10 / 17
♥️バレンタイン♥️
しおりを挟む
バレンタインデーだからミシェル×ミズキ
*****
「えー、やっぱあるんだね」
出先から戻ってきてコートをミシェルが掛けてくれてるときにふとカレンダーをみて14日に書いてある言葉に気付いた。気付かないようにしてたってのが本当かも。
「なにがですか?」
「豆まき」
「???」
豆まきはなかった。節分。ゲームって豆まきしないの?ラブラブカップルイベントじゃないから?残念!
そのまま重たい外出用ドレスを脱がせてもらってミシェルが編んだ冬用ニットワンピに着替えた。
「他の人に言わないで欲しいんだけどさ」
「なんですか?」
「…バレンタイン、やっぱりあるんだね」
「えぇ。女性から意中の男性へ。」
「なんでここは海外仕様じゃないのー!?」
男性から女性へじゃないの?ジャパニーズ仕様バレンタインやめてよー。
「ミズキの言う海外?仕様?になれば女性の家が大変なことになりますよ。ここぞとばかりに求婚のプレゼントが届いて…」
ヤバそう。
「ってことはさ」
「えぇ。楽しみにしていますよ」
「はぁ…」
料理は苦手も苦手。だってコンビニも飲食店もあったし作る必要なかったもん。こっちきにてお姫様かってくらいの扱い受けてたし無理無理。
「既製品って百貨店で買える?」
「既製品にするつもりですか?初めて妻が出来てのバレンタインデーに既製品?」
これ他の4人にも同じこと言われそう
「だってさ、衛生面とかさ、美味しさとか。既製品のほうがよくない?」
「私は初めてのバレンタインすら既製品で済まされる男なんですね…」
あーもうめんどくさい!
「だから!料理が!できないの!わかる?出来ないの!苦手!」
知ってたと思うけど、手作り強要されるんだからこれくらい怒るのも仕方なくない?だって無理だもん。
「じゃあ一緒に作りましょう」
「…いいの?」
「ミズキは嫌なんでしょう?教えてあげますしリュカに変なものを食べさせたくもないですし」
それが本音ね
「キッチンプレイはしたことがなかったでしょう?」
こっちが目的だった。
「ふるいってこれ?」
「ざるです」
「切るように混ぜる?包丁とって」
「いりません」
「3ミリってなに?どれくらい?」
「スケッパーに目盛がついていますよ」
型抜きクッキーは私には難易度が高かった。
「生地は冷蔵庫で休ませておきましょうね」
冷たい塊を薄く伸ばすのはあたしにはできないって言われたから伸ばした生地を冷やすことにしたらしい
「どれくらい?」
「30分くらい、ですかね?」
手を洗いながら次の行程までの話をする。
「あっ、ん、ちょっとミシェル」
先に手を洗い終わったミシェルが後ろから抱きついてきて首にキスしてきた
「お茶よりこっちがいいでしょう?」
「やぁ…だって、食べ物のところ…」
「片付けたから大丈夫ですよ」
後ろ開きのほうが着替えやすいですよって朝言われたけれどこれのためか。ぷちぷちとボタンをはずされて腕を抜いたら下にブラウスワンピースを落としてた。裸エプロンか!
「フリルで乳首隠れるかと思いましたけど…谷間にエプロン挟んでってのもいいですね」
「あぁんっ、わざとじゃんっ、手も冷水で、洗ったでしょ」
「お陰でミズキの乳首がすぐにたったから摘まみやすくてすごくいいですね」
「いじわるぅ~」
後ろから覆い被さられて耳と首舐めながらおっぱい揉んでくるし、手も冷たいから感じちゃうし、なによりこのシチュエーションがヤバい。
「ちょっと、やめ」
「本当に舐められるの苦手ですね、なにより感じるくせに」
耳と首を舐めてたミシェルが背中通ってる時点で嫌な予感はしたけれど、膝をついて下を舐められたから驚いてしまった。
「ここに立つ度に思い出すでしょう?」
「いやだぁ、そんなのいらないぃ~」
「いつもより濡れてますよ」
「やぁだぁ、あっ、んん」
ほんと意地が悪い。
「ねぇ、もう…早くいれてぇ」
「すぐ欲しがりますね。まぁお茶の時間も必要ですからね。早く終わらせますよ」
「うっさい早漏」
余計な一言だったのか片足めっちゃ持ち上げられて挿入された。
「ん、な、に?気に、してたの?」
「別に事実だからいいですよ。毎回そうやって煽ってくるのはどうかと思ってるだけです」
すぐ抜いて指で潮ふくまで攻めてくるのほんと意地悪。早漏をテクニックでカバーする男おそるべし
エプロンはとってくれないし、コスプレだよコスプレ。ミシェルって自分のテリトリーでこーゆーこと好きなのね、前に執事ごっこしたときも興奮してたみたいだし好きなんだなー。裸より着衣のほうがいい系?
「あっ、あっ、んぅ、あ、し…つかな、い」
「大丈夫、ですよ」
「だいじょぶ、じゃ、なぁぃ」
いくらキッチン台に掴まっていても片足持ち上げられてミシェルのちんちん挿入されてれば足は床につくかつかないか、普通ならつかない。
*****
「ミシェルのばか、えっち」
「気持ち良さそうにしてたじゃないですか。」
「そりゃあ気持ちよかったよ。うん。でもいじわる!」
「あとミズキほど馬鹿ではないかと」
いくらお茶をサーブしてくれてるとはいえ、妻を馬鹿呼ばわりするのはどうかと。先に言ったのあたしだけど
「一息ついたら型抜きしましょうね」
「足つりそうだからやだー」
「そのためにハーブティーを淹れましたから。ゆっくりしましょう」
「妻を裸エプロンにしたまま?」
「可愛らしいですよ」
ほめればいいと思ってるな?いや、私の夫達は変な人ばっかりだ
から本気で思ってる可能性もある。うん、そうかも
「型抜きもこの格好のままやるの?」
「その様子を見たら他の夫達も喜ぶでしょうね」
「絶対にやだよー。セックスのあとにやってますってすぐわかるじゃん。さっきのワンピース着てやろ」
「ふふ、ミズキがちゃんとバレンタインをする気になってよかったです」
その後夫達は事後クッキーを嬉しそうに食べてた。全部ミシェルによるミシェルのためのミシェルが楽しいバレンタインでした。ホワイトデーが楽しみっ!
end
*****
「えー、やっぱあるんだね」
出先から戻ってきてコートをミシェルが掛けてくれてるときにふとカレンダーをみて14日に書いてある言葉に気付いた。気付かないようにしてたってのが本当かも。
「なにがですか?」
「豆まき」
「???」
豆まきはなかった。節分。ゲームって豆まきしないの?ラブラブカップルイベントじゃないから?残念!
そのまま重たい外出用ドレスを脱がせてもらってミシェルが編んだ冬用ニットワンピに着替えた。
「他の人に言わないで欲しいんだけどさ」
「なんですか?」
「…バレンタイン、やっぱりあるんだね」
「えぇ。女性から意中の男性へ。」
「なんでここは海外仕様じゃないのー!?」
男性から女性へじゃないの?ジャパニーズ仕様バレンタインやめてよー。
「ミズキの言う海外?仕様?になれば女性の家が大変なことになりますよ。ここぞとばかりに求婚のプレゼントが届いて…」
ヤバそう。
「ってことはさ」
「えぇ。楽しみにしていますよ」
「はぁ…」
料理は苦手も苦手。だってコンビニも飲食店もあったし作る必要なかったもん。こっちきにてお姫様かってくらいの扱い受けてたし無理無理。
「既製品って百貨店で買える?」
「既製品にするつもりですか?初めて妻が出来てのバレンタインデーに既製品?」
これ他の4人にも同じこと言われそう
「だってさ、衛生面とかさ、美味しさとか。既製品のほうがよくない?」
「私は初めてのバレンタインすら既製品で済まされる男なんですね…」
あーもうめんどくさい!
「だから!料理が!できないの!わかる?出来ないの!苦手!」
知ってたと思うけど、手作り強要されるんだからこれくらい怒るのも仕方なくない?だって無理だもん。
「じゃあ一緒に作りましょう」
「…いいの?」
「ミズキは嫌なんでしょう?教えてあげますしリュカに変なものを食べさせたくもないですし」
それが本音ね
「キッチンプレイはしたことがなかったでしょう?」
こっちが目的だった。
「ふるいってこれ?」
「ざるです」
「切るように混ぜる?包丁とって」
「いりません」
「3ミリってなに?どれくらい?」
「スケッパーに目盛がついていますよ」
型抜きクッキーは私には難易度が高かった。
「生地は冷蔵庫で休ませておきましょうね」
冷たい塊を薄く伸ばすのはあたしにはできないって言われたから伸ばした生地を冷やすことにしたらしい
「どれくらい?」
「30分くらい、ですかね?」
手を洗いながら次の行程までの話をする。
「あっ、ん、ちょっとミシェル」
先に手を洗い終わったミシェルが後ろから抱きついてきて首にキスしてきた
「お茶よりこっちがいいでしょう?」
「やぁ…だって、食べ物のところ…」
「片付けたから大丈夫ですよ」
後ろ開きのほうが着替えやすいですよって朝言われたけれどこれのためか。ぷちぷちとボタンをはずされて腕を抜いたら下にブラウスワンピースを落としてた。裸エプロンか!
「フリルで乳首隠れるかと思いましたけど…谷間にエプロン挟んでってのもいいですね」
「あぁんっ、わざとじゃんっ、手も冷水で、洗ったでしょ」
「お陰でミズキの乳首がすぐにたったから摘まみやすくてすごくいいですね」
「いじわるぅ~」
後ろから覆い被さられて耳と首舐めながらおっぱい揉んでくるし、手も冷たいから感じちゃうし、なによりこのシチュエーションがヤバい。
「ちょっと、やめ」
「本当に舐められるの苦手ですね、なにより感じるくせに」
耳と首を舐めてたミシェルが背中通ってる時点で嫌な予感はしたけれど、膝をついて下を舐められたから驚いてしまった。
「ここに立つ度に思い出すでしょう?」
「いやだぁ、そんなのいらないぃ~」
「いつもより濡れてますよ」
「やぁだぁ、あっ、んん」
ほんと意地が悪い。
「ねぇ、もう…早くいれてぇ」
「すぐ欲しがりますね。まぁお茶の時間も必要ですからね。早く終わらせますよ」
「うっさい早漏」
余計な一言だったのか片足めっちゃ持ち上げられて挿入された。
「ん、な、に?気に、してたの?」
「別に事実だからいいですよ。毎回そうやって煽ってくるのはどうかと思ってるだけです」
すぐ抜いて指で潮ふくまで攻めてくるのほんと意地悪。早漏をテクニックでカバーする男おそるべし
エプロンはとってくれないし、コスプレだよコスプレ。ミシェルって自分のテリトリーでこーゆーこと好きなのね、前に執事ごっこしたときも興奮してたみたいだし好きなんだなー。裸より着衣のほうがいい系?
「あっ、あっ、んぅ、あ、し…つかな、い」
「大丈夫、ですよ」
「だいじょぶ、じゃ、なぁぃ」
いくらキッチン台に掴まっていても片足持ち上げられてミシェルのちんちん挿入されてれば足は床につくかつかないか、普通ならつかない。
*****
「ミシェルのばか、えっち」
「気持ち良さそうにしてたじゃないですか。」
「そりゃあ気持ちよかったよ。うん。でもいじわる!」
「あとミズキほど馬鹿ではないかと」
いくらお茶をサーブしてくれてるとはいえ、妻を馬鹿呼ばわりするのはどうかと。先に言ったのあたしだけど
「一息ついたら型抜きしましょうね」
「足つりそうだからやだー」
「そのためにハーブティーを淹れましたから。ゆっくりしましょう」
「妻を裸エプロンにしたまま?」
「可愛らしいですよ」
ほめればいいと思ってるな?いや、私の夫達は変な人ばっかりだ
から本気で思ってる可能性もある。うん、そうかも
「型抜きもこの格好のままやるの?」
「その様子を見たら他の夫達も喜ぶでしょうね」
「絶対にやだよー。セックスのあとにやってますってすぐわかるじゃん。さっきのワンピース着てやろ」
「ふふ、ミズキがちゃんとバレンタインをする気になってよかったです」
その後夫達は事後クッキーを嬉しそうに食べてた。全部ミシェルによるミシェルのためのミシェルが楽しいバレンタインでした。ホワイトデーが楽しみっ!
end
10
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる