俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
28 / 657
第1章 妹の幼なじみ

第28話 二人の妹会議 その3

しおりを挟む
(虹心と小鞠ちゃんとの話し合いの結果。俺を共有!?)
(全然、理解が出来ないぞ!!)
(何がしたいのだ! 虹心と小鞠ちゃんは!!)

「ごめん……虹心。もう一度言ってくれるか?」

 俺がさっき聞いた言葉は、虹心の冗談だと感じたからだ。

「じゃあ、今度は簡単に言うね♪」
「兄ちゃんは、私と小鞠ちゃんの者に成ったんだよ!♪」

 嬉しそうな表情で言う虹心と、さっきからずっと頬を染めて、顔をうつむかせている小鞠ちゃん。
 俺にも一気に春が来たのは嬉しいが、いきなり二人の女性を愛しろと言うのか!?

 一人は実の妹。もう一人は、妹の幼なじみ!!
 そんな現象…。この世の中で本当に、起きてしまう現象なのか!?

「虹心…」
「今から俺は、虹心・小鞠ちゃんの二人を彼女にするで良いのか?」

 俺は落ち着いた風を装って、虹心に最終確認をする。
 心の中はパニクっているが!!
 虹心は笑顔で返事をすると思っていたが、虹心は穏やかな表情で言い始める。

「あのね……兄ちゃん。そんなに深く考えないで!」
「これには、きちんとした理由が有るから!!」

「理由?」

 俺は不思議に思いながら返事をすると、虹心は少し真面目な表情で話し始める。

「そう!」
「私は兄ちゃんのこと好きだけど、兄ちゃんとは絶対に結婚は出来ない!」
「仮にしようとしても、両親やお兄ちゃんが反対するし、近親相姦は血が濃すぎるから、生まれてくる子どもにも必ず悪影響が出る!」

「私が決めた最初の目的は、兄ちゃんを普通の男性にするのが目的だから!」
「妹の私に好かれるより、同級生や先輩から、兄ちゃんは好かれたいのでしょ!」」

「それは、その通りだが……///」

(あれ…?)
(俺……いつの間に、虹心に好みの女性を教えたのだ?)
(何時、話した??)

 理想の女性像を虹心に教えた覚えは無いが、虹心は何故か知っている??
 けど、虹心はまだ話しているので、俺は不思議と思いながら静かに聞いた。

「後ね、兄ちゃん。今から言うことが一番大事だから、良く聞いてね!」
「小鞠ちゃんも私と同じで、兄ちゃんを異性として好きでは無くて『お兄ちゃん!』として、好きなんだって!!」

「!!!」

 虹心は少し真面目な表情で話していたが、最後の文章は笑いながら言った!!

(小鞠ちゃんは俺を、異性で求めていたのでは無く『お兄ちゃん』で求めていたのか…///)

「……大丈夫? 兄ちゃん?」
「小鞠ちゃんが異性で興味を持って無くて、落ち込んじゃった?」

 俺はショックで顔が青ざめたのか、虹心が心配そうな表情と口調で、声を掛けてくる。
 虹心が俺を思いやる気持ちは嬉しいが、変なことを考えた者だ……

「それで、私は兄ちゃんを同級生に好かれる様にすること!」
「小鞠ちゃんは、お兄ちゃんが欲しい理由で、兄ちゃんを共有する事にしました♪」
「良かったね! 兄ちゃん❤」

 虹心は嬉しそう表情と口調で言う!

(何が良かったか、俺には良く判らんぞ!!)
(何時の間にか小鞠ちゃんと関係を深めるから、俺を同級生女子と関係を持たせるとか言っているし!?)

 春の陽気は一気に来た感じはしたけど、また直ぐに、冬型気圧配置に戻りそうな、俺の心の天気図で有った……

「虹心の言いたいことは大体理解できたが、具体的にどの様に俺を、小鞠ちゃんと共有するのだ?」

 俺を共有する方法を虹心に聞く。
 けど……虹心の口から出た言葉は……

「別に、今まで通りだよ!」
「兄ちゃんは小鞠ちゃんの家に行っても構わないし、私も兄ちゃんと小鞠ちゃんの関係は続ける!!」

「??」

 虹心は笑顔で言うが、虹心の言っていることが俺には、さっぱり理解出来ない!?

(俺を共有するのだから、虹心と小鞠ちゃんで俺をラブラブするのでは無いのか!?)
(そんな計画で俺をどうやって、同級生の女子たちと引き合わせるのだ!?)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる

釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。 他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。 そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。 三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。 新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。   この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?

すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。 お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」 その母は・・迎えにくることは無かった。 代わりに迎えに来た『父』と『兄』。 私の引き取り先は『本当の家』だった。 お父さん「鈴の家だよ?」 鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」 新しい家で始まる生活。 でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。 鈴「うぁ・・・・。」 兄「鈴!?」 倒れることが多くなっていく日々・・・。 そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。 『もう・・妹にみれない・・・。』 『お兄ちゃん・・・。』 「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」 「ーーーーっ!」 ※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。 ※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 ※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。 ※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編4が完結しました!(2026.2.22)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

陰キャ幼馴染に振られた負けヒロインは俺がいる限り絶対に勝つ!

みずがめ
恋愛
★講談社ラノベ文庫新人賞佳作を受賞しました!  杉藤千夏はツンデレ少女である。  そんな彼女は誤解から好意を抱いていた幼馴染に軽蔑されてしまう。その場面を偶然目撃した佐野将隆は絶好のチャンスだと立ち上がった。  千夏に好意を寄せていた将隆だったが、彼女には生まれた頃から幼馴染の男子がいた。半ば諦めていたのに突然転がり込んできた好機。それを逃すことなく、将隆は千夏の弱った心に容赦なくつけ込んでいくのであった。  徐々に解されていく千夏の心。いつしか彼女は将隆なしではいられなくなっていく…。口うるさいツンデレ女子が優しい美少女幼馴染だと気づいても、今さらもう遅い! ※他サイトにも投稿しています。 ※表紙絵イラストはおしつじさん、ロゴはあっきコタロウさんに作っていただきました。

処理中です...