俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
27 / 657
第1章 妹の幼なじみ

第27話 二人の妹会議 その2

しおりを挟む
 俺はアプリゲームに“キリ”を付けて、虹心たちが居る、虹心の部屋に向かう。
 誰からも連絡は来ないと思うが、一応スマートフォンを持って行く。

『コン、コン♪』

 虹心の部屋に入る前に、俺はドアノックをする。
 家族同士で有るが、マナーだけはきちんと守る。

「どうぞ~~!」

 虹心の返事を待ってから、俺は部屋に入る。
 虹心の部屋に入ると、リビングから拝借してきたクッション三つが、カーペットの上に置かれており、その二つに虹心と小鞠ちゃんが座っていた。
 ご丁寧に座卓まで用意されており、その上にはアイスティーとお茶菓子も準備されている。

「さぁ、兄ちゃんも座って~~♪」

 部屋に入るなり、虹心が陽気な声を掛けてくる。
 俺はクッションに座りながら、小鞠ちゃんに元気な声で挨拶をする。

「こんにちは!」
「小鞠ちゃん!!」

「あっ……こんにちはです。武蔵さん///」

 小鞠ちゃんは、少し恥ずかしそうに挨拶をする。
 不思議と昨日と比べて、全く様子が違う感じがする?

「兄ちゃん!」
「お話しをする前に、お茶をどうぞ♪」

 俺がクッションに座ると同時に、虹心は陽気な声で言いながらアイスティーをコップに注いでくれる。
 アイスティーはペットボトル入りの市販品で有る。
 あまり喉は渇いて無かったが、虹心が勧めてきたので、注ぎ終わったアイスティーを飲む。

(ふぅ…)
(さて……どんな話をするのかな?)
(けど何で、小鞠ちゃんは恥ずかしい表情のままなんだ??)

「……///」

「もぐ、もぐ、―――♪」

 小鞠ちゃんは頬を染めて顔をうつかせているし、虹心は陽気な表情でお茶菓子を食べている。

(俺・虹心・小鞠ちゃんの三人で、今後のことを話し合うのだよな?)

 俺もお茶菓子を摘まみながら、誰が会話を切り出すかを待っているが、誰も話し出そうとはしない……

(俺から話を始めるのもなぁ…)
(虹心が、こう言うのは得意だから虹心待ちだ!!)

 虹心が話し出すのを待ちながら、俺は少し早いおやつタイムにしていた。

 ……

「兄ちゃん!」
「そろそろ、お話を開始しようか♪」

 お菓子を食べて虹心は満足したのか、和やかな表情で聞いてきた。

「やっと……始まるか!」

「なに~?」
「もっと、早く初めて欲しかった。兄ちゃん?♪」

 虹心は顔を“にやつかせながら”言う。

「まぁ……俺も忙しいからな!」

 俺は兄の威厳を漂わせながら言うが……

「無理に格好付けなくても良いよ♪」
「兄ちゃん!♪」

 笑顔で少し馬鹿にした口調で言う、虹心。
 全くこの妹は……

「さて、兄ちゃんとのお遊びは此処までにして!」

「じゃん♪」
「私と小鞠ちゃんで、兄ちゃんを巡る話し合いをした結果…………」

 虹心は陽気な表情で話し始めるが、途中で言葉をためる。
 早く言ってくれ。虹心!!

「兄ちゃんは……私と小鞠ちゃんで、共有することに決めました❤」
「兄ちゃんは、私と小鞠ちゃんの両方を愛してね!♪」
「えへへ♪❤」

「…………」

 虹心は嬉しそうな笑顔で言い終えると『ペロッ』と舌を出す!
 俺はその言葉で、思わず目が点に成ってしまった!!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる

釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。 他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。 そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。 三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。 新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。   この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編4が完結しました!(2026.2.22)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...