恋は一途に、彼は全盲

めでんノベルチーム

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本作品

告白。潤の気持ち、亜衣の気持ち

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潤の目を治せるくらいの募金がようやく集まった。
親父「そうか、集まったか。じゃ行くか」
亜衣の家族は大事な話をするため、潤の家へ向かった。
潤の両親の前で亜衣の父親がこう言った。
「6年前の事故は本当に申し訳ありませんでした。今日は潤くんとうちの娘のことについて、真剣しんけんに話をしたくて来ました。実はうちの娘が高岡さんの息子さんの潤くんのことが好きになって愛してしまった、結婚まで考えているとの相談を受け話にきた次第しだいです。潤くんはうちの娘のことをどう思っているのですか?正直に気持ちを聞かせてください。」

潤の父親が、「潤、お前の気持ちを正直に言ってみろ」と言い、潤が話しだした。

潤「俺も亜衣さんのことが好きだ!小さい時から結婚するなら亜衣さんしかいないと思っている、こんな目も見えない俺だけど亜衣さん、よければ結婚してください!」

潤は亜衣を見つめてハッキリとした口調で言った。亜衣は目にいっぱい涙をためて、返事をした。

亜衣「はい、私こそよろしくお願いします!」

さらに亜衣は続ける。

亜衣「潤の目が治せるかもしれないの、実は潤にだまって募金活動をここ1年くらい間やっていたの。そしてその募金が潤の目を治せるくらいの額が集まったから、それもあって今日両親と潤に会いに来たの。このお金で潤、目を治して?ね、お願い・・・。」

潤は嬉しかった。この会えなかった1年くらいの間にこんなにも俺のことを思って亜衣は動いてくれてたのか・・・と。やっぱり結婚するのが亜衣で間違いないと確信かくしんしたと同時に亜衣の気持ちにこたえようと思い潤は感謝した。

潤「・・・わかった。ありがとう亜衣・・・!」

みんなの気持ちを無駄むだには出来ないので、亜衣の募金活動で集まったお金で病院に行き、手術して目を治す決意をかためた。

そこから数日後のある日、亜衣に思わぬ話が舞い込むのであった。
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