俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
13 / 657
第1章 妹の幼なじみ

第13話 お茶に呼ばれる その1

しおりを挟む
 俺は津和野家にお邪魔するが……家の中に俺と小鞠ちゃん以外、誰かが居る気配がしない。
 小鞠ちゃんの母親は不在か?

「……小鞠ちゃん」
「小鞠ちゃんのお母さんは…?」

「お母さんはこの時間、仕事に行っています!」

 俺の質問に澄ました表情で答える、小鞠ちゃん!?
 両親が誰もいないに俺を招待したの!?

(えっ!!)
(この家に俺と小鞠ちゃんだけ!!)

(もし、俺がDQN系陽キャなら、絶対に小鞠ちゃんをこの場で犯すだろうな!!)
(まぁ……俺には、そんな度胸は無いが…)
(それが出来るなら、虹心を……あかん、あかん、虹心はアレでも妹だ!!)

 それを……出来る人を、羨ましいとは絶対に俺は思わない。
 小鞠ちゃんは虹心の親友で有り、更に幼なじみで有る。
 小鞠ちゃんを強姦した日には俺は絶対、警察に逮捕されるし、俺の家族は俺との縁を切るだろう……

「……武蔵さん。どうしましたか?」
「私のお母さんに、用事でも有りましたか?」

「ううん。週末なのに大変だなと感じただけ…」

「そうですか!」
「こちらへどうぞ!!」

 男はけだものだと言うのを、小鞠ちゃんはまだ知らないのだろう……
 でも、それが彼女の良さでも有る。

 俺はリビングに案内されて、小鞠ちゃん二人でお茶を楽しむ。
 お茶も普通のインスタントコーヒーやティパックでは無く、ハーブティーと言う紅茶見たいなお茶が出される。
 お茶菓子も、それに合うようなクッキー等で有る。

 初めて飲むお茶で有るが、爽やかな風味を感じて美味しいし、クッキーも凄く美味しいしい!!
 初めの内は、先ほどのガーデニング話の続きや雑談をして、お茶を小鞠ちゃんと楽しんでいる。

 俺や小鞠ちゃんも面識は有るが、お互いの事は深く知らない。
 俺が小鞠ちゃんに本格的に興味を持ち始めたのは、小鞠ちゃんと再会してからだし、小鞠ちゃんも俺を意識し始めたのは多分その辺りからだろう?

 小学生低学年の頃にも小鞠ちゃんは、俺(虹心)の家に遊びに来ていた記憶が有るが、真面目で大人しい子のイメージしか残っていない。
 可愛い感じはしたが、俺はまだ年下には興味が無かった!?

(あれ……?)
(虹心が俺に距離を開けだしたのも小鞠ちゃんが再び、家に遊びに来るように成ってからだよな……まさかな…!?)

 俺はまさかと思いながらハーブティーを飲んでいると、小鞠ちゃんが頬を染めて話し掛けてくる!

「武蔵さん……」
「武蔵さんの名前……凄く格好いいですね!///」

「あっ、ありがとう///」
「小鞠ちゃん!///」

 小鞠ちゃんは、俺の名前を急に褒め出す?
 実は俺が好きでは無く『武蔵』の名前が好きなの!?
 小鞠ちゃんは、穏やかな表情で再び話し始める。

「武蔵さんの名前はやはり……宮本武蔵さんから、考えられたお名前なんですか?///」

「あ~~、どうだろう…?」
「両親から詳しく聞いたことは無いけど、多分そうだと思う!」
「武術の天才と言うべきか、俺にもそんな社会的活躍を望んで付けたと思う!!」

「もう一方の戦艦武蔵の方で、名前を付けた場合!」
弩級どきゅう戦艦だから、当時は世界最強の戦艦だったけど、レイテ沖海戦で撃沈されてしまったからね。大和やまとと比べればかなり持った方だけど……」

「撃沈された船の名前を、子どもの名前にする訳は無いよね…///」
「まぁ……俺の場合は宮本武蔵でも弩級戦艦武蔵でも、実際は足軽。軍艦だったら汎用駆逐艦並だけどね。あはは!!」

「…………」

 ……小鞠ちゃんは、呆然としながら俺を見ていた。
 本当に『口がポカーン』状態で有った!!

(やばい!!!)
(話しが、思いっきり滑っている!!)
(謎の武蔵絡みの戦争話と自虐ネタは、余りにも場を読み過ぎてなかった!!)

 俺はまたもや失言をしてしまった……
 これでは、折角のチャンスも不意にしそうで有った//////
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…

senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。 地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。 クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。 彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。 しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。 悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。 ――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。 謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。 ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。 この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。 陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!

隣の席のクールな銀髪美少女、俺にだけデレるどころか未来の嫁だと宣言してきた

夏見ナイ
恋愛
平凡な高校生、相沢優斗。彼の隣の席は『氷の女王』と噂のクールな銀髪美少女、雪城冬花。住む世界が違うと思っていたが、ある日彼女から「私はあなたの未来の妻です」と衝撃の告白を受ける。 その日から、学校では鉄壁の彼女が、二人きりになると「未来では当然です」と腕を組み、手作り弁当で「あーん」を迫る超絶甘々なデレモードに! 戸惑いながらも、彼女の献身的なアプローチに心惹かれていく優斗。これは未来で結ばれる運命の二人が、最高の未来を掴むため、最高の恋をする糖度MAXの青春ラブコメディ。

クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。 ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。 無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。 クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

友達の妹が、入浴してる。

つきのはい
恋愛
 「交換してみない?」  冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。  それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。  鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。  冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。  そんなラブコメディです。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

恋人、はじめました。

桜庭かなめ
恋愛
 紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。  明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。  ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。 「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」 「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」  明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。  一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!  ※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)  ※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想などお待ちしています。

処理中です...