俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
126 / 657
第2章 学年一の美少女を巡る戦い

第126話 相手が動くまで待つ……

しおりを挟む
「そう成ると……本当に二村さん待ちか…」
「二村さんがDQN女子達から苛められるか、それとも松田と関係を深めてしまうかの……」

 俺は呟く表情で虹心に言う。
 虹心は困った微笑みで、その呟きに反応する。

「うん…。それしか無いよ!」
「兄ちゃん……」

「私の中では二村さんが、そんな意地が有る人には見えなかった」
「数日間は拗ねるだろうとは思っていたけど、えんを徹底的に切ってくるのは予想外で有った!」
「私が兄ちゃんと二村さんの間に入れば、関係修復が出来ると見ていたけど、此処まで状況が悪化すると、私が出られる幕では無い……」

「虹心……」

(この状況で虹心が出しゃばっても、余計に状況が複雑化するだけだ!)
(二村さんは妹が居ると聞いていないから、伊藤さんの様に、虹心たちに気遣う必要が無い…)

(俺があの時、失言をしなかったのと、二村さんと親友宣言をした時、速やかに連絡先を交換していればこう成らなかったのにな……)

 後悔をして時が戻るなら、俺は幾らでも後悔をする!
 けど、後悔しようが懺悔ざんげしようが、一度進んだ時は、現世界では絶対に戻らない。

「……兄ちゃん。暗い話しは終わりにしようか!」
「私も動けなく成ってしまったし、兄ちゃんや伊藤さんも、今は下手に動かない方が良い……」

 虹心は困った笑顔で言う。
 俺が二村さんに決死の“万歳アタック”をしても、松田達に迎撃されてフルボッコにされるし、虹心や伊藤さんもその行動を賞賛しないだろう……

「うん……終わりにしよう。虹心……」
「また、何か変化が有ったら虹心に報告するよ!!」

 俺は開き直った表情で虹心に言う。
 虹心は微笑みながら言う。

「うん!」
「良い情報を待っているよ。兄ちゃん!!」
「兄ちゃんが、伊藤さんと仲良く為れる情報を!//////」

「にっ、虹心!//////」
「こんな状態でも、虹心はやっぱり伊藤さんを押すか!!//////」

 俺は頬を染めながら、焦った表情で言う!
 そして、虹心は笑顔で言う!!

「私は、伊藤さんを初めて見た時から、兄ちゃんは伊藤さんを求めているのに気付いていたからね!!」
「クラスの関係で、兄ちゃんは二村さんに興味を感じてしまったけど、同じクラス同士だったら、絶対兄ちゃんは伊藤さんを選んでいるからね♪」

(あながち、間違っていない事を言うな。虹心の奴…)
(出会いの関係で、二村さんを先に意識してしまったが、そうでなければ虹心の言う通りだろう)

「まぁ、本当に二村さん次第だ!!」
「二村さんの行方が……俺の今後の人生に、大きな影響を与えるだろう!!」

 漫画やドラマの主人公に成った気分で、俺は言う。

「悪い方に、転ばなければ良いね。兄ちゃん!」

 それを、和やかな表情で言う虹心。
 おやつタイムを含めた、虹心からの報告と虹心への相談は、これで終わりを迎えた。

 ☆

 それから、数日後……

 俺と二村さんの関係は、あれから全く進展が無い。後退ばかりだ。
 俺は完全に二村さんから、見限られてしまった……

 伊藤さんも同じ様で有るが、後悔をしている表情・素振りは、もう見せなく成っていた!?
 伊藤さんの中では、完全区切りが付いてしまったのだろうか!?

 二村さんは順調良く、松田と関係を深め、更には中田までに範囲を広げた!
 更には、松田支配下の陽キャラ連中らも加わり、二村さんを含む新たな派閥が誕生しかけていた!?
 松田や中田も二村さんの急接近で、毎回阿呆の様に鼻の下を伸ばして、会話を楽しんでいる!!

 俺と伊藤さんが期待している、クラス内DQN女子達が、二村さんを苛める行為は未だ起きる気配は無かった……
 二村さんの影響が、DQN女子達にかなり悪影響を与えている筈なのに、クラスのDQN女子達を纏めている古賀は、配下に命令を下さない!?
 古賀は、二村さんにかなりの敵対心を見せているのに!??

 古賀は二村さんが嫌いだと思うが、苛めの指令を出さないと言うことは、古賀は其処まで、松田や中田が好きでは無いのかも知れない……
 はっきり言って松田や中田は、クラス内でこそ陽キャラやDQNで有るが、他クラスに行けば、松田や中田を上回る奴は“ごまんといる”し、暴力だけで言うなら、キッドわく川本や信濃が居る!

 そう考えると……古賀が好きな男性は、松田や中田では無い可能性が高い。
 だけど、このクラスでは松田や中田が、陽キャラやDQNで有るから、それで関係を持ってるのだろう!!

 どちらにせよ、俺には面白くない状態で有った……
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる

釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。 他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。 そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。 三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。 新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。   この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編4が完結しました!(2026.2.22)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...