76 / 657
第2章 学年一の美少女を巡る戦い
第76話 相談を始める その1
しおりを挟む
「…伊藤! 今日も熱心に勉強か!!」
「関心、関心……んっ?」
男性教員の野太い声が、自習室内に響き渡る。
『自習準備室』で待機している教員が、本当に見回りに来た!?
けど『ノックぐらいしろよ!』と思うが、これが驕る教員姿で有る!??
「……伊藤…?」
「その男子……特進の生徒では無いだろ?」
男性教員が、眉をひそめながら伊藤さんに質問するが、伊藤さんは澄ました表情で答える。
「はい…」
「普通コースで、同学年の三國君と言います」
「普通二年の三國ね……」
男性教員は呟きながら、胸ポケットから手帳を取り出して、俺の事をメモに取っている!
俺と伊藤さんの机上には、数学・英語の教科書。更にはノートも適当に広げて有り、カモフラージュは完璧に出来ている。
男性教員が、俺を咎め始めないと言うことは、俺が伊藤さんに勉強を教えて貰っていると、男性教員の中では認識しているのだろう。
「三國……何て言うんだ?」
男性教員は俺に目線を合わせて、低い口調で言うが同時に、少々睨みを利かされる!
男性教員の中では、俺は不審者扱いなのだろう……
「三國武蔵と言います……」
「……クラスは?」
「2年7組です…」
「2年7組の三國武蔵と……はい、分かりました!」
「三國…。知っての通り。普通だけでは、この部屋は使えないからな!!」
「はい!」
「理解しています…」
俺はそれを、素直に返事をする。
学園(学校)内で教員に刃向かっても、碌な目には遭わない。
「自習室の時間は、18時までだから、それまでに切り上げる様に!!」
事情聴取をする口調で言った後は、俺に警告を与えて、最後は上から目線で物事を言ってから、男性教員は教室を出て行く。
『ピシャ!』
男性教員が遠ざかって行く音を確認してから、俺は小声で伊藤さんに話し掛ける。
「……本当に、抜き打ちで来るんだね!」
「さっき、言ったでしょ。三國君…」
「抜き打ち、有るよと…」
伊藤さんは澄ました表情で言う。
「それは良いのだけど……教員が俺のことをメモしていたよね」
「何か、罰則でも有るの?」
俺は少し恐れる口調で伊藤さんに聞くが、伊藤さんは表情を変えずに答える。
「大丈夫よ!」
「自習室利用者の内訳を、教員が知りたいだけだから……」
「そうなんだ。伊藤さん!」
俺は安心して、軽いため息を吐くと……
「それで、三國君…」
「彩織と仲を、深めたいのだよね…?」
伊藤さんは、直ぐに二村さんの話しに戻すが、本当に感情を滅多に見せない人だ。
澄ました表情で言う……。虹心とは大違いだ!?
「そうですけど……今頃に成って…!」
「クラス内にライバルが、二人も現れたのです!(汗)」
「ライバルが二人もか……。彩織はガードを全くしていないからね!」
「本当に暢気な子だわ!!」
伊藤さんは、他人事口調で言う。
表情も澄ました表情のままだ…。親友でも所詮、伊藤さんの中では他人事か……
俺は逆に感情を交えながら、伊藤さんに困りや焦りを加えた表情で話し始める。
「だけど、伊藤さん。其処が大問題なのです!!」
「それが普通のクラスメイトでは無く、一人はクラスを纏めている、松田と言う奴で、もう一人は少し不良が入った、中田と言う奴なんです……(汗)」
「……二人共、彩織のタイプでは無いね!」
「彩織は、本当に三國君のようなタイプが好きだから」
「!!」
伊藤さんは澄ました表情で言うが、本当に二村さんは俺のことが好きなの!?
俺自身が『信じられない~~!?』で有った。
「関心、関心……んっ?」
男性教員の野太い声が、自習室内に響き渡る。
『自習準備室』で待機している教員が、本当に見回りに来た!?
けど『ノックぐらいしろよ!』と思うが、これが驕る教員姿で有る!??
「……伊藤…?」
「その男子……特進の生徒では無いだろ?」
男性教員が、眉をひそめながら伊藤さんに質問するが、伊藤さんは澄ました表情で答える。
「はい…」
「普通コースで、同学年の三國君と言います」
「普通二年の三國ね……」
男性教員は呟きながら、胸ポケットから手帳を取り出して、俺の事をメモに取っている!
俺と伊藤さんの机上には、数学・英語の教科書。更にはノートも適当に広げて有り、カモフラージュは完璧に出来ている。
男性教員が、俺を咎め始めないと言うことは、俺が伊藤さんに勉強を教えて貰っていると、男性教員の中では認識しているのだろう。
「三國……何て言うんだ?」
男性教員は俺に目線を合わせて、低い口調で言うが同時に、少々睨みを利かされる!
男性教員の中では、俺は不審者扱いなのだろう……
「三國武蔵と言います……」
「……クラスは?」
「2年7組です…」
「2年7組の三國武蔵と……はい、分かりました!」
「三國…。知っての通り。普通だけでは、この部屋は使えないからな!!」
「はい!」
「理解しています…」
俺はそれを、素直に返事をする。
学園(学校)内で教員に刃向かっても、碌な目には遭わない。
「自習室の時間は、18時までだから、それまでに切り上げる様に!!」
事情聴取をする口調で言った後は、俺に警告を与えて、最後は上から目線で物事を言ってから、男性教員は教室を出て行く。
『ピシャ!』
男性教員が遠ざかって行く音を確認してから、俺は小声で伊藤さんに話し掛ける。
「……本当に、抜き打ちで来るんだね!」
「さっき、言ったでしょ。三國君…」
「抜き打ち、有るよと…」
伊藤さんは澄ました表情で言う。
「それは良いのだけど……教員が俺のことをメモしていたよね」
「何か、罰則でも有るの?」
俺は少し恐れる口調で伊藤さんに聞くが、伊藤さんは表情を変えずに答える。
「大丈夫よ!」
「自習室利用者の内訳を、教員が知りたいだけだから……」
「そうなんだ。伊藤さん!」
俺は安心して、軽いため息を吐くと……
「それで、三國君…」
「彩織と仲を、深めたいのだよね…?」
伊藤さんは、直ぐに二村さんの話しに戻すが、本当に感情を滅多に見せない人だ。
澄ました表情で言う……。虹心とは大違いだ!?
「そうですけど……今頃に成って…!」
「クラス内にライバルが、二人も現れたのです!(汗)」
「ライバルが二人もか……。彩織はガードを全くしていないからね!」
「本当に暢気な子だわ!!」
伊藤さんは、他人事口調で言う。
表情も澄ました表情のままだ…。親友でも所詮、伊藤さんの中では他人事か……
俺は逆に感情を交えながら、伊藤さんに困りや焦りを加えた表情で話し始める。
「だけど、伊藤さん。其処が大問題なのです!!」
「それが普通のクラスメイトでは無く、一人はクラスを纏めている、松田と言う奴で、もう一人は少し不良が入った、中田と言う奴なんです……(汗)」
「……二人共、彩織のタイプでは無いね!」
「彩織は、本当に三國君のようなタイプが好きだから」
「!!」
伊藤さんは澄ました表情で言うが、本当に二村さんは俺のことが好きなの!?
俺自身が『信じられない~~!?』で有った。
0
あなたにおすすめの小説
S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…
senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。
地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。
クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。
彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。
しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。
悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。
――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。
謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。
ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。
この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。
陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!
この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった!
……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。
なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ!
秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。
「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」
クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない!
秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!
隣の席のクールな銀髪美少女、俺にだけデレるどころか未来の嫁だと宣言してきた
夏見ナイ
恋愛
平凡な高校生、相沢優斗。彼の隣の席は『氷の女王』と噂のクールな銀髪美少女、雪城冬花。住む世界が違うと思っていたが、ある日彼女から「私はあなたの未来の妻です」と衝撃の告白を受ける。
その日から、学校では鉄壁の彼女が、二人きりになると「未来では当然です」と腕を組み、手作り弁当で「あーん」を迫る超絶甘々なデレモードに!
戸惑いながらも、彼女の献身的なアプローチに心惹かれていく優斗。これは未来で結ばれる運命の二人が、最高の未来を掴むため、最高の恋をする糖度MAXの青春ラブコメディ。
クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。
ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。
無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。
クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。
東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」
──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。
購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。
それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、
いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!?
否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。
気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。
ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ!
最後は笑って、ちょっと泣ける。
#誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる