俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
74 / 657
第2章 学年一の美少女を巡る戦い

第74話 密室での相談!? その2

しおりを挟む
 俺はカバンから、数学・英語の教科書を取り出して、一応ノートも取り出す。
 伊藤さんも同じ様に、教科書を取り出している。
 だが、俺と伊藤さんは今から、勉強をする訳では無い。

「……驚いた!」
「三國君は普通コースなのに、置き勉はしないのだね…」

 俺が戸惑い無く、カバンから教科書を取り出したので、伊藤さんは静かな口調で聞いて来た。
 俺はそれを遠慮気味の口調で話す。

「……この二つは苦手教科なので、家に持ち帰っているのです(汗)」
「今日は、課題も出ていますし…///」

「そう……三國君は真面目なんだね!」
「彩織が気にする訳だ!!」

 伊藤さんは微笑みながら言うが、さっきの微笑みより、今の微笑みの方が愛嬌あいきょうを感じた!
 それだけ伊藤さんの中で、二村さんを大切に思っているのだろう。

「そう言われると、嬉しくなります!///」

 俺も伊藤さんに微笑みながら言う。
 学園生活をしていて、真面目で褒めてくれるのは教師位で有り、クラスの連中らに褒められる事はまず無い。

 大半が馬鹿にしてくるか、陰口を叩かれるのが殆どで有った……
 俺のクラスも、典型的なそのパターンで有った。

「真面目の言葉で嬉しくなる……三國君!」
「……君は、心が綺麗そうな気がするわ!」

(!!!)

 伊藤さんは、俺に興味を持った表情で静かに言う。
 俺はその言葉で心が、著しく反応してしまう!!

(俺は二村さんの事で、伊藤さんに相談に来たのに、俺の中では伊藤さんを求め始めている!?) 

 伊藤さんが周囲に冷たい態度を取る理由も、無闇に好意を持って欲しく無いからだろう。
 伊藤さんは特進コースだから、苛めなど起きない環境で有るが、これが普通コースならDQN系がねたんで、苛めてくる可能性が有る!?

 以前……有る青年漫画で読んだ学園物で、美少女を妬んだDQN達が、その美少女を学園内でレ○プをされるシーンが有った!?
 美少女は、DQN男子や女子たちの格好な獲物で有る!??

(……この学園でも、強姦事件は絶対に、起きないとは言い切れない!?)

 葉月学園はマンモス学園で有るため、教員もそれ相応には居るが、やはり学園全体が広いため、全てに教員の目が届く訳では無い。
 DQN系はDQN同士で抗争をしていると耳にするし、川本や信濃だって、松田などの陽キャラ・DQNグループを束ねている。

 大きな苛めは今の所、学年内では聞かないが、他のクラスでは登校拒否をしている生徒もいるそうだ。
 学年クラスも多すぎるから学年の情報だって、自分のクラス及び、両脇クラス位の情報しか得ることが出来ない。

「……どうしたの。三國君?」
「難しい顔付きをして……」

 伊藤さんの事を自分なりに考えて居たのが、俺の顔に出ていたのだろう。

「少し……伊藤さんの事を考えていまして///」

「私の事……」

 俺は落ち着いた口調で言うと、伊藤さんは『?』の表情をしながら呟く。
 俺は穏やかな表情で言葉を続ける。

「はい!」
「伊藤さんは初対面では、凄く冷たい人だと感じていましたが、話して見ると凄く話しやすい人で有って、それに優しい人だなと……」

「……三國君は、彩織を裏切るつもりなの?」

 口調は落ち着いた口調で有るが、伊藤さんは一瞬悲しそうな表情をする!?
 俺はその表情を見て『しまった!?』の表情で言い始める。

「そっ、そんなこと無いです!(汗)」
「俺は二村さんに気が有りますが、伊藤さんが周りに冷たい態度を取るのは、それなりの理由が有るのだろうと感じまして……」

「理由……えぇ、勿論有るわ!」
「私はさっき言った通り、好かれる人は一人で十分だわ!」
「私はアイドルにも興味は無いし、誰からも“ちやほや”されたいとは思ってない」

 伊藤さんは眉をひそめながら、少し感情的な口調で話すが、更に感情を強めながら言葉を続ける。

「普通に町中を歩くだけで、何で知らない人たちに、声を掛けられなくては成らないの!?」
「私は三國君のように、静かな暮らしをしたいわ!!」

 伊藤さんは、俺の生活をうらやんでいるように言う!?
 今は丁度『モテ期』だから良いが、遂数週間前は、俺は完全の落ちこぼれで有った!!
 落ちこぼれの生活なんか、羨まない方が良いよ……伊藤さん//////
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる

釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。 他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。 そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。 三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。 新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。   この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編4が完結しました!(2026.2.22)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

サンスクミ〜学園のアイドルと偶然同じバイト先になったら俺を3度も振った美少女までついてきた〜

野谷 海
恋愛
「俺、やっぱり君が好きだ! 付き合って欲しい!」   「ごめんね青嶋くん……やっぱり青嶋くんとは付き合えない……」 この3度目の告白にも敗れ、青嶋将は大好きな小浦舞への想いを胸の内へとしまい込んで前に進む。 半年ほど経ち、彼らは何の因果か同じクラスになっていた。 別のクラスでも仲の良かった去年とは違い、距離が近くなったにも関わらず2人が会話をする事はない。 そんな折、将がアルバイトする焼鳥屋に入ってきた新人が同じ学校の同級生で、さらには舞の親友だった。 学校とアルバイト先を巻き込んでもつれる彼らの奇妙な三角関係ははたしてーー ⭐︎第3部より毎週月・木・土曜日の朝7時に最新話を投稿します。 ⭐︎もしも気に入って頂けたら、ぜひブックマークやいいね、コメントなど頂けるととても励みになります。 ※表紙絵、挿絵はAI作成です。 ※この作品はフィクションであり、作中に登場する人物、団体等は全て架空です。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

処理中です...