シロキ轍

kon
この世界では誰もが糸をつけている。

 その糸は黒色で小指に巻きついている。外そうとしても取れない。糸の先は切れている。人によって長さが違う。といった特徴がある。

 誰もこの糸を気に留めずすごしているが主人公のユウは、生まれつきこの糸を恐ろしいと思っていた。
なぜ恐怖を抱くのかわからない。しかし糸のことを考えると動悸が激しくなり寒気におそわれる。

 そんなユウはある日、真っ白な糸がついている少女と出会う。

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