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本編
641話
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「まますごいねぇ」
ルスが声を上げた。
俺はシャーラと一緒に小さなリエラのてるてるぼうずを一緒に紐で繋いだ。
「リエラだよ、ルスは誰を作ったの?」
ルスはてるてるぼうずに顔を書き込んでいる。
「ライ、だよ」
ちゃんと目はライの色をしているのを見て、俺はにこにこと笑う。
「ライもかけたよ、ルスをかいたの」
ライも可愛くルスの顔を書いている。
「上手だね。ルイ、これはルイだよ?似てるかな?」
手が止まってしまっていたルイにそっとひとつのてるてるぼうずを差し出した。
ルイの特徴的な水色の髪を書いてみた。
「わぁ!」
ルイは嬉しそうに手を叩く。
「ルイくんも誰かを無理に作らなくてもいいからね?好きなように書いてみて」
「ありがとうございます」
ペンを握るルイを見ながら、俺は満足そうにてるてるぼうずを見ているとリルとレヴィが戻ってきた。
その手には雨傘の骨だけ残ったような、洗濯物を干すような中心から四方に伸びる針金にてるてるぼうずを掛けられるようなものができていた。
「わぁ、凄いねふたりともありがとう」
俺は軒下など無いからどうしようかと思い、シャーラの枝にさげさせてもらおうかとも思っていたのだ。
「こんなのでいいかわかんねぇけど」
「大丈夫だよ、子供たちの部屋に置こうかなと思ってるから……尖った所が無ければ良いかなって」
「吊り下げるのはどうする?」
「クローゼットを開け放って、服を掛けてるバーに下げればいいかなって……」
俺がどうしたいか話すと、すぐさま伴侶たちは動いてくれる。
有難いとしか言いようがないため、俺は俺のできることをする。
真剣にてるてるぼうずを作る子供たちを手伝いながら、ひとりずつてるてるぼうずが増えていくのを見ていた。
ルイはかなり考えてひとつてるてるぼうずに顔を入れた。
左眼の下に小さな点をつけたのは、ホクロだろうか。
「……お母様……」
そうぽつりと呟いたルイ。
「ルイくんは、お母様を書いたの?ルイくんと並べようね」
俺は出来上がったてるてるぼうずを吊るす順番を子供たちと決めようと言いながら、沢山のてるてるぼうずが出来上がるのを見ていた。
俺がいて、リルとレヴィ、双子、シャーラとリエラ、ルーファスさんとミトさん、ラディットさんにネイさん。
ルイとお母さん。
俺はリルを呼んでお願いを耳打ちした。
「ルイが帰る時にてるてるぼうずを持たせてあげたい」
「わかった」
「じゃあ、子供部屋にできたてるてるぼうずを持っていこうね。ルスとライはじぃじとばぁばに見てもらわなきゃね」
そういうと、らでぃとねいにもねと双子が元気よく答えた。
「手を繋いで探しておいで?」
俺はそう促すと、ルスとライはルイの手を取って部屋を出て行った。
ルスが声を上げた。
俺はシャーラと一緒に小さなリエラのてるてるぼうずを一緒に紐で繋いだ。
「リエラだよ、ルスは誰を作ったの?」
ルスはてるてるぼうずに顔を書き込んでいる。
「ライ、だよ」
ちゃんと目はライの色をしているのを見て、俺はにこにこと笑う。
「ライもかけたよ、ルスをかいたの」
ライも可愛くルスの顔を書いている。
「上手だね。ルイ、これはルイだよ?似てるかな?」
手が止まってしまっていたルイにそっとひとつのてるてるぼうずを差し出した。
ルイの特徴的な水色の髪を書いてみた。
「わぁ!」
ルイは嬉しそうに手を叩く。
「ルイくんも誰かを無理に作らなくてもいいからね?好きなように書いてみて」
「ありがとうございます」
ペンを握るルイを見ながら、俺は満足そうにてるてるぼうずを見ているとリルとレヴィが戻ってきた。
その手には雨傘の骨だけ残ったような、洗濯物を干すような中心から四方に伸びる針金にてるてるぼうずを掛けられるようなものができていた。
「わぁ、凄いねふたりともありがとう」
俺は軒下など無いからどうしようかと思い、シャーラの枝にさげさせてもらおうかとも思っていたのだ。
「こんなのでいいかわかんねぇけど」
「大丈夫だよ、子供たちの部屋に置こうかなと思ってるから……尖った所が無ければ良いかなって」
「吊り下げるのはどうする?」
「クローゼットを開け放って、服を掛けてるバーに下げればいいかなって……」
俺がどうしたいか話すと、すぐさま伴侶たちは動いてくれる。
有難いとしか言いようがないため、俺は俺のできることをする。
真剣にてるてるぼうずを作る子供たちを手伝いながら、ひとりずつてるてるぼうずが増えていくのを見ていた。
ルイはかなり考えてひとつてるてるぼうずに顔を入れた。
左眼の下に小さな点をつけたのは、ホクロだろうか。
「……お母様……」
そうぽつりと呟いたルイ。
「ルイくんは、お母様を書いたの?ルイくんと並べようね」
俺は出来上がったてるてるぼうずを吊るす順番を子供たちと決めようと言いながら、沢山のてるてるぼうずが出来上がるのを見ていた。
俺がいて、リルとレヴィ、双子、シャーラとリエラ、ルーファスさんとミトさん、ラディットさんにネイさん。
ルイとお母さん。
俺はリルを呼んでお願いを耳打ちした。
「ルイが帰る時にてるてるぼうずを持たせてあげたい」
「わかった」
「じゃあ、子供部屋にできたてるてるぼうずを持っていこうね。ルスとライはじぃじとばぁばに見てもらわなきゃね」
そういうと、らでぃとねいにもねと双子が元気よく答えた。
「手を繋いで探しておいで?」
俺はそう促すと、ルスとライはルイの手を取って部屋を出て行った。
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