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第1章
幕間7 ある襲撃者たちと……①
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少女は突然体を仰け反らせたかと思うと、やがてビクビクと痙攣し始める。その身から力が抜け落ち、だらりと両手を垂れ下がらせる。
「……やれやれ、誤算でしたね。まぁ、勇者の手の者にしては乱暴だと思っていましたが……まさか、全く関係のない冒険者が乗り込んできて、全て台無しにしてしまうとは」
そして彼女の背から不意に聞こえてきた声は……それまで黙っていた、領主のものだった。
侍女が抗議に身を乗り出していたため、領主は自然、その背後に回る形になっていた。そこからいつの間にか腕を伸ばし、鋭く尖った爪を、侍女の首筋に突き付けている。
目の前の少女に気を取られ、しばし警戒が薄くなっていたのは確かだが……
「りょ……りょう、しゅ……さ、ま……?」
身動きが取れないのか、侍女は相当に苦労して顔を背後の領主に向け、視線を合わせる。が……
束の間、別人かと見紛う。
顔形は変わらぬはずだが、先ほどまでの、警戒し、しかし動揺を見せぬよう気を張っていた様子は、まるで感じられなくなっていた。
「他者から疑いを突き付けられると、偽らせた認識に齟齬が生じてしまうようですね。勉強になりましたよ、エイミさん」
「あ……ア……?」
侍女――エイミというらしい――の瞳はもはや虚ろに曇り、半開きになった口の端からは涎がこぼれ落ちる。
少女らしく若々しかった肌は徐々に青ざめ、しかしそれとは対照的に浮き上がった血管が、ドクドクと脈打っている。
なんだ、これは……なにが起きている……?
「認識を偽らせる、だと……? なんらかの魔術か?」
「これは加護。悪神、〈不義に誘う者〉プセマより与えられし力、〈偽爪〉。とはいえ、魔術とそこまで大きな違いは……あぁ、動かないでくださいね。穢れを忌み嫌う貴方がたは、死体を増やすような事態は避けたいでしょう?」
ちっ……人質のつもりか。見知ったばかりの少女など、捨て置いても構わんと言えば構わんのだが、それをした場合……ジャイールのことを笑えんな。どうにも、リュイス嬢の顔がちらついてしまう。
しかし、悪神とは……? 加護というからには、神の一柱なのか? いや、今は脇に置いておこう。
「察するに、労働力としてその少女を屋敷で働かせつつ、余計なものには気づかぬよう、細工していたということか」
「ええ。領主としての責務も、貴方がたに倒された彼らの世話も、私一人でこなすのは中々の労力でしたから。エイミさんには大変お世話になりました」
「……魔物と知りながら領内に招き入れ、養っていた……その事実だけでも、王国や神殿への背信行為と捉えるに十分な材料だ。貴女は、王国に叛意を抱く不義者ということかな、領主殿? それとも……もしや、貴女自身も――」
「――魔物である、と? ふ、ふふ……」
領主は――領主に成りすましていた女は、そこで初めてかすかな笑みを浮かべた。その身から、おそらく今までは潜めていた魔力が――穢れが、静かに立ち昇る。
「知能の低い彼らと同一に見られるのは、いささか不本意ですね。もちろん、貴方がたのようなアスタリアの眷属と見られるのも、同様に」
街で得た噂。衛兵の正体。屋敷に溢れる魔物。
それらすべてが領主の企てとするなら、方法や動機、損得の面で、腑に落ちないところがあった。
王国に――アスタリアから主権を賜った王国に帰属し、その領土を治める者が、あろうことか魔物に加担する……それは王家だけではなく、神殿さえ敵に回す行為であり、信仰に背く悪徳だ。
オレのような下層の住人でもそれが頭に浮かぶ程度には、神殿の教え、そして組織としての影響力は広く知られている。貴族であれば、なおのこと詳細に知っているはずだ。
仮になんらかの欲に溺れ、画策する者がいたとしても、多くの場合実行するまでには至らない。割に合わないからだ。
ならば先刻の衛兵のように人間ではない、と仮定すると……今度は、それを企てる知恵があるのか、という疑問が浮かぶ。
多くの魔物の知能は獣と大差がなく、もっぱら本能で暴れるしかしない。ここまで流暢に人語を介していることも解せない。
そして目の前の何者かは、そのどちらをも――女神の被造物ではなく、通常の魔物とも異なると――否定している。つまり……
「……それは、正体を欺いているそちらに非があるだろう、領主……いや、魔族殿?」
「ふふ……それもそうですね」
存外素直に肯定し、魔族の女――そう、魔族だ! ――は、おかしそうに笑う。
数百年パルティールには現れていないとされる存在との邂逅。それにある種の感慨を抱いていたオレの耳に、しかし横からがさつな疑問の声が浴びせられた。
「はぁ? 魔族だぁ? この姉ちゃんがか? けどお前、魔族つったら――」
「……あぁ、そうだ。過去の王都襲撃以降、この国に魔族が現れた記録は、無いと聞いている」
返答はもちろんジャイールに向けてのものだったが、言葉を返してきたのは領主に化けた女のほうだった。
「ええ。当時は縮小していた結界も、今はまた広がってしまいましたからね。もはや同胞の多くは、この地に近づくことも叶いません」
「……結界だと? 伝承を耳にしたことぐらいはあるが……魔族は姿を現さないのではなく、現わせない、と? ……ならば、なぜ……」
「私は、だからこそ通り抜けられたのですけどね」
わずかに、自嘲するような呟き。しかしその意味までは分からない。
「さて。知られてしまったからには、貴方がたを始末してここを引き払うしかありませんね。結構な手間をかけていたので、残念ではありますが」
「素直に逃がすとでも?」
「逃がさないのは、こちらのほうです。吹聴されては、今後が面倒ですから。見たところ、どちらも大した魔力は持たないようですし、まぁ、問題ないでしょう」
「(……ここまでの時間だけで、こちらの魔力を見極めたのか。他種族より魔覚に優れているというのは本当らしいな)」
だとしても侮られたものだ。まぁ、魔力に乏しいのはその通りだが。
「それにエイミさんも……そろそろ、準備が整ったようです」
その言葉に、意識を魔族から侍女のほうに戻す。
エイミ嬢の外見は、大きくは変わっていない。
だが、色を失くした肌は死人のように白くなり、その表面を枝分かれした血管が不気味に蠢いている。先程まで怒りを露わにしていた顔はなんの感情も映さず、虚ろに光る瞳も焦点が定まらない。赤く色づいた髪だけが変わらない。
「これも、〈偽爪〉の力ですよ。表の彼らが、なぜ人間の姿形を真似ていたと思いますか?」
衛兵が人間に化けていたのは、こいつの加護とやらの仕業か……!
「エイミさんにはよく働いてもらいましたし、容姿も好ましくて気に入っているんです。見た目は極力変えず、偽りの力だけを与えたのですが……いい出来でしょう?」
「……どうやら美醜については、趣味が合わないようだな。オレには先刻までの健康的な彼女のほうが好ましく思えるよ」
「ふふ、それは残念です」
会話を続けながら、一瞬だけ目線をジャイールに送る。いつでも仕掛けられるよう備えろと。
「そこまで気に入りながら、よく今まで手を出さずにいたものだ。魔族は本能に忠実だと聞いていたが」
「そういう同胞が多いのも……まぁ、否定はしませんが。私は、予定通りに事を進める過程や、そこに至るまでの〝空腹〟も、嫌いではありませんから」
「……趣味嗜好が個体によって異なるのは、人間と変わらぬわけか」
「そんなところですね。……さて、貴方とのお喋りもなかなか愉快でしたが、そろそろお暇させてもらいましょう。さあ、エイミさん。お好きなように暴れてください。貴女が望むまま、偽りの本能が命ずるままに」
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そして彼女の背から不意に聞こえてきた声は……それまで黙っていた、領主のものだった。
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身動きが取れないのか、侍女は相当に苦労して顔を背後の領主に向け、視線を合わせる。が……
束の間、別人かと見紛う。
顔形は変わらぬはずだが、先ほどまでの、警戒し、しかし動揺を見せぬよう気を張っていた様子は、まるで感じられなくなっていた。
「他者から疑いを突き付けられると、偽らせた認識に齟齬が生じてしまうようですね。勉強になりましたよ、エイミさん」
「あ……ア……?」
侍女――エイミというらしい――の瞳はもはや虚ろに曇り、半開きになった口の端からは涎がこぼれ落ちる。
少女らしく若々しかった肌は徐々に青ざめ、しかしそれとは対照的に浮き上がった血管が、ドクドクと脈打っている。
なんだ、これは……なにが起きている……?
「認識を偽らせる、だと……? なんらかの魔術か?」
「これは加護。悪神、〈不義に誘う者〉プセマより与えられし力、〈偽爪〉。とはいえ、魔術とそこまで大きな違いは……あぁ、動かないでくださいね。穢れを忌み嫌う貴方がたは、死体を増やすような事態は避けたいでしょう?」
ちっ……人質のつもりか。見知ったばかりの少女など、捨て置いても構わんと言えば構わんのだが、それをした場合……ジャイールのことを笑えんな。どうにも、リュイス嬢の顔がちらついてしまう。
しかし、悪神とは……? 加護というからには、神の一柱なのか? いや、今は脇に置いておこう。
「察するに、労働力としてその少女を屋敷で働かせつつ、余計なものには気づかぬよう、細工していたということか」
「ええ。領主としての責務も、貴方がたに倒された彼らの世話も、私一人でこなすのは中々の労力でしたから。エイミさんには大変お世話になりました」
「……魔物と知りながら領内に招き入れ、養っていた……その事実だけでも、王国や神殿への背信行為と捉えるに十分な材料だ。貴女は、王国に叛意を抱く不義者ということかな、領主殿? それとも……もしや、貴女自身も――」
「――魔物である、と? ふ、ふふ……」
領主は――領主に成りすましていた女は、そこで初めてかすかな笑みを浮かべた。その身から、おそらく今までは潜めていた魔力が――穢れが、静かに立ち昇る。
「知能の低い彼らと同一に見られるのは、いささか不本意ですね。もちろん、貴方がたのようなアスタリアの眷属と見られるのも、同様に」
街で得た噂。衛兵の正体。屋敷に溢れる魔物。
それらすべてが領主の企てとするなら、方法や動機、損得の面で、腑に落ちないところがあった。
王国に――アスタリアから主権を賜った王国に帰属し、その領土を治める者が、あろうことか魔物に加担する……それは王家だけではなく、神殿さえ敵に回す行為であり、信仰に背く悪徳だ。
オレのような下層の住人でもそれが頭に浮かぶ程度には、神殿の教え、そして組織としての影響力は広く知られている。貴族であれば、なおのこと詳細に知っているはずだ。
仮になんらかの欲に溺れ、画策する者がいたとしても、多くの場合実行するまでには至らない。割に合わないからだ。
ならば先刻の衛兵のように人間ではない、と仮定すると……今度は、それを企てる知恵があるのか、という疑問が浮かぶ。
多くの魔物の知能は獣と大差がなく、もっぱら本能で暴れるしかしない。ここまで流暢に人語を介していることも解せない。
そして目の前の何者かは、そのどちらをも――女神の被造物ではなく、通常の魔物とも異なると――否定している。つまり……
「……それは、正体を欺いているそちらに非があるだろう、領主……いや、魔族殿?」
「ふふ……それもそうですね」
存外素直に肯定し、魔族の女――そう、魔族だ! ――は、おかしそうに笑う。
数百年パルティールには現れていないとされる存在との邂逅。それにある種の感慨を抱いていたオレの耳に、しかし横からがさつな疑問の声が浴びせられた。
「はぁ? 魔族だぁ? この姉ちゃんがか? けどお前、魔族つったら――」
「……あぁ、そうだ。過去の王都襲撃以降、この国に魔族が現れた記録は、無いと聞いている」
返答はもちろんジャイールに向けてのものだったが、言葉を返してきたのは領主に化けた女のほうだった。
「ええ。当時は縮小していた結界も、今はまた広がってしまいましたからね。もはや同胞の多くは、この地に近づくことも叶いません」
「……結界だと? 伝承を耳にしたことぐらいはあるが……魔族は姿を現さないのではなく、現わせない、と? ……ならば、なぜ……」
「私は、だからこそ通り抜けられたのですけどね」
わずかに、自嘲するような呟き。しかしその意味までは分からない。
「さて。知られてしまったからには、貴方がたを始末してここを引き払うしかありませんね。結構な手間をかけていたので、残念ではありますが」
「素直に逃がすとでも?」
「逃がさないのは、こちらのほうです。吹聴されては、今後が面倒ですから。見たところ、どちらも大した魔力は持たないようですし、まぁ、問題ないでしょう」
「(……ここまでの時間だけで、こちらの魔力を見極めたのか。他種族より魔覚に優れているというのは本当らしいな)」
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「それにエイミさんも……そろそろ、準備が整ったようです」
その言葉に、意識を魔族から侍女のほうに戻す。
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だが、色を失くした肌は死人のように白くなり、その表面を枝分かれした血管が不気味に蠢いている。先程まで怒りを露わにしていた顔はなんの感情も映さず、虚ろに光る瞳も焦点が定まらない。赤く色づいた髪だけが変わらない。
「これも、〈偽爪〉の力ですよ。表の彼らが、なぜ人間の姿形を真似ていたと思いますか?」
衛兵が人間に化けていたのは、こいつの加護とやらの仕業か……!
「エイミさんにはよく働いてもらいましたし、容姿も好ましくて気に入っているんです。見た目は極力変えず、偽りの力だけを与えたのですが……いい出来でしょう?」
「……どうやら美醜については、趣味が合わないようだな。オレには先刻までの健康的な彼女のほうが好ましく思えるよ」
「ふふ、それは残念です」
会話を続けながら、一瞬だけ目線をジャイールに送る。いつでも仕掛けられるよう備えろと。
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