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新しい生活
40 Dinner *千裕視点
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夜のアルミチャックキッチンはカフェ&バー仕様だ。メニューもカクテルやつまみ料理が多い。
「ランド以来ですね」
テーブルに向かい合って座り、小紅さんと久々の再会を喜んだ。
「しばらくインスタの更新なかったから心配してたんだけど、元気そうでよかった」
「仕事が忙しくて。小紅さんは少しお疲れ気味のようですね。何飲みます?」
「じゃあ……」
一緒にメニューを見ながら、すかさずやってきた店員へ注文を伝える。
二人とも夕飯がまだだったから、ドリンクを選んだ後はあれもこれもおいしそうと料理を頼んでしまった。
「食べ切れるかな……」
「なんとかなりますよ」
結果から言うと、腹がはちきれそうになった。
デザートを頼む余裕もなく、食後のコーヒーを飲みながら腹ごなしの雑談を楽しむ。
はじめは近況の話だったが、やがて大慈さんの話に変わっていく。小紅さんの日常によく登場する人物であり、共通の知人である以上そうなるのは自然な流れだ。
けれど恣意的な誘導も感じてしまう。受け身でいる必要もないと思い、こちらからたずねる。
「それで、本題はなんですか? 僕に話があって連絡をしてきたんでしょう?」
すると小紅さんは笑い、降参のポーズを作った。
「杜上さんには正直でいたほうがいいね」
「大慈さんのことなんでしょうけれど、ないと思いますよ。力になれること」
僕は、彼から逃げた。
執着があるDomは影響を与えすぎる。そばにいるのは彼のためにならない。
大慈さんは賢いから、遅かれ早かれそれを悟る。いや、とうに悟っていたかもしれない。きっかけがなくて言わなかっただけだ。
必要ないと突き放されるのが怖くて、聞き分けの良い大人のふりをしてしまった。見せかけだけ綺麗に整え、無責任な別れ方をしてしまったのだ。
彼はあきれているに違いない。
あれから連絡もないし、無沙汰は無事の便りと信じる以外にできることはない。
「どうかなぁ」
小紅さんは本題に移るのをまだ様子見しているようだった。おそらく僕の使い道を見極めようとしている。
パレードランドでも思ったが、彼は誰よりも扱いやすそうな顔をして、誰よりも食えない男だ。
大慈さんにとって良き同僚なのか気になっていた。
「小紅さんは、なぜ大慈さんにこだわるんですか?」
「んー……? プロヴィデーレで生き抜くためのぼくの装備だから。近ごろはメンテナンスが必要そうでさ」
そう言って笑う様子は、意外なことに照れ隠しに見えた。
翻訳すると『友達だから、助けたい』なのかもしれない。
大慈さんも友人を友人と言わないタイプだし、ともすればお似合いの似た者同士だ。
「……小紅さんって、大慈さんといるとき以外は『ぼく』なんですね」
「仕事するときは『私』って言うよ。そういうものでしょ?」
「器用なことだと思いますよ。あなたと大慈さんが仲良しということも伝わってきました」
「それって皮肉?」
「いえいえ」
濁してみれば、小紅さんはむしろ楽しそうだった。どこか懐かしげな顔をしている。──彼の一人称の「ぼくサマ」はどう考えても「おーじサマ」に対応したユーモアだ。「おーじサマ」の呼び名には多少のからかいを感じる。いまの彼が懐かしそうに笑っているのも、当時の皮肉的な呼称が友好の証になるまでのことを思い出しているからかもしれない。
わずかでも警戒して来たのは失礼だったな、と考えを改めた。少なくともいまの彼は大慈さんの敵ではなさそうだ。
「いま、ぼくのこと値踏みしたでしょ」
「そんなまさか」
「おーじサマのこと心配なんだね。やっぱり、あの人には杜上さんがついてるほうがいいと思う」
そんなふうに言うということは、なにかあったのだろうか。
だからといって僕の考えは変わらない。いまさら僕にできることなど。
「彼はいま、性格の悪いやつにいじめ……ううん、杜上さんにはこっちのが効くか。ぼく、すっごく男グセ悪いヤツをおーじサマに紹介しちゃった」
ピキ。
「一回つっぱねたみたいだけど、最近はちょくちょく会ってるみたい。相手のほうがね、おーじサマのこと気に入ったみたいでオトしにかかってて、手が早いから、もうどこまで進んだのか……」
ピキピキ。
普段通りの態度を装っているつもりだが、自分の額に青筋が浮かぶのがわかる。
誰だ、僕の大慈さんにちょっかいをかけてる男は。ちゃんと幸せにする覚悟はあるのか。
「同じSwitchだからメンター適性があるし、リバだから相性的にはいいかもしれないけど……悪いエッチたくさん知ってるし、情操教育には良くな──」
「すみません。大慈さんが納得しているなら、僕たちが干渉することではないのでは?」
これ以上聞きたくなくて、話をさえぎった。
小紅さんはめげずに『心配性の良き隣人』を演じ続ける。大袈裟なセリフ回しだった。
「ぼくは誰のことだか知らないけど、いつも夜になるとスマホ見てさ、前に好きだった人のこと忘れられないみたい。なのに心の寂しさにつけ入って寝取ろうとしてる男に揺れてるの、見てられないよ」
「……なるほど、前に好きだった人が誰かはわからないけど、大慈さんが血迷った判断をしないよう、元主治医であり友人の僕に介入してほしいと」
「そ~だよ~」
あまりの白々しい返事に椅子から落ちそうだった。
ここまでくると、改めて小紅さんの本意が謎だ。本気で大慈さんの恋の行方に感心があるとは思えない。別の問題を解決させるために僕を彼に引き合わせたがっているように見える。
……なんにせよ、小紅さんが大慈さんを助けようとしていて、そうまでしないといけないほど大慈さんがピンチだということ。
「ですが、大慈さんなら大丈夫ですよ。連絡がないのは僕を必要だと思ってないってことです。余計なことをするつもりはありません」
一度は介入したが、やはり彼は強い人だ。時間さえあれば自分の力でなんだって乗り越えられる。
守ってあげなきゃいけないなんて思われるのは、彼が一番嫌うだろう。
小紅さんは椅子の背もたれに体重を預け、天井を見る。少し考えるそぶりをした後、お手上げとばかりに言葉をこぼす。
「うーん、手強いな」
「惜しかったですね」
その言い寄っている男がマトモかは気になるが。
こうやって彼への執着が自分の中で顔を出すほど 、Domとしても愛さずにはいられないことを自覚する。
幸せに生きてほしいと思う以上に、幸せにしたいと思う。強引にCollarを着けることしかできなかった僕がそんなことを考えてはいけない。
「でも、僕の食事のお誘いに乗るくらいにはおーじサマへの接点に飢えてる。未練がないわけじゃないんだよね」
「そう……ですね。その通りです。正直、別れたことをずっと後悔しています」
「あれ、二人がそういう関係だったの隠さないんだ」
「もうお見通しでしょう?」
「まーね」
「自分に社会的な責任がなければ……とよく考えます」
「なにどゆこと? 誘拐とか監禁とかしたいってこと?」
「ありていに言えば、そう」
「てっきり、おーじサマのほうがこじらせてるんだと思ってたんだけど……読み違えたかも」
「ふふふ、人間はそう単純じゃありませんよ」
大慈さんのことを考えなかった日はない。
いつまで経っても諦められないなら、忘れる努力より自分から行動する努力をするときなのかもしれない。けれども……。そんな悩みを毎日ループさせている。
「よし」
小紅さんがテーブルのメニュー表を開いた。
「また何か頼むんですか?」
「お酒。杜上さんも選んでよ。──こっからは二次会ね。恋バナしよ? おーじサマのどこが好きなのか知りたいな」
いやいやいや、僕はそんな……惚気なんて……。そう遠慮した記憶はあるが、その先は饒舌になりすぎて何を話したのかあまり覚えていない。
彼が聞き上手なおかげで長いこと話し込んでしまい、解散するころにはずいぶん遅い時間になっていた。酔いもすっかり覚めている。
タクシーに乗る小紅さんを見送った後は、夜風が気持ち良いので歩いて帰ることにする。
「ランド以来ですね」
テーブルに向かい合って座り、小紅さんと久々の再会を喜んだ。
「しばらくインスタの更新なかったから心配してたんだけど、元気そうでよかった」
「仕事が忙しくて。小紅さんは少しお疲れ気味のようですね。何飲みます?」
「じゃあ……」
一緒にメニューを見ながら、すかさずやってきた店員へ注文を伝える。
二人とも夕飯がまだだったから、ドリンクを選んだ後はあれもこれもおいしそうと料理を頼んでしまった。
「食べ切れるかな……」
「なんとかなりますよ」
結果から言うと、腹がはちきれそうになった。
デザートを頼む余裕もなく、食後のコーヒーを飲みながら腹ごなしの雑談を楽しむ。
はじめは近況の話だったが、やがて大慈さんの話に変わっていく。小紅さんの日常によく登場する人物であり、共通の知人である以上そうなるのは自然な流れだ。
けれど恣意的な誘導も感じてしまう。受け身でいる必要もないと思い、こちらからたずねる。
「それで、本題はなんですか? 僕に話があって連絡をしてきたんでしょう?」
すると小紅さんは笑い、降参のポーズを作った。
「杜上さんには正直でいたほうがいいね」
「大慈さんのことなんでしょうけれど、ないと思いますよ。力になれること」
僕は、彼から逃げた。
執着があるDomは影響を与えすぎる。そばにいるのは彼のためにならない。
大慈さんは賢いから、遅かれ早かれそれを悟る。いや、とうに悟っていたかもしれない。きっかけがなくて言わなかっただけだ。
必要ないと突き放されるのが怖くて、聞き分けの良い大人のふりをしてしまった。見せかけだけ綺麗に整え、無責任な別れ方をしてしまったのだ。
彼はあきれているに違いない。
あれから連絡もないし、無沙汰は無事の便りと信じる以外にできることはない。
「どうかなぁ」
小紅さんは本題に移るのをまだ様子見しているようだった。おそらく僕の使い道を見極めようとしている。
パレードランドでも思ったが、彼は誰よりも扱いやすそうな顔をして、誰よりも食えない男だ。
大慈さんにとって良き同僚なのか気になっていた。
「小紅さんは、なぜ大慈さんにこだわるんですか?」
「んー……? プロヴィデーレで生き抜くためのぼくの装備だから。近ごろはメンテナンスが必要そうでさ」
そう言って笑う様子は、意外なことに照れ隠しに見えた。
翻訳すると『友達だから、助けたい』なのかもしれない。
大慈さんも友人を友人と言わないタイプだし、ともすればお似合いの似た者同士だ。
「……小紅さんって、大慈さんといるとき以外は『ぼく』なんですね」
「仕事するときは『私』って言うよ。そういうものでしょ?」
「器用なことだと思いますよ。あなたと大慈さんが仲良しということも伝わってきました」
「それって皮肉?」
「いえいえ」
濁してみれば、小紅さんはむしろ楽しそうだった。どこか懐かしげな顔をしている。──彼の一人称の「ぼくサマ」はどう考えても「おーじサマ」に対応したユーモアだ。「おーじサマ」の呼び名には多少のからかいを感じる。いまの彼が懐かしそうに笑っているのも、当時の皮肉的な呼称が友好の証になるまでのことを思い出しているからかもしれない。
わずかでも警戒して来たのは失礼だったな、と考えを改めた。少なくともいまの彼は大慈さんの敵ではなさそうだ。
「いま、ぼくのこと値踏みしたでしょ」
「そんなまさか」
「おーじサマのこと心配なんだね。やっぱり、あの人には杜上さんがついてるほうがいいと思う」
そんなふうに言うということは、なにかあったのだろうか。
だからといって僕の考えは変わらない。いまさら僕にできることなど。
「彼はいま、性格の悪いやつにいじめ……ううん、杜上さんにはこっちのが効くか。ぼく、すっごく男グセ悪いヤツをおーじサマに紹介しちゃった」
ピキ。
「一回つっぱねたみたいだけど、最近はちょくちょく会ってるみたい。相手のほうがね、おーじサマのこと気に入ったみたいでオトしにかかってて、手が早いから、もうどこまで進んだのか……」
ピキピキ。
普段通りの態度を装っているつもりだが、自分の額に青筋が浮かぶのがわかる。
誰だ、僕の大慈さんにちょっかいをかけてる男は。ちゃんと幸せにする覚悟はあるのか。
「同じSwitchだからメンター適性があるし、リバだから相性的にはいいかもしれないけど……悪いエッチたくさん知ってるし、情操教育には良くな──」
「すみません。大慈さんが納得しているなら、僕たちが干渉することではないのでは?」
これ以上聞きたくなくて、話をさえぎった。
小紅さんはめげずに『心配性の良き隣人』を演じ続ける。大袈裟なセリフ回しだった。
「ぼくは誰のことだか知らないけど、いつも夜になるとスマホ見てさ、前に好きだった人のこと忘れられないみたい。なのに心の寂しさにつけ入って寝取ろうとしてる男に揺れてるの、見てられないよ」
「……なるほど、前に好きだった人が誰かはわからないけど、大慈さんが血迷った判断をしないよう、元主治医であり友人の僕に介入してほしいと」
「そ~だよ~」
あまりの白々しい返事に椅子から落ちそうだった。
ここまでくると、改めて小紅さんの本意が謎だ。本気で大慈さんの恋の行方に感心があるとは思えない。別の問題を解決させるために僕を彼に引き合わせたがっているように見える。
……なんにせよ、小紅さんが大慈さんを助けようとしていて、そうまでしないといけないほど大慈さんがピンチだということ。
「ですが、大慈さんなら大丈夫ですよ。連絡がないのは僕を必要だと思ってないってことです。余計なことをするつもりはありません」
一度は介入したが、やはり彼は強い人だ。時間さえあれば自分の力でなんだって乗り越えられる。
守ってあげなきゃいけないなんて思われるのは、彼が一番嫌うだろう。
小紅さんは椅子の背もたれに体重を預け、天井を見る。少し考えるそぶりをした後、お手上げとばかりに言葉をこぼす。
「うーん、手強いな」
「惜しかったですね」
その言い寄っている男がマトモかは気になるが。
こうやって彼への執着が自分の中で顔を出すほど 、Domとしても愛さずにはいられないことを自覚する。
幸せに生きてほしいと思う以上に、幸せにしたいと思う。強引にCollarを着けることしかできなかった僕がそんなことを考えてはいけない。
「でも、僕の食事のお誘いに乗るくらいにはおーじサマへの接点に飢えてる。未練がないわけじゃないんだよね」
「そう……ですね。その通りです。正直、別れたことをずっと後悔しています」
「あれ、二人がそういう関係だったの隠さないんだ」
「もうお見通しでしょう?」
「まーね」
「自分に社会的な責任がなければ……とよく考えます」
「なにどゆこと? 誘拐とか監禁とかしたいってこと?」
「ありていに言えば、そう」
「てっきり、おーじサマのほうがこじらせてるんだと思ってたんだけど……読み違えたかも」
「ふふふ、人間はそう単純じゃありませんよ」
大慈さんのことを考えなかった日はない。
いつまで経っても諦められないなら、忘れる努力より自分から行動する努力をするときなのかもしれない。けれども……。そんな悩みを毎日ループさせている。
「よし」
小紅さんがテーブルのメニュー表を開いた。
「また何か頼むんですか?」
「お酒。杜上さんも選んでよ。──こっからは二次会ね。恋バナしよ? おーじサマのどこが好きなのか知りたいな」
いやいやいや、僕はそんな……惚気なんて……。そう遠慮した記憶はあるが、その先は饒舌になりすぎて何を話したのかあまり覚えていない。
彼が聞き上手なおかげで長いこと話し込んでしまい、解散するころにはずいぶん遅い時間になっていた。酔いもすっかり覚めている。
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