニヤしている姉が、こう呟いてもカルトの耳には聞こえなかった。
「カルトさん…大丈夫…?」
リズミールさんが、真っ青を超えて、緑の顔で聞いてくる。
「俺は平気だよ。…リズミールさんこそ大丈夫?」
リズミールさんも可哀そうに。チャミスの巻き添えを喰らってさ、カメレオンみたいになっちゃってる。
「私は大丈夫!…ただ、チャミスが心配なだけ。チャミスが安全か知りたい…。」
この人、どこまでお人好しなんだろう。心配してる相手は、自分を巻き込んだ奴なんだぞ?
「あのさ、リズミールさんはこれからどうするの?」
緑の顔が、青に戻ったところで聞く。リズミールさんは少し考えて、言った。
「チャミスを連れ戻す方法を見つける。」
…意外だった。まだ知り合って三日目なのに、そこまでするのか。
「カルトさんは?」
難しい質問をしてくる。本音を言うと、チャミスをそこまで助けたいとは思わない。だって、あいつは自ら人間界へ行ったんだ。余計なお世話になる。でも、こんなことをリズミールさんに言ったら、ややこしくなりそうだ。上手く話題を反らすか。
「…まだ、分からない。それより、後悔はしてないの?」
「え?」
リズミールさんは驚いた顔をした。戸惑うことは予想してたが、聞いてしまった。(好奇心旺盛というやつだ)
「後悔…カルトさんはしてるの?」
質問を質問で返された。さすがに、リズミールさんに本音を伝えるのは良くないか…。でも、嘘をつくのは苦手だ。また話題を変えるか。
「いや、やっぱり何でもない。」
「そう…。」
リズミールさんが、暗い声で言う。少し空気が悪くなった。いや、とても悪くなった。居たたまれない気持ちで胸がはち切れそうになった時、救いの声が響く。
「よし、私は家にある資料で調べに帰る。カルトも手伝え。」
姉さんはそう言って、大聖堂の入り口の方へ歩いて行った。
「それじゃ、また。」
リズミールさんの方を少し見た後、姉さんを追いかけた。早歩きでも間に合ったけど、なぜか走ってしまった。
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「お前にしては、珍しいな。」
帰り道。夕日が沈みかける頃、姉さんが話した。
「どうして?」
「いつも気楽そうなお前が、難しい顔してるからだよ。」
流石姉さん。俺よりも表情を読むのがうまい。(いつも気楽?…よし、気にしないでおこう)
「だって、今日は色んなことがあったから…。」
隠滅された歴史、チャミス転生事件、どれも衝撃な事実だ。むしろ、平常心を保っていられる姉さんがおかしいと思う。
「本当に、衝撃な事実だけがお前の表情を変えているかな?」
どういうことだ?隠滅された歴史とチャミス転生事件、この他に何か衝撃的なことがあったっけ?…もしかして、夕食に俺の嫌いな物が出る話をしてるのか?フッ、だとしたら、姉さんの予想は外れだ。僕はたいして、夕飯を重視してない。
「姉さん。夕飯は別に、気にしてないよ。」
「はぁ?何言ってんだ?…とうとう馬鹿になっちまったか…。」
姉さんは、ポケットからハンカチを取り出して目元を拭く。し、失礼だ!心外だ!
「じゃぁ、何だよ!」
姉さんが、ハンカチで目元を拭くのをやめる。拭きすぎて、目元が赤くなっている。(そんなにバカみたいな発言だったのか…。)
「チャミスだよ。私の後輩が心配なんだろ?」
…二つ疑問がある。一つは、なんで知り合って三日目のヤツを心配するのか、ってこと。もう一つは、チャミスを「私の後輩」と呼んでいるところ。
「チャミスは、私の学部に転学してくる予定だ。」
なるほど。あいつ、思い切った行動するな~。人間界にも行って…?
「あいつ、人間界にいるのに、転部する予定なのか?!」
姉さんは、ニヤリと笑った。こういう顔をする姉さんは、「計画通り」を呟く黒幕だ。
「フッ。気になるか?」
「あぁ!」
こう返事をすると、姉さんは不気味に笑った。なんだ?今のやり取りに、何か仕掛けてあったのか?冷汗が首筋を通る。
「そうか、”心配してないヤツ”のことに興味深々だな。」
あ…。いや、まだ巻き返せる!
「違う!俺が気になったのは、人間界からどうやって、魔法界の学校に来るのか、ってことだ!チャミスは心配してない!」
「じゃぁ、チャミスは連れ戻さなくていいのか?」
え…。いや、罠にはまるな!というか、人間界へ行ったのはチャミスが自ら選んだことだ!俺が選ぶことじゃない!そもそも、会ってまだ三日のやつに、そこまでする余地はない!
ふぅ~、少し早口になってしまった。まぁ、要約すると、チャミスと俺はまだ友達とも言えない仲。だから、助ける貸しも作らないし、借りもいらない。ひどいとリズミールさんに言われるかもしれないが、これが本音だ。
「自分に嘘ついて満足か?」
はぁ?
「チャミスが心配なら、そう吐き散らせば良い。助けたいなら、私に土下座してでもお願いしろ。いずれも、自分に嘘をつくよりは楽だ。」
「俺は、自分に嘘なんてついてない。それに、チャミスとはまだ会って三日目だ。友達とも言えないヤツに、助ける方が余計なお世話だと思う。」
姉さんが、またポケットに手を伸ばしてハンカチを取ろうとする。その手を、〇.一秒で弾き返す。
「痛ッ…。はぁ、いつからそんなお人好しになったんだ?」
…どういうことだ?非難されると思ったのに、褒められた?姉さん、狂った?しかし、こんなことを考えてると殺気を感じるので、すぐに取り消す。
「チャミスの都合ばかり考えて…。自分のことは考えないのか?」
だから、どういうことだよ…。もっとわかりやすい説明をしてくれよ…。
「チャミスにとって余計な世話になる、と言っているが、お前はどうなんだ?余計な世話になりたくないとしか思ってないのか?」
多分、それだけだと思う。余計な世話になりたくないのは、本音のはずだ。いや、絶対本音だ!
「もう一度会いたいと思わないのか?」
え?…姉さん、チャミスに会いたいと思ってるのか?
「みんな、お前みたいにずっと他人のことを考えてる訳じゃない。私は、あいつを後輩にするために魔法界へ連れ戻す。リズミールは、…多分会いたいんじゃないか?」
俺がずっと、考えていたのは、チャミスの都合だったのか?だとしたら、すごくムカつく。どうして俺が、あいつの都合を考えないといけないんだよ!
「フッ。今更気づいたか。私たちはチャミスの都合を考える程お人好しではない。むしろ、自分の願望に従っていただけだ。」
つまり、俺はチャミスのせいで自分の願望に嘘をついたのか?だとしたら、あいつに何か仕返しをしたい!
「その仕返しだが、あいつの気持ちを考えずに、魔法界へ連れ戻すのはどうだ?」
おぉ!確かに、それは良い案かも!
「流石姉さん!よし、そうときたら早速、連れ戻す方法を調べるか!」
姉さんが微笑んでいる。いや、ニヤニヤしているのか?まぁ、どっちでもいいや。今はスッキリした気分だから、なんでもいいや。自分の家に向かって、スキップをした。夕日が、いつもより明るかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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