【番外編】乙女ゲームの余り物たちと結婚させられるために異世界から召喚されました【番外編】

そいみるくてぃー

文字の大きさ
9 / 17

魔法とは都合よく暴走するものです

しおりを挟む

時系列→全員結婚後。
普段はノアールとばっかりいちゃいちゃするから寝ててもらいます。男女逆転するから苦手な方はスルーしてください。














*****







「もうだめ、つかれた。ミズキ不足だけどもう寝る」

遠征に行っていたノアがちょっとちっちゃくなって帰ってきたと同時に寝室に消えた。え?いつもならぎゅーしてちゅーして一緒にベッドなのに?

「え?」

行き場をなくした両手と間抜けな顔をみてミシェルが笑ってる。

「笑い事じゃないんだけど」
「そんなに拗ねなくたっていいじゃないですか。でもあのノアールがミズキより休息を優先するなんて…ちょっと調べてみますね」

確かにちょっとおかしい。ノアのこと見下してくるやつはもういないと思ってたけどまた嫌な思いとかしちゃったかな?そうじゃないことを祈るしかないけど。

そんな祈りも空しく、翌朝目が覚めたら我が家に異変が起こった。

「ノアール!ノアールはどこだっ!?」

部屋の外で聞いたことのない人の声がする。え?誰?

「ねぇリュカ、なんな、の…」

隣で寝ているのはリュカなはず。だって夜はセックスしてそのまま裸で寝たから。なのにおかしい。だってあたしの横には胸板があるはずなのにおっぱいがある。本当に、おっぱいが。

「え?な、え?ちょ、まっ、え?…っ、きゃぁぁぁあああっ!」

声が違う。それよりも大事件だ。あたしの自慢のおっぱいがなくなって平べったくなってる。それよりも、それよりも股間にあってはならないものがぶら下がってる。そしてキャーの声もあたしの声じゃない、男だ。

「ミズキ、入りますよ」

扉を開けて入ってきたのはミシェル。あ、ミシェルはなにも変わってないと安堵したけれど

「ミズキもですか…」
「も?」
「私も性別がおかしくなってますよ。残念ながらミズキほど立派な乳房はつきませんでしたけど、男の象徴は消えました」

ミシェルもリュカと同じことになってるらしい。

「じゃあさっきの廊下の声は」
「あれはロランです。こんなことが出来るのはノアールしかいないんですが肝心の本人が」

ノアがどうしたんだろう?

「全く眠りからさめません。よほど疲れていたのか魔力が暴走、多分ろくでもない夢を見て現実の私達がこんなことになったんでしょうね。ミズキも万が一を考えてノアールが小さくなった時用の服を何枚か持ってきましたから合わせて着ましょうか」

さすがに全裸はね、ちょっと自分の目にも毒。鏡で顔みたらあたしだけど結構なイケメンだった。ちょっと満足。
しかもいつもより背あるじゃん。うれしー

「そういえばミシェルとかの下着どうしたの?」
「胸はミズキが嫌いなコルセットですよ。サイズ関係なくつけられますからね。下はいつも通りですけど」
「服はあたしのか」
「えぇ。長めのものを。それでも丈が足りないものはもう諦めて」

廊下を大声をだしながら走っていた人間のことだろう。靴は…もう考えるのはやめた。
ミシェルはコルセットで胸を抑えて、パンツの丈はすぐ自分で直したんだろうな。ここにはいないけどジョエルも多分そう。ドレス着てほしいのに。あとで選ぼう!そうしよう!

「リュカ、起きて。」
「んぅ~、まだ」
「もー、ミシェルも来てるから。ごはん食べよう?」
「…待て、お前は誰だ?知らないやつの声が…え?」

あたしと自分の変わり様に驚いたリュカを落ち着かせて朝食をとることにした。

「だからー、記念写真撮ろうって。こんなイケメンになったんだよ?残したいじゃん」
「肘」
「もー、指摘するのわかるけどレディっぽくしてっていつもあたしに言うじゃん。ジョエルもそうして」

すべてを諦めてドレスを着ているジョエルはぶっちゃけあたしよりレディだった。むしろドレスを着ている?着させられたリュカもロランもちゃんとしてた。ミシェルもドレスだったら着こなしてちゃんとレディらしくできるんだろうな。

「ミズキより余程きちんとしているつもりですよ」

その通りだからくやしい。

「でも写真はいいんじゃないか?俺もこんなにちゃんと女らしくなるとは思わなかった」
「そう?ロランちゃんとボーイッシュだよ?」
「それでもいつもとは違うから出来るなら残しておきたい」

ロランは楽しめる系

「まぁ残してもいいですけど、世間に出たら困りますよね」

そんなこと言って自分が綺麗だってわかってるジョエル。否定しないってことは残すことに異論もない寧ろ手配してくれそう。

「ですよね。私もあとでドレスを選ばないと」

着替えをしてバッチリ残してほしいのはミシェル

「でもちゃんと口が固いやつを選ばないとまずいぞ」
「「「「…」」」」
「なんだよ、なにか間違ったことでも言ったか?」

何も間違っていない。ただそこにいるとんでもない美少女に圧倒されているだけだ。お姫様だ。お姫様がいる。いつもの金髪はもっと光輝いて化粧もしていないのに完璧に整った顔。リュカが女の子だったらこんなにも完璧美女だったってことだ。完敗完敗。

「そういえばさー、」

食事も済んでお茶の時間なので気になったことをぶつけてみることにした。ちなみにノアはまだ起きてこない。

「いつもと違う体、どう?」
「どうとは?」
「お茶のおかわりはいりますか?」
「いるー。それでさ、やった?」
「なにをだ?」
「オナニー」

ロランが吹き出した。きたねぇ

「オナニーまでいかなくてもした?おっぱい揉んだり」
「胸は揉みましたよ。ミズキのものの方がいいからすぐやめましたけど」

ジョエルは素直だった。

「私もです。ささやかな大きさでしたし、着替えが優先だったので。衣装部屋でジョエルに会いましたよ」
「百合プレイした?」
「するわけないじゃないですか。唯一したことといえばコルセットを留めあったくらいです」
「あぁ。ミズキがしてほしいなら考えてもいいけれど」
「ほんと?してくれるの?」

してはくれなさそうだった。

「そもそも俺は起きたらミズキとミシェルがいた」

確かに。ちょっと確認するのに触ってはいたけれど揉んでなかった、つまんない。かわいい子ちゃんのオナニーはちょっと見たい。思考回路男みたいになってる?ウケる!

「多分処女だからツラいぞ」

ロランは指を入れるとこまではやったんだろうな、それで思ったより痛かったと。わかりやすい男だ。今は女の子?

「やだぁロランちゃん、あたしに頼んでくれたらよかったのに」
「ちゃん付けで呼ぶな」
「だってー、一番おっぱい大きいじゃん。あたしうまく出来そうな気するんだよね」
「絶対にやだ」
「じゃあ後輩君とかに頼んでロランちゃんの処女もらってもらう?絶対あたしの方がいいって。ね、みんなもそう思うでしょ?」

ロラン以外の3人はなんとも言えない表情を浮かべるだけだった。いやなの?だって愛し合って夫婦になってるのに?え?ひどくない?

「それなら誰があたしの童貞もらってくれるの?4人一気に相手できるほど竿もなければ手すら足りないんだけど」
「童貞捨てる前に元に戻れるだろ?」
「戻れなかったら?あたし謎の貴公子として夜会を騒がせてみようかな。みんなを侍らせてハーレム状態で」
「それこそ貴公子じゃなくて異国から来た男娼でしかないだろ…」

リュカもロランも面白味がない。絶対セックスするならどっちかの処女からもらってやる。

「でもさー、実はあたしもまだオナニーすらしてないんだよね」

4人とも驚いていたけど、マジなんだって。起きたらびっくりして悲鳴になってミシェルが来て着替えてごはんだからおちんちん触ってる暇もなかったわけ。特に興奮するようなことも起きてないし、新たにぶら下がったご子息はうんともすんともいわない。

「誰か可愛くおしゃぶりでもしてくれたら元気になるかも。ねぇやって?」

誰も目を合わせてくれなくなった。ひどくない?薄情な夫達、いや、今は妻達?レディ達?
いつもあたしはしてるのに自分達はしたくないって?まぁ確かにあたしもクンニできるかって聞かれたらビミョーかもしれない。でもそこは愛でなんとかなるじゃん?じゃあ誰かにマジで勃起させてほしいし、射精の感覚とか知りたいからほんとヤってみたい。もうそこにしか興味がなくなったといっても過言ではない。

「やっぱり友達に頼むべき?みんな乗り気じゃないしガチの女達に頼んでセックスすべき?」
「やめてください」

秒で返事をしたのはジョエルだった、意外。最後まで折れないと思ってたのに

「それなら私としましょう。他の3人は遠慮したいようなので。ミズキにならなにをされても幸せだと思えますから」
「重くない?重すぎるんだけど。あと責任重大」
「ミズキに対しては重い男ですよ。まぁ今はレディですけど。だから処女だってなんだって全部ミズキに捧げるつもりで」

座っていたあたしの上に跨がって首に腕を回してきた。え、かわいい、ジョエルだけど。いや、元がいいからか。おっぱいもあるし背もいつもよりはちっちゃいし可愛いかもしれない!このままキスしたら勃起するかな?

「ミズキ」

メイクしてなくてもまつげはくるんと上を向いてるしバサバサだし毛穴なんて存在しない。リップもしてない。まぁジョエルの日頃のメンテナンスのおかげ?ぷるぷるだし色かわいいし、あー、キスしたいってこーゆーこと?顎もいつもよりちっちゃい。まさかこんな形でジョエルに顎クイするなんて思いもしなかったんだけど

「ミーズキっ!ただい、ま…?え?なにこれ?」

ジョエルにキスする寸前にノアが起きてきた。あれだけみんな騒いでたのに今やっと。

「え?え?なに?え?」
「ほらノアール座りなさい、何を飲みますか?それともなにか食べます?」
「え?ミ、」
「ミシェルです。あちらのボーイッシュなレディがロランで、人形のような美少女がリュカ。ミズキの上に跨がっているのがジョエルで、あそこにいる男性がミズキです」
「おはよーノア」

キスな雰囲気でもなくなっちゃったしかわいいジョエルの顎から手を離してノアに振る。

「ちょっと待って、ノアかわってなくない?あたしイケメンになったのに?」
「え?僕のせいなの!?」
「ノア以外こんなことしなくない?戻してよー」

戻った。一瞬で戻った。膝の上に乗せていた美女は夫に変わったし、かわいいレディ達も夫達に戻った。
かくいうあたしも戻った。ノーブラシャツだからキツいし、下手したらボタン飛ぶ。ロランに呪いがかかってたときばりなハプニングが勃発してしまう。

でもあたしよりとんでもないハプニングが勃発していたのは他の4人だった。締めたコルセットが男性の骨格と合っていないから苦しそうにしてた。みんなでコルセットの紐緩めて着替えるんだろうなっていなくなった。膝の上から降りるときジョエルがちゅーしてきたのは流石だなって思ったけど。

「あーあ、勃起したかったし、あわよくばみんなとセックスしたかった」
「いつもと逆なのに?」

部屋に残ったのはノアだけ。ノアが元に戻したってことはやっぱりノアが犯人っぽい。

「逆だからいいんじゃん、あんあん喘ぐジョエルなんて一生見れないよ?」
「まぁ、そうだけど…見たいの?女の子になって喘ぐジョエル」
「見たいに決まってるじゃん!そんなかわいいジョエルなら男の子のあたしも大好きになっちゃうもん。リュカとミシェルはギリギリまで我慢しそう。ロランは絶対すぐ喘いじゃうよね」

こんなこと聞かれたらみんな怒っちゃいそうだけど

「おねがーい。もう一回だけしてみて♡」

最上級の甘えでノアにねだってみたが却下された。そもそもノアが寝てる最中にしたことだからもう一回してくれてもいいと思わない?

「やだ。怒られるもん。みた?さっきみんな出ていくときめちゃくちゃ睨んでたよ。メイクなしであの目力!ミズキが羨ましがるやつだけど、こわすぎるから、いくらミズキのお願いでも許可がなきゃダメ」

くそっ!ノアのせいなのに断られるとは思わなかった。

「じゃああたしだけミズキ君にしてっ!」

そう、他の夫達がダメならあたし一人ならよくない?大した負担でもないだろう。服だって誰かの服着ればいいし

「そう?それならいいんだけど」
「ボーイズラブ?大歓迎だよ!あたしがアナルセックスはなんにも変わらないから、誰かのを開発?するんだよ。そしたらできるじゃん?勃起も絶対出来る自信あるって」

メカニズムはまぁわかんないけど、ムラムラしたらきっと勃起もするはず。しないようなやわなおちんちんはあたしには似合わないから、ちゃんと勃起するって。って伝えたらノアもいなくなった。ひどくない?放置プレイ?

「着替えてこよ」

パンツの長い裾を折って腕も巻くって。靴も大きい。もう裸足でいいや。早くブラつけたい。


「んもーっ!あたしのクーパー靭帯切れまくったらマジで全員ブチ犯してやるっ!」

覚悟してろよおしり処女達め!





end



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜

紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。 連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

幼馴染の勇者に「魔王を倒して帰ってきたら何でもしてあげる」と言った結果

景華
恋愛
平和な村で毎日を過ごす村娘ステラ。 ある日ステラの長年の想い人である幼馴染であるリードが勇者として選ばれ、聖女、女剣士、女魔術師と共に魔王討伐に向かうことになる。 「俺……ステラと離れたくない」 そんなリードに、ステラは思わずこう告げる。 「そうだ‼ リードが帰ってきたら、私がリードのお願い、一つだけなんでも叶えてあげる‼」 そんなとっさにステラから飛び出た約束を胸に、リードは村を旅立つ。 それから半年、毎日リードの無事を祈り続けるステラのもとに、リードの史上最速での魔王城攻略の知らせが届く。 勇者一行はこれからたくさんの祝勝パーティに参加した後、故郷に凱旋するというが、それと同時に、パーティメンバーである聖女と女剣士、そして女魔術師の話も耳にすることになる。 戦いの昂りを鎮める役割も担うという三人は、戦いの後全員が重婚の認められた勇者の嫁になるということを知ったステラは思いを諦めようとするが、突然現れたリードは彼女に『ステラの身体《約束のお願い》』を迫って来て──? 誰がどう見ても両片思いな二人がお願いをきっかけに結ばれるまで──。

転生先は男女比50:1の世界!?

4036(シクミロ)
恋愛
男女比50:1の世界に転生した少女。 「まさか、男女比がおかしな世界とは・・・」 デブで自己中心的な女性が多い世界で、ひとり異質な少女は・・ どうなる!?学園生活!!

処理中です...