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本編
647話
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「これでいいかな」
俺は2人のブラッシングを終えると、二人はウトウトとしていた。
リルもレヴィも香箱座りと呼ばれる手を内側に入れた伏せをする体制だ。
だけど、猫のように危険を察知して直ぐに行動できるからではなく、背中を特に念入りにブラシを入れて欲しいからで。
「ベッドに行かないと身体痛くなるよ?」
そう声を掛けても二人は微睡んでいるのか、動かずに俺はリルをゆり動かして漸くリルは片目を開けて俺を見た。
『大丈夫だ、リクトも一緒に寝るんだろ?来いよ』
ごろりとリルはお腹を出して来い来いと前足で俺を呼ぶ。
「背中、痛くなっちゃう」
『大丈夫だろ。俺が下になってやる。レヴィもいるしな』
「待って……毛布持ってくる……」
二人に挟まれて眠るのは好きだけれど、流石にちょっと夜は冷えるのだ。
『おぅ』
「まだ寝るにはちょっと早い時間なんだけど……リルは寝てもいいからね?」
リルの眉間の辺りにキスをすると、俺は立ち上がり寝台の上の上から毛布を引きずり下ろす。
「レヴィももうちょっとこっちに来てね」
ウトウトしているレヴィを動かそうとするが、動く気配はなくリルがしかたないなと動いてレヴィとくっつくようにする。
『ほら、リクト……こいよ』
グルゥとリルが喉を鳴らしながら俺を呼び、俺は毛布を手にしながらリルとレヴィの間に納まった。
そっと、レヴィを起こさないようにと思っていたが、レヴィの腕がそっと俺を抱き寄せる。
「起きて、たの?」
『いま、起きた……が』
「そっか。寒くない?」
『大丈夫だ』
「リルは?」
『大丈夫だぜ?リクトも寒くねぇようにな』
二人に包まれるようにして身体を埋めると、ふわりと鼻腔をくすぐる石鹸の香り。
「ありがとう……リルもレヴィもおやすみなさい」
ふわふわな毛並みに触れながら俺は目を閉じた。
『リクトも疲れてんだな……』
『あぁ、俺らで何か代われることがあればいいんだが』
そんな二人の会話が聞こえた気がした。
チュッと頬に触れた冷たいのは二人の鼻先だろうか。
俺はそんなことを感じながら眠りに落ちた。
俺は2人のブラッシングを終えると、二人はウトウトとしていた。
リルもレヴィも香箱座りと呼ばれる手を内側に入れた伏せをする体制だ。
だけど、猫のように危険を察知して直ぐに行動できるからではなく、背中を特に念入りにブラシを入れて欲しいからで。
「ベッドに行かないと身体痛くなるよ?」
そう声を掛けても二人は微睡んでいるのか、動かずに俺はリルをゆり動かして漸くリルは片目を開けて俺を見た。
『大丈夫だ、リクトも一緒に寝るんだろ?来いよ』
ごろりとリルはお腹を出して来い来いと前足で俺を呼ぶ。
「背中、痛くなっちゃう」
『大丈夫だろ。俺が下になってやる。レヴィもいるしな』
「待って……毛布持ってくる……」
二人に挟まれて眠るのは好きだけれど、流石にちょっと夜は冷えるのだ。
『おぅ』
「まだ寝るにはちょっと早い時間なんだけど……リルは寝てもいいからね?」
リルの眉間の辺りにキスをすると、俺は立ち上がり寝台の上の上から毛布を引きずり下ろす。
「レヴィももうちょっとこっちに来てね」
ウトウトしているレヴィを動かそうとするが、動く気配はなくリルがしかたないなと動いてレヴィとくっつくようにする。
『ほら、リクト……こいよ』
グルゥとリルが喉を鳴らしながら俺を呼び、俺は毛布を手にしながらリルとレヴィの間に納まった。
そっと、レヴィを起こさないようにと思っていたが、レヴィの腕がそっと俺を抱き寄せる。
「起きて、たの?」
『いま、起きた……が』
「そっか。寒くない?」
『大丈夫だ』
「リルは?」
『大丈夫だぜ?リクトも寒くねぇようにな』
二人に包まれるようにして身体を埋めると、ふわりと鼻腔をくすぐる石鹸の香り。
「ありがとう……リルもレヴィもおやすみなさい」
ふわふわな毛並みに触れながら俺は目を閉じた。
『リクトも疲れてんだな……』
『あぁ、俺らで何か代われることがあればいいんだが』
そんな二人の会話が聞こえた気がした。
チュッと頬に触れた冷たいのは二人の鼻先だろうか。
俺はそんなことを感じながら眠りに落ちた。
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